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◎和歌山の歴史の本棚

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陸奥宗光  萩原 延壽著

自由民権への夢を胸中ふかく封印し、藩閥政府の外相として辣腕をふるい、日清戦争を勝利に導いた陸奥宗光。その切り開いた政党政治の道を、星亨、西園寺公望、原敬がつづく。近代日本の政治史が生んだもっとも透徹したレアリストの生涯と精神の劇。

陸奥宗光〈上巻・下巻〉 (PHP文庫) 岡崎 久彦 著

不平等条約の改正、日清戦争と下関条約、そして三国干渉―激動の時代にあって、日本の命運を担い、近代日本外交の礎を築いた陸奥宗光。だが、その前半生は、一家流浪、坂本龍馬や伊藤博文との出会い、明治新政府への参画と4年間の投獄など、波瀾に富むものであった。本書は、「蹇々録」をはじめとする膨大な資料と、父祖からの伝承をもとに描かれた“実像・陸奥宗光”として、近代日本史に一石を投じた力作である。

天鼓鳴りやまず―北畠道龍の生涯 (中公文庫) 神坂 次郎 著

紀州法福寺の嫡男として生まれ、学芸だけではなく武術にも通じ、幕末から明治にかけての動乱の時代に、尊王攘夷、新政府顛覆、宗門改革と八面六臂の大活躍をみせた北畠道龍。権力に媚びることなく豪胆にして天衣無縫に生きた紀州の怪僧の生涯を、ヨーロッパから釈尊の聖地インドにまで追った長篇歴史小説。

和歌山県の歴史散歩 和歌山県高等学校社会科研究協会 編

史跡・文化財を訪ね歩く、都道府県別のシリーズ。住所・交通機関や地図により、実際にたやすく見て回れる。文化財公開施設・おもな祭り・散歩便利帳・参考文献・年表など付録も充実。「県都和歌山」「紀ノ川流域」「紀中の海岸を行く」「世界遺産-熊野路」で構成。

近世都市和歌山の研究 三尾 功 著

これまでの和歌山市史の中で、空白に近い状態が続いていた城下町に関する研究。戦後、新しく見出された史料に基づき、御三家紀州徳川家の城下町としての和歌山の姿を解明する貴重な1冊。

近畿地方の歴史の道〈3〉和歌山 (歴史の道調査報告書集成) 服部 英雄 著


郷土歴史人物事典和歌山 (1979年) 阪上 義和 著

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