【種別】
宝具

【初出】
I巻

【解説】
ハンドベル型の宝具。鳴らした音色に共鳴させて、“燐子”を爆発させる。
爆発する際は“燐子”の中のの鼓動が加速し、ある一点を超えたところで凝縮・爆発する。

宝具コレクターにして多数の“燐子”を使役する“狩人”フリアグネが所有していた宝具で、シャナに対して接近戦に持ち込ませた“燐子”を爆破させて攻撃した。

しかし上記の使い方は全て偽装であり、フリアグネはこの宝具を使って秘法都喰らい』を発動させようとしていた。
大量のトーチに『ダンスパーティー』の鼓動を仕掛け、同時にそれらを爆破、繋がりを大量に失った御崎市を急激に歪ませることで高純度の“存在の力”に変換することを計画していた。
しかし、坂井悠二の鋭敏な感知能力によって本来はフレイムヘイズや“紅世の徒”でも感知が困難な爆破の鼓動と作戦を看破され、不発に終わる。最後はシャナによって破壊された。

ちなみに、『都喰らい』におけるトーチを爆破する使い方も本来の使い方ではなく、本来は対“燐子”使い用の宝具。本編でのフリアグネの使い方は、『都喰らい』とその偽装、そして追い詰められたことによる不可抗力でしかない。
相手が“燐子”『ピニオン』により自分に有利な場を構築するティリエル相手だと、超効果的な宝具となっていたと思われる。

【由来・元ネタ】
英語の「dance party」からだと思われる。
敵に、自爆させる“燐子”との近接戦闘を強いる様を皮肉ったものだろうか。

【コメント】
アニメ版劇場版で登場・使用された。
☆本来の機能は対“燐子”使い用なのを考えると、その由来は間違いじゃないか。
✩↑“燐子”使いを“燐子”で吹っ飛ばして躍らせるからじゃなかろうか。
ティリエルの『ピニオン』や[革正団]のドゥーグ黒妖犬や[仮装舞踏会]の大筒型“燐子”ガープの『四方鬼』にも有効だったろうな。
☆童話『シンデレラ』において、シンデレラにとっての夢の時間(ダンスパーティー)は12時の鐘と共に終了する。“燐子”使いをシンデレラ、ハンドベルを鐘に見立て、“燐子”使いの夢の時間を終了させる宝具という意味合いなのではなかっただろうか。
☆音を鳴らす宝具は他にメアの『パパゲーナ』やティリエルの『オルゴール』やヘカテーの『トラヴェルソ』があった。
☆『レギュラー・シャープ』やメアの『パパゲーナ』と、どっちが使い勝手が良かったかな。

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最終更新:2021年10月20日 00:36