【種別】
自在法

【初出】
XIV巻

【解説】
“壊刃”サブラクの、秘奥にして不破と位置付けられていた自在法。
所持する刀剣(宝具である必要はない)により敵につけた傷全てに掛かる自在法で、与えた傷の治癒を封じ、時と共に深め広げていく効果があった。
初撃で死ななかった敵もこれにより加速度的に疲弊していき、いずれ力尽きるという非常に厄介な力であった。

この自在法の効果は、サブラクから離れることで消滅する。この性質から逆説的に、『スティグマ』の効果が途切れれば、サブラクの居場所から離れられたことが分かった。

「秘奥にして不破」とサブラクが誇るだけあって、マージョリー・ドーの解呪や妨害の自在法もまるで通じなかったが、自在師である“ミステス”『永遠の恋人ヨーハンが二年の逃避行の中で作り出し完成が近かったを元に、『万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルがさらに研究と試行錯誤を重ね完成させた自在式により、解除されることとなった。

御崎市での敗戦後は、解除不能の一点を強化した『スティグマ』である『スティグマータ』に改良された。

アニメ版
原作だと効果が切れたところで傷の治療には自身の治癒力が必要だが、アニメ第2期では『スティグマ』を解除した時点で深められた傷も治ったような演出となっていた。

【由来・元ネタ考察】
元ネタは奴隷や犯罪者の烙印や刻印、または聖痕の意味を表す『スティグマ(stigma)』と思われる。
ソロモンの72柱の悪魔サブノック(=サブラク)の能力が、そもそもの由来と推測される。
サブラクの【由来・元ネタ】の項参照。

【コメント】
☆効率が悪いけど、“”とかがコレをくらった時に傷口の周囲の肉体(?)ごと大きく抉り取ってしまったら効果無さそうに思えるんだが、どうだろうか?フレイムヘイズとかなら傷が治るのに時間掛かるから現実的じゃ無いけどな。
☆“徒”の場合は、保有する“存在の力”がHP&MP。サブラクを前に自傷とか、自殺行為としか思えなかった。
☆[仮装舞踏会]の捜索猟兵ザロービみたいな能力持ったやつが食らったら、どうなるんだろうか?合体後にも分身が負った傷と同じ場所を負傷するのか、それとも治ってしまうのか。
☆ザロービは一発当たれば即死として、考察してみたかったのは巡回士オルゴンだったな。自在法レギオン』一枚に『スティグマ』がかかったとして、紙の騎士一体が消滅するだけだろうな。
☆『スティグマ』の効果範囲=サブラクの浸透範囲なんだろうか?
☆浸透範囲から更に効果範囲があるんじゃないか?浸透範囲が街の一角を覆うほどといっても、逃がさず仕留めきるにはまだ狭い。
☆いや、どう考えても浸透範囲は街の一角どころか都市一個分位だろ。半径5~10km位は浸透してると思われる。ゆえに効果範囲もそんなもんだったろうな。
☆『棺の織手ティスノースエアゾフィー・サバリッシュアレックス相手にも使用してほしかったな。
ソラト坂井悠二の『吸血鬼』やダンタリオン教授が改造した『ヒュストリクス』やフリアグネの『ラハット』とのコラボが見たかったな。

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最終更新:2023年07月12日 19:29