【種別】
作者

【初出】
第8回電撃ゲーム小説大賞選考委員奨励賞

【解説】
第8回電撃ゲーム小説大賞選考委員奨励賞受賞者。デビュー作は、2002年4月の『A/Bエクストリーム case-314[エンペラー]』(受賞時の題は『エクスターミネーターA/B』)。
『A/B』シリーズは筆力の未熟や過剰な設定から2巻で打ち切られるが、燃えに萌えを加えた恐るべき爆発物『灼眼のシャナ』シリーズで大復活。実力で「A/Bの続き書いていいよ権」をメディアワークスからもぎ取った。

作風は異常なまでの前向き精神と燃えを貫くエンターテイメント。ゆえに深さや欝が好きな人にはあまり好評ではなかった模様。構成は大筋、真っ正直な王道ストレートだが、球威と球速が半端ではない。さらに伏線の解消や謎解きは出し惜しみせずガンガン消化するので、痛快度も高い。
特にキャラ立てには定評があり、通常ならモブとなるようなキャラにまで、個性と役割を与えて物語に絡ませてゆく。主役級は言わずもがなである。

担当の三木さんが語る876先生の人物像(公式ガイドブック『灼眼のシャナノ全テ』あとがきより一部のみコメントアウト)。

「自分殺して黙々と作業しているようで実はやりたいことをやっている。読者が望む娯楽作品が自分の書きたいものというだけ。殊勝さや謙虚さも合わせ持ち、絶対に驕らない。指摘はしっかりと聞いて受け止めるが、妥協はしない。不器用なのに小回りが効く。落ち着いているようでどこか抜けている。寡黙なのに、一度ノックすると無尽蔵に言葉が溢れ出す。などなど……このメンタリティこそまさに「職人」であると自分は思う。」

【コメント】
☆電撃大賞授賞式の写真(hp15号)のあまりの目付きの悪さや、一度目のインタビュー(17号)に目線を隠す黒ずくめで現れたことなどから、「ヒットマン」とスレ住人から呼ばれるようになり、スレでも度々AAで不埒者を狙撃したり射殺したりしていた。
☆「 デ ビ ュ ー 前 に 」挿絵が嫌だと言って担当氏と激突し、結局変えさせてしまったという、とんでもない伝説の持ち主である。
☆趣味は旅行だが、日本語が通じないのはイヤで外国には行かず、国内でも野宿できない所は怖いから行かないという変人である。
☆いわずと知れたシャンゼ好きだが、本人がそれを公言したことはない。
☆名言:燃えも萌えもどっちもすきなんだ!
☆台詞は他にも「あなたたちに、天下無敵の幸運を」うるさいうるさいうるさいがあった。
☆著者校を全面改稿のような規模で直すため、校閲さん達に『あの高橋』と呼ばれ恐れられる。
☆川上 稔著の「遭えば編する奴ら」にて髙橋876号というキャラが登場しており、そのモチーフと思われるが真実は定かではない。
☆どうやら、メガドライブがお好きなようだ。
☆要は伏線通りの直球だが、伏線を二重・三重と重ねるから球威と速度が半端なかったということか。
いとうのいぢの画風から入ったファンも、いつの間にかストーリーにはまっていた。
☆性格がフレイムヘイズクロード・テイラーノーマン・パーセルセシリア・ロドリーゴに似ていたかもな。
☆テレビアニメ「K」の脚本を担当する作家集団の一員でもある。
☆本編が完結したら、伏線を補完する新しい外伝を執筆するのかという推測はちゃんと当たっていたが、完全には補完されなかった。
☆2014年8月から、新作『カナエの星』が刊行された。

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最終更新:2023年06月09日 14:47