dunpoo @Wiki ■野党06Ⅱ③

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0401 偽メール:民主党が公表した報告書の要旨 [毎日]

 民主党が31日公表した永田寿康衆院議員による偽メール問題に関する報告書の要旨は次の通り。

◆はじめに(略)

◆調査経過(略)

◆事実の経緯

<情報仲介者との関係>

 ・05年10月18日、永田氏は党所属議員の秘書の紹介で雑誌「デュモン」の取材として初めて西澤孝氏と会う。秘書は9月に知人の紹介で西澤氏および同誌編集長と初めて会い、前原誠司代表の取材紹介を依頼されたが、前原氏が取材に応ぜず、松本大輔、北神圭朗、馬淵澄夫、藤末健三の各衆参院議員を西澤氏に紹介した。永田氏と石関貴史衆院議員は、西澤氏の依頼で紹介した。

 ・10月20日、永田氏は、西澤氏、同誌編集長らとともに都内のスタジオで写真撮影。西澤氏は「かつて大手週刊誌記者をやっていたが、今は発信する立場ではない。記者時代に取材したものがこのまま世に出ないのは悔しいので、永田さんに国会で追及してもらいたい。自分の自己実現でもあり、永田さんの功績にもなる」と述べた。

 ・「デュモン」スタッフが永田氏が表紙を飾った第2号を永田氏の国会事務所に持参。12月22日、永田氏の後援会は第2号400冊を単価1000円(定価1500円)で購入し、後援会が総額42万円を支払った。

<予算委における永田議員の2度の質問に至る経緯>

 ・1月26日ごろ、永田氏と原口一博衆院議員は西澤氏とライブドアに関し情報交換。

 ・2月1日、西澤氏および永田氏と原口氏は議員会館において会談。西澤氏より情報が提供され、その情報源は1月末にライブドア・ファイナンスを退職した元社員であるとのことであったので、原口氏は、元社員に面会したいと要請したが、実現はしなかった。

 ・同6日、永田氏は、西澤氏より電話で「ライブドアの元社員が社内メールを持ち出したので国会で使ってほしい」との連絡を受けた。

 ・同8日、西澤氏は議員会館で永田氏にメールを提供。西澤氏の説明は「資金の出元は裏口座で、堀江貴文氏個人のさまざまな資金に充当されている。年間20億円程度の出入りがある」「口座の存在を知っている人物は数名にすぎないため、メールの取り扱い次第では『情報提供者』が容易に特定されてしまう。発信者のアドレスは掘江氏のものであるが、堀江氏は複数のメールアドレスを使い分けており、このアドレスが公開されると受信者が数名に絞り込まれてしまうため、黒塗りにした」「資金の振込先口座は武部勤衆院議員の二男の個人口座」など。

 ・西澤氏は「このメール以前の送金があったことは確実、このメールを受けて8月29日に3000万円、10月14日に『12月上旬に行われたK1イベントのチケット代金』の名目で1000万円、同31日に『大晦日に行われたK1のチケット代金』の名目で1000万円が送金されている」。

 ・2月9日午後、永田氏は野田佳彦国対委員長(当時)に報告。

 ・2月11日、永田氏は前原代表にメールを一瞬見せたうえで、公聴会期日決定の直前に取り上げる旨を伝え、代表から「がんばってね」と言われた。14日に前原氏は野田氏から「内密にしてほしい。しっかりとした情報を得ている」と聞いた。

 ・2月13日、野田氏に信ぴょう性に確信があると報告。野田氏は16日の予算委の準備に入ること、情報提供者とも詰めを行うこと、同僚議員や専門家と事前に相談して注意するよう指示。

 ・2月14日午後、永田氏は西澤氏から「国会質問は予定外であり、情報提供者が難色を示し始めている」との話をされ、西澤氏と最終調整。その際、西澤氏から新たに黒塗りしたメールを渡され、8日に提供されたメールの原本を返却。

 ・2月15日、西澤氏から永田氏に対し、電話で「振込元口座はみずほ銀行六本木支店、振込先口座は東京三菱銀行銀座支店である」という情報のみが告げられた。

 ・2月16日、永田議員が予算委員会一般質疑でメール問題を取り上げ、終了後、国会内で記者会見。野田氏は永田氏の思い込みの強さと高揚感が原因だったのではないかと思った。永田氏が記者会見後、すぐにテレビ出演したことも誤算であり、すぐに国会内に戻るように指示した。

 ・2月16日深夜、永田氏の秘書が西澤氏に口座番号を聞いたところ、後に編集長が電話で口座番号を伝えた。翌日午前、東京三菱銀行の都内全ての有人支店の当座預金、普通預金、貯蓄預金口座に対し、伝えられた口座番号を用いて振込操作を試みるが、該当する口座はなく、永田氏はこの時点では、振込先口座はすでに閉じられているのではないかと推察した。

 ・2月17日、原口氏は西澤氏に「メールが示す事実関係をどのようにして証明するのか」と2回にわたり電話で聞いた。西澤氏は「直接振り込んだ人間が言っているのだから大丈夫だ」などと述べた。

<党首討論に至る経緯>

 ・永田氏の質疑後、メールの真がん論争が始まったが、有効な反論ができなかった。「対策チーム」を構成し、情報集約と対応協議を開始。

 ・西澤氏は「情報提供者は17日、新しい勤務先に出勤したが、朝、ライブドア関係者から『情報提供者はお前だろう』と指摘され、面会を求められたため、やむなく午後から複数のライブドア関係者と面会した。情報提供者はシラを切り通したが、大変おびえ、困惑しているので、メールの提供を説得できる状況にない」などと説明。西澤氏は「ハードディスクを盗んでしまいましょうか。どこにあるか分かっているのでできる」と述べたが、永田氏は「そんな犯罪行為などできるわけがない。絶対にそんなことはするな」と述べた。

 さらに永田氏は、西澤氏から、振込元は「三井住友銀行渋谷駅前支店普通預金口座×××××××」であり、16日深夜に永田氏が入手した口座は誤って伝えられたもの。振込先は「東京三菱銀行であるが支店名は不明。普通預金口座×××××××」であり、振込先口座の名義は武部氏二男の個人口座である旨、改めて説明された。そこで永田氏は秘書に、ATMを使って振込操作を試み、口座が実際に存在するか確認するよう指示。秘書は、振込元口座が「ライブドア・ファイナンス」の名義で存在していることを確認し、その振込画面を携帯電話のデジタルカメラに納めた。以前西澤氏が振込先口座は銀座支店ではないかといっていたので、秘書は銀座支店に振込操作を試みたが、口座は存在しなかった。そのため、永田氏は振込先口座はすでに閉じられているのではないかと推測した。

 ・2月17日、野田氏は顧問弁護士とともに永田氏の宿舎で永田氏と一緒にいた西澤氏と面会。

 ・2月19日、永田氏は野田氏に「場合によっては情報提供者が持っているさまざまな情報が入力されているハードディスクを売ってもいいと言っている。西澤氏を通じて情報提供者と具体的な交渉に入っていいか」と相談。野田氏は金銭の話が出てきたことをいぶかしんだが、「それが情報提供者の存在を確認できる唯一の手段ならば、瀬踏みをかけても交渉の余地は残した方がいい」と考え、「情報提供者との交渉には自分が出向く」と述べた。永田氏は野田氏に「自分で1000万円程度は用意できる」と述べ、野田氏は「必要なら党でそれくらいは何とか用意できる」と述べた。

 永田氏は西澤氏にその条件で情報提供者と交渉に入りたい旨を伝えた。これに対し、永田氏によると、西澤氏は「経済的な負担は自分で賄うから心配するな」と述べた。野田氏は原口氏に対し、改めて西澤氏の身辺を徹底的に洗うよう指示。原口氏は野田氏に「西澤氏の評判がすこぶる悪い」と報告。野田氏は永田氏に独自の判断と行動は慎み、西澤氏や情報提供者とのやり取りは逐次報告して判断を仰ぐよう指示。その夜、野田氏は顧問弁護士から「偽情報に金銭を支払うことになれば、相手が詐欺罪を構成するので、情報を買うようなことはすべきでない」との助言を受けた。

 ・2月20日夜の報道番組で、平沢勝栄衆院議員が「メール」を公表。

 ・2月21日、「メール」の発信元と送信元が同一との情報が流れた。

 ・2月22日、前原代表は党首討論で「メール」問題を取り上げた。前原氏は「確証」を得ていると発言したが、終了後「言葉が間違っていた」と述べた。

<党首討論後から処分等の決定に至る経緯>

 ・2月22日夜、永田氏は野田氏と会い、「自身の力不足をわび、進退については国対委員長に預ける」と述べた。午後7時ごろ、前原氏らに野田氏は、永田氏の進退伺いを預かっていると報告。前原氏は「本人のためにも党のためにも自発的に辞職すべき」と提案、出席者もこれに同調、野田氏に一任された。野田氏は永田氏に自分の判断で辞職するよう言った。永田氏は「その判断に従いたい」と述べた。

 ・2月23日午前2時ごろ、永田氏は海外出張中の実父に電話で説明。実父は「それは筋が違うのでは」と翻意を促した。永田氏は午前5時半ごろ野田氏からの電話に「辞職しません」と伝えた。

 ・2月23日、永田氏は鳩山由紀夫幹事長と野田氏に辞職の意思がないことを伝えた。夜、役員懇談会で永田氏の入院、退院してから進退を判断することが了承された。

 ・2月28日朝、幹部協議、役員懇談会で、鳩山氏と野田氏が辞意表明。前原氏の慰留に鳩山氏は辞意を撤回。永田氏の党員資格停止、野田氏の辞任、鳩山氏に対する常任幹事会名による厳重注意などの方針を確認。

 ・2月28日午前、永田氏が退院、午後2時45分記者会見。

 ・2月28日午後、役員会、常任幹事会、両院議員総会で「メール」は本物ではないとの調査結果が報告され、処分等が決定された。

<その後の経緯>(略)

◆事実の経緯から見た問題点

 ・なぜ党は「メール」の真偽をチェックできず質疑を許したのか=議員の自主性を確保、情報管理を徹底する必要性から情報の客観化をチェックする仕組みがなかった。

 ・なぜ前原氏は党首討論で「口座」を取り上げたか。なぜ「確証」があると発言したか=この時点においても、前原氏は口座情報は情報提供者から提供されたものと認識し、周辺疑惑に関する情報が報告されていた。

 ・党の危機管理に問題はなかったのか=国会質疑の重さが十分に理解されず、「疑惑」追及には大きなリスクが伴うとの認識が不足していた。

◆私たちの反省と教訓

<基本的立場と反省>

 責任野党として政権政党への成長・成熟への期待に背いた大失敗を演じてしまったとの自覚をしなければならない。

<自らの力に対する客観的認識>

 私たちは野党に身を置いているという自覚を持つべきである。相手方の与党は「権力」を手放さないことにその持てる力すべてを動員しているという冷厳な事実を忘れないことだ。

<マネージメントとリスク管理>

 党所属議員一人ひとりが議員の職責の重さ、疑惑追及のリスクなどを改めて再認識するとともに、質問技術の向上を図るなど、自己教育に努めることが必要。政党は議員の自主性と自己責任に委ねつつも、慎重性の原則、配慮の原則、客観化の原則、責任の原則によってリスク管理をすべきだ。リスクを顕在化させないための機構を設置し、議員プロジェクトチームの活動についてリスクの発生を予防する。リスクが顕在化した時の対応について、その責任を明確にしたうえで、危機管理対応の部局を設け、とりわけメディア対応に成熟した専門スタッフを養成することに努める。

<結語>

 失敗によって迷惑をかけた人々には心の底から謝罪しながら、失敗の経験から教訓を汲み出し、この教訓を貴重な財産とするよう努めることが「責任野党」への再生の道である。


0331 民主党:前原執行部が総退陣 後任、小沢氏に一本化の動き [毎日]

民主党の前原誠司代表は31日、偽メール問題の責任を取り執行部の総退陣を決め、同日の常任幹事会と両院議員総会で了承された。後任の代表は7日、党大会に代わる両院議員総会で選出するが、小沢一郎前副代表や菅直人元代表らベテランを軸に調整が進む見通し。党内には小沢氏への一本化の動きが強まっており、小沢氏も31日夕、出馬を促した同氏支持の若手グループ幹部に電話で「ぜひ一緒に頑張っていこう」と述べ、出馬に前向きな姿勢を示した。一方、この問題を国会で取り上げた永田寿康衆院議員(同党員資格停止中)は同日、前原執行部の総退陣を受け、河野洋平衆院議長に議員辞職願を提出した。

 前原氏は同日夕、党本部で辞任記者会見を行い「私自身が(メール問題を)党首討論で取り上げ、3月の終わりまで問題を引きずった。対応のまずさはすべて私の責任だ」と陳謝。さらに「国民の信頼を取り戻し、次の総選挙での政権交代を訴えるには、人心一新が必要と考えた。一議員となって出直したい」と語った。

 前原氏は記者会見で、進退を考え始めたのは、党首討論2日前の2月20日、野田佳彦国対委員長(当時)から偽メールの可能性を知らされた時だったことを明らかにした。国会会期中であるため、当初は事態収拾を最優先に考えたが「いまだにこの問題にけじめがついていない状況を私なりに判断」し、最終的に辞任を決断したと説明した。

 一方、永田氏は議員辞職願の提出後に国会内で会見し「党の執行部が総退陣するような大きな迷惑をかけてしまった。本当に申し訳なく思っている」と陳謝した。

 後継代表をめぐる本格的な調整は週明けになるとみられるが、党内各グループは同日夕から夜にかけて相次いで会合を開き、代表選への対応を協議した。このうち、小沢氏に近い若手グループ「一新会」と旧社会党系グループが、小沢氏を支持する考えを打ち出している。

 一方の菅氏は同日「個人がどうというレベルで考えると失敗をしかねない。老壮青がまとまり、信頼される政党に持って行くためにどうするかという議論の中で(後継の)方向性が出てほしい」と記者団に語った。同日夜の菅氏を支持するグループの会合では「(党が)まとまらなければ」との意見は出たが、代表選への具体的な対応は打ち出さなかった。

毎日新聞 2006年3月31日 22時01分 (最終更新時間 4月1日 1時29分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060401k0000m010117000c.html

0324 永田議員、情報仲介者の氏名明かす [読売]

衆院懲罰委員会(岩國哲人委員長)は24日午前、「偽メール」問題を引き起こした永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)の弁明に対し、各党の委員が質疑を行った。

 焦点となっていた偽メールを持ち込んだ情報仲介者の元記者の実名について、永田氏は「西沢孝氏」であると公表した。

 永田氏は、元記者の氏名を公表した理由について、「情報源の秘匿が大切だということで名前を伏せていたが、偽物の情報をつかまされた情報源との間に、有効な信頼関係はないものと考えた」と述べた。

 永田氏は22日の同委員会で行った弁明では、情報仲介者の氏名を明らかにしていなかったが、党内外から公表するよう求める声が強まったことを受け、公表に踏み切ったとみられる。

 また、情報提供の見返りとして金銭のやり取りがあったのではないかという指摘に対しては、「金銭のやり取りはない。情報提供の見返り、成功報酬の約束もない。(そうした指摘を受けるのは)私にとって不本意だ」と否定した。ただ、西沢氏が経営する会社の書籍を購入した代金として、自らの後援会資金から42万円を支払ったことを明らかにした。西沢氏に「メール」を提供した作成者については「知らない」と語った。

 また、永田氏は、西沢氏が「自分は永田氏への情報仲介者ではない」とする文書を民主党などに送付していることに対し、「私の政治生命にかけて、(西沢氏の主張は)100%ウソだと思う」と断定した。

 永田氏は、偽メールでライブドア前社長の堀江貴文被告から武部自民党幹事長の二男が送金を受けたと国会で取り上げたことに関連し、「自分は被害者でもあるが、加害者でもある」と述べた。しかし、自らの議員辞職は重ねて否定した。

 岩國委員長と、自民党の平沢勝栄氏、葉梨康弘氏の質問に答えた。

 与党側は永田氏の弁明と質疑だけでは、真相解明は出来ないとして、情報仲介者の証人喚問などを求めており、24日の質疑終了後の懲罰委理事会で対応を協議する。民主党側は態度を保留している。

(2006年3月24日11時56分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060324it03.htm?from=top

0323 共・社ひさびさトップ会談 「非公式」な「意見交換」 [朝日]

2006年03月23日00時47分
 共産党の志位委員長と社民党の福島党首は22日夜、都内の飲食店で会談した。改憲阻止を訴える両党は、国会で提出の動きが強まる国民投票法案に反対していくことで一致。今後も連携を強めていくことを確認した。

 会談は、志位氏が呼びかけた。会談の中で、志位氏は「福島党首から『改憲阻止については両党にこだわりはない』と言われたことに勇気づけられた」。福島氏も「連帯の核として共産党とも意見交換できることをうれしく思う」とエールを交換した。

 両党のみのトップが顔を合わせるのは、78年6月に飛鳥田一雄社会党委員長と宮本顕治共産党委員長が会談して以来のこと。ただ、社民党側は「国会外の運動を広げる邪魔をしないようにしたい」(幹部)と、「共社共闘」の突出を警戒し、「様々な人との意見交換の一環」(福島氏)とする。共産党側も「今回は非公式」としている。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0322/007.html

0322 永田議員、送金メール問題で改めて謝罪 衆院懲罰委 [朝日]

2006年03月22日12時43分
 永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)は22日午前、衆院懲罰委員会で送金メール問題の経緯などを説明し、偽メールをもとに国会で質問したことについて謝罪した。自らの進退については「委員会の議論を謹んで承り、それを踏まえて判断することが私の責任だ」と語るにとどめた。懲罰委で本人による弁明が行われるのは30年ぶり。24日午前には、永田氏に対する質疑を行う。

 弁明は、約15分にわたった。永田氏は「送金メールは根拠のない偽物。ライブドアの資金が武部(勤・自民党)幹事長周辺に流れたとする疑惑も全くの事実無根だった」と述べ、改めて謝罪した。メールを提供した仲介者については、氏名を明かさずにやりとりを説明。「情報の対価としての金銭のやりとりは一切ない」と、金銭の授受は改めて否定した。

 永田氏は、民主党所属議員の秘書の紹介で、昨年10月18日に初めて、「大手週刊誌の記者をやっていた」と自称する仲介者と会ったと説明。国会の質問に至る経緯については「(仲介者にとって)自己実現にもなるし、永田さんの功績にもなる」と持ちかけられたことや、メールは「ライブドアを最近退社した社員がハードディスクをそのままコピーして持ち出した。仲介者は200通のメールから選別して持ってきたと述べた」などとしたが、情報の真偽をどう確認したかについては全く触れなかった。また、メールをなぜ偽物と判断したかについての説明もなかった。

 永田氏は弁明後、記者団に対して「私の立場は、ただ懲罰委決定に従って我が身を処していきたいということだ」と述べ、自発的な辞職は改めて否定した。

 民主党は、永田氏が仲介者の氏名を本人の保護を理由に公表していない点について、「(質疑では)明らかにした方がいいと言うつもりだ」(民主党の平野博文・懲罰委筆頭理事)としている。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0322/004.html

0316 衆院懲罰委員会:民主、与党の引き延ばしに対抗できず [毎日]

 偽メール問題をめぐる永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)の衆院懲罰委員会での弁明が、22日に行われることが決まった。民主党は永田氏の弁明で処分に道筋をつけ、早期に幕引きを図る考えだったが、この日は与党側の要求で、24日に永田氏への質疑を行うことになり、決着は先延ばしされた。与党の引き延ばし戦術に対抗できない民主党の苦しさを浮き彫りにした形だ。

 「真実を隠さずに、事実を偽らずに、できるだけ丁寧に説明したい」。永田氏はこの日の衆院本会議後、記者団に弁明への抱負を語った。

 与党側は永田氏の弁明に加え、情報提供者とされる元記者の証人喚問を要求。民主党は当初、早期の幕引きにつながるとみて喚問に応じる姿勢を示したが、与党側はさらに永田氏への質疑を要求した。

 民主党は「なし崩しでいくらでも(要求を)増やされてはだめだ。弁明と質疑を行うなら、証人喚問は認められない」と主張し、質疑を受け入れた。同党は、依然所在不明とされる元記者が証人喚問を拒否するなどして日程が長引けば、党のイメージダウンが避けられないと判断。与党側に喚問と質疑の「二者択一」を迫り、質疑を優先する形を取った。

 しかし、与党側が質疑の後に「十分解明できていない」と主張して改めて喚問を要求する可能性も否定できない。民主党内にも永田氏の議員辞職を求める声があり、同氏の進退問題の決着のめどは依然立たない情勢だ。【衛藤達生】


0315 メール問題で民主が謝罪広告、15日付の6紙朝刊に [読売]

 民主党は14日、「偽メール」問題をめぐる武部自民党幹事長の二男への謝罪広告を、読売新聞など全国紙5紙と武部氏の地元の北海道新聞の15日付朝刊に掲載することを決め、自民党に伝えた。

 これを受け、武部幹事長は記者会見で、二男が検討していた、民主党などに対する民事、刑事の訴訟を見送ることを明らかにした。

 謝罪広告は、民主党と、問題を取り上げた永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)の連名で、「メールは全くの偽物」と認め、「心よりお詫(わ)び申し上げる」と謝罪する内容となっている。

 党幹部によると、広告費は全部で約1800万円で、政党助成金を充てず、民主党と永田氏が負担する。

(2006年3月15日0時10分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060314i114.htm

0315 前原発言に批判・異論噴出 民主党幹事会 [朝日]

2006年03月15日06時06分
 民主党の前原代表に対し、14日の党常任幹事会で、永田寿康衆院議員の進退をめぐる発言などこのところの言動をめぐって、批判や異論が噴出した。前原氏ら執行部は弁明に追われ、メール問題を機に求心力が低下する前原民主党の窮状を映し出す形になった。

 「世論の風向きを見ながら小出しにするのは決着を遅らせる。代表は最初は辞めなくていいと言っていた」。永田氏の進退をめぐっては、前原氏が13日の講演で本人の判断に委ねる考えを示したことに、筒井信隆氏がかみついた。前原氏は「党としての処分は終わったとの意味。発言は変わっていない」と釈明した。

 また、15日付全国紙などに掲載される自民党の武部勤幹事長の次男に対する謝罪広告については「選挙が戦えない」「党と永田議員の連名ではなく、前原代表と永田議員の連名で出してほしい」などと異論が出され、前原氏は「党首討論で取り上げたのは国対の判断だった」と説明した。

 民主党本部は14日、謝罪広告について「問題を速やかかつ着実に決着させることが必要と考えてのことです」などとする鳩山由紀夫幹事長名の説明文を、全議員と都道府県連あてにメールで送った。だが、平田健二参院国対委員長が同日の記者会見で「一任はしたが、明日広告を出す前の日に『明日やるよ』というのは、考えものではないか」と皮肉るなど、異論は消えていない。

 さらに、常任幹事会では、前原氏が13日の講演などで政令指定市の県議について「仕事のない議員」とした発言の撤回を、岩國哲人氏が迫った。前原氏は「撤回はしない。分権の問題から見ておかしいと述べた」と反論。14日の会見でも「重層的な行政機構の中で無駄が多いし、道府県から権限を移譲されているのが政令指定市だ。その分仕事が少なくなるのは当たり前」と語った。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0315/003.html