【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
XVIII巻

【解説】
紅世の王”。真名は“珠帷の剔抉”(しゅいのてっけつ)。の色は生壁色。
仮装舞踏会]の一員で、[仮装舞踏会]とフレイムヘイズ陣営との全面戦争にて、[仮装舞踏会]外界宿征討軍東部方面主力軍の部隊長に任ぜられた“王”。
外界宿東京総本部攻防戦の開始直前で、フレイムヘイズ奇襲部隊による襲撃を受けるが、上官の巡回士リベザルや同僚のブファル同様、護衛と共に撃破した。

そして『星黎殿』への撤退途中に、谷川岳でミカロユス・キュイたちに足止めされている最中に突如『朧天震』が発生した直後に、何が起きたのか聞く部下に対して「俺に聞くな」と一言だけ答えた。

新世界『無何有鏡』へ渡り来てから二年弱までの間に、モー(おそらくはフランスの)郊外において一隊を率いてハボリム隊やリベザル隊と連携して二百余の新参の“徒”たちを包囲殲滅し、完勝と言ってよい成果を上げたようだ。

【由来・元ネタ】
エノク文献において北のデーモンの王とされる「エギュン(Egyn)」。
「珠」とは丸い玉、「帷」は周囲に垂れ下ろす幕、「剔抉」とは、欠点や悪事を、あばきだすことである。真名全体では、「悪しきものを暴き出す、丸い玉で作られたとばり」という意味だと思われる。
(自分にとっての)悪を暴くという意味を含むので、奇襲への対応能力が高いかもしれないと推測される。

【コメント】
☆こいつの兵科は巡回士だろうな。
ファレグやブファルやグリンカバティンオルメスと同じく、アニメ第3期には未登場。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細の多くが判明したが、容姿や兵科については最後まで明かされなかった。
アルマオルメスグリンカジョージアーヴィングとも戦ったら面白そうだったのにな。
☆エノク文献つながりでフリアグネと接点があったら面白そうだったのにな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワソカルニヌルタモレクチェルノボーグウルリクムミジャリや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]のコヨーテフックストンサーイや[革正団]のサラカエルドゥーグとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、近衛銃士隊の一人として登場している。

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最終更新:2024年01月25日 20:28