【初出】
XVII巻(名称はXVIII巻)
XX巻の終盤で、ザムエルが戦死したと同時に消失した。
【元ネタ・由来】
チェコ共和国南ボヘミア州の都市ターボル(Tábor)が由来。都市名自体は、イエスが山上の説教を行った、イスラエルのタボル山にまで遡る。
この都市は15世紀前半のフス戦争の際に、神聖ローマ皇帝に反旗を翻したフス派の中の最急進派(ターボル派)の軍事拠点となった。
このターボル派が、その司令官ヤン・ジシュカの病没後に、自分たちを「
孤児団(シロッツィ)」と名乗るようになった。
スメタナの交響詩《わが祖国(Má Vlast)》第五曲が、この都市を題材にしている。
最終更新:2022年08月13日 00:03