【種別】
特撮ヒーロー番組・作中ネタ

【あらすじ】
私立探偵・涼村暁(すずむらあきら)は、ひょんなことから特務機関サイドックが開発したクリスタルパワーを浴び、超光戦士シャンゼリオンとなってしまった。
「俺って、チョーラッキー?これで退屈な人生とは、おさらばでぁーい!」(第一話の締め台詞)
これは、そんな成り行きから、闇次元からの侵略者ダークザイドと(主に自己利益のため)戦うことになった男の、ちゃらんぽらんな物語。
「俺ってちょっと、キーマリ過ぎだぜい!」(決め台詞)

【解説】
1996年の東映作品。
高橋弥七郎作品には、この番組からのネタが必ず隠されている。→シャンゼネタ

名作を期待すると完全に肩透かし食らう。いわば「超怪作」か「超迷作」。異常にコアで根強いファンが今も多く存在する。
主役の萩野は演技が荒削りだし。スーツに比べてやたらチャチな武器は涙を誘うしスタッフが本領を発揮するまで少しかかるし、無論今の技術に比べると特撮はショボい。

が(876たん的表現)

主人公は借金取りに追われる私立探偵で正義感は欠片もないわ
ライバルはウンチク男で怪人のくせに都知事選に立候補するわ
お助けヒーローは変身プロセス語ってる間に敵倒してるわ
味方の博士は家屋敷を抵当に秘密基地作るわ(主人公の葬式代も出ない)
作中で裁判劇やったり番組内番組やったり選挙戦やったりするわ

ハジけだすともう止まらない。

【コメント】
☆見ていれば、ネタに気付いた瞬間に大爆笑できたが、面白いかどうかの保証はできない。でも、ハマればそのナンセンスさや隠されたニヒリズムに痺れること請け合いである。
☆主演の萩野崇が『仮面ライダー龍騎』で俄かにクローズアップされたのはA/Bエクストリームが出た後なので、古くからのファンであるのは確実だ。
☆主人公の性格が、何となくフレイムヘイズ鬼功の繰り手サーレに似ていたかもな。
☆ライバルの性格も、どこかダンタリオン教授や[宝石の一味]の頭目コヨーテフックストンサーイや[百鬼夜行]の頭目ギュウキや[マカベアの兄弟]のダーインカルンや[]のギータケレブスや『色盗人』のバロメッツカシャニティカに似る部分があったかもな。
☆youtubeで配信開始!!見逃すな!http://www.youtube.com/playlist?list=PL4C175BEBE06013FD
☆番外編『しんでれらのしゃな』『かぐやひめのしゃな』『おじょうさまのしゃな』『さんじゅうしのしゃな』にも、シャンゼネタが組み込まれているのかな。

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最終更新:2023年03月28日 19:38