【種別】
フレイムヘイズ

【初出】
X巻

【解説】
理法の裁ち手』(りほうのたちて)の称号を持つ、“祛邪の刻屈”オオヤマクイのフレイムヘイズ。神器は独鈷杵型の“身口意”。の色は今様色。
マティルダ・サントメールの力強く心深い知人の一人であり、「物事の窮理を探る」と形容されていた。強力な討ち手だと思われ、XII巻のエピローグで“ミステス”『永遠の恋人ヨーハンフィレスに言った『窮理の探求者』とは彼のことである。

狩人のフリアグネV』によると、身軽に飛び回って風向きや水流や落下等の物理現象を選択的に操る非常に強力な討ち手だったようだ。
外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第九話で登場。山伏衣装を着た強面の壮年男性で、日本出身。中世の『大戦』最終決戦の数年前には、フレイムヘイズの駐屯地でのゾフィーたちの会議に参加していた。また、「戦えることを幸せだと感じる」マティルダの精神構造に深い興味を抱いていた。その後はピエトロや『儀装の駆り手カムシンと行動を共にしていたようだ。

外伝『ヴァージャー』にて『戈伏の衝き手』クレメンス・ロットオオナムチとの戦いの最中にヤマベの名を呟いており、ヤマベがオオナムチと幾度かの交戦を経た後に討ち果たされた最初の宿敵たるフレイムヘイズであり、中世の『大戦』終結から1930年代までの間に死亡した。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
☆『物事の窮理を探る』という一文から、『理法の裁ち手』ではないかという噂が以前からあった。
☆やっぱり名前からして、日本人のフレイムヘイズだった。
☆↑格好からして、日本出身はほぼ確定していた。漢字表記は、山辺か山部か山家かな?しかし、それなら中国のフレイムヘイズは漢字なのに、なぜカタカナ表記だったのだろうか。
☆思いつくのは『長い名前から一部を抜粋した愛称だから』『呼んでいるのが外人だから』辺りだった。前者はシャナ(『贄殿遮那』のフレイムヘイズの一部)、後者はマージョリー佐藤などを呼ぶ時などからだ。でも季重笵勲とかは普通に漢字で呼ばれてたんだよな…。
ギュウキカシャタケミカヅチなどの日本系もカタカナで、蚩尤帝鴻相柳窮奇などの中国由来は漢字だ。中国系は、漢字でないと元ネタが分からなかったからでは無いだろうか。
☆「窮理の探求者」って“探耽求究”ダンタリオン教授のことじゃなかったな。
フリーダーと同じく、姓で呼ばれるのがデフォの人だったのかな?さすがに、「ヤマベ」って下の名前じゃないよな?
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細と末路が判明した。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、刺客の一人として登場している。

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最終更新:2024年02月08日 14:53