【初出】
VII巻
【解説】
正式名称は『我学の結晶エクセレント7931-阿の伝令』。
紋様を刻みネジを埋め込んだマンホールの蓋という形状の我学の結晶。上方に立体映像を表示することで『
吽の伝令』との間で通信を行うことができ、『吽の伝令』側に接続されたマジックハンドも操作可能。
非常脱出装置でもあり、これが破壊されると周囲の存在を『
阿吽の伝令』へ転送することが出来るようになる。
フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』
シャナの
炎を帯びた大太刀『
贄殿遮那』での攻撃にど真ん中を貫かれ、『
夜会の櫃』の大爆発に巻き込まれても、その脱出機能は全く問題なく稼働していた(通信は途絶した)。
二十世紀初頭の頃は、古いオーク材で出来た大きな樽という形状だった。奇怪な紋様が刻まれており、なぜか所々に短剣が刺さっていた。こちらは通信機能が描写されていないものの、脱出に『阿の伝令』の破壊が必要なく、使用者が脱出した後はその輪郭がゆっくりと消えていった。おそらく『阿の伝令』自体も遅れて『阿吽の伝令』側へ転送されるものと思われる。
最終更新:2022年12月03日 07:58