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設定など

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hatan

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【禍神】

太古からこの地に住まう土地神。
神として人々にあがめられていたが、知恵をつけた人間たちは神が住む土地も手に入れようと思い始める。
人々は異界の生物を召還し、神と戦わせる。その戦いに傷ついた神は、湖底へと封印されてしまう。
数千年後、封印を解いた神は怒りに狂いながら暴れ始めた。
以前戦った異界の生物が、体に融合しておりその姿は醜くく変わっていた。
数多の触手と、悪魔のように黒い翼をもち、幾重にも生えた牙。目は視力を失っていたが、赤く光りを放っていた。
既に神のことを忘れた人間は、それを禍神だと恐れた。
その恐るべき力でこの地を瞬く間に支配していった。
それだけでは怒りは収まらず、その身から子を産みだし支配地を拡大していった。
しかし各地より集められた呪物を携えた神通力を持つ者たちにより死闘の末に封印される。
その戦いを生き延びた禍神の落とし子は今でも生きており、禍神の復活の機会を伺っている。

【封印について】

湖底に封印されている古の禍神。
巨大な磐座(いわくら。おっきな岩)により封印されており、それを覆い隠すように埋め立てられている。
現在の学園はこの上に建っている。建てた理由については後述。
封印の力は禍神の力と元を同じくする計都(流星)が近づくと弱まってしまうため、それが現れた際には祭儀を執り行い封印の綻びを直す必要がある。
この地は禍神を封印した者の末裔である衣紗波(いさなみ)家によって管理されており、祭儀を執り行っている。

禍神が封印を破ろうとするの影響で、学園のみたまに地震が起きる。

【学園について】

昔は人々の信仰心も厚く祭儀に参加するものも多かったが、今では廃れきって存在を知るものはごく少数となっている。
社を置くことだけでは人々の関心を集められないと知った衣紗波家は、舞台や学舎などを設置し祭儀をするだけの人数を集めてきた。
そして白い子の祖父にあたる権次郎により、今の学園が建設される。
学園の中央には神木があり、ここで学生達により表の祭儀が執り行われる。

【神社】

学園の奥には巨大な鳥居をもつ神社があるが、一般のものが立ち入れるのは拝殿までとなっている。
ここに祀られているのは表向きのためにも、祖である依姫となっている。
本殿は地上にはない。
本殿は拝殿の裏にある森の中の隠された地下への入り口を抜け、底を見渡せないほどの長い石畳の螺旋階段を降り、封じの門を超えた先にある。
本殿を超えた先には祭儀場があり、ここで本祭を行う。

【祭儀】

流星(計都)が近づき、封印が綻びた年に行われる。
生命力が衰える季節でもある1月に執り行われていたが、学生を集めるのが困難なため12月24日に行われることになった。
吹手と一組の舞手、唄手を必要としている。

【表の祭】

衣紗波家にはそう呼ばれている。
こちらは学園の生徒により執り行われ、聖夜祭と呼ばれている。
メインイベント時には神木の周りで演奏と踊り、そして歌が披露される。
こちらが執り行われない場合、本祭で巫女役のものへの力の供給が足りなくなり、封印が不完全なものとなってしまう。

聖夜祭の最後にも同様の催しが行われる。(理由については後述)

【本祭】

地下の祭儀場で行われ、吹手・一組の舞手・唄手により行われる。
以前は衣紗波家ですべてを執り行っていたが、近年は先祖の血が薄い者が多くなり、唄手以外は学生の中から選出している。
選出には実行委員という名目。
唄手には封印を施した依姫と同様の血が必要になるため、衣紗波家に生まれた娘から選ばれる。

【記憶操作】

本祭は存在自体を知られることも禁忌とされているため、本祭に関わった者には記憶操作を行い、祭のことを忘れ去るようにしている。
祭に入る前に暗示をかけ催眠状態にし、祭の恐怖を和らげるようにしている。
暗示だけでは記憶を完全に消すのは困難なため、秘伝の方法により確かなものにする。
秘薬(脳内へのタンパク質の供給を減らすもの)を使用し、表の祭の最後の催しで同様の状況に置くことによって、記憶の上書きを行っている。



【珠依の出生】

珠依(たまより。後の白い子)は衣紗波家の末娘として生まれた。
しかしその血は奇異なものとなっている。

珠依が生まれるより前に、その母親は禍神の使者のものにより攫われている。
すぐに救出されるも、その際に体内に『異界渡し』と呼ばれる呪物を埋め込まれている。

その後に子を授かることになるが出産時、母親の胎内は破裂し、母親は絶命してしまう。
そして産まれたのは、異界の体を身に纏った珠依。
鬼子とされ処分されそうになったが、母との誓いの元に長兄は珠依を生かそうと反発する。
条件として珠依から異界の体を切り離すことを叩きつけられた兄は、代々禍神を身に封ずるといわれる闇小路家に協力を依頼。
無事に珠依から異界の体(透明のねばねばしたスライム状の生き物。意志によりいくつもの触手を生やすことができる)を切り離すことに成功する。
切り離された体もまた処分されそうになったが、闇小路家の強い要望により、地下へと幽閉されることになる。

その影響として物心つく前から珠依は、自分の分身を探すようになる。
まれに垣間見える異界の風景を、絵に描くようにもなる。絵を描くのは、絵好きの兄の影響。

エティーズとは幼い頃遊んでいたり。

【1年前 珠依】

大流星の到来により、封印の力がこれ以上なく弱まることを感知した闇小路家は、勇磨を衣紗波家の元へ送り出す。
そしてこの時を待ち望んでいた禍神の落とし子達は、呪物を埋め込んだ人間の手下(かすか達)を使い妨害をはかる。
衣紗波家の人間を次々に抹殺。残されたのは学園の敷地から出なかった年寄りと父、長兄、そして珠依のみになってしまう。
勇磨はただ一人残された唄手となる珠依を護衛するため珠依に近づく。
しかしその不思議な雰囲気と、彼女が描く絵に勇磨は魅せられてしまう。
珠依もまた友人など作れない環境にいたため、勇磨を初めての友人として迎え入れた。

【1年前 真友】

時同じくして、真友も実行委員として学園内にいた。
聖夜祭の吹手となれるか確認されるために、舞殿にて謎の審査を受けることになるのだが、その帰りに謎の少女(珠依)を発見し不思議な雰囲気に魅せられ地下へと付いていってしまう。
広い地下で珠依を見失った真友は、珠依の分身が幽閉される部屋へ辿り着く。
そこに入った真友は罠によりその部屋に閉じ込められてしまう。
飢えた珠依の分身は真友を襲う。
だが祖父の形見でもある、銀のハーモニカが真友の命を救うことになる。
それは魔除けの音色を奏でるといい、一か八かで真友は吹く。
分身は真友を襲うのは止め、その音色に退くかと思えば喜び踊り始める。

長い時間ここに幽閉されていたことを知った真友。
後に来た珠依により、この子は自分の分身でここにいるとひどい扱いを受けるので逃がしてほしいとお願いされる。
とりあえず外に連れ出すことのみ約束する真友。
だが分身は真友が気に入ってしまい、学園の敷地を出た後、真友の住むアパートまで付いてきてしまう。
押しに弱い真友はこれも何かの縁だと、分身を匿うことにする。
そして始まる奇妙な共同生活。はじめは気味悪がったりもしたが、だんだんとわかりあい友と感じるほどになる。
真友は後に暗示により、この頃の生活を忘れてしまう。

この生活により、白い子との共同生活で動作や座る位置、好みなどにデジャブを覚えるようになる。

【1年前 皇孤】

やっぱり仲間達と戦いを挑んだりしたり。

【1年前 エティーズ】

落とし子との戦いで重傷を負う。その際に憑依されてしまう。
落とし子はその体を持続させるために、体の寿命がくるとほかの体に憑依しながら長い時を生きてきた。

【1年前 蔡園】

禍神の使者にやとわれ、怪しげな発明をしたりする。

【1年前 宮磨】
兄により情報提供に追われる。心配させまいとした兄心により、なにが起こっていたのかは知らされていない。
後に兄の形見である『異界還しの比礼』(スカーフみたいなやつ)を身につける。

【1年前 聖夜祭】

聖夜祭で唄手が珠依しかいなくなった衣紗波家は、やむを得ず珠依を使うことにする。
しかし『異界渡し』を体内に宿す珠依を、唄手にするのは危険すぎると感じた勇磨は猛反発する。
だが封印を最優先に考える珠依の父は、それを聞き入れず強行させる。

そして始まる聖夜祭。
禍神の使者達は妨害をしようと動き、エティーズや皇孤たちはそれを迎撃する。
うまく回るかに見えた聖夜祭だが、本祭で異変が起きる。
珠依は禍神の力に触れた事により、『異界渡し』の力を引き出してしまう。
文字通り異界を繋いだそれは、珠依の身に異界の神を降ろしてしまう。
襲い来る異界の神の前に、阿鼻叫喚となる祭儀場。
真友も催眠状態で虚ろな中、それに命を取られそうになるが駆けつけた珠依の分身がそれを阻止する。
それを好機とみた勇磨は、闇小路家に代々伝わる呪物『魂還しの比礼』を使い異界の神を返すことに成功するも、自身も異界へと飲み込まれてしまう。
しかし、その際に珠依は分身と神の一部と融合、視力を失い白い髪となってしまう。そして精神は異界へ送られてしまう。

これにより封印の綻びの修復は、不完全なものになってしまう。
本祭に参加し命を失った生徒は、行方不明者として処理されてしまう。
白い子の中に珠依がいないと知った兄により、白い子は幽閉されてしまう。

【今年】

重傷を負い力を失った父に代わり、珠依の兄が衣紗波家の実権を握るようになる。
兄は封印を再度施すために、今年の祭に賭けることにするという名目のもと準備をする。
しかしその実、準備していたのは珠依の魂を異界から引き戻す儀式。
兄には人々が存在すら忘れたいるからどうかわからない神よりも、母を失った今となっては妹こそが全てだった。
様々な呪術やオカルトに手を出すようになり、遂には禍神の落とし子とも接触する。

禍神の落とし子たちは妹の魂を呼び戻す代価として、資料的価値のある(という名目で)地下への出入りの自由を約束させることに成功する。
ただ祭儀場にいくためには当主の力が必要で、兄はそれゆえ生かされている。

禍神の落とし子はその正体を偽りながら、封印を完全に解かせようとする。
封印を完全に解かせるために、祭儀で白い子の力を使い、封印をすり抜けさせ禍神を呼び起こすという方法を取ろうとする。
それからその方法を確実にするために、白い子による実験が繰り返し行われるようになる。
だがとある実験途中に、異界の勇磨達の干渉により失敗。白い子の幽閉所は崩壊、白い子は死んだこととして扱われる。

禍神の使者は蔡園に予備として作成させていた白い子のクローンを代わりに使おうとする。
同時に特異な血を採取し、地下に流し込むことで禍神の力の増幅を行おうとする。
そんな彼らを差し置き、分身としての記憶を残す白い子は真友のもとへと悠々と向かっていた。

かすか達は特異な血を捜す役目につく。



真友は夢やデジャブをみながら、1年前のことを少しずつ思い出していく。

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