2008受験報告

ここは、2008年実施分の受験報告です。

秋田の試験は年を跨ぎますが、2008年実施分扱いです。
このページのみ、大学名はリンクしません。
皆さんのご協力をお願いいたします。
2chのスレにカキコいただければ、こちらに転載もします。

秋田

書類は東大レベル、国立大修士でなくても通ります。
筆者が東京都内の私立ですが、書類は通りましたから。
ただし研究経歴は豊富だったので、そこは強みになったと思います。

生命科学は簡単でした。
無勉で受験した自分でも8割は解けました。
ホルモン名、組織学、免疫(幹細胞:超簡単)、解剖学(頭蓋骨、神経の図がでて答える問題)
簡単すぎて話にならないレベルでした。

小論文
一題は英語の問題を読む小論文形式:
研究者として成功するのに必要なこと・・みたいなニュアンスの英語
の問題で、筆者の研究者としての考え方を聞きたい意図が見られた。
二題目は日本語で書かれた文章について、自分の考えを述べるんだったと思う。
自分は小論文は、あまり出来ませんでした。敗因はこれでした。

面接
圧迫。超圧迫でした。
ごくごく一般的なことを聞かれますが、初受験の緊張のせいかボロボロでした。
なぜ秋田大学に?という問いかけを3-4回繰り返された(いやそれ以上)感じでした。
(合格者の話だと)大学在学時の成績が良好であつたり、筆記試験の出来が良ければ苛められることはありませんyo。

書類さえ、通ってしまえば(過去に他大学で受験経験があれば)かなり合格しやすいと思われ。


琉球2009年4月入学2年次

H21琉球2年次
  • 志願者 85人
  • 欠席者 数名

小論文Ⅰ・Ⅱともに問題文は英語。内容要約や下線部説明を日本語で解答。
自然科学総合Ⅰは生命科学・生理学から、Ⅱは物理・化学・確率統計から出題。
問題は空欄補充や説明、計算(途中経過を記すスペースあり)。
試験日から一ヶ月経っているため、問題の抜け落ちあり。

小論文Ⅰ(英語)
1. 酸素ヘモグロビン解離曲線とボーア効果(図またはグラフを描き、それを用いながら説明。)
出典:John E. Hall著 "Textbook of Medical Physiology, 11th"
2. クロイツフェルトヤコブ病とプリオンの関連性の真偽
出典:"Tissue survey raises spectre of 'second wave' of vCJD" Nature 429, 331 (27 May 2004)

小論文Ⅱ(英語)
1.HPVに対する新ワクチン、HPVと子宮頸ガン
出典:FDA News Jun. 9, 2006
2.脳の代謝
出典:George J. Siegel著 "Basic Neurochemistry"

自然科学総合Ⅰ(分子生物学生化学
  • 遺伝用語を問う空欄補充問題
  • 遺伝形式(常染色体優性遺伝や伴性遺伝など)の説明問題
  • 染色体や染色体異常(ダウン症候群は頻出)
...など。

自然科学総合Ⅱ(物理化学、確率統計)
1.解糖と好気呼吸(空欄補充、化学反応式、説明)
2.PETの原理
  • ポジトロン(陽電子)の説明
  • ポジトロンが発生する原子の特徴
  • γ線が発生する仕組み
  • PETで腫瘍を見る際、腫瘍細胞が主に取り込むある物質を放射線同位体で標識する。その物質名は何か。
  • サイクロトロンの原理(計算問題)
  • サイクロトロンは医療現場にしか用いられていない。理由の一つとして回転半径が大きくなるため。
 他に考えられる理由は何か。
3.確率統計
(1) ここに10の問題がある。それぞれの問題には4つの選択肢があり、正解は1つである。
   a) この問題をある1人がランダムに回答する。
     その時、正解数の期待値と偏差はそれぞれいくらになるか。
   b) この問題を25人が回答する。その時、正解数の平均はいくらになるか。
(2) XY座標の原点Oに点Pがある。この点Pを以下のルールに従って動かす。
    サイコロ1個を振り、
     ・1または2が出たら点PをX軸方向に+1移動する。
     ・その他が出たら点PをY軸方向に+1移動する。
   サイコロを4回振ったとき、
   a) 点Pが(3,1)に来る確率を求めよ。
   b) 点PのX座標とY座標をかけ、9万倍したものを点数とすると、その期待値はいくらになるか。


高知2年次

いまさらですが高知2年次の二次試験レポート。

1日目:翌日のボランティア体験のための車いす講習など
この日は説明だけ

2日目:ボランティア体験~ディスカッション~面接
ボランティア→この試験では何を見ているのかわからないですが、
まあ、無難にこなすといいかと。
ディスカッション→試験官が、何人か忘れたけど
複数名いて、ディスカッション部屋内で席替えしながら
しきりになにかメモしています。
面接→面接の時間は一人あたり30分と多めであり、
面接官は6人くらいいた気がします。7人? 忘れた。
人によっては意味なく圧迫されることもあるようです。
質問内容自体は各面接官が準備しているものを
言っているという印象。普通に志望動機とかです。

4グループ(5,6人ずつ)いましたが、合格者の番号を
見てみたところ、各グループ1,2人が合格していたようです。 (スレ23次 256)

レス番256とは別だが、2年次高知の補足。

二日目午後のディスカッションのテーマは自由。受験生がテーマを決める。
個人面接の面接官は5人。その中の2人は、医学部長とアドミッションセンター長。
質問は出願書類がベース。
  • 志望動機
  • 研究内容
  • 大学時代の部活動
  • 卒後は臨床医か研究医か
など。他に、
  • 周りから呼ばれるニックネーム
  • 余命3ヶ月と診断した患者に対して、どのような治療を行うか。
という質問もあった。 (スレ23次262)

琉球2009年4月入学2年次

琉球2年次学士編入面接
  • 27人全員出席(うち女性4人)
  • 集団討論なし、約15分の面接が3回
  • 3回ともはじめに3分くらいの英語の自己紹介
  • 質疑内容は出願書類(履歴書、推薦書、課題文、成績表)と英語の自己紹介、一般入試の状況
  • 2008年11月実施の3年次学士編入面接受験者は覚えられていたらしい。

面接番号は筆記試験の成績順との噂。(あくまで噂。)
そして10番以内なら逆転もあり得るとの噂。(あくまで噂。)


H21琉球3年次

小論文Ⅰ(英語
1.生体内カリウムの調節に関する英文を読み、本文の内容を記述。
 (300字以内。解答の際、解答欄に併載された図も使う。)
2.猫アレルギーに関する英文を読み、考えられる育児方法を記述。(300字以内)

小論文Ⅱ(英語
1.代理母問題に関する英文を読み、この問題に対する考えを記述。(300字以内)
2.視細胞の興奮とシナプスでの興奮の伝達に関する英文を読み、本文の内容を記述。(300字以内)

自然科学総合Ⅰ(分子生物学生化学
1.遺伝の基礎、遺伝子疾患、X染色体に関する基礎知識(伴性遺伝やバー小体など)
2.アセトアルデヒド脱水素酵素遺伝子(遺伝子多型)と日本人
  ・なぜ日本人はアルコール中毒になりにくいのか
  ・日本人のGG型、AG型、AA型の分布から日本人の由来を推測
3.獲得免疫の基礎、アレルギー反応、免疫沈降反応、プライマーの塩基配列
 計算問題(抗原の分子量の計算、DNA収量をもとに大腸菌培養液の体積を計算)

自然科学総合Ⅱ(物理化学、確率統計)
1.酸塩基平衡(pH)の理論と計算、「中性」「弱酸」「活量」の定義
2.14C/12C比の理論と年代特定計算、誤差が生じる理由
3.電子顕微鏡の必要加速電圧の計算
4.二項分布と正規分布(分布表を用いた計算と確率計算)

鳥取 出展ML


大脳の外側に存在するものは。
ph・pkaを問う問題(毎年でてますね)
化学構造式から不斉炭素のまわりにおける立体配置R、S表示
立体配座の安定性 chairform>boatform, equatorial>axial
黄リン等の保管方法について
2-メチル2-ブテン他の幾何異性体等が何種類あるかどうか
岡崎フラグメントについて
DNARNAの構造 プリン塩基とピリミジン塩基について、デオキシリボースとリボースはどこの部位が違うか。
体細胞分裂の問題
遺伝子工学 ハイブリダイゼーション法、遺伝子の検出法について、DNAと関わりのあるもの。
遺伝。組み換え率からAB/AB型になる確率。
数学 行列の問題。A二乗-4A+12E=0、aの値を問う問題。
物理 加速度を問う問題。
物理 抵抗値を問う問題。
免疫 抗体の構造で存在しないのは。

島根

物理
(x,y,z)=(0,0,a)に+qの点電荷、z=0に接地した十分に大きい金属板がある。この際に形成される電位は、金属板なしで(0,0,-a)に-qの点電荷がある場合に形成される電位と等しい。空気の誘電率=真空の誘電率=εoとする。このときzが0以上の任意の点での
電位φ(x,y,z)を求めよ
電場Eのz成分=Ez(x,y,z)を求めよ
Ex(x,y,0)=Ey(x,y,z)=? Ez(x,y,0)=?
(x,y,0)における表面電荷σ(x,y)=?
それを全平面にわたって積分した全表面電荷量=?

これが設問1。このあと点電荷をとっぱらってもう一枚金属板を持ってきてコンデンサー問題(設問2)、それごと水につけて、2枚の中央に体積と電荷をもつ球体をおいた時の運動(設問3)

福井

スレッド(その17次)より転載
1 パブロフの犬、シナプス形成 英語 
 穴埋めと選択問題

2 薬剤分子のpKaの計算問題
前書き:電荷を持たない分子は細胞内に入れるが、電荷があると入れない
 HB+ → H+ B (1) となる薬がある
 pKa=7.4
 ・(1)の式を何の法則というか
 ・pH=8.4でのHB+とBの 濃度比
 ・酸性条件下では薬の効果が薄くなるのは何故か

3 半減期に関する計算問題(英語)
 ・英文穴埋め(計算)
 ・初期条件N0で微分方程式を解け
 ・壊変定数と半減期の関係式の導出(log2の値は与えられている)
 ・食品の131I含有量の計算(半減期8日、50カウント、他の条件忘れた)

4 ある臓器Xの細胞の分化にかかわる5遺伝子についてそれぞれのノックアウトマウスを用いた実験
 タイプ1~4細胞があり、それぞれのマウスについて細胞の有無の結果を見て答える
 ・分化の順
 ・各遺伝子の機能の推定
 ・完全欠損マウスが生まれる割合
 ・2つの遺伝子の関係の考察

5 医療面接 英語
 ラポールの役割について150字
 患者の医師に対する不満点を3つ
 穴埋め
※ 問題Ⅱの化学反応式
<<正>>HB+ # H+ + B  問1式 (#:平衡の矢印)
<<正>>(2)で表わされる法則をなんと呼ぶか答えなさい
対応措置:問題Ⅱの問1について受験者全員を正解とする。

最終試験概要
5分間のプレゼンテーション
  • 事前に資料を用意し液晶プロジェクタで投影して発表
  • 4分経過時にベル
  • 5分経過したら直ちに終了
その後17分間の質疑応答
プレゼンの質問+普通の面接のような内容
受験生の集合は30分毎にかけられているようです。
その割に控え室は広い。

山口

一次試験 6/14(土) 受験者470名くらい
生命科学(90分)5択マーク50問
上位100名のみ英語と書類採点で上位約40名が二次へ
傾向:物理や一般常識が姿を消して生物中心に回帰した。10問程度の難問・奇問あり。ストレートの知識を問う問題と引っ掛け問題がある。
内容:
1.モル濃度計算、分子量100の物質で濃度1モルの水溶液100mlを作った場合の物質の重さ(g)
2.人類の祖先(ミトコンドリア・イブ)がアフリカの女性であることはどの細胞小器官の遺伝子で解明されたか
3.人類の進化(アフリカ単一紀元説)の内容を選べ(原人、旧人、新人、ネアンデルタール人など)
4.タンパク質でないものを選べ(消去法で解ける)
5.光合成で正しいものを選ぶ
6.肺性腸球菌の実験から正しいものを選ぶ
7.BOD(ユスリカの幼虫の色素体の役割)
8.色素体のある幼虫の多い河川の特徴(低酸素など)
9.ノーベル賞受賞者でない人を選べ(利根川、パブロフ、ゴルジなど)
10.秋芳洞はサンゴで出来ているといわれるがいつの時代か(~億年前という具体的数字が与えられていた、石炭紀、シルル紀など)
11.その時代の示準化石(フズリナ、三葉虫など)
12.6つの選択肢で正解が3つあるとき、無作為に選んで偶然正解する確率
13.周波数(Hz)の計算(速さ:1500 m/s、周波数:5 MHzの時の波長を求める問題)
14.遺伝計算(検定交雑・F2計算)
15.トリインフルエンザウイルスで正しいものを選ぶ(山口県での発生、人感染の有無、煮沸消毒の有効性など)
16.エイズウイルスで正しいものを選ぶ(唾液・汗・母乳での感染など)
17.単細胞の独立栄養動物を選ぶ(ミドリムシ、ゾウリムシ、酵母菌など)
18.呼吸計算
19.細胞浸透圧
20.組織と胚葉由来
21.ヒトの眼の構造(硝子体で光を屈折させる、網膜は外胚葉由来であるなど)
22.ヒトの耳の構造(回転を感受する器官はどこか?三半規管、前庭など)
23.活動電位の大きさ
24.ニューロン間の興奮の伝達部位
25.神経伝達物質
26.脊髄神経の数(部位別)
27.血球の数(血小板、好中球、リンパ球、好酸球、好塩基球)
28.血しょうの役割
29.血糖調節ホルモンの役割
30.気孔を開かせる植物ホルモン
31.光合成の限定要因(二酸化炭素濃度、温度、光の強さ)
32.補償点と光飽和点
33.おたまじゃくしの尾と無関係の用語を選ぶ(減数分裂、尾芽胚、変態、チロキシンなど)
34.iPS細胞について正しいものを選ぶ(癌化未解決、実用化までほど遠いなど)
35.形質遺伝について(染色体突然変異、遺伝子突然変異、獲得形質の遺伝など)
36.メタボリックシンドロームの診断基準にないもの(男女別の胴囲、体重など)
37.日本の糖尿病患者の数(予備軍も含め)
38.プリオン病について(潜伏期間が数週間から数ヶ月、プリオンが異常化することが原因、1986年米国で発見、日本では発症例なしなど)
39.直径が2r(実際には具体的な数値)の球の体積
40.バソプレシンの分泌器官
41.顕微鏡の使い方
42.湿地帯を保護する条約を選ぶ(ワシントン条約、ラムサール条約など)

英語(150分)記述式大問2題(小問5×2)
傾向:例年どおりで下線部訳1問、50-100字程度の説明2問、テーマ別記述300字×5問、テーマ別自由論述300字×2問
内容(原典):
大問1
"Exercise may boost aging immune system"
JAMA, 2008 Jan 9;299(2):160-1
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18182594?ordinalpos=8&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

大問2
"The Origin of Menopause: Why Do Women Outlive Fertility?"
Scientific American, 2008 April 3
http://www.sciam.com/article.cfm?id=the-origin-of-menopause

2次試験
プレゼン:20分でまとめて、5分発表の5分質問。
テーマは
「ひとの醜さをもっとも感じたこと」
「努力がもっとも報われたこと」
のどちらかに振り分けられる。
質問はあまりプレゼンに関しては聞いてこない。
他受験生も同様だったとの事

討論:テーマについて強制的に「是」と「非」のグループにわけられる。
テーマは2題で「是」のグループが模造紙にまとめ発表。 その後に討論。
テーマは「愛国心教育」「国民皆保険」

個人面接:いたって普通。否定も圧迫もない。15分

弘前

生命科学
電力 可変抵抗
円運動シータの範囲
酸化還元
電気分解
化学平衡
植物同化捕食
細胞の発見者などたくさん
たんぱく質の名前

英語
血管の抵抗と電気抵抗コンダクタンス直列並列のつながり逆数って英単語出た

文法問題10問くらい
金がない医者の話穴埋め言い換えなど
臓器移植問題での新たな方法模索、骨髄入れ替え臓器作製などの間違い文探し

名物・語句説明問題
RNAポリメラーゼ
細胞周期
シナプス
人工多機能性胚細胞
プリオン
PET検査
がん対策基本法
オゾン層破壊


滋賀1次

H20滋賀英語SectionIII一問目の問題文は、以下より第5パラグラフ迄引用。
http://www.kitchenproject.com/history/sourdough.htm

滋賀2次

小論1
1)細胞間情報伝達について、特徴、長所、
  短所を踏まえて思うところを書け
  A3一枚に自由に書く。

2)免疫組織染色法 間接法の問題。
  大きな神経細胞、小さな神経細胞がある。
  神経細胞内に存在する物質Xを検出しようとしたところ、
  大きいほう、小さいほうのニューロンがどちらも染色された。
  さて、次に2次抗体のみ用いると小さなニューロンのみ染色された。
  なぜこのようなことが起こるか?
  思うところを書け!そして、証明する必要があるなら実験をデザインして
  証明せよ。
  A3一枚に自由に書く
■問題再現 (スレ19次-274)
物質Xを認識する1次抗体がある。
この1次抗体に結合し、結合によって蛍光色を発行する2次抗体がある。
これを免疫組織染色法と言う。(免疫組織染色を説明した図あり。)

さて、上記のような抗体を用いて、大きなニューロン、小さなニューロン2種類のニューロンが存在する神経組織の染色を行なうと、大きなニューロン、小さなニューロン の両方が染色された。
次に、2次抗体だけを用いると、大きなニューロン(小さなニューロンかも知れない、つまりどちらか一方のニューロンのみ)のみが、染色
された。

なぜこのような事がおきたのか?
又、必要ならば、なにが起きているのか証明する実験を示して説明せよ。

A3(B4かも)の白紙に自由に上記思うところ、実験デザインを書く。


小論2
  モンスターペイシェントが最近問題だ。
  土下座までさせられた医師がいる。
  こんなことは、思い出したくも無いと医師はいう。
  患者は、医療ミス、思いやりのない言葉から、
  医師に対して不満は募るばかりだ。
  これは、医師患者の信頼関係が崩壊してるからである。
  さて、あなたはどう思うか?
 (実際には、文章が与えられ、上記の内容について思う事を1800字で書く)

香川

2008年の試験では、選択肢問題消滅。
知識の確実性が求められるようになったとの報告もあり。

物理は特種すぎる。
知識問題とすら思えた。
1は計算はやさしい。
問題は説明問題。
毛管に節があって水の高さを減少させてると書いたが。
あと飛行曲線。なんとなく上下に振動してるように書いた。
電場の問題は典型的すぎる。物理かじったかどうかの問題
化学は高校レベルプラス生化学の問題
しってるかどうか。用語答えさせる問題がほとんど。
少しやさしい計算。

生命科学
遺伝の問題(高校レベル)
免役のアレルギーの問題  選択式で用語答えるだけ
リソソームの問題 一番生命科学のなかではふかい知識が要求されたような
神経伝達の説明問題。(高校レベル)

物理以外はふつうの問題で対策しやすいと思う。

阪大

446さん(20次-446)
阪大は欠場したのを除けば160くらいかな、昨年比の問題に関しては次の通り
数学:微分はあまり変わらない(例年より易しめ)くらい、ただ行列は下手すると一般で出るようなレベル
英語:和文英訳が出てさらに一般前期に近づいた印象、難易度も一般前期に近い程度でだいたいあってる
論文解読は例年通りの出題だけど気持ち緩かった印象
生命科学はよく判らんw。穴埋めや正誤判定・修正が結構多く仮説構築やキーワード論述も易化ではないが、昨年よりも生物はある意味勉強してれば取りやすい出題だったはず
物理:3題で穴埋め20ヶ所、力学と電磁気と物理化学エントロピー絡みでエネルギー計算、比較的回収しやすかったはず
化学:化学平衡とエン(ry 計算しての自発性の説明と有機化学で構造や合成などで勉強してればこれもかなり回収できるっぽい

1次合格モデルケースは論文で40点前後、生物4割、残りで7割は回収して350~360で何とか残るかな、といったくらいの予想
最終合格が昨年390くらいなのを加味して360~380と勝手に予想しておくやっぱ英語数学の時間制限がタイトでギリギリになってる、ここでいかにたくさん書けるか否かがひとつのヤマ
生物は免疫が出てくるのは恒例として、正直薬学とか生物専攻でもないと半分の回収も辛いね、ここは逆にリードの奪いどころ?
他は差がつきそうにない出題ぽい、回収必須で落としたら落ちる的な要素が強い希ガス

生命は当てずっぽでも文章が書けてれば点数をわずかだけどくれるみたい、ここでどれだけ粘れるか
英語数学の時間が厳しい中で一気に難しくない問題を処理できるか、これらが鍵なんかも試練
阪大合格って実際言い換えると平常点や対策プリントなしという条件で
微積・線形代数・生物化学・物理化学・有機化学・力学基礎・電磁気学基礎を良で揃えられた上で論文を読めるか、って話だよね

群馬3年次

英語はたしかCellからの出展でまあ英文自体はさほど難しくな
かったけど時間がギリギリだったわ。
英語の教員が採点するのか基礎系の英語教員が採点するのか
どっちなんだろうなって単純に思った。

生命医科学問題は多分CBT程度の基礎問題を講座ごとに割り振って
20問ずつとか作れという感じだったんだろう。
じゃないとあの場で問題の訂正があんなにでないし、出題形式もCBTほどガチガチじゃないしナンセンス問題が結構あったし適当に作ったんだと思ったよ
基本的な問題といえば基本問題だなーっていう問題
一通り勉強していれば、解けたんだろうな。
実際現役の学生で60~70%の正解率だろうからそれ位取れてれば良しになるんじゃねーの?

確かに3年に学士で編入するための基礎学力を調べる手っ取り早い試験ダわな。

新潟

化学・生物はこんな簡単でよいのか。って程簡単だった気がする。
ただ、数学・物理は時間的にも結構厳しかった。
結局、数学・物理の出来で1次合否が決まりそうだな。
最終更新:2010年01月16日 13:44