Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「ダエーワ」で検索した結果

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  • ドゥルジ・ナス
    ...スター教に伝わる邪神ダエーワの一人。 参考文献  山北篤『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』44, 230頁
  • タルウィ
    ...スター教に伝わる邪神ダエーワの一人。 参考文献  山北篤『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』44, 172頁
  • サルワ
    ...スター教に伝わる邪神ダエーワの一人。 参考文献  山北篤『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』44, 236頁
  • タローマティ
    ...スター教に伝わる邪神ダエーワの一人。 参考文献  山北篤『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』44, 122頁
  • アカ・マナフ
    ...スター教に伝わる邪神ダエーワの一人。 参考文献  辻直四郎『世界古典文学全集〈第3巻〉ヴェーダ アヴェスター』  山北篤『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』44, 117頁
  • デーウ
    イラン神話 中東 デーウ(Dev)  デーウ或いはダエーワ?とは、イランとかペルシャの辺りで恐れられていた悪魔の呼称である。  あの辺はインドとなんかあったらしいので、この方々はインドの神様と関連する可能性がある。  テュルクの民話や叙事詩ではデヴという呼び名で登場する。 参考文献  桂令夫『イスラム幻想世界 怪物・英雄・魔術の物語』71頁  健部伸明/怪兵隊『幻想世界の住人たちII』104頁  小松久男『テュルクを知るための61章』43頁
  • アンラ・マンユ
    ...大悪魔を筆頭に無数のダエーワ?を配下に置きさまざまに悪事を重ねさせている。 ときには、人間に化け諸国の王に近づき、贅沢を覚えさせ堕落させることもある。 さらに、堕落した王がアーリマンによって両肩にキスをされると、その王の肩からは一対の蛇が生えてしまう。この蛇はそれぞれ一日一人分の人間の脳みそを食べるという(ザッハーク?のこと)。
  • イラン神話
    ...オシャ?)、デーウ(ダエーワ?)などイラン固有の幻想的な存在も多く登場する。  『王書』は現代のイランでも別格扱いの文学作品である。『王書』にある伝説上の王の存在は歴史的には信じられていないが、それでも、アラブと同じイスラム教のもとで自分たちイラン人のアイデンティティを象徴する作品として、『王書』は今でも生きつづけている。  また、バハムートやクジャタなど、アラビアの宇宙観で世界を支えているとされる巨大な動物たちの神話はイラン起源である。  イランの民間信仰の中でもときどきゾロアスター教の書物が言及されたりゾロアスター本人が古の時代の賢者として登場したりする。  人々の心の中では依然としてゾロアスターが影響力を持っているのである。 イランとインド神話の対応 ことば同士が似ているのと、その役割やストーリーが似ているものの2種類がある。 アフラ/アスラとダエ...
  • ゾロアスター教
    ...#299; 魔女。 ダエーワ? Daēva 悪魔の総称。ダエーワ崇拝者は地獄に堕ちる。 アカ・マナフ? Aka Manah 「悪思」。ウォフ・マナフ?に対抗する6大悪魔。アンラ・マンユの別称でもある。 ドゥルジ?、ドルジュ Druj 「虚偽」。アシャ?に対抗する6大悪魔。 インドラ? Indra インドのインドラのことだが、ここでは6大悪魔。アシャ?に対抗する。 ノーンハスヤ Nāŋhaiθya インドのナーサティヤ双神にあたる。クシャスラ?に対抗する6大悪魔。 タローマティ? Tarōmati 「背教」。クシャスラ?に対抗する6大悪魔。 サルワ?、サウルワ Saurva 「熱」という意味だとされる。ハルワタート?に対抗する6大悪魔。 ザリチュ? Zairic 「油」という意味だとされる。アムルタート?に対抗する6大悪魔。 アストー・ウィーザー...
  • インド神話
    ...ランで悪魔だとされたダエーワ?(デーヴァ)はインドでは依然として神々のままだった。  最高神のヴァルナとミトラ?がアスラ?と呼ばれていたように、初期はかならずしもアスラ?は悪い存在ではなかった。しかし、時代が下るにつれて厳格で天上的なアスラ?神族の恐ろしく悪魔的な側面が強調されていき、現世利益的なデーヴァ神族と対立する魔族になってしまった。結果的にイランとは正反対になってしまったのである(*1)。  『リグヴェーダ』は詩であって物語というわけではないので、かならずしも統一したストーリーは見つけられない。創造神話も複数存在する。当時のインド人が世界について深く思索した結果なのだろう。  文献学的には、ヴェーダの時代に続いてヴェーダ祭儀の内容を説明するブラーフマナ文献の時代がくる。だいたい前800年を中心とした時代である。インド人にとっても難解だったヴェーダを理解するた...
  • エーテル
    オカルト エーテル 19世紀まで実在すると考えられていた物質。 光は空間に満たされたエーテルを伝わって飛ぶと考えられていた。
  • イエール
    モンスター イエール 西洋の怪物。馬と同じくらいの大きさで体は黒く、象のような尾である。 長い2本の角を持つが、この角は柔らかくどんな方向にも捻じ曲げることができる。
  • コエーリョ
    中南米 ブラジル コエーリョ(Coelho) ブラジルの伝説に登場する兎。 ポルトガル語で兎という意味である。 参考文献  松本苦味『たから舟 世界童話集』83頁  松村武雄『メキシコ・ペルー神話と伝説』594頁
  • ディンナーワン
    オーストラリア ディンナーワン(Dinewan) ディネワンもしくはディニューアンとも。 オーストラリアの神話や民話に登場するエミュー。 参考文献  K・ラングロー・パーカー/松田幸雄『アボリジニー神話』17, 23, 129, 137, 144, 300頁  レイチェル・ウォーレン・チャド/メリアン・テイラー/上田恵介/プレシ南日子/日向やよい『世界の美しい鳥の神話と伝説』104, 194頁  小沢俊夫『世界の民話 36 オーストラリア』125, 299頁  パトリシア・モナハン『Encyclopedia of Goddesses and Heroines』160頁
  • エーカーケン
    ドイツ エーカーケン(Ekerken) リスどのという意味。 ドイツに伝わるコボルト。 参考文献  グリム兄弟/吉田孝夫『グリム ドイツ伝説集』143頁
  • グーズベリーワイフ
    イギリス グーズベリーワイフ(Gooseberry Wife) イングランドに伝わる精霊。 参考文献  キャロル・ローズ/松村一男『世界の妖精・妖怪事典』121頁  キャサリン・ブリッグズ/平野敬一/井村君江/三宅忠明/吉田新一『妖精事典』88, 117, 428頁
  • ビーアエーゼル
    ドイツ ビーアエーゼル(Bier-Esel) ドイツのルール地方に現れる謎の驢馬。 名前はドイツ語でビール驢馬という意味である。 参考文献  朝里樹『世界現代怪異事典』226頁  朝里樹『大迫力!禁断の都市伝説大百科』118頁
  • エーリューズニル
    北欧神話 エーリューズニル ニヴルヘイムにあるヘルの館。とてつもなく高い塀で囲まれている。 門もとても大きい。 館にあるものにはそれぞれ名前が付いていて、入り口の敷居は「ファランダ・フォラズ」(落下の危険)、皿は「フング」(空腹)、ナイフは「スルト」(飢え)、ベッドは「ケル」(病床)、ベッドのカーテンは「ブリーキンダ・ベル」(輝く災い)、下男はガングレティ、下女はガングレト(ともに怠け者という意味)である。
  • 黄道十二宮のデーモン
    オカルト 黄道十二宮のデーモン ドイツ人オカルティストハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイム?の 著作『オカルト哲学』で紹介された十二人の悪魔。アグリッパは十二体の悪魔をそれぞれ黄道十二宮と 十二種類の宝石に対応させている。さらに数合わせのためか九つの天使の階級に地上での生活で達される 三つの霊的状態を足して十二段階の位階をこしらえ、これに十二悪魔を当て嵌めてもいる。 黄道十二宮 悪魔 宝石 位階 白羊宮 マルキダエル 紅縞瑪瑙 熾天使 金牛宮 アスモデル 紅玉髄 智天使 双子宮 アムプリエル 黄玉 座天使 巨蟹宮 ムリエル 玉髄 主天使 獅子宮 ウェルキエル 碧玉 能天使 処女宮 ハマリエル 緑玉 力天使 天秤宮 ズリエル 緑柱石 権天使 天蠍宮 バルビエル 紫水晶 大天使 人馬宮 アドナキエル 風信子鉱 天使 磨羯宮 ハナエル 緑玉髄 罪なき者...
  • マンギーワーレイワーレイムル
    オーストラリア マンギーワーレイワーレイムル(Munggheewurraywurraymul) オーストラリアの神話に登場する鴎。 参考文献  K・ラングロー・パーカー/松田幸雄『アボリジニー神話』126, 306頁
  • ドイツ
    地域別索引 ヨーロッパ ドイツ(Germany) 中央ヨーロッパに位置する国。 アインホルンリーゼ アウフホッカー アグネス アッシェンプッテル アルプ アルラウネ ヴァッサーガイスト ヴィヒトライン ヴィルデフラウ ヴィルデ・フラウ ヴィルヘルム ウンディーネ エーカーケン オデット オリンピア カスマンドル グラト クランプス クリストキント クロップファー 苔女 コボルト ザントマン ジャイアントバグ シュティーフェル シュネーヴィットヒェン ドッペルゲンガー ドラッヘ ドルンレースヒェン ナハツェーラー ニッケルカーター ヌスクナッカー ノインテーター バッハバルバラ ハンス・ヤーゲントイフェル ビーアエーゼル ビルヴィス ヒンツェルマン ファウスト フラオ・フュクシン フラオ・ホレ ブロッケンの妖怪 ヘクセ ペーターメンヒェン ヘーデケン ホウラート ポルターガイ...
  • ムスカリエト
    フランス ムスカリエト(Muscaliet) フランスのピエール・ド・ボーヴェの『動物寓意集』に記述がある幻獣。 参考文献  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』105頁
  • ヴォイニッチ手稿
    書物 オーパーツ ヴォイニッチ手稿(The Voynich Manuscript) イタリア、モンドラゴーネ寺院にて1912年に発見された手書きの文書のこと。 発見したニューヨークの古書売買業者Wilfrid M.Voynichの名にちなんで『ヴォイニッチ手稿』と呼ばれている。ヴォイニック手稿、ヴォイニッチ写本などとも言われる。 「世界一の奇書」などと呼ばれる、謎の書物。 15世紀ごろに作られたものらしいが、その内容はさらに昔から書き受け継がれてきたものといわれる。 「世界一の奇書」そう呼ばれるのは、この書物には始終200ページ以上に渡って、翻訳不能な文字で埋められているからである。そこに各種の植物(そのほとんどは実在しない)のイラストや、占星術的な図像が付されている。 文法を見ても同じ単語が3つ続いたりと、既知の言語にはない特徴も持っている。 未知の言語、暗号、デ...
  • ガルム
    北欧神話 ガルム (Garm) ニヴルヘイムのヘルの館(エーリューズニル)の番犬。 名前は「怒れる者」という意味。 喉から胸にかけて血がこびりついている。 「グリパヘニル」という洞窟につながれている。 ラグナレクで、ティールと戦い相討ちになる。
  • ブルーセ
    北欧 ブルーセ(Bruse) がらがらどん、ドンガランと訳されることもある。 ノルウェーの昔話『三びきのやぎのがらがらどん』に登場する山羊。 参考文献  アスビョルンセン/モー/エーリク・ヴェーレンシオル/大塚勇三『ノルウェーの昔話』389頁
  • ガアシエンディエタ
    北米 ガアシエンディエタ(Gaasyendietha) ガーシェンディエーサとも。 北米先住民のセネカ族に伝わる龍。 参考文献  出雲晶子『【増補新版】星の文化史事典』108頁  寺田とものり/TEAS事務所『ドラゴン ~世界の真龍大全~』207頁
  • ラーン
    北欧神話 ラーン(Rán) 海神エーギルの妻。人間に好意的なわけではない。 嵐の日に漁に出るものは彼女の網にかけられる。 また、海で死んだものは海底の館へと連れ去られるが、そのときに黄金を持っているものは優遇されるといわれたため、猟師たちは金貨を漁に持っていったという。 彼女の網はロキが滝つぼに隠れた小人を捕らえる際に貸し出された。 9人の波の乙女は彼女の娘であり、彼女たちに気に入られた船乗りは加護をもらえる。
  • 乙姫
    Index 日本 乙姫(おとひめ Otohime) 「御伽草子」に登場する、竜宮城の姫。一説には亀の化身でもある。 浜で子供たちにいじめられていたところを浦島太郎に助けられ、後日竜宮城へ案内したという話や、亀に案内されてきた浦島太郎をもてなすだけなどさまざまなバリエーションがある。 浦島太郎が竜宮城を去る際、彼の年齢を閉じ込めた玉手箱を渡した。 参考文献  牧野哲大『日本の名作二十八篇の物語り』67, 74, 80頁  桜澤麻衣/三浦佑之『本当は怖い世界の童話』182頁
  • ヴァフルズルーズニルの歌
    北欧神話  エッダの1である。 WIKIPEDIAでは『ヴァフスルーズニルの言葉』で出てくる。 大地の造られるはるか以前にエーリヴァーガル(嵐の海)から毒液が湧き、そっからアウルゲルミル(「土の叫び」)という巨人が産れる。彼はフリームスルス(ヨトゥンの一類)の祖となる上に、代が下って、ヨトゥンの祖ユミルが産れてどうの(*1)という、  ユミルの頃にはギンヌンガガプがどうたら、神の祖先ブルのお子さん方が大地を持ち上げてミッドガルド作ってどうたら、という『巫女の予言』と違う創世神話が出てくる。 参考資料 健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』
  • ジェニー・ハニヴァー
    ヨーロッパ ジェニー・ハニヴァー(Jenny Haniver) ヨーロッパの海に生息する、と言われた怪物。もしくは、その標本。 16世紀、この怪物の標本がヨーロッパで流行した。 1553年には、ピエール・ブロンがその著書の中で「海の鷲」として紹介した。 触手、人間の手、足、顔のようなものがあり、今で言えば火星人のような姿をしている。はじめは、バジリスクと思われたが、人魚の仲間と考えられた。 実際はエイと猿などから作られたもので、日本などから猿と魚で作られた人魚の剥製が出回るようになると流行も冷めて、廃れていった。 今も生産されているらしく、探せば手に入るようだ。
  • 八世界での呼び名
    北欧神話 (第二分館版) エッダのなかの『アルヴィースの歌』に見える、さまざまな事物の、それぞれの世界での呼び名。 名前の意味など、谷口幸男訳『エッダ 古代北欧歌謡集』に負っています。 原語表記はTITUS Texts Eddaに従い、また名詞の形についてはNorthvegr - Poetic Edda - Thorpe Trans.の英訳も参考にしました。Oの特殊文字(*1)はOウムラウトで代用してます。 人間 アース神 ヴァンル神 巨人 小人 天の/高き神々 冥界 妖精 大地 イェルズ(Iorð) フォルド(Fold)原 ヴェグ(Vegr)道 イーグレーン(Ígron)緑なるもの グローアンディ(Gróandi)緑なすもの アウル(Aur)砂地 天 ヒミン(Himinn) フリュールニル(Hl&yacu...
  • バロン・サムディ
    バロン・サムディ(Baron Samedi)はヴードゥー教におけるロアの一つ。  「Baron Cimitiere」(バロン・シティミエール)「baron la croix」(バロンラクロア)などの名称があるが、これらの名称はバロン・サメディと共に、「ゲーデのペルソナ」あるいは「バロン・サメディの別名」と言われる。その為これらのロアは性格が同じである。  死者の神で、墓地を司る。ペトロ群の内の重要なロアである。  聖画は烏を踏みつける、ローマ軍の将、聖エクスペディが使われるが、神殿には十字架にかけられたイエス・キリストが置かれることがある。 参考文献 立野淳也『ヴ―ドゥー教の世界』139頁
  • 天鶏
    中国  天鶏とは、中国の伝説上の鳥である。  『神異経』によれば、北海にいる高さ1000里の鶏で、左足は北の海の果て、右足は南の海の果てにあり、頭は河東に繋がれ、鯨魚(ものすごくでかい魚)のみを食う。毛は青く、嘴は赤く、脚は黒い。飛ぶと雷鳴みたいな響きが出る。  資料によって、度朔山の桃樹に住んでる鶏で、これが鳴くとすべての鶏が鳴く、あるいは蓬莱山の近所の岱輿島にある扶桑の木に住み、子の刻(午後11時~1時)に鳴く。これに陽烏(中華の陽烏の段階で3本足だ)が反応して鳴き、全鶏が、という。あとはバリエーションがすごくて書ききれんらしい。 参考資料 袁珂『中国神話・伝説大事典』
  • アジ・ダハーカ
    中東 イラン神話 アジ・ダハーカ(Azi Dahāka) ゾロアスター教の悪神アンラ・マンユが生み出した邪悪なドラゴン。 3つの頭・3つの口・6つの眼を持ち、バビロンのクリンタ城を住処としている。 千の魔法を駆使しあらゆる悪をなし、炎の神アータル?とも激しく戦ったという。 その後、スラエータオナ(Θraētaona。フェリドゥーンとも言う)という英雄がこの邪竜を退治しようとしたが、彼が剣を刺すとその傷口から蛙や蠍や蜥蜴といった有害な生物が無数に這い出て来る為ついに殺害できず、捕縛してダマーヴァンド山に幽閉するしかなかったという。 参考文献  桂令夫『イスラム幻想世界 怪物・英雄・魔術の物語』99頁
  • ルルイエ
    クトゥルー神話 ルルイエ(R’lyeh) ルルイエ。ル・リエーと表記されることも。  ニュージーランド沖合の海底に存在する石造都市。 南緯47度9分、西経126度43分の位置にあるという。 あらゆる箇所が、幾何学を否定する異界的な線と角度を以って構成されている。 緑色の滲出物をしたたらせるその様は、まさしく異界の都である。 普段は海底深くに没しているが、地震などをきっかけに一時的に浮上することがある。 浮上するだけで、世界中の感受性の高い芸術家や建築家などの精神に悪影響を及ぼし、最悪狂わせてしまう。 「ルルイエの館にて死せるクトゥルー 夢見るままに待ちいたり」という言葉が表すとおり、 一角の山の頂には、旧支配者が一柱クトゥルーの墓所が存在する。
  • 雷獣
    や行・ら行・わ行の妖怪 日本 妖怪  雷獣とは、一応日本の一応妖怪である。  中国の『捜神記』とかでは、雷と伴に落ちて来たらしきそれを食べた、という記述があるが、村上健司の資料には、日本人はそういうのをやってないらしい。  造形は資料によってバリエーションに富むが、村上は「二尺ほどの体躯と七、八寸の尻尾と鋭い爪を持つ子犬のような存在」と根性で纏めている。  『酒呑童子の誕生』には、中華の雷獣は春になると出てきて、秋には地下へもぐる、鶏か猪のようなもの、と書かれているが、『信濃奇勝録』収録のも、「千年モグラ」と呼ばれるこの生き物が、冬に土を穿って地下へもぐると描かれている。 参考文献  村上健司『日本妖怪大事典』353頁
  • フリームスルス
    北欧神話 フリームスルス(Hrímþurs) フリームスルス は、北欧神話に出てくる巨人である。正確にはフリームスルスは霜の巨人と呼ばれる巨人の1種族名であり、この巨人の個体名ではない。  HrÍmþurs(こっちが「霜の巨人」) のThursは、英語のThirst(喉が渇く)と関連し、ヨトゥンがEat系とくっつくのと対応している。そのため水に関連する。  『ヴァフルズルーズニルの歌』で、創世の昔 流れていたエーリヴァーガルから毒が出てきて、アウルゲルミル(土の叫び)という巨人ができる。その方が脇から男女を、組み合わせた足の指から頭の6つある巨人を産む。  『ヴァフズルーズニルいわく』に、ソレの末孫らしいユミルが出るが、こっちは「巨人の祖」と言われる。 この辺(巫女の予言での全く異なる創世神話など)について、スノッリ・ストゥルルソンが、根性で、「ア...
  • チョンチョン
    中南米 チョンチョン(Chonchon) チリやアルゼンチンのマプチェ族に伝わる怪物。 人間の頭部のみの姿で、耳は頭よりも大きな翼になっており、首の付け根からフクロウの足のような鉤爪が生える。 チョンチョンは人間の魔術師が変身した姿であり、邪術によって編み出した秘密の軟膏を首に塗ると、頭部が胴体から離れてこの姿になれる。夜になるとトゥエー、トゥエーまたはチュエ、チュエ、チュエ(tue tue tue)と不吉な声で叫びながら飛んでいく。夜が明けそうになるとチョンチョンは胴体の所へと帰っていき、元の魔術師の姿に戻る。胴体が見つからなかったり、何らかの理由で頭部と胴体が結合できなかったりすると、なぜか地面に激突して自らの命を絶ってしまう。それを目撃した者が確認したところ、あったのは1羽のフクロウの死骸であった。病人のいる家を狙って部屋に忍び込み、病人の魂を奪う。チョンチョンが家に侵...
  • アスモデウス
    アスモデウス  アスモデウスとは、『トビト記』『レメゲトン』などに出て来る悪魔である。  山北篤ほか『悪魔事典』によれば、これのモデルはゾロアスター教のアエーシュマという悪魔だそうである。  『レメゲトン』では、雄羊、牡牛、人の頭をもつと言われる。 コラン・ド=プランシー『地獄の事典』において、序列32番の悪魔で、人間の体に雄牛・人間・牡羊の頭を持ち、蝙蝠の翼に尾は蛇、足はガチョウ、手には軍旗と毒槍を持ち地獄の龍に跨って現れると言う。蝙蝠の翼云々は、テトラモルフと呼ばれる「福音書書記」マーク(獅子)とルーク(子牛)とマシュウ(人)とジョン(鷲) のパロディみたいなものであるらしい。 召喚の際は、幾何学、算術、天文学、工芸術を教えるが、乙女を淫乱にして新婚者を離反させると言う。 また、元は天界の熾天使?で、七つの大罪の内の色欲を司ると言う。 参考資料 山北...
  • 一行
    仏教・密教・天台宗・禅・道教・真言宗 一行 683年に貴族の血をひく漢民族の両親の間に生まれた。俗名は張遂。  大変な秀才で役人になるよう父は推したが、母親はそれに反対。儒教?・道教を幼いころより学び、道士の間からも評判がよかった。 二十一才になり、両親を相次いで失い出家。一行を名乗る。 普寂(683~727)より、禅を学び、後に『律宗』、『天台宗』を学ぶ。 インドからやってきた僧『金剛智?』より『金剛頂経』を学び阿闍梨の資格と位を得て、善無畏とともに『大日経』の翻訳に携わり、また『大日経』の解説書も書き記している。 一行の特徴は、密教という、仏教でも異質な存在を、天台宗の教学を通して解釈し、善無畏が講義した大日経を中国人に受け入れやすくした点が上げられる。 また、天文学にも秀でており、パリのサント・ジュビエーブ図書館より、ニュートンと並んで表彰されており、また中華人民共和国から...
  • ヘル
    北欧神話 ヘル(hel) その名は「隠す者」の意。 ロキとアングルボザの娘。1説には、ロキがアングルボダの心臓を食べて妊娠し、生まれた子だともいう。 フェンリルとヨルムンガンドの妹である。 冥府の女王。半身が青白く、もう半身は人肌色。恐ろしい顔つきをしている。 特に残忍なわけではない。 兄弟とともに巨人の国ヨトゥンヘイム?で育っていたが、オーディンによって世界の最下層ニヴルヘイムへと落とされた。 彼女の支配する世界もヘルという。 オーディンの命で、すべての年老いて死んでいったもの、病気で死んだものはヘルのもとへと来る。ちなみにバルドルやその妻ナンナ?も訪れた。 ラグナレクには彼女の死者の軍も参加し、ロキに従う。 死者の爪で作られた「ナグルファル」という船で出陣する。そのためか、北欧には 死者の爪を切って埋葬する習慣があったという。 オーディ...
  • ネレイス
    ギリシア神話 ネレイス(Nereis) ネーレーイス、ネレイデス、ネイレード、オケアニデス。 海のニンフ。ニンフの中では最も女神に近い存在。 ネレウス(海の神または海の老人の一人)とドリス(オケアノスの娘)の間に生まれた50人(あるいは100人)の娘。 非常に美しい海の精(海の女神)で、エーゲ海に生息する。その姿は人魚と言われる。 ヘシオドスによれば、彼女らは非のうちどころのない、手仕事に巧みな者たちであるという。北欧の海の娘たちと同様、波の擬人化であると思われる。 ギリシア神話では、カシオペア(エチオピアの王妃)の娘自慢に激怒し、ポセイドンに言いつけてエチオピアを襲わせた(アンドロメダ参照)。 ギリシア神話で有名なネレイス アンピトリテ?(ポセイドンの奥さん) テティス(アキレスのお母さん) ガラテイア?(一つ目巨人に好かれてしまう) なお、50人全員...
  • カシマレイコ
    都市伝説 カシマレイコ(Kashima Reiko)  カシマレイコ とは、都市伝説の一つ。  1972年頃から、「カシマ」とやらが出てきて、「カシマさんの話」を聞いた人が、どっかから娘さんの来訪を受け、 「腕要る?」「足要る?」「カシマの話をどっから聴いたの?」と聞いてくるので、正しく答えないと、謎の惨殺死体になると言われる話が出回った。  1984年頃から「元バレリーナのカシマレイコさん」が諸般の事情で足を着ることになって死ぬ、という話が、厳密にはそういう話を聞いた人が、片足で眼鏡をかけたカシマレイコさんとやらの来訪を受け、然るべき「カシマのかは仮面のカ、カシマのしは死人のシ カシマのまは悪魔のマ」と言わないと大変なことになるという話が、夥しいバリエーションを伴って日本中に伝播した。  カシマレイコさんは「口裂け女」の本名といわれる。 参考文...
  • コボルト
    ドイツ 妖精・精霊 コボルト(Kobold) ドイツの妖精。鉱山の地下に棲む、小さな鉱夫の精。コバルト(元素記号Co、原子番号27)の名前の由来。 コボルトに好かれた人は石を叩く音で金鉱の在処を教えてもらえるが、嫌われてしまった人は鉱床から銀を盗まれてしまい、後には価値の劣る金属(コバルト)が残される。 また、彼らは地中を何の抵抗もなく移動できるという。 赤いコートを着た子供の姿をしたコボルトは家霊であり、煙突や壁の中に棲む。 いたずら好きではあるがそれは害のある物ではない。夜中に皿洗いや家畜の世話をしてくれる。しかし、そのお礼はミルク一杯で充分で、もし彼に必要以上の贈り物をすれば『侮辱された』と怒り、そのまま永久にその家には帰ってこないだろう。 『ファウスト』(ゲーテの)で、四大精霊の土の精霊として登場している。 エーカーケン ヒンツェルマン ヘーデ...
  • こっくりさん
    都市伝説 こっくりさん 「こっくりさん」とは 狐と狗と狸の霊魂を指して「狐狗狸さん」と書かれることもあるが、これは当て字である。 また、地方や時代によって「キューピッドさん」「エンジェルさま」など多くの別名がある。 一言で言ってしまえば、「こっくりさん」は占いの一種であり「プランセット」や「ウィジャ盤」の仲間である。 複数人で「こっくりさん」を呼び出し、疑問に答えてもらったりするのである。 「こっくりさん」の手順 オーソドックスな形式は、以下の通りである。 まず、鳥居と50音の文字、さらに「はい」「いいえ」などが書き込まれた紙を用意する。バリエーションによってはアルファベットなども書く。また、鳥居がハート型などになるバリエーションもある。 文字盤の上に十円玉を乗せ、この十円玉の上に数人が指を軽く乗せることで行う。(普通は複数人で行うが、1人でも出来る) 道具の...
  • オーストラリア
    地域別索引 オセアニア オーストラリア(Australia) オーストラリア大陸全般のこと。地理的に長らく外界と隔絶されていたため、独自の文化・生態系を持つ。 壁画など多くの文化を残した先住民のアボリジニーは、1993年に先住権が認められたため 元々のアボリジニ居住地域の所有権が国により認められている。 イヤームーナーン イーリン ウォルンクァ ウングッド エインガナ ガヤーダリー ガルカイン ギーガー・ギーガー グーグーアガーガー グードゥー クナピピ クーボー グーレイヤーリー クンマングル ザザン タイパン ティダリク ディーリーリー ディンナーワン トリム ナラーダーン 虹蛇 ヌーラーゴーゴー バッバー ピッギービラ ビーリーウン プンガルンガ ボーラー モコイ ユルルングル ルクランバ? ルマルマ バニップ ママラガン マンギーワーレイワーレイムル マングーン...
  • モンスター
    Index モンスター(Monster) 怪物のこと。ただし、Fantapediaでは日本の妖怪に対して西洋のモンスターという位置づけを行っている。 ここでは、「西洋」という地域は通常考えられているヨーロッパ(とアメリカ)に加えて「オリエント(東洋)」と呼ばれる西アジア地域も含めるらしい。 モンスターと妖精との境界はあいまいだが、おおまかにいって現実には存在しないが現実の動植物や人間の延長上にあるもの、霊魂や精霊などではなく物理的に存在するとされる種族や変異体がモンスターである。また、夢魔のような悪質な精霊、日本語で言うところの妖怪もモンスターに入るらしい。 モンスターの分類方法はいくつか提案されているが(*1)、どれもすっきりするものはない。 Wikipediaの「架空の生物一覧」では地域別分類と形態別分類を行っているが、これが無難な方法だろう。 またFan...
  • デーンカルド
    イラン神話  ゾロアスター教 デーンカルド(Dēnkard)  デーンカルト(Dēnkart)とも。  ゾロアスター教の文献。全9巻の「百科事典」的な資料。  書かれた時代は9~10世紀ごろで、ゾロアスター教神官集団の手になるものである。 最初に編集を始めたのは大神官(フディーナーン・ペーショーバイHudīnān Pēšōbay)のアードゥルファッローバイ・イー・ファッロフザーダーン(Ādurfarrōbay-ī Farroxzādān)で、10世紀にアードゥルバード・イー・エーメーダーン(Ādurbād-ī Ēmēdān)が完成させた。 この時代、イランではイスラムの勢力が伸びて...
  • 天使の階級
    天使 天使の階級(Chori angeli) 5世紀ごろのディオニュシオス・アレオパギテス(*1)の『天上位階論』(De coelesti hierarchia)をもとにした一般的な階級は、以下のとおり。 名前はすべて複数形。上級三隊はヘブライ語、ほかは英語。 名前 日本語・・ 『天上位階論』にある原語 おもな所属天使((どの天使がどのクラスに属するかは諸説あるので、複数の階級に名を連ねる天使もいる。))、元天使 上級三隊 セラフィム(Seraphim) 熾天使? セラピム(Σεραφιμ) ウリエル、メタトロン、サタンなど ケルビム(Cherubim) 智天使? ケルビム(Χερουβιμ) ヨフィエル?など オファニム(Ofanim) 座天使 トロノイ(θρονοι) ヤフキエル?、ラファエルなど 中級三隊 ドミニオンズ?(Dominions) 主天使? キ...
  • ルーン
    北欧神話 ルーン 3~13世紀ごろにゲルマン民族が使っていた文字。彼らの行った土地にはルーンが刻まれた石碑が点在する。 最古のルーンはゲルマン共通フサルク(fuþark)と呼ばれ、24字からなる。北欧だけではなく、フランスや東欧でも使われたが、その例は少ない。 第二のルーンは9~12世紀に北欧で使われたもの。16字からなる。 ヨーロッパのあちこちからこれを刻まれた数多くの石碑が存在する。 また「枝のルーン」とも呼ばれる。 とても長い間に使用されてきた文字なので、文字のバリエーションが非常に多い。 オーディンとルーン 古エッダによれば北欧神話の主神オーディンは自らを半殺しにし9日間冥界をさ迷い、その末にルーンの秘密を得たという。 ルーンの表示 ルーン(ルーン文字)を表示できるフォントはいくつか存在する。 統一された文字コード体系であるユ...
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