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H3〜加茂前ゆきちゃん失踪事件

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【加茂前ゆき(当時8歳、女) 三重・四日市・H3年3月15日】

家族構成は父.芳行さん(当時50歳)、母.市子さん(当時40歳)、小学6年生の二女、高校生の長女。~
午後2時半ごろ、自宅に飲みかけのココアとピンクのジャンパーを残して行方不明に。
ゆきちゃんが1時半ごろ帰宅した時、父親は別の部屋で就寝中だった。2時半ごろ、母親からの電話に出ている。3時半ごろに姉が帰宅した時には、すでにいなくなっていた。

ゆきちゃんは誰かとの約束があることが明らかにされている。
目撃情報は多数寄せられた。 
学校のジャングルジムで遊んでいた。
学校横の十四川周辺にいた。
自宅からわずか15mほどの四つ角で白いライトバンの運転手と話をしていた。
学校近くの近鉄・富田駅にいた。
しかし、いずれも有力な手がかりにはならなかった。

両親は、失踪直後からテレビへ出演したり、ビラを配ったりするなど加茂前ゆきちゃんに関する情報提供を呼び掛けたが、有力な情報はなかった。
3年後、自宅に以下の怪文書が届く。父親宛てとみられる『加茂前秀行様』と書かれた手紙が届く。しかしゆきちゃんの父親は芳行さんで、宛名は間違っていた。

怪文書の内容は以下のようひらがな・カタカナ・漢字の混じった不気味な文章になっており、「トミダノ股割レ」が犯人だと告発する内容になっているが、その「トミダノ股割レ」や送り主の正体は不明。

それからしばらくして、一家にもう1通の手紙が届けられた。

ダウジングができるという人物からの捜査協力の申し出である。福岡県に住む「緒方達生」というこの差出人は、ゆきちゃんはすでに亡くなっていると言い、ゆきちゃんの霊の協力の元、捜査をするという。さらに3日後、この人物は「ゆきちゃんの霊を邪魔する別の霊が現れ、捜査に協力することができなくなった」と書いてきた。以来、不審な手紙はない。


 2003年10月には一家に不審な電話がかかる。若い男の声で自分の体格や髪型などの特徴を述べた。この中で「自分の髪型はパンチパーマ」という発言があったのだが、パンチパーマの男というのは失踪当時の目撃情報で出てきた白いライトバンの運転手の特徴だった。この特徴というのは関係者にしか知らされていなかった。

父親である義行さんはゆきちゃんの帰りを見届けることなく既に亡くなられている。

 

http://www.police.pref.mie.jp/onegai/search/02_yuki.html
http://curry.2ch.net/occult/kako/1015/10155/1015528700.html(怪文書スレ)

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