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肝臓移植:ソウル峨山病院、世界最多記録更新か | Chosun Online | 朝鮮日報
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肝臓移植:ソウル峨山病院、世界最多記録更新か

年間322件の最多手術目前、成功率も95%

 ソウル峨山病院の肝臓移植チームは、1年間の肝臓移植手術数で世界最多記録を更新する見通しだ。

 同病院外科の李承奎(イ・スンギュ)教授(59)=写真=が率いる肝臓移植チームは25日午前1時、今年319回目の肝臓移植手術を終えた。末期の肝硬変患者(46)に、娘(26)と妹の夫(36)の肝臓の一部を移植するという生体肝移植だった。これは、二人の肝臓を一人に移植する「2:1肝臓移植」で、難度が最も高いとされている。手術は前日朝8時に始まり、17時間にわたって行われた。

 李教授チームは、大みそかまでにさらに3件の肝臓移植手術を予定しており、日程通りに行けば今年、合計322件の手術を行うことになる。このため、李教授チームが昨年樹立した肝臓移植年間320件、つまり、一つの病院の移植チームで行われた肝臓移植手術の世界最多記録が更新される見通しだ。肝臓移植は平均10-18時間かかるため、日曜日を除けば1年中ほぼ毎日手術を行っていた計算になる。医療スタッフが手術室にいた時間だけで約4500時間、日数にすれば約190日に達する。なお手術成功率は95%で、これも世界最高レベルだ。

 李教授は「試合後に意識不明となり、脳死後、今年初めに臓器移植で多くの人々を救ったプロボクシング選手、崔堯三(チェ・ヨサム)さんの影響で、脳死患者からの臓器提供が増えた。そのおかげで記録が可能になった」と話している。

 米ABCニュースも23日(現地時間)、李教授チームを、毎年300件以上の肝臓移植を行う「韓国のドリームチーム」と紹介した。同ニュースは、「この記録は、外科医・麻酔医・看護師らが李教授を中心とする家父長的な家族文化のもと、粘り強く献身的なチームワークを作り上げたからこそ可能だった」と伝えた。

キム・チョルジュン医学専門記者(医師)

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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