こんにちは、大本彩乃です。
逆から読むと「のやあともおお」です。

今日は午後からテレビ番組の収録があって、今はその収録を終えて楽屋で着替えてる最中。
先に着替え終えたゆかちゃんは、ジュースを買いに行ってて、楽屋にはのっちとあ〜ちゃんの二人だけだ。


今日の衣装はいつもと同じで下はショートパンツなんじゃけど…なんかさっきから太腿に熱い視線を感じるのはのっちの気のせいれすか?
いや、気のせいじゃないな。
あ〜ちゃんがのっちの太腿をじっと見つめている。
なんだろ、めっちゃ恥ずかしいんじゃけど…。
てかそんなマジマジと見られてたら着替えにくいよw

あ、もしかして最近太ったのがバレたのかも。
このところカレーとカツ丼(と、たまにおにぎり)のオンパレードだったからなぁ…流石にのっちもヤバいなぁとは思っとったんじゃよね。




そんなことを考えていると、着替えを終えたあ〜ちゃんがのっちの方に近寄ってきた。
なんだか神妙な面持ちだし…。
あー、また「のっち、アイドルとしての自覚あるん!?」とか言われて怒られちゃうのかな。


そう思って身構えたのに、あ〜ちゃんの口から出たのはとんでもない言葉だった。

「のっちの太腿に挟まれて死にたい」
「はっ?」

いきなりなに言い出すんですかっあ〜ちゃん!?!?
やけに熱視線を送ってくると思ったら、そんなのっちみたいなこと考えてたの!!?
い…いや、あ〜ちゃんがそんな変態さんでものっちは別に…寧ろ歓迎みたいな?


「…って、さっき共演した芸人さんが収録後に呟いてたよ」
「へ?芸人さん??」
「うん」

…だよね〜、あ〜ちゃんがそんな変態さんなわけがないわ。
てかその芸人さん何!?
気持ち悪っ!!


「太腿に挟まって死にたいって相当じゃ、思うんよ」
「…うん、そだね」

ほんとね、それは相当頭イッちゃってる変態だと思うよ。
そりゃのっちだってあ〜ちゃんの胸の谷間に顔を埋めたいとか、ゆかちゃんの太腿舐め回したいとか思うけどさ。
あれ、のっちも相当イッちゃってますか?





「じゃけん、のっちの太腿に挟まれたらどんな感じになるんかなって、さっきから気になっとったんよ」
「うっ…」
そう言うや否や、一気に詰め寄ってくるあ〜ちゃん。
その視線の先には…やっぱり太腿w


「そっ、そんな物欲しそうな目したってダメだよ?」
「なんで?」
「なんでって…恥ずかしいけぇ」
「裸も見たことある仲なんに、別に今さら太腿で顔挟むくらい平気じゃろ」

いやいやっ、平気じゃないから!
いくらのっちが変態でも、そんなよくわからん謎の羞恥プレイは無理れす!!


あ〜ちゃんに肩を押さえられて、そのまま椅子に座らされた。
のっちの足元にしゃがみ込んだかと思うと、上目遣いで見つめてくるあ〜ちゃん。

「脚、広げて?」

な、なななんてこと言うん!?
純粋無垢で天使みたいなあ〜ちゃんが言うから、妙な背徳感に背筋がゾクゾクする。
すごく卑猥な言葉に聞こえるよ…それ。
うぅ、なんだかイケナイ妄想が次々と頭を掠める。




「…広げてくれんのだったら、あ〜ちゃんが広げるけぇ」
「ひゃっ」

そう言って太腿に手をやり、グイッと左右に脚を開かされてしまった。
恥ずかしくて閉じようと脚に力を入れる前に、素早く間に入ってくるあ〜ちゃん。

「わ、のっちの太腿チョーやおいね〜。すっごい気持ちいい…」
「っ…!?あ〜ちゃ…やめ…!」

ほっぺたを内腿にすりすりしてくるあ〜ちゃん。
肌が触れ合う箇所へと一気に熱が集まりだす。
うぅ…髪の毛あたってこしょばいし、そんなところで喋られたらやばいよ…。
息もあたるし、なんかめっちゃ興奮してきたんですけど!

「さっき芸人さんが言ってたこと、あ〜ちゃんわかってきたかも」
「わ、からんでもいい、っ…!」
「のっちさっきから身体ピクピクしよるけど、どうしたん?」
「ど、どうしたって…」

あ〜ちゃんの絶妙なソフトタッチが気持ち良過ぎるんよ…!
なにこの拷問?
あぁ、やばい、、鼻息荒くなってきた。
もうダメ、我慢の限界。

「あ〜ちゃんっ、のっちもう…!」

see new worldへの扉を開きかけたその時、楽屋の扉も開いた。

ガチャッ

「飲み物買ってきた…よ……」





一瞬にして楽屋内の空気が凍り付く。
無表情なゆかちゃんの顔が恐い。

「のっち、あ〜ちゃんも……なにしよん」
「こっこれはその、ち、違うんよ!…って、あ…あ〜ちゃん、もうやめて…!!」

ゆかちゃんが戻ってきたのにも構わず、内腿にすりすりするのを止めないあ〜ちゃん。
それどころか、無邪気にニヒッと笑って
「あのねーゆかちゃん。のっちのココめっちゃ気持ちいいんよ!ゆかちゃんもこっちきてやってみんさい」
…なんて恐ろしいこと言いよる。
そもそもゆかちゃんがそんなことするわけ…って、なんか近寄ってきてるんですけどw




「そんなに気持ちいいんだ?」
小悪魔な含み笑いを浮かべて、あ〜ちゃんの隣に並んでしゃがみ込んできた。
ツツツ、と細くて長い指が太腿を這ってくる。

「ふぁぁ…」
「あ、ほんまじゃ!スベスベしてて気持ちいい…」
「じゃろ!?」
そこでどや顔の意味がわかんないよ、あ〜ちゃん…。

「これは病み付きになるわw」
「はぁっ…ゆ、ゆかちゃんまで、なに言い出すん」
「ふふっ、顔真っ赤にしちゃって…可愛いね、のっち」
「…っ!!」


右腿をあ〜ちゃん、左腿をゆかちゃんに責められて、のっちほんとにsee new worldに逝ってしまいました。。
うぅぅ、、恥ずかしいよぉ。。。





最終更新:2009年07月17日 22:27