【種別】
宝具

【初出】
V巻

【解説】
仮装舞踏会]の『三柱臣』参謀“逆理の裁者”ベルペオルが、子飼いの部下に持たせている黄金の鍵型の宝具。勲章や切り札のようなものと偽って渡しているが、実際は用途に応じた様々な自在法を織り込めた宝具。
所有者が死に掛けた時、その残された“存在の力”(残り火)を使って、込められた自在法を発動する。
その際には、いかなる趣向か、ベルペオルと動力源にされた所有者の“”が会話することも可能のようだ。
また、所有者に死が迫っていなくても、ベルペオルの任意で発動が可能である。

ダンタリオン教授固有の能力、『本来自身のみに行う顕現を他の物質として永続的に実体化させる』力を用いて作成された金塊『デミゴールド』を加工して作られた。そのため、正確には我学の結晶の一種ともいえると思われる。

以前のベルペオルの口ぶりからも窺えたが、周囲の破壊は機能の一つに過ぎず、多様な使い道がある模様。
捜索猟兵ウィネが持っていたものには破壊の自在法が込められており、『天道宮』を一度は崩壊させた。
ザロービビフロンスが持っていたものには転移の自在法が込められており、サブラクの離脱と坂井悠二の確保に用いられた。

最終巻では教授が討滅された後も使用可能で、リベザルピルソインが持っていたものにも転移の自在法が込められており、新世界『無何有鏡』創造後に『真宰社』の神殿に呼び寄せられた。

【由来・元ネタ】
フリギアのゴルディアス王が結んだ複雑な縄の結び目を剣で断ち切ることによって解いたという、アレクサンドロス大王の伝説から来る「Gordian knot」。
これにより、アレクサンドロスの多数の勝利が約束されたという。
結び目の解き方には、異説もある。

【コメント】
アニメ版から登場・使用されていた。
☆死にかけのウィネの残り火程度でも『天道宮』を一度は崩壊させたほどだから、よほど強力な増幅の自在式が込められていたんだろうな。
☆自在法を込められる宝具は他にティリエルの『オルゴール』とカシャの『コルデー』があった。
☆教授が討滅されたから、二度と製作できないんだろうな。
☆それは使える『デミゴールド』の在庫次第だ。
☆[革正団]のサラカエルがこの宝具に絡んでいたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2021年12月15日 08:29