【初出】
I巻
【解説】
ハンドベル型の宝具。鳴らした音色に共鳴させて、“
燐子”を爆発させる。
爆発する際は“燐子”の中の
炎の鼓動が加速し、ある一点を超えたところで凝縮・爆発する。
宝具コレクターにして多数の“燐子”を使役する“狩人”
フリアグネが所有していた宝具で、
シャナに対して接近戦に持ち込ませた“燐子”を爆破させて攻撃した。
しかし上記の使い方は全て偽装であり、フリアグネはこの宝具を使って
秘法『
都喰らい』を発動させようとしていた。
大量の
トーチに『ダンスパーティー』の鼓動を仕掛け、同時にそれらを爆破、繋がりを大量に失った
御崎市を急激に歪ませることで高純度の“
存在の力”に変換することを計画していた。
しかし、
坂井悠二の鋭敏な感知能力によって本来は
フレイムヘイズや“
紅世の徒”でも感知が困難な爆破の鼓動と作戦を看破され、不発に終わる。最後はシャナによって破壊された。
ちなみに、『都喰らい』におけるトーチを爆破する使い方も本来の使い方ではなく、本来は対“燐子”使い用の宝具。本編でのフリアグネの使い方は、『都喰らい』とその偽装、そして追い詰められたことによる不可抗力でしかない。
相手が“燐子”『
ピニオン』により自分に有利な場を構築する
ティリエル相手だと、超効果的な宝具となっていたと思われる。
【由来・元ネタ】
英語の「dance party」からだと思われる。
敵に、自爆させる“燐子”との近接戦闘を強いる様を皮肉ったものだろうか。
最終更新:2021年10月20日 00:36