【種別】
技術・能力

【初出】
I巻

【解説】
存在の力”を繰ることで『在り得ぬ不思議を現出させる術』の総称。本来はこの世に在り得ない事象を『無理矢理に押し通すことで存在させる』ものである。
VII巻での坂井悠二の“存在の力”への感得の描写から、“存在の力”を操りイメージや意思に沿って外部の存在に干渉する「顕現」を特に「自在法」と呼ぶようだ。

決まった形式は無く、個々人によって使う自在法の質や規模、使い方が大きく違う。ファンタジーものによくある“魔法”と決定的に違うのは、普遍的な体系や形式を全く持たない点である。封絶達意の言人化など、一般化された自在法の類を除いて、使用者の個性がほとんどそのまま現れる。それゆえ自在師以外の“”やフレイムヘイズは、自分の個性に応じて現れる自在法を極限まで活用応用するような戦法を強いられる。

自在法の効果を増幅する仕組み及びその力の結晶を『自在式』と、自在法に優れるものを自在師と呼んでいる。

  • 本編に登場した自在法一覧
各巻での初出。名称が明示されていないものは性質、機能から名称を抜粋した。

1:封絶/トーチ生成・加工・割り込み/都喰らい/鍵の糸/転生の自在式
2:屠殺の即興詩/気配察知/清めの炎/炎弾/トーガ/存在の撹乱/紅蓮の双翼
3:変化/達意の言/揺りかごの園
4:戒禁/紅蓮の大太刀
5:知覚の伝染/視界撹乱/レギオン/防御陣/虹天剣/天破壌砕/分身
6:カデシュの心室/調律/カデシュの血印
7:因果の入れ替え/撹乱/浮遊/瓦礫の巨人/ラーの礫/アテンの拳
8:幻術/気配隠蔽
9:反射
0:人化
10:騎士団/飛翔/遠話/五月蝿る風/ネサの鉄槌/幕瘴壁/ラビリントス/影侵/清なる棺/存在の『分解』と『定着』/グリペンの咆/ドラケンの哮/再召喚
11:風の転輪
12:インベルナ/分析/ミストラル
S:隷群/蒸気
13:マグネシア/刻印/
14:スティグマ
15:呪眼/金切り声/サックコート
16:捨身剣醒
17:爆弾
18:熒燎原/プレスキット/プロビデンス/ダイモーン/瞑目の夜景/獅子吼/ビト/セトの車輪/ファンファーレ/地雷/加速/真紅/飛焔/審判/断罪/鐙の寵
19:スティグマータ/ジシュカの丘/貪恣掌/ニムロデの綺羅/プロツェシオン
20:千里眼/ジクムントの門/ジャックランタン/トラロカン/車両要塞/王の供連
21:夜の問い/パチャクチ/セドナの舞/サイクル
22:パラシオスの小路/グランマティカ
SII:倉蓑笠/ヒーシの種/地駛/カラブラン
SIII:アクス/スペイキル/ゲイル
ES:碑堅陣
ゲーム:ゲマインデ
灼眼のシャナノ全テ:大突破
灼眼のシャナノ全テ 完:羅梭
外伝『ジャグル』:巴字奔瀑
外伝『アンフィシアター』:ストマキオン/オベリスク
短編『クイディティ』:啖牙の種/隠羽織
SIV:爆閃

【コメント】
アニメ版から登場・使用されていた。
☆「自在」法という割には、いろいろと制限が多かった。
☆最終巻で新世界『無何有鏡』が創造されたから、そこでは自在法を使いたい放題なんだろうな。
☆自在法って字面だけみると“自らが在る法”だから、存在の本質に沿った力という制約があったのかもな。
宝具や“ミステス”と、どっちが使い勝手が良かったかな。
☆[巌楹院]も使用していたな。
高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、『半開きの目』と『半閉じの目』という力が登場している。

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最終更新:2024年01月10日 01:08