【種別】
神器

【初出】
XVIII巻

【解説】
“鬼道の魁主”ヴォーダンの意思を表出させる、フレイムヘイズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドの神器。
形状は真っ赤な宝石をあしらったブローチ型で、ヒルデガルドの左胸に着けられている。

【元ネタ・由来】
北欧神話の主神オーディン(ドイツ語でヴォーダン)とその妻フリッグだけが座ることのできる、全世界を見渡せる高座フリズスキャルヴ(Hlidskjalf)。

【コメント】
☆元ネタ的には、シャナが神器“コキュートス”に込めた思いを、神話から抽出したようなものである。ヒルダもシャナと同じような理由で神器を選んだのだろうか?
☆ヒルダの自在法瞑目の夜景』とも関係しているのかな。
☆↑フレイムヘイズの神器は違う形状でも、名前が同じことがある(『極光の射手』など)。ヒルダに所縁のある形がブローチであり、それの名前が代々“フリズスキャルヴ”だっただけかもしれない。ヴォーダン自身相当古い時代からの“”だろうから。シャナの場合は込めた想いの結果ネックレス状になったが、名前は先代と一緒である。
☆そう考えると、神器の名前と形状のイメージが似通うフレイムヘイズは重ねた代やフレイムヘイズとしての能力幅が少ないともいえるのではないだろうか(例、『弔詞の詠み手』・『万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルなどが少ないかな)。
☆幾代も重ねている『魑勢の牽き手』ユーリイ・フヴォイカの神器“ゴベルラ”の名称は、ウクライナの山であるらしい。ウァラクはソロモン書の悪魔であり、ユーリイがウクライナ移民であることから、この神器名はユーリイ側に由来すると思われる。やはり、神器名を変更する事はあるということではないだろうか。
☆↑ザムエルの“ターボル”も契約者側に因んだ名前だったし、その可能性は大いにあるな。
シャナマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手カムシンの“サービア”やレベッカ・リードの“クルワッハ”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やジョージの“フラガラック”やアーヴィングの“ルテニアン”やファーディの“ディスグレイス”やアルマの“フォルテー”やグリンカの“プーハチ”やデデの“アルシアー”やピエトロ・モンテベルディの“ゴローザ”より格好良かったかな。
アニメ第3期で登場した。

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最終更新:2024年02月26日 01:28