新生人工言語論

人工言語の類義語

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lideldmiir

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人工言語はその背景によって多くの類義語を持つ。一緒くたに人工言語だと括れない面がある。 artificial languageやconstructed languageやplanned languageは自然言語に対するアンチテーゼとしての背景を持つ。 universal languageやworld languageは国際語としての立場を取るという背景を持つ。 auxiliary languageは少し控えめで、普及している自然言語の補助言語として機能させるという背景を持つ。

日本語の命名も同様である。国際語や国際補助語や世界語はその目的や機能から見た命名で、人工言語や人工語はその形態や発生から見た命名である。他にも普遍言語、国際共通語、世界共通語、人工国際語など様々な命名があるが、どれも人工言語に関した名称であることには変わらない。

このように、人工言語はどの観点で見るかによって細かく命名できる。つまり観点によって人工言語は様々な分類ができるということである。

次項の「類型論」では具体的に人工言語をいくつかの観点から分類する。
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