【種別】
現象

【初出】
XIII巻

【解説】
仮装舞踏会]の『暴君II』が人間の感情サンプルを収集する一連の現象を指す言葉。

強烈な感情を察知すると『暴君II』は当該地に自身の分身を転移させ、周辺の人間を動力源として“存在の力”に変換して吸収、『暴君』本体の一時的な受信機を形成する。
形成された分身自体には何の意思も無く、呼び出した感情の主の欲求や願望に忠実に、まるで鏡のように「やりたかったこと」を行う“代行者”となり、行動を忠実に再現することで感情の在り様を写し取り、『暴君II』は人間の感情とそれに伴う行動を採集した。
これが『鏡像転移』であり、強い感情を持った人間と『暴君』の引き起こす『現象』であった。

なお、採集の際には呼び出した人間(マージョリー・ドーなど)に呼び出した感情に応じた姿を幻視させていた。なお、採集された感情の断片は、坩堝型我学の結晶吟詠炉』に蓄積されていた。
XIV巻の終盤で、この蓄積された感情の断片を『大命詩篇』最後ので繋ぎ合わせて、創造神祭礼の蛇”の仮想意思総体が完成した。

【コメント】
アニメ版から、マージョリーの回想の中で発現していた。
アニメ第2期では、原作通りに清秋祭の終了間際に発現した。
☆状況からマージョリー以外にも、この現象でフレイムヘイズとなった者がいてもおかしくなかったな。
ティスがこの現象に絡んでいたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2024年04月20日 18:17