【種別】
人間
【初出】
X巻
【解説】
『
永遠の恋人』
ヨーハンの父で、昔
フィレスとともに放蕩の限りを尽くした人間の修士。
彼女曰く「出鱈目な大法螺吹き」。妄想に生きる女との間にヨーハンをもうけた。
晩年は即物的な老醜へと成り下がり、最期には赤子のヨーハンを生贄に怪しげな儀式を行おうとしたところ、それを目撃し激しい怒りを抱いたフィレスにあっさり殺された。
【由来・元ネタ】
キリスト教の、竜殺しの聖人ゲオルギウス(St.Georgius)と思われる。
『法螺吹き』の一面は、近代に入って竜退治の逸話の現実性のなさより聖人位を剥奪されたところから(?)と思われる。
もしくはヨーハンとの関連からファウストの元になった人物の方かもしれない。
最終更新:2023年10月18日 00:17