【種別】
神器

【初出】
XVII巻(名称はXVIII巻)

【解説】
“吾鱗の泰盾”ジルニトラの意思を表出させていた、フレイムヘイズ『犀渠の護り手』ザムエル・デマンティウスの神器。
親指大の銀杯型で、戦闘中は紐で胸ポケットにくくりつけられていた。
自在法ジシュカの丘』を行使する際には、この神器を弾いてその余韻を握りしめ、地面に掌を打ち付けていた。

XX巻の終盤で、ザムエルが戦死したと同時に消失した。

【元ネタ・由来】
チェコ共和国南ボヘミア州の都市ターボル(Tábor)が由来。都市名自体は、イエスが山上の説教を行った、イスラエルのタボル山にまで遡る。
この都市は15世紀前半のフス戦争の際に、神聖ローマ皇帝に反旗を翻したフス派の中の最急進派(ターボル派)の軍事拠点となった。
このターボル派が、その司令官ヤン・ジシュカの病没後に、自分たちを「孤児団(シロッツィ)」と名乗るようになった。
スメタナの交響詩《わが祖国(Má Vlast)》第五曲が、この都市を題材にしている。

【コメント】
☆神器の名称の名付け方が以外と単純だった。
☆XX巻裏表紙でイラスト化。意外だった。
シャナマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”やクロード・テイラーの『ソアラー』やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やジョージの“フラガラック”やアーヴィングの“ルテニアン”やファーディの“ディスグレイス”やノーマン・パーセルの“ヨークトル”やフリーダーの“アンブロシア”やピエトロ・モンテベルディの“ゴローザ”やミカロユス・キュイの“見えざる手”よりかは格好良かったかな。
アニメ第3期で登場し、ザムエルが戦死する直前には光を放ちながら上空に突き抜けていった。

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最終更新:2022年08月13日 00:03