【種別】
概念

【初出】
I巻

【解説】
ここで述べる「気配」とは、“存在の力”が在ることを感じる感覚を持つ者によって知覚される感覚のことである。物理的な感覚である五感とは異なる。
大小や個性があり、保有する“存在の力”が大きければ気配は大きく、逆に小さければ気配は小さい。

この世の事象を捻じ曲げ無理やり存在させている“紅世の徒”や、“紅世の王”をに納めるフレイムヘイズが周囲に放つ気配はこの世の存在とは異なるため、気配で両者の察知及び、気配の主が“徒”かフレイムヘイズのどちらかを区別することが可能だった。
気配を察知する感覚が優れた者や、逆に放つ気配が独特な者を察知する場合は、気配だけで個人を特定することも出来る。
このため、この気配を隠蔽することは隠密行動や奇襲を行う上で非常に重要なことであり、様々な気配隠蔽の自在法宝具が存在する。

しかし、いかに気配を隠蔽しようと、距離が間近になれば通常隠し通せるようなものではなく、攻撃のために“存在の力”を変換させたり空間に流すことでそれはより顕著になる。
よって、“紅世”に関わる戦闘の際は、“存在の力”の力の集中や変換に伴い放たれるこの気配を正確に察知できることが、「強さ」に大きく関わってくる。
そのため、そのセオリーを無効化するミステス天目一個”や“彩飄”フィレスの『インベルナ』は絶大な脅威とされていた。

主に“紅世”に関わり加工された“存在の力”や、自在法の顕現の際に大きく放たれるが、フレイムヘイズや普通の“徒”に比べれば微少ではあるものの、普通の人間やトーチもこの「気配」を持つ。

【コメント】
アニメ版から感知されていた。
☆あの“祭礼の蛇坂井悠二程になると、“徒”すらも畏怖するほどの気配を放っていた。
☆流石にあの導きの神シャヘルの気配は察知できなかっただろうな。
☆[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズの気配もかなり大きかったんだろうな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[百鬼夜行]も気配を発していたんだろうな。
高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、直会カナエが『半閉じの目』の気配を感じている。

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最終更新:2023年10月02日 00:13