【種別】
出来事

【初出】
外伝『ボールルーム』

【解説】
中世以降の欧州で“紅世の徒”の組織同士が行なっていた代理戦争協定。協定を結んでいるものは『遊戯者(プレイヤー)』と呼ばれていた。また、協定の締結には[仮装舞踏会]の布告官ストラスが立ち会っていた。
“徒”同士戦うことなく、人間を駒として操り、その領地の広さで各組織の勢力の大きさを決めていた。
一応ルールがあるらしく、“逆理の裁者”ベルペオルが審判役をしていたようだ。有名な『遊戯者』は[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の『九垓天秤モレクなどがいた。なお、ベルペオル自身も『遊戯者』であった。
15世紀のフス戦争もこの仕組みの一端であり、それを知ったザムエル・デマンティウスが激しい怒りを感じ、“吾鱗の泰盾”ジルニトラと契約してフレイムヘイズとなった。

ベルペオルは、中世の『大戦』の前に『遊戯者』同士でフレイムヘイズ兵団に対する包囲網を作ろうと画策したが、先手を打ったフレイムヘイズ兵団の炎髪灼眼の女丈夫戦技無双の舞踏姫によって、北方の有力な六組織が壊滅し、失敗に終わった。

SII巻収録の外伝『ヤーニング』にて、『内乱』と同時期に『破約事件』という出来事が『遊戯者』たちの間に起きた。また、XX巻にて『君主の遊戯』は近代にて崩壊・消失したことが判明し、『破約事件』がその引き金だった。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
☆他にも、[とむらいの鐘]の“大擁炉”モレクが何かやたら活躍してたようだった。
☆[百鬼夜行]や[宝石の一味]は、参加しなかったんだろうな。
☆[百鬼夜行]の性格を分かっていたか?名を上げる機会があれば、全力で逃げるような連中だぞ、奴らは。
☆新世界『無何有鏡』でも、似たような出来事が起こるのかな。
☆[革正団]のサラカエルドゥーグハリー・スミスハリエット・スミスや[マカベアの兄弟]のダーインカルンや[]のギータケレブスや[狂気の城]や『色盗人』のバロメッツアナベルグウコバクカシャニティカメアフリアグネマリアンヌニーナ海魔ラハブが絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で、詳細が判明した。

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最終更新:2024年03月24日 09:30