【種別】
宝具

【初出】
VI巻

【解説】
フレイムヘイズ儀装の駆り手カムシン・ネブハーウが所持していた、3m近い鉄棒型宝具。
単純な鈍器としても使用可能だが、その真の姿は鉄棒を“柄”にして、複数の岩塊や瓦礫など物体をで繋いだ巨大な“鞭”。
自在法自在式の伝達が良いのか、『カデシュの血印調律時のマーキングにも使っていた。

カムシンが自在法カデシュの血印』と『カデシュの心室』で構築した『儀装の駆り手』の戦闘形態『瓦礫の巨人』で儀装した時に主に使用する武器であるが、通常時でも使用可能。
鞭の先端(の塊)を放り投げ、炎で加速させ攻撃する『ラーの礫』、周囲に配置した『カデシュの血印』からカデシュの血脈を『メケスト』に接続して使う『セトの車輪』などの技もある。

最終巻でカムシンが戦死した際には既に手元になかった為、ダンタリオン教授両界の狭間に放逐された際の『揮散の大圏』の一斉消滅に巻き込まれて眼鏡型宝具『ジェタトゥーラ』と共に消失したと思われる。

【由来・元ネタ】
元ネタはおそらく、エジプト神話で、太陽神ラーが日没後に日の出の場所まで移動するため乗る「夜の船メセケト(Meseket)」だと思われる。
なお、昼の空を渡る船は「昼の船マァジェト(Mandjet)」と呼ばれる。

【コメント】
アニメ版から登場・使用されていた。
☆『天道宮』と『星黎殿』を作ったガヴィダの『キングブリトン』並に無骨な宝具だったな。
☆『メケスト』入手以前は、どうやって『瓦礫の巨人』を顕現していたのか興味あるな。
☆普通に血印を配置して、心室に血脈で繋げて終わりだろうな。今の時点でも『メケスト』は自在法を使う時に軽く振るくらいの役割で、補助はしてても、必須では無さそうだしな。
☆XX巻では、岩塊や瓦礫の代わりに“”に突き刺して振り回していた。
☆『メケスト』に限った話じゃないけど、どういう経緯で生み出された宝具なのか気になる。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタや[仮装舞踏会]の“祭礼の蛇伏羲相手にも使用していたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2023年08月22日 02:29