【種別】
自在法

【初出】
III巻

【解説】
シャナ真夜中の鍛錬で修得した攻撃型の自在法。巨大な刃状に顕現させ、相手を燃やし焼き切る。
顕現の構成のイメージを補助するために大太刀型宝具贄殿遮那』の周りを纏わせることも多いが、素手で出すことも出来た。

その全力の一撃はダンタリオン教授の『我学の結晶エクセレント29182-夜会の櫃』を一瞬にして燃やし尽くすほどの威力をもっていた。
XIII巻でのフェコルー戦で、それまでの火炎放射による爆発から、高熱による溶解と擬似的な実体化という新たな使い方を見せた。実体化した大太刀は、シャナの身の丈数倍に及んだ。

最初の段階ではシャナ自身はこの自在法に名前をつけておらず、単なる『大太刀』と呼んでいた。これはシャナがその手のハッタリに乏しいことにより、『紅蓮の大太刀』という名称が定着したのは地の文によるものである。

後に『星黎殿』攻防戦の中で、シャナはこの技を天罰神“天壌の劫火”アラストールの持つ権能から『断罪』と名付けた。

【コメント】
アニメ版から登場・使用されていた。
☆IV巻で、ソラトは紅蓮の大太刀を『贄殿遮那』の能力だと勘違いしていた。
紅蓮の双翼紅蓮の巨腕と同じく、[巌楹院]や[とむらいの鐘]相手にも使用してほしかったな。
☆XVIII巻で名付けられた『断罪』が[仮装舞踏会]の禁衛員ウアルとその傀儡をあっさり両断した。

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最終更新:2022年04月11日 01:53