Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「ヴァーユ」で検索した結果

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  • インド神話
    ...戦闘神インドラと風神ヴァーユ?、そして最後に「人間の仲間」であるアシュヴィン双神が存在した。 この計3対が『リグヴェーダ』成立直前のインドでもっとも重要だったと考えられている(イランとミタンニにもヴァーユ以外知られていた→イラン神話)。  ヴァルナとミトラ?のもとにはバガ?やアリアマン?などのアーディティヤ神群?がそろっていた(ヴァルナはイランにいくと最高神アフラ・マズダーになり、ミトラ?はミスラになったとされる)。 インドラとヴァーユのもとにはマルト神群?やルドラなどの嵐=破壊神が待ち受けていた。 また、火の神アグニは祭礼で最初に呼びかけられる神として知られていた。 しかしヴァーユは歴史時代になる前に主要位置から脱落し、インドラだけが残った。 インド最古の聖典『リグヴェーダ』本集が成立するころにはインドラはもっとも崇拝される神となっていたのである。この神には1000余り...
  • ヴァール
    北欧神話 ヴァール(Vár) アース神族?の第9番目の女神。誓約の女神である。男女の間で取り交わされる誓いに耳を傾ける。 誓いを破ったものは彼女に復讐される。 彼女の名にちなんで取り決めを「ヴァーラル」という。
  • ヴァーリ
    北欧神話 ヴァーリ(Váli) オーディンがヘズを殺すために人間の王女リンドに(強制的に)生ませた子供。 敵を火あぶりにするまでは髪も梳かさないし体も洗わない。勇敢でまた名射手である。 ラグナレクにヴィーザルとともに生き延びる。 ちなみにバルドルもヘズも彼の異母兄弟である。
  • ウルヴァー
    イギリス ウルヴァー(Wulver) スコットランドのシェトランド諸島に伝わる妖怪。 参考文献  キャサリン・ブリッグズ/平野敬一/井村君江/三宅忠明/吉田新一『妖精事典』31頁  水木しげる『妖精大百科』121頁
  • レヴァーテイン
    北欧神話 レヴァーテイン 「レーヴァテイン」「レヴァーティン」とも。 「傷をつける魔の杖」の意。ロキがニヴルヘイムで作った剣。その後スルトの妻のシンマラに預けられた。この剣がラグナレクで世界を焼き尽くしたものと同じかは不明。
  • ワイヴァーン
    地域別索引 ヨーロッパ ワイヴァーン ワイバーン、ワイヴァンとも。荒俣宏『怪物の友』によれば、この語はヴァイパー(マムシだ)と関連するそうであるが、脚がある。 二本足で前足のかわりにコウモリの翼があるドラゴンのようなデザインで、尻尾には棘がある。主にイングランドやフランスで使われる。 紋章学により発生した怪物であるため、その伝説・伝承は無い。   参考資料 荒俣宏『怪物の友』 キャロル・ローズ『世界の怪物・神獣事典』479頁
  • スライヴァーキャット
    北米 モンスター スライヴァーキャット(Sliver Cat) アメリカで語られた怪物。 シルヴァーキャット(Silver Cat)と誤記される場合もある。 参考文献  ヘンリー・H・トライオン『Fearsome Critters』  チャールズ・E・ブラウン『Paul Bunyan Natural History』
  • フランシス・ヴァーニー
    イギリス 吸血鬼 フランシス・ヴァーニー(Francis Varney) ジェームズ・マルコム・ライマーとトーマス・ペケット・パーストの小説『吸血鬼ヴァーニー』に登場する吸血鬼。 参考文献  夏来健次/平戸懐古『吸血鬼ラスヴァン 英米古典吸血鬼小説傑作集』77頁  朝里樹『創作怪異怪物事典』401頁
  • ジェニー・ハニヴァー
    ヨーロッパ ジェニー・ハニヴァー(Jenny Haniver) ヨーロッパの海に生息する、と言われた怪物。もしくは、その標本。 16世紀、この怪物の標本がヨーロッパで流行した。 1553年には、ピエール・ブロンがその著書の中で「海の鷲」として紹介した。 触手、人間の手、足、顔のようなものがあり、今で言えば火星人のような姿をしている。はじめは、バジリスクと思われたが、人魚の仲間と考えられた。 実際はエイと猿などから作られたもので、日本などから猿と魚で作られた人魚の剥製が出回るようになると流行も冷めて、廃れていった。 今も生産されているらしく、探せば手に入るようだ。
  • プターク・オフニヴァーク
    チェコ プターク・オフニヴァーク(Pták Ohnivák) チェコの民話に登場する火の鳥。 参考文献  カレル・ヤロミール・エルベン/アルトゥシ・シャイネル/木村有子『金色の髪のお姫さま チェコの昔話集』9頁  木村有子/出久根育『火の鳥ときつねのリシカ チェコの昔話』108頁
  • クーン・ズラトフシヴァーク
    チェコ クーン・ズラトフシヴァーク(Kůň Zlatohřivák) チェコの民話に登場する金色の鬣を持つ馬。 参考文献  カレル・ヤロミール・エルベン/アルトゥシ・シャイネル/木村有子『金色の髪のお姫さま チェコの昔話集』20頁  木村有子/出久根育『火の鳥ときつねのリシカ チェコの昔話』118頁
  • ヴァンニク
    ロシア ヴァンニク(Vannik) ロシアの妖精の一種。 サウナ風呂や浴槽を守る存在であり、サウナ風呂に棲んでいるという。 姿は人間に似ているというが、ほとんどは湯気越しに見かけられているため正確な姿は不明である。 家の者が全員風呂を使い終わった後で浴槽にお湯を張ったままにして風呂場を空けておくと、 他の精霊たちを引き連れて入浴しに来るという。この時、妖精たちが来ているからといって戸を開き 風呂場の中に入ろうとすると、入浴を邪魔されたと思って怒り熱湯をかけてくることもあるので中に入ろうとしてはいけない。 こうした心遣いをしておくことで、ヴァンニクに風呂場を守ってもらえる。 なお、その名は浴槽を意味する「ヴァーニャ」に由来する。
  • ヴァルファーレ
    ソロモンの72の悪魔 ヴァルファーレ(Valfare) 10の軍団を率いる公爵。 頭はロバ、身体はライオンの悪魔。 術者の使い魔になるが時折悪意をそそのかす事がある。
  • サラスヴァティ
    インド ヒンドゥー教 サラスヴァティ Sarasvati インドにあったサラスヴァティ河を神格化した女神。その名には「水を持つもの」「優美なもの」の意味がある。仏教に入って弁財天となった。 図像では主に四臂の姿で表され、2本の手でヴィーナ(琵琶の原型)を爪弾き、残りの二臂で聖典と数珠を手にした姿で描かれる。そして蓮華の上に座し、孔雀または白鳥を従えている。 ブラフマーが生み出した存在であり、四方のどこにいてもその美しい姿を眺められるように4つの顔を生じさせ、さらには天空に逃げたサラスヴァティを見つめる5つ目の顔を生み出したとき、サラスヴァティはついにブラフマーの后となり、人間の祖先を生んだという。 至高神の后である彼女もまた女神の中でもっとも高位にいると考えられ、リグ・ヴェーダにおいては女神としても河の神としても最上の神と称えられている。河のイメージから祭祀...
  • アンフィスバエナ
    アフリカ アンフィスバエナ(Amphisbaena) 双頭の爬虫類の姿をした怪物。 参考文献  トニー・アラン/上原ゆうこ『ヴィジュアル版 世界幻想動物百科』76頁  望獲つきよ『カラー版 徹底図解 幻獣事典 神話・伝説を彩ってきた、個性豊かなモンスターたち』128頁  ホルヘ・ルイス・ボルヘス/柳瀬尚紀『幻獣辞典』297頁  ジャン=バティスト・ド・パナフィユー/カミーユ・ランヴェルサッド/星加久実『図説 異形の生態 幻想動物組成百科』30頁  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』75頁  エドゥアール・ブラゼー/松平俊久『西洋異形大全』140頁  バーバラ・コックス/スコット・フォーブス/ナカイサヤカ『世界恐怖図鑑4邪神・妖怪・魔獣』23頁  寺田とものり/TEAS事務所『ドラゴン ~世界の真龍大全~』121頁  デイヴィッ...
  • ヴァフルズルーズニルの歌
    北欧神話  エッダの1である。 WIKIPEDIAでは『ヴァフスルーズニルの言葉』で出てくる。 大地の造られるはるか以前にエーリヴァーガル(嵐の海)から毒液が湧き、そっからアウルゲルミル(「土の叫び」)という巨人が産れる。彼はフリームスルス(ヨトゥンの一類)の祖となる上に、代が下って、ヨトゥンの祖ユミルが産れてどうの(*1)という、  ユミルの頃にはギンヌンガガプがどうたら、神の祖先ブルのお子さん方が大地を持ち上げてミッドガルド作ってどうたら、という『巫女の予言』と違う創世神話が出てくる。 参考資料 健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』
  • リンド
    北欧神話 リンド(Rindr) 人間の王女でヴァーリの母。オーディンの内縁の妻でもある。 巫女が、ヘズを殺せるのはヴァーリだと予言したためにオーディンによって(強制的に)ヴァーリを生むこととなった。 息子を産んだ後どうしていたのかは不明。
  • イラン神話
    ...ワユ?(Vayu) ヴァーユ?(Vayu) 風の神 インドラ(Indra) インドラ(Indra) イランでは大悪魔、インドでは戦闘・天候神 サウルワ?(Saurva) シャルヴァ(Śarva) イランでは大悪魔、インドではシヴァ神の別名 ノーンハスヤ (Nāŋhaiθia)  ナーサティヤ双神(Nāsatyau) イランでは大悪魔、インドでは治癒の双子神 ウルスラグナ?(Vərəθragna) ヴリトラハン(Vrtrahan) イランは戦闘神、インドはインドラのこと。「ヴリトラ殺し」 スラエータオナ?(Θraētaona) トリタ?(Trita) どちらも三頭怪物殺しの英雄 イマ?(Yima) ヤマ?(Yama) どちらも最初の人間。インドのほうは閻魔様になる アジ・ダハーカ(Aži Dahā...
  • ヨーロッパ
    地域別索引 ヨーロッパ ヨーロッパ いわゆる欧州のこと。 このサイトでは、北欧のみ別項としており そこを除いたヨーロッパ、例えば南欧も東欧もこのヨーロッパの項目に分類してある。 アレクサンドロス大王 アンクー アンジョリリョ アンテロ・ヴィプネン ヴラーナ ウロボロス エルデグ オテサーネク オトソ ガリバー グウェンリン クッケリ クラール・トゥホシュ グリゴーレ・ピンテア クーン・ズラトフシヴァーク コカトリス ココリョナ ザムレダク サラマンダー サンタクロース ジェニー・ハニヴァー シャープ シャールガ・マダール シャーンドル・ロージャ ジル・ド・レ シンダーハーネス スオムハウキ スーキー ズラター・ムシュカ チェゲッテ ディエゴ・コリエンテス トゥオニ ネロ バジリスク バダッハ パック ハベトロット ヒイシ ビルヴィス ファウスト ファルカシュ ブショー ...
  • チェコ
    地域別索引 ヨーロッパ チェコ(Czech) 中央ヨーロッパに位置する国。 ヴラーナ オテサーネク クラール・トゥホシュ グレゴール・ザムザ クーン・ズラトフシヴァーク ズラター・ムシュカ プターク・オフニヴァーク プリヴニク リシュカ・リシュカ ロボット 主な文献  カレル・ヤロミール・エルベン/アルトゥシ・シャイネル/木村有子『金色の髪のお姫さま チェコの昔話集』  朝里樹『創作怪異怪物事典』  松岡享子/降矢なな『中・東欧のむかしばなし 三本の金の髪の毛』  木村有子/出久根育『火の鳥ときつねのリシカ チェコの昔話』
  • ピカトリクス
    グリモア ピカトリクス(Picatrix) ヴァールブルクが初期に出版した書物のひとつ。 アラビア語で占星術について書かれている。 原題はガーヤト・アル・ハキーム・フィール・シフル(Ghâyat al-Hakîm fíl-sihr)『魔術における賢者の目的』で、これをラテン語したものがピカトリクスである。翻訳は1256年にカスティリア王アルフォンソ賢王のもとで行われた(ヴァールブルク版はアラビア語)。 作者はアンダルシアの数学者アル・マジリーティ(1004-07ごろ没)だとされているが、実際はわかっていない。
  • 八世界での呼び名
    北欧神話 (第二分館版) エッダのなかの『アルヴィースの歌』に見える、さまざまな事物の、それぞれの世界での呼び名。 名前の意味など、谷口幸男訳『エッダ 古代北欧歌謡集』に負っています。 原語表記はTITUS Texts Eddaに従い、また名詞の形についてはNorthvegr - Poetic Edda - Thorpe Trans.の英訳も参考にしました。Oの特殊文字(*1)はOウムラウトで代用してます。 人間 アース神 ヴァンル神 巨人 小人 天の/高き神々 冥界 妖精 大地 イェルズ(Iorð) フォルド(Fold)原 ヴェグ(Vegr)道 イーグレーン(Ígron)緑なるもの グローアンディ(Gróandi)緑なすもの アウル(Aur)砂地 天 ヒミン(Himinn) フリュールニル(Hl&yacu...
  • ムスカリエト
    フランス ムスカリエト(Muscaliet) フランスのピエール・ド・ボーヴェの『動物寓意集』に記述がある幻獣。 参考文献  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』105頁
  • トルペド
    スペイン トルペド(Torpedo) シビレエイのこと。 スペインのセビリャのイシドールスの『語源(Etymologiae)』に記述がある。 参考文献  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』224頁
  • イギリス
    地域別索引 イギリス(United Kingdom) ヨーロッパに存在する国の一つ。 正式名称は「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」と実に長ったらしい。 イングランドの他、近所のアイルランド ウェールズ、スコットランドとの仲が、ものすごく悪いのだが根性で仲良くしている。 アイルランドの辺に、フェアリーに関する豊かな文化が残っている。まぁウェールズとかスコットランドにもあるっちゃあるけど。 アーカン・ソナ アグネス・サンプソン アスレイ アーチン アニー アメリア・マリー アン・ブーリン アン・ボニー イザベラ イーテン ウリシュク ウルヴァー エインセル エクリプス エサソン エリザベス1世 エリザベス・ナイト オーガスタス・ダーヴェル オード・ゴギー オリヴィア カリアッハ ガンコナー キャサリン・オブ・アラゴン キャサリン・ハワード キャ...
  • チックチャーニー
    北米 西インド諸島 UMA チックチャーニー(Chickcharney) バハマ諸島のアンドロス島で目撃された未確認生物。 参考文献  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』378頁
  • アフール
    インドネシア UMA アフール(Ahool) ジャワ島の巨大蝙蝠。 参考文献  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』341頁  バーバラ・コックス/スコット・フォーブス/ナカイサヤカ『世界恐怖図鑑4邪神・妖怪・魔獣』26頁
  • ルスカ
    北米 西インド諸島 ルスカ(Lusca) バハマ諸島の巨大蛸もしくは半鮫半蛸の怪物。 参考文献  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』255頁  バーバラ・コックス/スコット・フォーブス/ナカイサヤカ『世界恐怖図鑑2吸血鬼・モンスター・ドラゴン』27頁  朝里樹『世界現代怪異事典』129頁  ジャン=ジャック・バルロワ『幻の動物たち』
  • モード
    イギリス モード(Maud) イギリスの伝説『モーディフォードの竜』に登場するワイヴァーンをペットにした少女。 参考文献  久保田悠羅/F.E.A.R.『ドラゴン』131頁  デイヴィッド・パーシィズ/ウエイン・アンダースン/岡田淳『ドラゴン伝説 異国の竜の物語』26頁  ダグラス・ナイルズ/高尾菜つこ『ドラゴンの教科書 神話と伝説と物語』130頁
  • 北米
    地域別索引 北米 北米(North America) 北アメリカ大陸全般のこと。 そもそもはインディアンがすんでいたが、15世紀にコロンブスがヨーロッパ人にこの地を知らしめて以来 多くの移民がこの地へと訪れ、住み着いている。 アウェンハーイ アグロペルター アコーディアンティーター アスディワル アックスハンドルハウンド アップランドトラウト アドレット アナベル アマロック アメリア アメリカ狐 アンサーバック イクトミ ウィッフェンプーフ ウィントッサー ウォーキンスタンプ ウムフ オゴポゴ オーシャン・ボーン・メアリー ガアシエンディエタ ガイアスカタス カクタスキャット ガズンク カチナ ガニアグワイヘゴワ カラミティ・ジェーン カロポード キラークラウン ギリーガルー グーファン クライベイビーシャーク グリドルグリーザーピート グリニンマン グルースキャップ...
  • スキタリス
    イギリス スペイン スキタリス(Scitalis) 美しい蛇。 イングランドの『アバディーン動物寓話集(Aberdeen Bestiary)』やスペインのセビリャのイシドールスの『語源(Etymologiae)』などに記述がある。 参考文献  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』89頁  寺田とものり/TEAS事務所『ドラゴン ~世界の真龍大全~』218頁
  • シンマラ
    北欧神話  シンマラとは、北欧神話に出てくるなんぞで、ムスペッルスヘイムの方である。  スルトの嫁で、かのラグナロクの時に、旦那と共に一族郎党引き連れて、死者の爪で出来た船ナグルファルに乗ってる以外に伝承がない。  名前は「スゲの夢魔」の意。  エッダ『スヴィプタグいわく』で、レヴァーテインを入れた箱「レーギャルン」をもつ、と書かれる。 参考資料 健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』499頁
  • ガネーシャ
    ヒンドゥー教 ガネーシャ  インドのシヴァ神の息子で、象の頭をした像であらわされる神。ネズミが牽く車に乗り、吉祥果と言う実を食べ、ソーマ酒を飲む姿をしている。  なぜ頭が象の姿をしているのか。  それはシヴァの妻であり、ガネーシャの母親であるパールヴァティー?が、沐浴を覗きみるシヴァに困り、見張り番として一人の少年を生み出した。これがガネーシャである。ところが、シヴァ神はその少年に嫉妬し首をはねてしまった。その事にパールバーティー?は悲しみ、シヴァ神も息子を殺してしまった事から、代わりに道を歩いていて、最初にあった者の首をつけて生き返らせようとパールヴァーティー?に約束した。その時道ばたで眠っていた象を見つけ、その首が据え付けられた。  ガネーシャ神は、片方が牙がない姿をしているが、これは酒に酔ったガネーシャ神を、月が笑ったため、怒ったガネーシャ神は自らの牙を片方取り、月...
  • ローペン
    メラネシア UMA ローペン(Ropen) パプアニューギニアの未確認生物。 参考文献  並木伸一郎『決定版 未確認動物UMA生態図鑑』24頁  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』207頁  歴史の謎を探る会『世界怪異事典 科学が説明できない奇怪な出来事200』212頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』90頁  並木伸一郎『未知動物の事件ファイル』26頁  ASIOS『UMA事件クロニクル』82頁
  • 吸血鬼
    モンスター 吸血鬼  吸血鬼とは、世界のあちこちで語られる、人の生き血を吸う妖怪である。  アト・ド=ヴリースによれば、この皆さんは狼、ふくろう グール、サキュバス?の方の夢魔、魔女、幽霊と関連する。また、犬歯が長くて紅毛碧眼(赤毛はカインとかユダの髪の毛と言われる)で、掌の方に毛が密集し、三ツ口、兎唇、ω状の唇をしていると言われる。また、血を吸われてる間はとても気持ちが良いので被害者と加害者がなんか変な関係になると言われる(*1)。   森瀬繚、 静川龍宗『吸血鬼』によれば、日本の磯女、濡れ女、と呼ばれる妖怪は人の生き血を啜ると言われる。森瀬先生などは資料にしてないけど宮田登『ヒメの民俗学』で、「子を育てるため」生き血或いは握り飯を要求する磯女(*2)が、ジャパニーズヴァンパイアとして紹介されている。また、吸血鬼に関し、生きてる言訳としての血液信仰がどうこう言わ...
  • 北欧神話
    Index 概要 北欧神話に関係する有名な名前登場人物 地名 そのほか 北欧神話を題材とした作品、影響を及ぼした作品中世 近世 研究書・紹介本 項目一覧 文献 ※表記について: 見かける物は手当たり次第に括弧内に併記してあります。 言語の違い、単数複数の違い、および発音を日本語に直した際の聞こえ方の違いを含みます。 概要 フィンランドを除くスカンジナビア半島、およびアイスランドを中心とした 北ヨーロッパで信仰されていた古代宗教。 ヴァイキングによって信仰されていたことで有名。 キリスト教への改宗が進み、消滅した。 ゲルマン神話(*1)など周辺の神話への影響も強い。 基本的な世界観は「エッダ」に記されている。 北欧神話に関係する有名な名前 ゲームや漫画で固有名詞だけ借用されることが多い。 登場人物 名前 原語 簡単な説明 オーディ...
  • コンガマトー
    アフリカ UMA コンガマトー(Kongamato) アフリカの未確認生物。 参考文献  フランク・ヒューム・メランド『In witch-bound Africa』236頁  朝里樹『1日1話、つい読みたくなる世界のミステリーと怪異366』338頁  並木伸一郎『決定版 未確認動物UMA生態図鑑』190頁  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』208, 342, 361, 362, 364頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』357頁  朝里樹『世界現代怪異事典』270頁  サラ・バートレット『世界の伝説と不思議の図鑑』246頁  並木伸一郎『未知動物の事件ファイル』24頁  ASIOS『UMA事件クロニクル』50頁
  • アンマ
    アフリカ アンマ(Amma) マリのドゴン族における創世神。 参考文献  松本尚之/佐川徹/石田慎一郎/大石高典/橋本栄莉『アフリカで学ぶ文化人類学 民族誌がひらく世界』150頁  中村圭志『図解世界5大神話入門』287頁  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』44頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』374頁  吉田敦彦『世界の神話101』210頁  フィリップ・ウィルキンソン/林啓恵/飯原裕美『世界の神話大図鑑』290頁  自由国民社『世界の神話伝説・総解説 増補新版』228頁  出雲晶子『【増補新版】星の文化史事典』48頁  吉田敦彦/坂井信三『国際理解にやくだつ世界の神話〈6〉アフリカの神話』10頁  ニール・フィリップ/松村一男『ビジュアル博物館 神話 時空を超えた神々の世界をビジュアルで訪ねる』28頁
  • ドラキュラ
    ルーマニア モンスター 吸血鬼 ドラキュラ(Dracula) ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』に登場する吸血鬼の男性。 参考文献  ナショナルジオグラフィック『今の科学でここまでわかった 世界の謎99』46頁  森野たくみ『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』10頁  佐藤有文『吸血鬼百科 復刻版』6, 8, 10, 12, 14, 34, 36, 38, 40, 42, 44, 46, 66, 82, 114, 138, 162, 166, 168頁  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』15, 48, 363頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』286頁  バーバラ・コックス/スコット・フォーブス/ナカイサヤカ『世界恐怖図鑑2吸血鬼・モンスター・ドラゴン』11, 12頁  歴史の謎を探る会『世界史の珍問・奇問に答え...
  • オーディンの名前
    オーディンの名前 各国語での呼び名 古ノルド語ではオージン(Óðinn)。 Óðinnの簡略表記がOdinで、これの英語読み・ドイツ語読みがオーディン。 ドイツ語ではヴォータン(Wotan)。 古英語(アングロ・サクソン語)ではウォーデン(Woden)。 ラテン語ではオティヌス(Othinus)。この形は『ゲスタ・ダノールム?』に現れる。 エッダに現れる、オーディンの別名 名前の意味など、大半を谷口幸男訳『エッダ 古代北欧歌謡集』に負っています。 原語表記で不明な点はTITUS Texts Eddaに従いました。Oの特殊文字(*1)はOウムラウトで代用してます。 名前 原語 意味 出典、備考 ヴァルファズル Valföðr 戦士の父 『巫女の予言』1と『グリームニルの歌』48。 ハール H&a...
  • ルシファー
    ルシファー 神に背いて戦を起こし、敗北して堕天して地獄の王となった。 6666億人いると言われる全悪魔の総帥であり、地獄軍の大総統、地獄の大判官でもある。 堕天した最高の熾天使 もともとルシファーは、ラテン語で『炎を呼ぶ者』『光を運ぶもの』あるいは『暁の子』『暁の星』意味があり、彼自身もその名にふさわしい、美しい熾天使の長であり力天使司令官でもあった。 通常天使はどんなものでも羽は6枚以上を持つ事は許されなかったが、ルシファーだけは、特例として12枚の羽を持つことができた、最も神に近い天使であった。 彼が何故堕天したのかについては様々な逸話があり、神が天使よりも人間に愛を注いだため、嫉妬から半旗を翻したとも、神に最も近い力を持つが故の高慢さから、神の座を奪い取ろうとして失敗したからともいわれる。 天界からの追放 戦の後、神に敗北したルシファーやその一派達は、天界から...
  • ヴィシュヌ
    ヴィシュヌ ヒンドゥー教の神である。 シヴァと対照的な力を持ち、世の善が悪に勝つように常に見張っている。 名前の語源は「行き渡る者」、繁栄を維持し、修復する神である。 4本の腕に右手にチャクラム(輪宝)と棍棒を、左にパンチャジャナ(法螺貝)と蓮華を持ち、豪奢な衣装に身を包む青黒い肌をした美しい男性の姿で描写される。 彼を至高の神として崇拝するのがヴァイシュナヴァ派(Vaisnava、ヴィシュヌ派)である。 漢字表記には、毘紐天(びちゅうてん)、微瑟紐(びそうちゅ)がある。 アヴァターラ ヴィシュヌには以下の10のアヴァターラ(権化)があるとされる。 1 マツヤ 最初の人類マヌを大洪水から救った巨大な魚 2 クールマ 不死の霊薬をもたらす亀 3 ヴァラーハ 悪魔に沈められた大地を持ち上げた猪 4 ヌラシンハ 魔王ヒラニャカシプを追放した人獅子 5 ヴァーマナ 魔王...
  • インドラ
    インドラ ヒンドゥ−教の讃歌集である『リグ・ヴェーダ』の主人公。 嵐と戦の神である。 日本では帝釈天として知られている。 頭髪と全身は黄金に輝き、右手には稲妻を象徴する、金剛杵を武器として持っている。 2頭の馬に引かれた戦車、4本牙の巨大な象アイラヴァータに乗るとされている。 インドラが地上に降り立つ時は空に虹がかかるといわれている。 生まれながらに圧倒的な力をもつ荒ぶる神 伝承によると、天空神の子としてインドラが誕生したとき、雨を呼ぶ「雲の牛」が魔人ヴリトラによって捕らえられ、人間は干ばつに苦しめられていた。 生まれたばかりのインドラは、人々の困窮の声を聞くと、父から稲妻を奪い、神の酒ソーマを飲み干して、ヴリトラの弱点を見抜いて攻め、打ち倒したのである。 天界の問題児 叙事詩『ラーマヤナ』によると、インドラは賢者ゴータマの妻であるアハリヤを寝取ってしまう。 ...
  • シヴァ
    *シヴァ(Shiva、Śiva) ヒンドゥー教の三神一体のひとつで破壊の神である。 古代では「泣き叫ぶ者」「恐ろしい者」の意味を持っているルドラ神(暴風雨神)として恐れられていた。 4つの顔と4本の腕を持ち、体には毒蛇をまきつけ、腰には虎の皮をまとい、手の一つには三つ又の矛を持っている。 青黒い顔、猛々しい長くもつれる髪で美男子に描写される。 眉間には第三の瞳があり、この目から発せられる光は全てのものを灼き尽くすとされている。 彼を主神として尊崇するのが「シャイヴァ派」(Shaivism、シヴァ派)である。 仏教には湿婆天、大自在天の名で取り込まれている。妻のパールヴァティーも別名の一つウマーが「烏摩」(うま)と漢訳されている。 彼の諸相の一つであるマハーカーラも尊格として取り込まれ、「大黒天」と漢訳されている。 シヴァの別名 パシュパティ『家畜の王』 シャンカラ『...
  • シャンブーカ
    Shambuka インド二大叙事詩の一つ『ラーマーヤナ?』の登場人物。 最終巻である第七巻「ウッタラ・カーンダ(後の巻)」に登場する。 シュードラ?階級出身の修行者。シュードラには許されない タパス(苦行)を行い、それが原因でバラモンの子供が病にかかり死んでしまう。 息子の死に動揺する老バラモン?は息子が大罪でも犯したのかと訝る。 聖仙ナーラダ?はその原因がシュードラの苦行にあると告げ、 ラーマ?は彼を探し出し、逆さ吊りの苦行を行っていたシャンブーカの首を剣で切断する。 それを見た神々はラーマを褒め称えるのであった。 カースト?制度のエグさ理不尽さを体現する凄まじいエピソードである。 『ラーマーヤナ』は聖典でもあり、この記載を真実として支持する人々もいるが、 反ヒンドゥーの立場からこれを取り上げ批判する人もいる。 ヒンドゥー教徒からも、成立年代や詩として...
  • ヴァラルヴァル
    台湾 ヴァラルヴァル(Valaluval) 台湾の先住民パイワン族の伝説に登場する龍もしくは蛇。中国語表記は瓦拉魯瓦魯。 昔、ツルル家のカラムディスという者が狩りに出かけたが、転んだ拍子に持っていた槍を手から放してまった。そして槍は縦に滑って行き、そのままディノアランという淵の中に落ちてしまった。カラムディスが淵に潜って行くと、中にはヴァラルヴァルという龍がいた。カラムディスが「私の槍は何処に在るか」と言うと、龍は「私が其処に竹筒(水汲み用の)と並べて置いたから取れ」と言った。カラムディスが槍を取ると、彼等は相談して龍は「我々友達になろう、酒を造って共に飲もう」と言った。そこでカラムディスは一旦帰って袖無の着物を着たり、褲を穿いたり、鷹の羽を挿した頭飾りをしたり支度して、水の底へ出かけていった。そして2人で酒を飲んだ。しばらくするとカラムディスは酔ったので外へ出て、帰りがけに龍...
  • ジン
    中東 妖精・精霊 ジン(Jinn, Jinnni, Jinnee, Genie, Genii) アラビアの精霊。ジンは複数形で、単数形はジニーである。人間、天使、魔人、動物など、さまざまな姿をとることができる。 炎から生まれたといわれ、機嫌のいいときは本当に親切だが、怒るととても恐ろしい。 女性のジンはジエイネと呼ばれる。ソロモンと知恵比べをしたシェバの女王はあるジエイネの娘だったという。 参考文献  桂令夫『イスラム幻想世界 怪物・英雄・魔術の物語』31頁  山北篤/細江ひろみ/LIM/緑川美帆『1日3分読むだけで一生語れる モンスター図鑑』132頁  学研教育出版『学研ミステリー百科5 世界の妖怪大百科』185頁  小谷真理『ゲーム・マンガ・小説がもっともっと楽しくなる!! ファンタジー世界用語事典』118頁  健部伸明と怪兵隊『幻想世界の住人たち』...
  • フリームスルス
    北欧神話 フリームスルス(Hrímþurs) フリームスルス は、北欧神話に出てくる巨人である。正確にはフリームスルスは霜の巨人と呼ばれる巨人の1種族名であり、この巨人の個体名ではない。  HrÍmþurs(こっちが「霜の巨人」) のThursは、英語のThirst(喉が渇く)と関連し、ヨトゥンがEat系とくっつくのと対応している。そのため水に関連する。  『ヴァフルズルーズニルの歌』で、創世の昔 流れていたエーリヴァーガルから毒が出てきて、アウルゲルミル(土の叫び)という巨人ができる。その方が脇から男女を、組み合わせた足の指から頭の6つある巨人を産む。  『ヴァフズルーズニルいわく』に、ソレの末孫らしいユミルが出るが、こっちは「巨人の祖」と言われる。 この辺(巫女の予言での全く異なる創世神話など)について、スノッリ・ストゥルルソンが、根性で、「ア...
  • チュパカブラ
    中南米 UMA チュパカブラ(Chupacabra) プエルトリコ、米國南部のスペイン語圏などで稀に目撃されるUMA(ユーマ)の一つ。 その名は、「山羊をしゃぶるもの」と言う意味である。 姿は青黒い兎のような体に、赤く大きな目で、鋭い鍵爪が有り、尻尾は3本有る。また、牙が長い。「ルーンヤッ」という鳴き声を立てるという。 性格は凶暴。食べるものは生き血と卵である。 とくに生き血は大好物で、鳩や烏をよく襲う。襲われたものは血どころか、骨髄まで完全に吸い尽くされ死ぬ。 言うならば、「ポケットモンスター」に出てくる「ニューラ」というポケモンに姿が酷似している。 参考文献  トニー・アラン/上原ゆうこ『ヴィジュアル版 世界幻想動物百科』162頁  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』380, 381, 403頁  ライブ『365日で知る 現...
  • ギャリーベガー
    イギリス 妖精 幽霊 ギャリーベガー(Galley-Beggar) イングランドのサマセット州に現れる骸骨の姿をした妖精もしくは精霊。幽霊であるとも。 ギャリーという単語は方言で“脅す”もしくは“吃驚させる”あるいは“幽霊”の意である。 ギャリーベガーは夜になると悪戯をするという。上ストーウィー村(オーヴァーストーウィー)と下ストーウィー村(ネザーストーウィー)の間の丘に現れ、怪しげな光に包まれた姿で自らの頭蓋骨を外して小脇に抱えて編み垣に座り、けたたましい笑い声を上げながら村の本通りへ滑り込んでいくという悪戯が好きだった。ギャリーベガーが滑るのに使用する編み垣は橇の一種でハードル(Hurdle)といい、当時は死刑囚を運ぶために使われていた。イギリスではクリスマスの日になるとありとあらゆる妖精や妖怪の類いが一斉に現れるとされており、その中にはちゃんとギャリーベガーの姿も混ざっ...
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