【解説】
XIII巻で
フィレスが
吉田一美に
宝具『
ヒラルダ』を渡したことに端を発した論争。この話題が出ると、ほぼ確実に場の雰囲気が悪化した。
まだどのような説も想像の域を出ないにも関わらず、断定的に主張する者、主張に煽りを入れなければ気が済まない者、奇妙なほど必死に主張する者、自演する者、便乗して釣りに使う者などが高確率で集ったため、小規模な
闘争の渦となっていた。
そもそも『
永遠の恋人』
ヨーハンが復活可能なのかどうかすら定かでなかった状況では、フィレスの行動に隠された企みなど推測の上に推測を重ねるしかなかったのだが、闘争の渦に囚われた者にはそのような言葉は届かなかった。
考察の材料が限られていたために、議論は短いスパンでループする傾向にあり、このあたりも渦と呼ぶにふさわしい様相を呈していた。
上にはXIII巻以降の話題と書かれているが、実はそれ以前からも語られており、
「
フレイムヘイズになってこそ、
シャナと対等になれる」
「なったところで戦力にならない」
「探索など、補助に回れば・・・・・・」
と、擁護派と否定派の永きに渡る戦いが繰り広げられていたが、結局は最終巻で誰とも契約しなかった。
【コメント】
☆出来れば“
紅世”の
神の一柱と契約して活躍してほしかった。
☆最終巻で、フィレスはおろか誰とも契約しなかった。
☆
ダンタリオンの『
強制契約実験』とも関係してほしかったな。
最終更新:2020年12月16日 03:31