【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
二次小説『討滅の獄』(非公式)

【解説】
真名は“秘説の領域”、の色は薄紅色。
『潜める追っ手』ノトブルガと契約している“紅世の王”。低い男性の声で話す。フレイムヘイズ殺しの性質を持つ自身の力を、意思を表出させる神器“レオナルドゥスの解放”に与えていた。

御崎市のギリギリ外側で始まった坂井悠二とノトブルガとの戦いで、ノトブルガが戦闘不能になり悠二にとどめを刺すよう暗に促した直後に、悠二に語りかけてノトブルガがまだ生きて封絶を維持できている状態にもかかわらず、自身が持つフレイムヘイズ殺しの力でノトブルガを内側からこじ開けて強制的な顕現を果たそうとした。
それは、ノトブルガの行為を感情の波の無い言葉で言い当てるのとは裏腹に、契約者を思いやる性格からの行動であったが、悠二の必死の説得によって思い留まった。

【補足】
コミックス第二巻の付属品、グリモア内小説“討滅の獄”にて登場。 鎌池和馬氏(代表著作:電撃文庫『とある魔術の禁書目録』)による二次創作。
高橋弥七郎氏による執筆ではないため、本編との関係性には疑問が提されていた。

【由来・元ネタ】
名前の元ネタはキリスト教・ユダヤ教で天界と地上における全ての秘密を知っているとされる天使、ラジエル(Raziel)の別名ラツィエル(Ratziel)だと思われる。

【コメント】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
☆“討滅の獄”は作者と関係無い創作だった。理由としては神器に対する外的要因が“王”に影響を与える記述は本編には存在せず、なおかつ逆に影響を与えない記述(“ペルソナ”が半壊したX巻においてティアマトーにダメージがあった様な記述が無い)は見られなかったからであった。
☆↑しかし逆に、マージョリー・ドーが“グリモア”を叩くと、マルコシアスが「ブッ」と声を上げたりする等、多少の影響はある様に思える。と言っても作者と関係ない創作である事に代わりはないだろうが。
シュルス・レルリスペネムエとも大戸市以前から面識があったのかな。
☆視覚と聴覚の端末に衝撃を加えられたら、瞬間的に惑乱してもおかしくないので嫌がらせ程度にはなるだろうな(『万条の仕手ヴィルヘルミナもティアマトーを殴ってた)。
☆マルコシアスがそこで声を上げるのは、マージョリーのツッコミに対するリアクションとしての意図的なものだろう。そういうとこは気が利く奴だしな。
☆XVII巻での吉田一美と『儀装の駆り手カムシンの会話にて、公式扱いされないことが確定した。
ルグカリオペザガンダジボーグガルーフェイオオヤマクイより扱いがマシだったかもな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタソカルウルリクムミや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナとも絡んでいたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2024年03月30日 00:33