【種別】
出来事
【初出】
外伝『ボールルーム』
【解説】
中世以降の欧州で“
紅世の徒”の組織同士が行なっていた代理戦争協定。協定を結んでいるものは『遊戯者(プレイヤー)』と呼ばれていた。また、協定の締結には[
仮装舞踏会]の
布告官ストラスが立ち会っていた。
“徒”同士戦うことなく、人間を駒として操り、その領地の広さで各組織の勢力の大きさを決めていた。
一応ルールがあるらしく、“逆理の裁者”
ベルペオルが審判役をしていたようだ。有名な『遊戯者』は[
巌楹院]の
ゴグマゴーグや[
とむらいの鐘]の『
九垓天秤』
モレクなどがいた。なお、ベルペオル自身も『遊戯者』であった。
15世紀のフス戦争もこの仕組みの一端であり、それを知った
ザムエル・デマンティウスが激しい怒りを感じ、“吾鱗の泰盾”
ジルニトラと契約して
フレイムヘイズとなった。
SII巻収録の外伝『ヤーニング』にて、『
内乱』と同時期に『
破約事件』という出来事が『遊戯者』たちの間に起きた。また、XX巻にて『君主の遊戯』は近代にて崩壊・消失したことが判明し、『破約事件』がその引き金だった。
最終更新:2024年03月24日 09:30