【種別】
フレイムヘイズ

【初出】
XV巻

【解説】
『奔馳の抜き手』(ほんちのぬきて)の称号を持つ、“長柯の腕”ルグのフレイムヘイズ。の色は狐色。神器は剣型の“フラガラック”。
19世紀末期にホノルル外界宿にいたフレイムヘイズの一人で、『誑欺の吐き手』ファーディや『替移の接ぎ手』アーヴィングハリー・スミスハリエット・スミスとは同僚にして友人同士であった。所持していた剣を友人たちに自慢していたが、その剣が“フラガラック”だと思われる。

1895年に勃発したハワイ共和国臨時政府に対する王政派による武装蜂起の最中に、友人であったハリー・スミスの手引きによる[革正団サラカエル一派によってホノルル外界宿が襲撃された際、一旦は難を逃れた。
その後、ホノルル外界宿から逃げようとしていたハリーと兄に運ばれているハリエットのスミス兄妹に追いつき、憎しみと悲しみのままにハリーを涙ながらに自慢の剣で殺害。続けて、当時真相を知らなかったハリエットも兄同様裏切っていたと勘違いして殺そうとしたところを、[革正団]のフレイムヘイズ『空裏の裂き手』クロード・テイラーに強襲されて、死亡した。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
☆中世の『大戦』や『内乱』には参戦していたのかな。
☆他に、ケルト神話つながりで『輝爍の撒き手レベッカ・リードフリーダーとは面識があったかもな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤ニヌルタウルリクムミフワワソカルジャリモレクチェルノボーグや『両翼』のメリヒムや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[仮装舞踏会]の盟主祭礼の蛇伏羲や『三柱臣』とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆対[革正団]戦争でも役に立ちそうになかったな。
☆ルグも新世界『無何有鏡』へ渡り来て、秩序派の“王”の一人として活動しているかもしれないな。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細の多くが判明したが、容姿については最後まで明かされなかった。
☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、第6幕で兵士の一人として登場している。

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最終更新:2024年03月21日 19:23