【種別】
自在法

【初出】
外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二話

【解説】
とむらいの鐘]の『九垓天秤』先手大将である“紅世の王”・“焚塵の関”ソカルの使用する強力な防御陣。 石で出来た巨木を周囲一帯を覆う規模で生み出し、黒森とする。
森の樹木は自在に動かすことが可能であり、味方の軍団のサポートの他、巨大な手や棘などに自在に変化させ、内部に入り込んだ敵や上空の敵を直接攻撃することも可能。更には、黒森自体を前進させて、敵軍を飲み込み崩壊させることすらできた。
この森の内部に潜んだ本体のソカルは自在法の中核となっており、姿を見せずに『碑堅陣』内部の情報を把握し操ることが可能で、探すことは困難。
「陰険悪辣の嫌な奴」とは、同じ先手大将のウルリクムミによるソカル評だが、その評価はこの自在法にもそのまま当てはまるようだ。

軍隊規模の多数の敵を遮り止める強力な自在法で、を守る不破の関とされ、実際に中世の『大戦』まではソカルの戦運びの上手さもあって負け無しであった。
しかしフレイムヘイズ極光の射手カール・ベルワルドの無謀な指揮・無謀な突撃・無謀な孤立した上での一騎打ちに油断し、カールの力を見誤り本体を出現させた上での直接攻撃を行ってしまったことで、神器ゾリャー”の力と『グリペンの咆』と『ドラケンの哮』により敗れ、討滅された。

【由来・元ネタ】
「碑」には石に文を刻んで立てたものという意味以外にも、立てるように据えた庭石という意味があり、この自在法の場合はこちらの意味だろう。
自在法の名前全体で「堅牢なる立石の陣」という意味になると思われる。石の木で出来た不破の防御陣には相応しい名前と言えるだろう。
また「碑」には墳墓の標式としての石の意味もあり、この自在法の高い攻撃性も表しているのかも知れないと思われる。付け加えるなら、遣い手ソカルの名の由来は、エジプトの墓場の神である。これもまた、ふさわしい符号と言えよう。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
☆効果範囲の広さや、黒森の中を完璧に把握できる辺り、モレクの『ラビリントス』以上に強力だったのかもしれないな。
☆『大地の四神』の一人センターヒルの『トラロカン』やティリエルの『揺りかごの園』と対決させたかったな。
☆『棺の織手ティスノースエアや『輝爍の撒き手レベッカ・リードフリーダーや『理法の裁ち手ヤマベザムエル・デマンティウスピエトロ・モンテベルディゾフィー・サバリッシュアレックスドゥニドレル・クーベリックボードパウラ・クレツキーや二代目『極光の射手キアラ・トスカナサーレ相手にも使用してほしかったな。

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最終更新:2024年03月27日 00:40