Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「ブンダヒシュン」で検索した結果

検索 :
  • ゾロアスター教
    ...た中期ペルシア語の「ブンダヒシュン?」(創造神話)、「デーンカルド」(宗教百科事典)も貴重な文献である。  そのほか、ミトラス教?やズルワーン教?、グノーシス主義の資料や古代ギリシア人の著作も重要。  西洋では、ゾロアスター教の祭司はマギと呼ばれたとも言われるが、本来はメディアの祭司階級を意味する言葉である。 教義の歴史  ゾロアスター教について確実にわかっているのは「わかっていない」ということだけである。だから以下の段階も便宜上のものにすぎない(ネットで百科に従っている)。 ザラスシュトラ自身による教義  アヴェスターのなかでザラスシュトラ自身による言葉は「ガーサー」だけである。  それによれば、この世は、善と悪の戦いの場である。  始原のとき、最高神アフラ・マズダーが二つの霊スプンタ・マンユ?とアンラ・マンユを産んだ。それぞれの霊は、自分の意思によって...
  • アフラ・マズダー
    ...かでもっとも重要な『ブンダヒシュン?』でも、オフルマズドと6柱のアマフラスパンダーン(Amahraspandān)がアフリマンと6大悪魔に対抗するとされている。しかしながら、『ブンダヒシュン』などでは、オフルマズドとアフリマンの差は歴然と存在している。 アウラマズダー  歴史的に見ると、アケメネス朝ペルシアの王たちは、必ず碑文にアフラ・マズダー(古代ペルシア語ではアウラマズダーAuramazdāとなる)を刻んでいた。  たとえばダレイオス1世の有名なベヒストゥーン碑文には「アウラマズダーの御意によって余は王である。アウラマズダーは王国を余に授け給うた」とあり、その後も何度も「自分はアウラマズダーのおかげで戦いに勝った」とか「アウラマズダーによって法律を制定した」など書かれている。ほかの明確な神名はない。とはいえアケメネス朝がアウラマズダー一神教だった...
  • アシャ
    中東 ゾロアスター教 アシャ(Asha) アシャ・ワヒシュタとも。 ゾロアスター教に伝わる上級天使アムシャ・スプンタの一人。 参考文献  辻直四郎『世界古典文学全集〈第3巻〉ヴェーダ アヴェスター』  山北篤『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』40, 229頁
  • ツブラー
    薩南諸島 た行の妖怪 ツブラー(Tsuburā) 喜界島に伝わる歌い骸骨の類話。 ある男性が山の草刈りに行くと、シュンガオー節を歌う美しい声が聞こえてきた。 彼が「聞いた覚イのない声じゃが、いったい歌の主はだれだろう」と諸所を捜したがそれでも声の主は見つからず、そこで耳を澄ますと歌声は足下から聞こえていたので、木の葉を掻き退けて捜すとツブラー(頭蓋骨)が歌っているのを発見した。 そのツブラーが「今歌を歌ったのは我だが、我バ連れて行ってお前の一番憎い人の前で、歌をさせて金儲けして見らんか、必ずお前を勝たすが」と言ったので、彼は喜んでツブラーを懐に入れて持ち帰った。 そして彼は自分が一番憎んでいたとある男性の元へツブラーを持って行き「このツブラーは美しい声でシュンガオー節を歌う」と言った。 すると相手は彼の思い通りに「ツブラーが歌できるもんな」と否定してきた。 そこ...
  • オリュンポス
    ギリシア神話 オリュンポス(Όλυμπος;Mount Olympus) 古代ギリシャ語的に発音すれば「オリュンポス」。英語的に発音すれば「オリンポス」。 ギリシャで一番高い山であり、北部に位置している。標高は2917m。 ギリシャ神話では、ここにオリュンポス十二神らの住む宮殿があるとしている。
  • ブリュンヒルド
    北欧神話 ブリュンヒルド 北欧神話で「ヴァルキューレ」の1人である女神。「ブリュンヒルト」とも表記される。 ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」でジークフリート?と共に有名な名前でもある。
  • キブンゴ
    中南米 キブンゴ(Quibungo) ブラジルの怪物。都市伝説の怪物らしい。 バヒラ地方、ミナスジェライス州、サンパウロに出没する。 半人半獣の怪物である。 とても大きな頭を持ち、背中には大きな口を持つ。頭を振りながら唸り声をあげる。そして子供を飲み込むという。 他の伝説では、その姿は猿に似るという。動きはゴリラのようにすばやい。 沿岸の河口に出没し、言うことを聞かない子供をさらっていき、その子供を飼育するという。 キブンゴは他の意味も持っている。Xibungo,chibungoはブラジル北東部の方言で、同性愛者を意味する。 それゆえ、性的からかいの語となっている。 キブンゴはペドフィリアの犠牲となった子供たちの恐怖から生まれたとか、黒人や同性愛への偏見が基盤となっているとか言われている。 参考 htmlプラグインエラー このプラグ...
  • ポーチュン
    イギリス 妖精 ポーチュン(Portune) イングランドに伝わる妖精。 参考文献  キャサリン・ブリッグズ/石井美樹子/山内玲子『イギリスの妖精 フォークロアと文学』5, 11頁  水木しげる『カラー版 妖精画談』144頁  キャサリン・ブリッグズ/平野敬一/井村君江/三宅忠明/吉田新一『妖精事典』113, 184, 189, 192, 350, 438頁  水木しげる『妖精大百科』130頁  トマス・カイトリー/市場泰男『妖精の誕生 フェアリー神話学』167頁
  • ハイ・バー・チュン
    ベトナム ハイ・バー・チュン(Hai Bà Trưng) チュン姉妹(徴姉妹)とも。 ベトナムで有名な二人の英雄。 チュン・チャック(Trưng Trắc 徵側)とチュン・ニ(Trưng Nhị 徵貳)の姉妹。 参考文献  姜尚中/青山亨/伊東利勝/小松久男/重松伸司/妹尾達彦/成田龍一/古井龍介/三浦徹/村田雄二郎/李成市『アジア人物史 第1巻 神話世界と古代帝国』754頁  昭文社出版編集部/ヤマザキマリ『Woman's Style100 世界の女性偉人たち』152頁
  • オリュンポス十二神
    ギリシア神話 オリュンポス十二神 オリンポス12神。 オリュンポスに住む12柱の神々の総称。 具体的に書くと、 ゼウス、ヘラ、ポセイドン、デメテル、アレス、アプロディテ、 アルテミス、アポロン、ヘルメス、ヘファイストス、アテナ、ヘスティア の12神のことを指している。 ハデスはゼウス、ポセイドンらの兄弟で、同じくらい重要な神だが、 冥界に住んでいるために「オリュンポス」12神には入れられなかった。 エピソードに乏しいヘスティアが抜けて、新進だが人気のあったディオニュソス?が入る場合もある。
  • ヒュンドラの歌
    北欧神話  エッダの1である。 健部伸明編『幻獣大全』には、『ヒュンドラ韻律詩』と訳されている。(*1) 参考資料 健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』
  • ワクジュンカガ
    北米 ワクジュンカガ(Wakdjunkaga, Wakjunkaga) 北米先住民ウィネバゴ族の伝説に登場するトリックスターの男性もしくは白兎。 白い兎の姿あるいは人間の男性の姿、場合によっては男性器が異様に長い男性の姿をしている。 参考文献  中村圭志『図解世界5大神話入門』281頁  篠田知和基『世界動物神話』231頁
  • ベス・ランジュン
    マレーシア ベス・ランジュン(Bès Lanjung) マレーシアに伝わる精霊。水木しげるの著書では「サギの精(鷺の精)」の名で紹介されている。 この鷺の精は川の穴の中に棲んでおり、魚の姿に変身する事がある。そしてこの魚を獲って食べた漁師は発熱して黄色い液体を吐くようになってしまう。 参考文献  水木しげる『世界妖怪大全 世界はゲゲゲ』130頁  荒俣宏『水木しげる 日本の妖怪・世界の妖怪』71頁
  • ベス・チャンブン
    マレーシア ベス・チャンブン(Bès Chambʉng) マレーシアに伝わる精霊。水木しげるの著書では「くもの精(蜘蛛の精)」の名で紹介されている。ベス・チャンブンというのはジャフー語での呼び名であり、マレー語ではハントゥ・ラバ・ラバ(Hantu Labah-Labah)と呼ぶ。 蜘蛛の精だがその姿は蜘蛛とは似ても似つかず、人面の頭部から二本の脚のみが生えたような姿をしている。家屋の扉や窓の側の軒下などに棲んでおり人に危害を加える事があるが、追い出そうとすれば反撃してくるので刺激せずに大人しく出て行ってくれるのを待つしかない。この精霊に頭を咬まれた子供は髪が抜け落ちて黄色い液体を吐くようになってしまったという。 参考文献  水木しげる『世界妖怪大全 世界はゲゲゲ』84頁  水木しげる/大泉実成『水木しげるの妖怪探険 マレーシア大冒険』57頁
  • バルンニクブン
    シベリア バルンニクブン(Barn-Nikubun) ニヴフに伝わる妖怪。 山の人という意味。 参考文献  朝里樹『日本怪異妖怪事典 北海道』185, 187頁  山本祐弘『北方自然民族民話集成』90, 91頁
  • マレーシア
    地域別索引 東南アジア マレーシア(Malaysia) マレー半島南部とボルネオ(カリマンタン)島北部を国土とする国。 首都はクアラルンプール。 インダイ・グル チェムパカ・ビル チャンクルバン トヨール ナバウ ハントゥ ハン・トゥア ハントゥ・カタック ハントゥ・クボル ハントゥ・ケンブン ハントゥ・ジャムアン ハントゥ・テテク ハントゥ・ラヤ プルンプアン・カイン ベス・クボル ベス・サンク・ケルワル ベス・ジェラ・コイ ベス・シプット ベス・ジャビ ベス・ジャントゥン ベス・チェマ ベス・チェマ・マット ベス・チェルン・レンタック ベス・チェレ ベス・チャンブン ベス・ティンカット ベス・トゥラン・マワス ベス・ドン ベス・バタン ベス・ブラン ベス・ブロン ベス・ベカウ ベス・ベカウ・グノン ベス・ボ・イワ ベス・ボンゴ ベス・ランジュン ベス・レロック ペナン...
  • クリシュナ
    クリシュナ(Krishna、Kṛṣṇa) ヒンドゥー教の神のひとりで、同宗教では宗派を超えて重視される 聖典『バガヴァッド・ギーター』の教主。 維持神ヴィシュヌの化身(アヴァターラ)の一つとされ、 諸化身の中でも傑出した支持を集める。 『バガヴァッド・ギーター』を含む大叙事詩『マハーバーラタ』 で大活躍し、その後プラーナ文献において彼の 幼少時代にまつわる伝承が形成されていった。 クリシュナ(Krishna、Kṛṣṇa) クリシュナとキリスト 比較表 注記 参考資料 参考サイト クリシュナとキリスト キリスト教開祖イエスとクリシュナはしばしば結び付けられる。 ChristとKrishnaという字面からして深いつながりを見出す人も多い。 代表例としてインド系新宗教ISCKONをあげることができる。 クリシュナ信仰の聖地ヴリンダーヴァンにちなんでアメリカ合...
  • ハントゥ・ケンブン
    マレーシア ハントゥ・ケンブン(Hantu Kembung) マレー人に伝わる妖怪。 雨の日になると人々に頭痛や腹痛をもたらす。 参考文献  アダム・オールサッチ・ボードマン/ナカイサヤカ『イラストで見るゴーストの歴史』20頁
  • イブン・バットゥータ
    アフリカ イブン・バットゥータ(Ibn Battuta) モロッコ出身の探検家。 参考文献  小浜裕久/石川薫『「未解」のアフリカ 欺瞞のヨーロッパ史観』48, 52, 54, 61, 62, 67, 71, 72, 104, 115, 279頁
  • Index
    ジャンル別索引 50音順は一覧ページ ジャンル別索引 地域別索引 日本神話 アイヌ神話 琉球神話 中国神話 朝鮮神話 ギリシア神話 ローマ神話 北欧神話(ドイツ) ケルト神話 エジプト神話 インド神話 ゾロアスター教 アメリカ・インディアン神話 アステカ神話 マヤ神話 イラン神話(ペルシャ神話) ウガリット神話(カナン、フェニキア神話) メソポタミア神話(シュメール、アッシリア、バビロニア) アフリカ神話 クトゥルー神話(Cthulhu Mythos) アーサー王伝説 仏教 キリスト教・ユダヤ教 イスラム教 ヒンドゥー教 ヴードゥー教 悪魔 天使・堕天使 妖精・精霊 妖怪 モンスター UMA 都市伝説 義賊 書物 童話・物語 オカルト 地域別索引 非常に多くの項目を含むので、地域別の詳細な目次は地域...
  • クシナダヒメ
    日本神話 櫛名田姫(くしなだひめ) 櫛名田姫、奇稲田姫命 稲田の女神。 八俣大蛇に食べられそうになったところを、須佐之男命に助けられた。その後、須佐之男命の妻となり、出雲の神々を生んだ。
  • ニ・ペリ・トゥンジュン・ヴゥラン
    インドネシア 妖精 ニ・ペリ・トゥンジュン・ヴゥラン(Ni Peri Tunjung Wulan) インドネシアのマドゥラ島に伝わる民話に登場する妖精。 参考文献  小沢俊夫『世界の民話22 インドネシア・ベトナム』95頁
  • ムシュフシュ
    メソポタミア神話 ムシュフシュ ムシュフシュとは、メソポタミアのドラゴンである。  蛇っぽい頭に角が生え、首の辺がトゲトゲし、ライオンの上半身を持ち、鷹の後ろと、蛇の尻尾を持つ。  イシュタルの門で守護をしている。 参考文献  キャロル・ローズ『世界の神獣・怪物事典』426頁
  • 妖精
    妖精・精霊 ケルト神話 妖精(Fairy) 概要  妖精、は、通常、フェアリーの訳語として使われる。  『西遊記?』(中国のお話)にもちょっと出て来るが、こっちは中華オリジナルである。 お約束で、神様トゥアハ・デ・ダナーンの零落したやつである。 アーカン・ソナ アスレイ アーチン アバトゥワ イエレ ヴィヌシャプとビヌシャチ ヴィルデ・フラウ ウリシュク エルフ ギャリーベガー クワノカシャ ゴブリン コボルト サモディヴァ ジェニー・グリーンティース ジミー・スクウェアフット ジョガー スルーア タム・リン タルイス・テーグ ドゥエンデ トゥンデール ナグムワサック ニ・ペリ・トゥンジュン・ヴゥラン ニメリガー ニルンビー ヌネヒ パリゼット ピアレイ フラガ ペリ ポーチュン ポンベロ ユンボー リャナンシー ワグ・アット・ザ・ワ 主な文献  飯田正...
  • ラクシュミーバーイー
    インド ラクシュミーバーイー(Lakshmibai) インドの女傑。 参考文献  リンダ・ロドリゲス・マクロビー/緒川久美子『悪いお姫様の物語 おとぎ話のように甘くない24人の悪女の真実』64頁
  • エシュ
    アフリカ エシュ(Eshu) 西アフリカのヨルバ人のトリックスター。  エシュはヨルバ人の拝む神なのだが、現地と彼らが奴隷として引っ張られたブラジルで興したカンドンブレと呼ばれる信仰体系と、それの影響があるミナナゴの内のピジーと呼ばれるものではExu(エシュ)とちゃんと呼ばれるが、ヨルバの人がキューバで作ったサンテリーアではエレグアという。こっちでは各神様(オリチャという)にCamino(カミーノ 「道」)と呼ばれる、「なんとかモードのソレ」が何柱か設定されているが、そっちのはエシュ何とかと呼ばれる。これが北米へ行くとラバスという。また、フォン人の信仰体系も大体共通し、「神様的なものを肉体に下してトランス」というとこまで似るので、レグバという似たような神様がいて、諸々の神々(何柱か例外がおる)を、その住まう地から人間の棲む地へと導く役目を持っているので各地で人気が高い。レ...
  • プシュケ
    ギリシア神話 プシュケ アプロディテの息子である、愛の神エロス?の妻となった人間の女性。彼女には 次のような逸話が残っている。 とある王国の三姉妹は、美人ぞろいで有名だったが、中でも末娘のプシュケの美しさは 二人の姉以上のものを持ち、人々はプシュケのことを「美の女神アプロディテより美しい」と評した。 このことはアプロディテを非常に怒らせ、彼女は息子のエロス?を呼び、その愛の矢で、 プシュケが下賎な男性に恋するように、と仕向けたが、エロス?が手違いで愛の矢で自分を 傷つけ、プシュケを見たことで彼女に恋をしてしまう。 それからしばらくたち、二人の姉は結婚して幸せな生活を築いていたが、プシュケだけがいまだ 良縁に恵まれずに独身のままだった。このことを憂えたプシュケの両親が神託で伺いを立てたところ、 神託から「彼女の夫は、アポロンですら恐れる強大な存在である」...
  • レダ
    ギリシア神話 レダ(Leda) スパルタ王テュンダレオスの王妃。 ポルックス、ヘレネ、クリュタイムネストラ、カストルの母。 白鳥に身をかえたゼウスとの間に2個の卵を産んだ。 その1つからはゼウスの子ポルックスとヘレネが、もう1つからは夫テュンダレオスの子カストルとクリュタイムネストラが生まれたとされる。
  • ムーサ
    ギリシア神話 ムーサ(Mousa、Musa) 複数形ムーサイ(Musai)。 ミューズ(Muse、Muses)とも言う。 ゼウスとムネモシュネの間に生まれた娘たち。 ハルモニア?の娘、またはウラノスとガイアの娘とする説もある。 デルフォイでは三人、レスボスでは七人とされているが、ヘシオドスは九人として以下の名前を挙げている。 名前 ローマ表記 役割 持ち物 カリオペ Kaliope(ia) 叙事詩 書板と鉄筆 クレイオ Kleio 歴史 巻物或いは巻物入れ エウテルペ Euterpe 抒情詩 笛 タレイア Thaleia 喜劇 喜劇のお面・つたの冠・羊飼いの杖 メルポメネ Melpomene 悲劇 悲劇のお面と靴・葡萄の冠 テルプシコラ Tersichora 合唱隊・抒情詩・踊り 竪琴 エラト Erato 独吟抒情詩 竪琴 ポリュヒュムニア Plyhymnia 讃歌...
  • ギシュ
    アフガニスタン ギシュ(Gish) アフガニスタンの戦争の神。 アフガニスタンを中心とする広い地域で崇拝され、特にアフガニスタン南東部からパキスタンにかけて住むカチ族に崇拝されていた。 生まれるまで18ヶ月も母の胎内にいて、そこから自力で這い出し、その後で母の腹を糸と針で縫い合わせたという。 非常に効率よく殺戮を行う神であり、優雅さや知性を感じさせない。 虹はギシュの持つスリング(投石器)とされる。 聖なるクルミの樹の上にある鉄の要塞に住む。
  • シュウ
    エジプト神話 シュウ(Shu、św)  その名は『光る大気』『光り輝く生気の揺らめき』を意味する。基本的には、人身の姿をもって表されるがごくまれにライオンの頭を持った男性の姿で表される。エジプト神話の世界創生に関わる神の一人。彼は大気命の息吹命の根源であり、それらを死者に伝達する。また彼は、風や、雲、霧などの気象現象を支配する。常に交わっている点の女神ヌトと土地の神ゲブに嫉妬したラーによって二人の間に送り込まれ、二人を引き離した。その後ヌト(空)が落ちてこないように彼女をその手で支え続けている。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』172頁
  • カデシュ
    エジプト神話 カデシュ(Qadesh、kdš)  一般的に横向きで歩くライオンの上に正面を向いて立つ、裸のもしくは透けた多服を着た女性として表される。 彼女は、愛と豊穣の女神とされ、怪我や病に侵された人々を癒し、ありとあらゆる病気から人間を守る。  近所の国の言葉で ヘブライ語で「聖なる」がカドッシュで、神殿で春をひさぐ 野郎もいるって聖書語句辞典に、神殿娼婦の人がケデシュなのでこの神様との関連が考えられている。 参考文献 ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』102頁
  • リシュカ・リシュカ
    チェコ 狐 リシュカ・リシュカ(Liška Ryška) チェコの民話に登場する狐。 参考文献  カレル・ヤロミール・エルベン/アルトゥシ・シャイネル/木村有子『金色の髪のお姫さま チェコの昔話集』9頁  松岡享子/降矢なな『中・東欧のむかしばなし 三本の金の髪の毛』41頁  木村有子/出久根育『火の鳥ときつねのリシカ チェコの昔話』108頁
  • ヌンダ
    アフリカ ヌンダ(Nunda) スワヒリの昔話に登場する人食い猫。 耳が小さく、尻尾が太く、体型がずんぐりしており、体色は麝香猫のような斑模様となっている。 参考文献  エドワード・スティア『Swahili Tales』197頁  アンドルー・ラング/西村醇子『アンドルー・ラング世界童話集 第7巻 むらさきいろの童話集』270頁
  • ヴィシュヌ
    ヴィシュヌ ヒンドゥー教の神である。 シヴァと対照的な力を持ち、世の善が悪に勝つように常に見張っている。 名前の語源は「行き渡る者」、繁栄を維持し、修復する神である。 4本の腕に右手にチャクラム(輪宝)と棍棒を、左にパンチャジャナ(法螺貝)と蓮華を持ち、豪奢な衣装に身を包む青黒い肌をした美しい男性の姿で描写される。 彼を至高の神として崇拝するのがヴァイシュナヴァ派(Vaisnava、ヴィシュヌ派)である。 漢字表記には、毘紐天(びちゅうてん)、微瑟紐(びそうちゅ)がある。 アヴァターラ ヴィシュヌには以下の10のアヴァターラ(権化)があるとされる。 1 マツヤ 最初の人類マヌを大洪水から救った巨大な魚 2 クールマ 不死の霊薬をもたらす亀 3 ヴァラーハ 悪魔に沈められた大地を持ち上げた猪 4 ヌラシンハ 魔王ヒラニャカシプを追放した人獅子 5 ヴァーマナ 魔王...
  • ランダ
    インドネシア ランダ(Rangda) バリ島の魔女。 参考文献  佐藤俊之/山北篤『悪魔事典』  世界のお守り研究会『開運 集めてみました 世界のお守り』55頁  地球の歩き方編集室『改訂版 バリ島ウブド 楽園の散歩道』112頁  健部伸明『幻想悪魔大図鑑』197頁  健部伸明/怪兵隊『幻想世界の住人たちII』159頁  福岡まどか『ジャワの芸能ワヤン その物語世界』197, 199頁  立川武蔵/大村次郷『聖なる幻獣』167頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』19頁  荒俣宏『水木しげると行く 妖怪極楽探検隊』173, 182頁  ブルーガイド編集部『わがまま歩き9 バリ島』269, 282頁
  • ギルガメシュ
    メソポタミア神話 ギルガメシュ(Gilgamesh) ギルガメッシュとも シュメール神話、『ギルガメシュ叙事詩』に登場する英雄。 『ギルガメシュ叙事詩』は最古の文学とも言われる。 物語 体の三分の二が神で三分の一が人間という半神であり、ウルク(メソポタミアの都市国家)の王となるが、非常に粗暴であった。 そのため、女神アルル?は泥から作り出したエンキドゥを送り込み戦わせるが、ギルガメッシュとエンキドゥの力は拮抗しており、決着はつかなかった。 彼らは互いの力を認め合い、親友となり、これ以降ギルガメッシュは暴力を振るわない良き王として国の発展に尽くした。 その後、女神イシュタルの嫉妬によりエンキドゥは命を奪われてしまう。この事件からギルガメッシュは永遠の命を求め、旅に出るが、徒労に終わりウルクに帰った。 備考 日本語訳としては矢島文夫のギ...
  • シュラレ
    中央アジア シュラレ(Shurali, Şürəle, Шүрәле) テュルクに伝わる森の主。 参考文献  小松久男『テュルクを知るための61章』43頁
  • 北米
    地域別索引 北米 北米(North America) 北アメリカ大陸全般のこと。 そもそもはインディアンがすんでいたが、15世紀にコロンブスがヨーロッパ人にこの地を知らしめて以来 多くの移民がこの地へと訪れ、住み着いている。 アウェンハーイ アグロペルター アコーディアンティーター アスディワル アックスハンドルハウンド アップランドトラウト アドレット アナベル アマロック アメリア アメリカ狐 アンサーバック イクトミ ウィッフェンプーフ ウィントッサー ウォーキンスタンプ ウムフ オゴポゴ オーシャン・ボーン・メアリー ガアシエンディエタ ガイアスカタス カクタスキャット ガズンク カチナ ガニアグワイヘゴワ カラミティ・ジェーン カロポード キラークラウン ギリーガルー グーファン クライベイビーシャーク グリドルグリーザーピート グリニンマン グルースキャップ...
  • サラマンダー
    サラマンダーは、16世紀、ルネサンス時代の錬金術師パラケルススが名付けた四大元素の精霊のひとつ、火の精霊。  もともとサンショウウオを表すギリシャ語「サラマンドラー」からとられ、一応、「火の中に住む蜥蜴」の形をとるとされる(分類でt イモリとヤモリが別のカテゴリになったのは19世紀の末期から)。 プリニウス『博物誌』によれば、日本語版で「サンショウウオ」と訳されるサラマンダーは、体に斑点があり、大雨にあると現れ、雨が引くと消えるもので、口から吐く乳汁状の者へ、人間が触れると全身の毛が抜け触れた所に水疱が出る、また「火にあたると溶ける」と書かれる。この、「火にあたると(火が)溶ける」と解釈される文章で、火蜥蜴サラマンダ―ができたらしい。   また、同著には、キュプロス島の銅溶鉱炉の炎の中に生息し、炎から出るとたちまち死ぬ上キジバトに喰われる4本足で蠅程の虫Pyralis(「炎に属する」の意...
  • イシュタル
    美と愛と戦の女神 メソポタミア神話の美と愛の女神であると同時に、豊穣の神、そして戦の女神でもある。 豊満な肉体と輝く美貌の持ち主。 性格は高慢で、激しい気性の持ち主で大変な男好きである。 愛欲の女神 イシュタルにおける「美と愛の」の『愛』とは性愛のことである。 イシュタルの愛人は120人を超え、その多くは彼女に棄てられる末路をたどったといわれる。 また、彼女の逸話には全裸を披露する描写が複数存在する。 その複数の話の中で彼女のストリップシーンは見せ場になっている。 参考文献 PHP社 世界の神々がよくわかる本 東ゆみこ
  • イギリス
    地域別索引 イギリス(United Kingdom) ヨーロッパに存在する国の一つ。 正式名称は「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」と実に長ったらしい。 イングランドの他、近所のアイルランド ウェールズ、スコットランドとの仲が、ものすごく悪いのだが根性で仲良くしている。 アイルランドの辺に、フェアリーに関する豊かな文化が残っている。まぁウェールズとかスコットランドにもあるっちゃあるけど。 アーカン・ソナ アグネス・サンプソン アスレイ アーチン アニー アメリア・マリー アン・ブーリン アン・ボニー イザベラ イーテン ウリシュク ウルヴァー エインセル エクリプス エサソン エリザベス1世 エリザベス・ナイト オーガスタス・ダーヴェル オード・ゴギー オリヴィア カリアッハ ガンコナー キャサリン・オブ・アラゴン キャサリン・ハワード キャ...
  • ジュンマ
    ブラジル モンスター 加筆キボンヌ(・∀・)
  • ガンダレヴァ
    中東 ガンダレヴァ(Gandareva) ガンダレワとも。 イスラム以前の中東に伝わっていた海龍。 参考文献  桂令夫『イスラム幻想世界 怪物・英雄・魔術の物語』101頁
  • ラクシュミー
     インド ヒンドゥー教  ラクシュミーは、ヴィシュヌの嫁で、仏教における吉祥天である。  家庭円満とかを司る。  ある神話によれば、ブラフマーを宿す蓮を指すという。 参考文献  山北篤監修『東洋神名事典』359頁 アーサー・コッテル『世界神話辞典』132頁
  • チハルシュ
    シベリア チハルシュ(C'χarur') シベリアのニヴフに伝わる水界の化物。 参考文献  山田仁史/永山ゆかり/藤原潤子『水・雪・氷のフォークロア 北の人々の伝承世界』59, 60, 61頁
  • アダンダラ
    アフリカ アダンダラ(Adandara) 中央アフリカやスーダンのアザンデ族に伝わる怪猫。 参考文献  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』364頁
  • ギルガメッシュ
    メソポタミア神話 ギルガメッシュ(Gilgamesh) シュメール神話、『ギルガメッシュ叙事詩』に登場する英雄。 詳細はギルガメシュの項目。
  • ダンダウン
    インドネシア ダンダウン(Dandaung) インドネシアの民話に登場する蛇。 参考文献  百瀬侑子『インドネシア民話の世界 民話をとおして知るインドネシア』66頁  百瀬侑子/渡辺政憲『続インドネシア民話の旅 小学生からおとなまで』29, 106頁
  • イシュキック
    中南米 マヤ神話 イシュキック(Ixquic) シュキックとも。 マヤ神話に登場する女神。 参考文献  カール・タウベ/藤田美砂子『アステカ・マヤの神話』102頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』194頁  フィリップ・ウィルキンソン/林啓恵/飯原裕美『世界の神話大図鑑』244頁  フィリップ・ウィルキンソン/井辻朱美/大山晶『世界の神話伝説図鑑』294頁  フィリップ・ウィルキンソン/松村一男/寺西のぶ子/矢倉美登里/伊藤理子『世界の神話と英雄大図鑑』202頁  松村武雄『メキシコ・ペルー神話と伝説』221頁
  • @wiki全体から「ブンダヒシュン」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索