【種別】
自在法

【初出】
VII巻

【解説】
正式名称は『儀装』。自在法『カデシュの血印』と『カデシュの心室』、そしてそれらを繋ぐエネルギー流カデシュの血脈で構築された、フレイムヘイズ儀装の駆り手カムシン・ネブハーウの戦闘形態。
『カデシュの血印』が刻まれた瓦礫から吹き上げるカデシュの血脈がカムシンを容れた『カデシュの心室』に結合、瓦礫を寄り集まった褐色のを吹き上げる巨人を形成した。

材料となる瓦礫は、元から壊れている物のみならず、壊れていない物に『カデシュの血印』を配置して破壊し、「壊して瓦礫としてから」材料に用いる事も可能だった。また、破損しても周囲に再び『カデシュの血印』を刻んで瓦礫を引き寄せることで修復できた。

周囲の物体を寄せ集め構築された巨体は、瓦礫を繋いで巨大な鞭と成した宝具メケスト』を自在に振り回す圧倒的なパワーと、敵の炎弾の命中の瞬間に内部からより強力な炎を噴出させ吹き払うことで、炎弾を数百受けても平然とし、瓦礫の巨人自体も強力な防御力を持っていた。また、炎を足下から吹き上げることで飛行や移動の補助をすることも出来た。

単純な攻撃だけでなく、切り離した手の後方から炎を噴出させて撃ち放つ『アテンの拳』、『メケスト』を用いた『ラーの礫』、『メケスト』と『カデシュの血印』と併せた『セトの車輪』といった技も使い、全般的に破壊力が極めて高く、その圧倒的な破壊力と大雑把な荒々しい戦い方ゆえにカムシンは『壊し屋』と呼ばれ、恐れられていた。

その反面、その攻撃精度は非常に低かった。また動作が緩慢で図体も大きいため敵の的になりやすく、瓦礫の巨人の攻撃を掻い潜る力や、防御を上回る攻撃力の持ち主などの相手をするには相性が悪かった。

【コメント】
アニメ版から登場・使用されていた。
☆[とむらいの鐘]の『九垓天秤ウルリクムミと殴り合いをしてくれたら、迫力ありそうだった。
☆迫力でいうなら[巌楹院]のゴグマゴーグ相手でもよさそうだったな。ウルリクムミの方が戦いは派手だがな。
☆[マカベアの兄弟]のダーインの本性である岩の巨人とは比べるまでもないな。
☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[マカベアの兄弟]のダーインカルンや[]のギータケレブス相手にも使用してほしかったな。

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最終更新:2023年08月22日 02:37