【種別】
フレイムヘイズ

【初出】
X巻

【解説】
棺の織手』(ひつぎのおりて)の称号を持つ、“冥奥の環アシズのフレイムヘイズ。の色は青。神器は“無銘の金環”。
最古のフレイムヘイズの一人であった少女。閉鎖空間を生み出す自在法清なる棺』を駆使して、最初期の討ち手を率いながら数多の“紅世の徒”とその組織を討ち、数々の戦果を挙げ最も功が多かった強大な討ち手であった。
太古の創造神祭礼の蛇伏羲との戦いにも、『金環頂く乙女』と呼んだカムシンたちと共に参加していた。

外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』では、彼女が力を行使する時はアシズと同じく天使の輪(通常は額に嵌まっている“無銘の金環”が頭上に浮かんで発光する)や翼が現れていた。また、大小無数の『清なる棺』で“徒”の肉体を八つ裂きにしていた。

アシズを天の使いと信じ、一途に使命を果たすうちに、いつしか彼との間に愛情を育んだ。しかし彼女の力を恐れ、利用し、裏切った人間側の凶刃によって、“徒”との戦いで力を使い果たした時に命を落とした。
いまわの際に口にした「アシズとの間に子を授かり穏やかに暮らしたい」という夢は純粋な思慕によるものだったが、その願いが皮肉にも彼をフレイムヘイズの使命から離反させ、“壮挙”や『大戦』へと進ませた。

【由来・元ネタ】
エジプト第一・第二王朝は、ファラオの出身地である上エジプトの地方名(都市名)から、「ティニス(ティス)王朝」とも呼ばれる。
ただし、音楽とは無関係であるため、ティスの名がこれに由来するかは不明。

【コメント】
☆文字通り悲劇のヒロインと言える。
☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、10話の猿蟹合戦で蟹の一団の一人として登場している。
☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、トーテングロ家の夫人としてアシズの妻でありシャナの母親として明るい性格を見せた。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、[とむらいの鐘]の面々と共に観客の一人としてシャナに声援を送っていた。
☆少女のフレイムヘイズは、他にシャナと二代目『極光の射手キアラ・トスカナがいる。
アニメ第3期では、アラストールの回想の中でアシズと共に姿だけ登場した。

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最終更新:2024年02月08日 14:49