【種別】
自在法

【初出】
S巻

【解説】
“虺蜴の帥”ウァラクフレイムヘイズ『魑勢の牽き手』の自在法。
小動物や虫などの生物を支配して使い魔として操り、数多くの使い魔たちを力の奔流と変えて自在に操る特性を持つ。また、使い魔を通しての伝声や監視、計測を行うことも可能。

歴代の『魑勢の牽き手』は無数の『隷群』を巨大な竜巻のように立ち昇らせたが、ユーリイ・フヴォイカの『隷群』は技量不足のため、大雑把かつ人一人を覆うのが限度の小規模な物となっていた。
外伝『グラスプ』で、『虫愛づる姫君』と呼称されていた初代の契約者と契約していたウァラクはこの自在法を『禍疾(まがはや)』と呼称しており、それに巻き込まれながらも耐えきった『儀装の駆り手カムシンの『岩石の巨人』の頑丈さに感心していた。

アニメ版
公式サイトでは虫を操る自在法とされているが、DVD付属冊子では「蛾などの小動物を自在に操る能力」とされており、より原作に近くなっていた。

【コメント】
☆自然の少なくなった現代では、役に立ちそうになかった自在法である。
ラハブを討滅した時には無意識に発動していたのかな。
☆ユーリイの短剣型の神器ゴベルラ”よりかは役に立ったかな。
☆相手が少女型の“”や『極光の射手キアラ・トスカナだったら、メンタル面でのダメージも期待できそうだった。
☆[とむらいの鐘]の『九垓天秤』大斥候ジャリの『五月蝿る風』や[仮装舞踏会]の禁衛員ウアルの『ビト』に似ていたな。
ザムエル・デマンティウスの自在法『ジシュカの丘』や『ジクムントの門』や『車両要塞』ほど、役に立たなかったな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤ソカルフワワニヌルタウルリクムミジャリチェルノボーグモレクや『両翼』のメリヒムや[百鬼夜行]のギュウキパラ相手にも使用してほしかったな。

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最終更新:2024年01月26日 21:52