【種別】
自在式

【初出】
XIII巻

【解説】
創造神祭礼の蛇”の意思と共振し再現する、その名の通り「仮想」の意思総体

久遠の陥穽』に放逐された“祭礼の蛇”が、この世で自在に動くための代行体の中核とすべく作り上げようとしていた物で、試行錯誤しながらこの世に送り続けた完全一式大命詩篇』が設計図となっていた。
仮装舞踏会]の面々やダンタリオン教授が『大命詩篇』を回収して繋ぎ合わせて『暴君』に組み込んでおり、『暴君』が鏡像転移で収集した数多の人間の感情を転写され続け、最後に結合のためのが打ち込まれたことで完成した。

最終巻で新世界『無何有鏡』創造後に、『三柱臣ベルペオルの拘鎖型宝具タルタロス』によって代行体である坂井悠二から切り離された(ただし、最終巻で切り離されたのは「仮想意思総体」ではなく「意思総体」と描写されていたので、“祭礼の蛇”本体がこの世に帰還した後に、自身の意思総体の一部を仮想意思総体と入れ替えていた可能性はある)。

【コメント】
☆「仮想意思総体」と「仮装意思総体」の両方の名称が原作小説で描写されていたので、どっちが正式名称なのか、最後まではっきりしなかった。
☆これを完成させるのに、マージョリー・ドーを含む多くの人間が悲劇に見舞われ、マージョリーがフレイムヘイズとなる発端となった。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグがこの現象とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
アニメ第2期では語られなかった。
アニメ第3期では内容は語られたが、名称は語られなかった。

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最終更新:2024年04月20日 18:14