【種別】
宝具の素材

【初出】
S巻

【解説】
紅世の王”であるダンタリオン教授の『本来自身のみに行う顕現を他の物質として永続的に実体化させる』という特性を用いて作られた、我学の結晶の素材となる金塊。
仮装舞踏会]の『三柱臣』参謀ベルペオルはこれをせしめて、[仮装舞踏会]でいろいろなものを作っていたようで、V巻にてウィネが大事にしていた『非常手段』も、これが原材料であった。

【由来・元ネタ】
「demi」は、ラテン語で「半分の」を意味する接頭辞(英語でも同じ)。また、フランス語では「小さな」という意味になる。
直訳すれば、「半金」または「小さな黄金」だと思われる。

【コメント】
アニメシリーズではこの素材の名称は語られなかった。
☆ニュアンス的には偽金。
☆『星黎殿』の松明型宝具『トリヴィア』やケレブスが所持していた『伝令の短剣』が、この素材で作られていないだろうな。
☆「デミ(半分)」「グラス(煮詰める)」で「半分になるまで煮詰めた」ソース、とマジレスしてみた。
☆ファンタジー用語でデミヒューマンは亜人と訳す。金に「似たもの」あるいは「似て非なるもの」でも良いのではなかろうか。
☆サングラスのフレームには「デミゴールド色」なんていうものがあったりする。
☆ベルペオルが教授からせしめたのがデミゴールドだったのは、ベルペオルのの色と同じだったからかな。
☆最終巻で教授がフレイムヘイズ鬼功の繰り手サーレたちによって両界の狭間に追い遣られたから、二度と作られないだろう。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズフワワがこの素材に絡んでいたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2022年12月03日 08:04