【種別】
自在法

【初出】
XVIII巻

【解説】
星黎殿』攻防戦の最中でフレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』としての『強さ』の象徴を悟ったシャナが修得した自在法。その名前は、天罰神“天壌の劫火”アラストールの権能の一つから名付けられた。
頭上の僅か背後に大きく燃え上がる一つの瞳を生み出す。この瞳と自分の灼眼を同調させることで、通常は気配を流れるイメージとして感じ取る“”の存在感や自在法の構成を、明確な形や動きとして視覚できる。
すなわち、自在法発動の予兆、遮蔽物や視覚偽装・気配隠蔽で隠れた“徒”の位置、“徒”が自在法を発動させている経路などを正確に「見る」ことが可能ということである。視界に入る範囲にさえあれば、作中でも最強の部類に入る『秘匿の聖室』の隠蔽の結界さえも視認して位置を正確に見ることが出来る。

シャナにとって大きな弱点であった撹乱幻術をほぼ無効化出来る強力な自在法だが、発動時は見通しが効き過ぎるため、注視している点以外の部分に気が回らなくなりがちという弱点がある。

【コメント】
☆同時に『断罪』と『飛焔』と『真紅』も会得した。
☆シャナは契約の際に、神器コキュートス”に対して「世界を見晴るかす、曇り無き瞳」というイメージを込めていた。この自在法も、そこから派生して生まれたものなのだろうか。
☆アラストールがそのイメージ通りの本質を持っていて、それをシャナは神器の形として表し、そして自身からも自在法として顕すことができるようになったということではないだろうか。
☆探知の自在法は、他に導きの神シャヘル眷属ロフォカレの『千里眼』と[仮装舞踏会]の捜索猟兵ウィネの『知覚の伝染』とフレイムヘイズ『姿影の派し手』フランソワの神器“スプレット”を使用した探知能力があった。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤ウルリクムミチェルノボーグモレク相手にも使用してほしかったな。
アニメ第3期で発現・使用された。

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最終更新:2023年12月05日 18:42