灼眼のシャナ&A/B用語大辞典 ヒルデガルド

【種別】
フレイムヘイズ

【初出】
SII巻

【解説】
『昏鴉の御し手』(こんあのぎょして)の称号を持つ、“鬼道の魁主”ヴォーダンのフレイムヘイズ。の色は薔薇色。真っ赤な宝石をあしらったブローチ型の神器フリズスキャルヴ”を、左胸に着ける。
漆黒の喪服を纏い、ベールで顔を隠した貴婦人風の女性。数百年を戦い抜き、現在まで生き残っている強力なフレイムヘイズ。自在法瞑目の夜景』を使用して敵を討つ。
万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルの知己の一人である討ち手で、他の知己であるピエトロ・モンテベルディレベッカ・リードからは「ヒルダ」という愛称で呼ばれていた。ピエトロには「決まり文句」で口説かれたことがあるようだ。
ハボリムを『仮面の妖術師』と呼んでおり、ハボリムからは『昏き淑女』と呼ばれていた。

XVII巻にて、ヴィルヘルミナからのシャナ奪還作戦への参加協力要請には、[仮装舞踏会]への警戒網を統括する立場に任ぜられたため合力できないと断りの返信をしたが、別紙にて戦況についての詳細な見立てを記しており、他にも近くにいるレベッカにフォローを頼むなど、思い遣りのある性格が窺えた。

[仮装舞踏会]との戦争では、西部防衛線の司令官に任命されて幕僚長のダン・ロジャースと共にアンドレイ要塞に立て篭もり、ハボリム率いる西部方面主力軍を迎え撃つ。最初から篭城戦を想定しており、ダンの自在法『プレスキット』で城壁を強化し、『瞑目の夜景』で敵を撹乱・撃破しつつ、粘り強く持ち堪えた。そして、半日後には西部方面主力軍が撤退を始めたため、危なげ無く防衛に成功した。

アンドレイ要塞攻防戦後はアンドレイ要塞の防衛堅守を果たし、チューリヒ外界宿総本部に帰還した。“祭礼の蛇”の大命宣布で不毛な論争を続ける上層部の会議に出席し、契約した“”ヴォーダンともども無言のまま辟易していた。
しかし、シャナ一派からの作戦計画書が届いたことによる真相の暴露によって、それがゾフィーの行動面・情報面での実働部隊への密かな支援だと知ると、総司令官職を解任されたゾフィーを賞賛した。

シャナたちが新世界『無何有鏡』へ旅立った後は、この世に残った“”たちを始末する為の捜索の指揮官に収まっている。

【由来・元ネタ】
「ヒルデガルド(Hildegard)」は、12世紀ドイツの修道院長・作曲家の、「聖女ヒルデガルド」ことビンゲンのヒルデガルド(Hildegard von Bingen)からだと思われる。

【コメント】
☆XXI巻では、称号が「昏亜」から「昏鴉」に変更されたようだ(読みは同じ「こんあ」)。
☆中世の『大戦』以前に契約したフレイムヘイズなのだろうな。
☆ヴィルヘルミナは中世の『大戦』以降はほぼ『天道宮』に篭ってて外部との接触は皆無だったから、古くからの友人と呼ばれるまでの関係になれるはずが無いな。
☆[とむらいの鐘]の『九垓天秤フワワニヌルタウルリクムミや、副官のアルラウネや、[百鬼夜行]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
パウラ・クレツキーボードアレックスドゥニとは面識があったのだろうな。アルマグリンカとも、面識があったのかな。
アニメ第3期で登場した。
☆昏=暗い、鴉=カラスの意。影のワタリガラスを使う自在法『瞑目の夜景』と称号が結びついていた。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で炎の色が判明した。
☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、刺客の一人として登場している。