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イラク和解 アラブ連盟が動く 会議提唱、事務局長派遣へ [赤旗]

 【カイロ=小泉大介】アラブ連盟(二十一カ国とパレスチナ自治政府が加盟、本部カイロ)がイラクの混乱の終結、宗派・民族間の対立の解消めざして動きだしています。同連盟後援による国民和解会議の開催を提唱し、ムーサ事務局長が早期にイラクを訪問することを決定。ヘリ事務局長補佐官を代表とする先遣隊が近日中に五日間の日程でイラク入りします。

 アラブ連盟のイラク支援本格化の第一歩は、今月二日にサウジアラビアのジッダで開催された会議でした。会議には、同連盟が九月に設けたイラク問題閣僚委員会メンバーであるバーレーン、エジプト、ヨルダン、シリア、サウジアラビア、イラクの外相と、連盟議長国アルジェリア外相が参加。十五日の国民投票にかけられるイラク憲法草案への意見や、それとも関連した同国の内戦化への懸念が各国から出されたとされます。

 会議後に記者会見したサウジのサウド外相は、「われわれが望むのは、統一し安定したイラクだ」と発言。「イラク国民和解会議開催準備のため、ムーサ事務局長をできるだけ早く派遣する」と表明しました。ムーサ事務局長は「私の訪問は、北から南、東から西へと、イラク全土をカバーするものとなるだろう」とし、多数の宗教・宗派、民族の代表らと話し合う決意を示しました。

 動きだしたアラブ連盟のイラク支援ですが、大きな問題もはらんでいます。第一は極度に悪化した現地の治安状況です。ムーサ事務局長は先遣隊メンバーに対し、いずれの勢力にも肩入れせずに話を聞くことに徹するよう指示しました。事務局長のイラク訪問が憲法国民投票の前になるか後になるのかも不明です。

 アラブ連盟後援の和解会議開催へのイラク側の姿勢も、必ずしも積極的ではありません。イラクは一九四五年にアラブ連盟が七カ国で発足した時以来のメンバー。しかし、現イラク移行政府の中心となっているイスラム教シーア派、クルド人勢力と連盟の関係は良好とはいえません。

 九月二十八日に暫定国民議会が原則合意したイラク憲法草案は、イラクの性格に関し、「イラクはイスラム世界の部分である。そのうちのアラブ人がアラブ国家の部分である」と規定しました。

 これに対しアラブ連盟や国内のイスラム教スンニ派勢力は、アラブ国家としての性格をあいまいにするものだと反発。その後、最終草案で「イラクはイスラム世界の部分である。そしてイラクはアラブ連盟の創設、中心メンバーであり、その憲章を守る」と変更されました。

 シーア派首班のイラク政府は非アラブでシーア派を国教とする隣国イランとの関係強化を進めています。サウジアラビアなど一部アラブ国はこれに警戒感を示しているともいわれます。
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-09/2005100907_01_3.html

「英軍への攻撃、イランが関与」 英高官が批判 [朝日]

2005年10月06日16時39分
 BBCなど英メディアは5日、「イランの革命防衛隊がイラク南部のシーア派民兵に武器や軍事技術を提供している」との英高官の発言を伝えた。イラクの治安状況に絡んで英政府がイランの革命防衛隊を名指しで批判するのは初めて。高官によると、英政府の抗議に対しイランはその事実を否定したという。

 革命防衛隊は、イランのイスラム革命体制を守る精鋭部隊とされる。BBCが報じた匿名の英高官の話によると、イラク内には、レバノンのシーア派武装組織ヒズボラの「軍事技術」がイラン経由で持ち込まれており、イラク南部の英軍に対する攻撃に利用されているという。

 同高官は、攻撃を実行したのは、シーア派の対米強硬指導者ムクタダ・サドル師派の民兵組織マフディ軍である疑いがある、としている。今年になって駐留英軍はしばしば攻撃を受け、8人が死亡した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1006/006.html

イラク西部 米軍が連日攻撃 住民虐殺の恐れ [赤旗]

 【カイロ=小泉大介】米軍が約千人の部隊を動員してイラク西部カイム近郊で一日に開始した大規模軍事攻撃は二日も継続され、多数の住民が死傷しました。攻撃は民間人の大量虐殺となる危険性が高まっています。
 これに伴いイラク西部では、多数の住民が十五日に実施される憲法国民投票から排除される可能性が現実味を帯びています。さらに、同地域では憲法草案に反対するイスラム教スンニ派住民が多数であることから、同派がさらに態度を硬化させそうです。

 カタールの衛星テレビ・アルジャジーラは二日、現地医療関係者の話として、カイム近郊のルマナ村で、米軍が農業用トラクターを爆撃し、女性や子どもを含む七人を殺害したと報じました。さらに同テレビは、負傷者を救出しようとした救急車のドライバーも殺害されたとしました。

 カイム総合病院のアンマル・マルスミ医師は二日、アルジャジーラの電話インタビューに対し、「私たちは空爆や爆撃の音を何度となく聞いています。女性や子どもを含む多数の住民が死傷したとの情報も入っています。しかし、道路は封鎖され、橋が爆撃で破壊されたため、死傷者を救出できません。犠牲者の正確な数をつかむことは不可能な状況です」と語りました。

 またカイム在住のジャーナリスト、ファレフ・アブデルカリム氏も同テレビに対し、「ルマナでは住民が、がれきとなった民家の下敷きとなっています。米軍が橋を破壊したために住民は避難することもできません。この村で米軍は動くものすべてに爆撃を加えています」と証言しました。

 さらに「住民は米軍とイラク政府に激しい怒りを表明しています。攻撃は、憲法国民投票など政治過程から住民を排除することを狙ったものだからです」と語りました。

 米軍は攻撃の目的を、国際テロ組織アルカイダのメンバーの掃討としており、二日には攻撃で武装勢力八人を殺害したと声明しました。

 汎アラブ通信社のクドス・プレスが一日に伝えたところによると、今回の米軍の攻撃開始前に、カイムとその近郊からは七千二百五十の世帯が避難しましたが、その多くが砂漠地帯での過酷な生活を強いられています。
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-04/2005100407_01_3.html

イラク:連続自爆テロで85人死亡 中部バラドの市場で [毎日]

 イラク中部バラドで29日夕(日本時間同日深夜)、買い物客らでごった返す繁華街で自動車を使った自爆テロが3件連続して発生し、フランス公共ラジオが病院当局者の話として伝えたところによると、少なくとも85人が死亡、100人以上が負傷した。死者には多数の女性や子どもが含まれているもよう。

 現場はイスラム教シーア派住民が多い地区。スンニ派武装勢力「イラク聖戦アルカイダ組織」は、移行政府を主導するシーア派に対し全面戦争を宣言しており、宗派間の対立の扇動を狙った無差別テロとみられる。

 10月15日に迫った新憲法草案の是非を問う国民投票を前に、スンニ派とシーア派などの感情対立が先鋭化するのに合わせ、武装勢力は一般市民の犠牲をいとわず活動を拡大、治安は悪化の一途をたどっている。

 目撃者によると、バラドでの最初の2回の爆発は、混雑した商店街の銀行前や野菜売り場近くなどで発生。さらに別の市場でも同様の爆発があった。事件後、バラドには夜間外出禁止令が発令された。

 ◇米兵5人死亡 路上に爆弾 中部ラマディで

 一方、駐留米軍によると、中部ラマディでは28日、路上に仕掛けられた爆弾による攻撃で、米兵5人が死亡した。(カイロ共同)

毎日新聞 2005年9月30日 8時22分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050930k0000e030013000c.html

イラクの武装組織 対立が表面化 [朝日]

2005年09月28日20時18分
 イラクでテロや攻撃を続けるスンニ派武装組織間の対立が表面化している。外国人戦士が多数合流し、市民の犠牲もいとわないテロを続けるザルカウィ幹部の「イラク・アルカイダ機構」に対し、市民の反発が強まっているためとみられる。米軍はこの分裂を好機ととらえ、攻勢を強めている。

 米軍の掃討作戦が続くイラク西部アンバール州などのスンニ派地域では、政府の警察権があまり及んでいない。このため実態は知られていないが、武装勢力の「内紛」を示す情報はしばしば伝わっている。州都ラマディの住民で現地の事情を知るナワフ・アルオマル氏(27)は朝日新聞バグダッド支局の取材に「ザルカウィ派と(武装組織の)1920年革命旅団が、支配権を巡って銃撃戦を繰り返している」と話した。

 8月31日付米軍広報によると、シリア国境カイムでも8月、ザルカウィ派と地元部族との衝突が起き、多数の死傷者が出た。ザルカウィ幹部とされる人物は声明で、自派と対立するカイムの部族を「裏切り者」として攻撃したと認めている。

 政治プロセスの参加を巡っても、内部の対立は浮き彫りになっている。ラマディの宗教、部族、政党の各指導者が6月と8月、憲法起草への参加をモスクで話し合った際、ザルカウィ派とみられる集団に銃撃される事件が起きた。

 ザルカウィ派は、政治プロセスへの参加者を殺すと脅している。しかし武装勢力のうち「イラク・イスラム軍」などは8、9月、相次いで「国民投票に参加したうえで、ノーの票を投じよ」と呼びかけた。


 反米で一致していたはずの武装勢力内部で反目が生まれた背景には、ザルカウィ派の過激化があるとみられている。ザルカウィ派は9月14日、「対シーア派全面戦争」を宣言した。イラクでは仕事や婚姻を通じてスンニ派とシーア派の関係が深いなど一般的に険悪な仲ではなく、スンニ派の住民だけでなく、イラク人主体の武装勢力からも「ザルカウィはイラクから出て行け」といった激しい抵抗を招いた。

 スンニ派に最も影響力を持つイスラム宗教者委員会のイサム・アルラウィ師は26日、「スンニ派は、シーア派の兄弟を守る決意だ。ザルカウィ派は内戦をあおっているが、孤立している」と語った。

 米軍やイラク治安組織はアンバール州などで攻勢を強める一方、アルカイダ系とその他を分裂させる世論誘導にも熱心だ。米軍のブラウン大佐は14日の会見で、「2月以降、他の武装勢力は政治プロセスへの参加を望み、アルカイダとの共闘を誤りと考えている」と述べた。
TITLE:asahi.com:イラクの武装組織 対立が表面化 - 国際
URL:http://www.asahi.com/international/update/0928/011.html

自爆攻撃、交戦で34人死亡 イラク [共同]

 【カイロ25日共同】イラク内務省によると、首都バグダッドで25日、警察の対テロ部隊の車列に車爆弾が突っ込んで自爆、警官13人が死亡した。また民兵組織と米軍の交戦や自爆テロも起き、計34人が死亡した。新憲法草案の是非を問う国民投票を10月15日に控え、イラクでは治安の悪化が続いている。
 対テロ部隊への攻撃では、民間人を含む16人も負傷。イスラム教スンニ派の武装勢力は、シーア派主導の警察やイラク軍に対する攻撃を激化させており、この日の攻撃もその一環とみられる。
 一方、25日未明には、シーア派の反米指導者サドル師派民兵組織マハディ軍のメンバーを拘束するため、首都北東部のサドルシティーに入った米軍に民兵が発砲。米軍が応戦し、イラク人10人が死亡した。
TITLE:南日本新聞:FLASH24:国際
DATE:2005/09/26 07:22
URL:http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005092501007264


米・イラク軍、北部の武装勢力掃討作戦終える [読売]

 【カイロ=岡本道郎】AFP通信によると、米・イラク両軍は22日、イラク北部のシリア国境付近にあるタルアファル(モスル西約60キロ)一帯で今月10日以来実施してきた武装勢力掃討作戦を完了した。

 イラク軍作戦司令官のジャシム将軍が記者団に対し語ったもので、軍事作戦を通じ、武装勢力157人を殺害、テロ容疑者683人を拘束、武器貯蔵庫64か所を発見。作戦は再建段階に移行し、退去していた住民も帰還し始めたという。

 同作戦をめぐっては、ヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者率いるイスラム教スンニ派過激組織「イラクの聖戦アル・カーイダ組織」が14日、同作戦への報復として、バグダッドで主にシーア派信徒を標的とした連続自爆テロを仕掛け、150人以上が死亡した経緯がある。

 一方、バグダッドでは23日、小型バスに仕掛けられた爆弾が爆発し、市民5人が死亡、7人が負傷した。

(2005年9月23日19時56分 読売新聞)
TITLE:米・イラク軍、北部の武装勢力掃討作戦終える : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2005/09/24 08:38
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050923i312.htm

イラク・バスラ県評議会、対英協力停止を採択 [読売]

【カイロ=柳沢亨之】イラク南部バスラ県評議会は21日、駐留英軍が同地の刑務所に拘束されていた英兵2人の身柄を奪還するため、装甲車で突入した19日の事件を巡り、緊急会合を開き、「英軍との接触や協力を停止する」などとする声明を全会一致で採択した。

 AP通信によると、声明は突入を「無責任な攻撃」と非難。英国に対し、バスラ警察への謝罪のほか、突入時などに死亡した地元住民の遺族らへの補償を求めている。

 県評議会は県行政の方向性を決める機関。地元行政との関係断絶は、英軍の治安作戦にとって、大きな痛手となりうる。

(2005年9月22日10時28分 読売新聞)
TITLE:イラク・バスラ県評議会、対英協力停止を採択 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2005/09/22 16:16
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050922i102.htm

イラク・バスラでデモ 英軍の警察突入に抗議 [朝日]

2005年09月22日10時21分
 イラク南部バスラで英軍が地元警察の拘置所に突入し、拘束されていた英軍兵士2人を奪還した事件に抗議して、武器を持った警官や市民約500人が21日、バスラ市内をデモ行進した。

 衛星テレビ局アルジャジーラによると、デモ隊は「英軍の蛮行だ」と口々に非難。「占領反対」「英兵2人をイラクの法廷でテロリストとして裁け」などと叫んだ。

 バスラ州評議会も緊急会議を招集。「英軍の謝罪」「英軍への協力停止」「死傷者への補償要求」などを決議した。ワイリ州知事はAP通信に「英軍は、野蛮で違法な行動をやめるべきだ。我々の要求が通るまで、英軍への協力はできない」と述べた。

 AP通信によると、19日起きたこの事件による市民の死者は計5人となった。

 一方、バグダッドの英軍広報は同通信に、強硬措置に踏み切った理由について「イラク人判事同席の下で2人の解放を交渉していたところ、2人が警察本部にいないことが明らかになり、懸念が生じた」と述べた。またワイリ州知事は「(対米強硬派の)サドル師派民兵組織マフディ軍に属する警察官が英軍の突入を察知したため、民兵の管理下にある近くの民家に2人を移していた」と証言した。英軍は警察本部に突入した後、2人がいないことを確認し、この民家に移動して救出したという。

 イラクの警察や軍は事実上、各派民兵組織の寄り合い所帯。バスラでは警察官全体の60%が民兵で、マフディ軍やバドル軍(イスラム革命最高評議会の民兵組織)などに所属しているといわれる。マフディ軍は米英だけでなくサマワに駐留する自衛隊をも占領軍と見なしている。
TITLE:asahi.com:イラク・バスラでデモ 英軍の警察突入に抗議 - 国際
DATE:2005/09/22 16:08
URL:http://www.asahi.com/international/update/0922/005.html


イラク兵器調達費、10億ドルが使途不明…暫定政権下 [読売]

【ロンドン=飯塚恵子】イラク国防省で、1年分の兵器調達費に匹敵する約10億ドル(約1100億円)が使途不明となっていることが明るみに出た。

 同省元幹部らによる組織的な不正蓄財または流用と見られ、イラク国軍には20年以上前の旧式兵器や車両しか支給されていない。同軍の能力が続発するテロに追いつかないことの背景に事件の存在があるとの指摘まで出始めた。

 19日の英紙インデペンデントがイラク移行政府高官の証言などに基づいて報じたところによると、10億ドルの大半は、昨年6月に発足したイラク暫定政権下の約8か月間に支出されており、ポーランドとパキスタンなどからの兵器購入に充てた。

 ヘリコプターが廃棄処分対象の28年前の代物だったり、装甲車が旧式の自動小銃でも簡単に撃ち抜けるような年代物だったという。

 1丁3500ドル(約40万円)で米国製の最新型MP5機関銃を購入するはずだった契約では、いつの間にか1丁200ドル(約2万円)のエジプト製の模造品にすり替わっていた。同紙は、この期間の取引の大半が詐欺同然で、不当に過大な手数料が頻繁に支払われていたとしている。

 アラウィ財務相は同紙の取材に対し、「史上最大の盗難事件だ」と述べた。イラク当局はこれまでに、事件への関与が疑われる暫定政権当時のシャラン国防相や兵器調達局長の逮捕状を取ったが、2人はヨルダンで行方不明。同紙はまた、最大50人程度に司法の手が及ぶ可能性があるとも伝えている。

(2005年9月20日22時13分 読売新聞)
TITLE:イラク兵器調達費、10億ドルが使途不明…暫定政権下 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2005/09/21 11:54
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050920i212.htm


イラク憲法最終草案が完成…国民投票での承認は不透明 [読売]

 【カイロ=柳沢亨之】イラク暫定国民議会のシャハリスタニ副議長は18日、憲法草案修正のための各派間の再交渉の末、最終草案が完成したことを明らかにした。

 ただ、連邦制導入などに反対するイスラム教スンニ派の主張を十分反映することはできず、草案が10月15日の国民投票で承認されるかは依然、不透明だ。

 議会は既に最終草案を国連に提出。国連は近く、同草案を数百万枚印刷し、各家庭に配布する予定。

 副議長らによると、水資源分配に関する複数の条文を、連邦政府の権限をより強める表現に変えたほか、「イラクはアラブ連盟の原加盟国で、同連盟規約の順守義務を負う」との表現を加えるなど、スンニ派アラブ人の意向に若干配慮した。だが、連邦制導入や、フセイン政権時代の支配政党「バース党」元党員の公職追放政策継続などに言及した条文は、そのまま残した。
(2005年9月18日22時8分 読売新聞)
TITLE:イラク憲法最終草案が完成…国民投票での承認は不透明 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2005/09/19 15:38
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050918i114.htm


イラク:3日間で自爆テロの死者200人超える [毎日]

 【カイロ支局】ロイター通信が警察当局の話として伝えたところによると、バグダッド北方のトゥズフルマートゥで16日、イスラム教シーア派モスク(礼拝堂)の外で自動車による自爆テロがあり、少なくとも11人が死亡、21人がけがをした。また、バグダッド周辺と南方のハスワなど計3カ所でも、武装勢力による仕事探し中の市民へ向けた銃の乱射や自動車爆弾の爆発などがあり、警察官3人とイラク兵4人を含め計10人が死亡した。

 12件以上の自爆テロで少なくとも160人が死亡した14日以降、3日間でテロの死者は計200人を超えた。
毎日新聞 2005年9月16日 21時50分
TITLE:MSN-Mainichi INTERACTIVE 国際
DATE:2005/09/17 07:20
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050917k0000m030133000c.html


シーア派に「全面戦争宣言」…ザルカウィ容疑者名乗り [読売]

 【カイロ=岡本道郎】AFP通信によると、イラク武装勢力過激派「イラクの聖戦アル・カーイダ組織」を率いるヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者を名乗る人物は14日、音声テープをウェブサイト上で流し、イラクのイスラム教シーア派に対する「全面戦争」を宣言した。

 同組織はバグダッドで同日起きた連続自爆テロに関し、米・イラク軍が北部のタルアファルで実施中のスンニ派武装勢力掃討作戦に対する報復だとする犯行声明を既に出しているが、今回の音声テープは、同作戦を発動したジャアファリ首相のシーア派主導移行政府及び宗派としての同派自体に糾弾の矛先を絞り、スンニ派とのさらなる宗派対立を扇動しようとするものだ。

 ザルカウィ容疑者を名乗る人物は、テープで、同組織が「ラーフィダ(シーア派のべっ称。『離反者』の意)に対する全面戦争を宣言した」とした上で、スンニ派信徒に対しても「眠りから目を覚ませ。スンニ派根絶を目指す戦争は終わらない」などと扇動した。同容疑者らスンニ派過激派はシーア派を異端として敵視している。
(2005年9月15日11時19分 読売新聞)
TITLE:シーア派に「全面戦争宣言」…ザルカウィ容疑者名乗り : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2005/09/17 07:45
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050915i102.htm


自爆テロ、114人死亡 バグダッドのシーア派地区 [朝日]

2005年09月14日23時52分
 イスラム教シーア派住民が多いバグダッド北部のカドミヤ地区で14日朝、爆弾を仕掛けた車が爆発し、周辺にいた114人が死亡した。イラク各地でも自爆テロなどが相次ぎ、ロイター通信のまとめでは同日だけで死者が150人を超えた。スンニ派武装勢力のテロとみられる。イラクでは新憲法を巡る国民投票を10月に控え、緊迫した情勢が続いている。

 現場は、土木作業など日雇い仕事の仲介場所となっている広場。この朝もバグダッド内外から職を探す多くの人々が集まっていた。目撃者らの話によると、車に乗った男が広場に乗り付け、車内から「仕事がある」と呼びかけて労働者らを集め、自爆したという。

 イラクのスンニ派武装勢力「イラク・アルカイダ機構」は同日「タルアファルでスンニ派が受けたことへの復讐(ふくしゅう)だ」との声明を出した。米軍とイラク軍は9月に入って、イラク北部タルアファルで武装勢力に対する大規模な攻撃作戦を実施していた。

 カドミヤ地区にはシーア派の重要なモスク(礼拝所)がある。8月31日にはシーア派の祭礼中に「自爆テロが起きる」とのうわさから群衆がパニックに陥り、約1000人が死亡したばかり。

 バグダッドでは14日、このほか少なくとも5件の爆発が相次いだ。警察幹部の一人はロイター通信に「武装勢力による一斉多発攻撃だった可能性がある」と語った。

 さらに、バグダッドの北にある中部タジで同日未明、複数の民家に武装した男らが押し入り、17人が射殺された。殺害されたのはシーア派の住民という。
TITLE:asahi.com:自爆テロ、114人死亡 バグダッドのシーア派地区 - 国際
DATE:2005/09/15 09:14
URL:http://www.asahi.com/international/update/0914/007.html


米・イラク軍攻撃 タルアファルのジャーナリスト語る [赤旗]

民間人標的に死者200人 5歳の子どもまで殺害
 【カイロ=小泉大介】イラク北部タルアファルへの全面攻撃を行っている米軍とイラク軍あわせて約一万人の部隊は十二日も作戦を継続。イラク軍司令官は同日、「武装勢力」約四十人を殺害したと発表しました。十日の全面攻撃開始後の総殺害数は約二百人に達したとしています。

 一方、現地在住のジャーナリスト、ナセル・アリ氏は十二日、本紙の電話取材に対し、攻撃は民間人、なかでもイスラム教スンニ派住民を標的にしたものだとその実態を証言しました。

 さまざまな報道が米軍らの爆撃による住民の死者が二百人から二百五十人に上っているとしていることについてアリ氏は、「誰にも本当の死者の数はわかりません。なぜなら、死者の多くが爆撃によりがれきとなった民家の下敷きとなっているからです。通りにも遺体が放置されていますが、爆撃の激しさで収容することができない状況です。動くものすべてに銃撃が加えられ、五歳の子ども二人も殺害されました」と語りました。

 同氏によると、米軍などは爆撃や銃撃と同時に徹底した家宅捜索を行っており、女性や子どもも多数拘束されています。病院に負傷者を搬送した男性が、占拠している米軍にそのまま拘束される例もでています。

 米軍などが攻撃の理由に「外国人を含めた武装勢力の存在」をあげ、三百人以上を拘束したとしていることについてアリ氏は「実際に外国人を見たものなど誰もいません」と断言。「米軍が武装勢力やテロリストを逮捕したというのなら、なぜ従軍している御用メディアを使って証拠映像を放映しないか」と指摘しました。

 アリ氏はさらに、「タルアファルにはアラブ人、トルクメン人のスンニ派教徒が多数ですが、イスラム教シーア派住民もいます。しかし、シーア派住民地域では攻撃や家宅捜索は行われていません。攻撃の目的がスンニ派地域だけを焼き払うものであることは明らかで、同派住民は真の悲劇に見舞われています」と強調しました。

■スンニ派地帯攻撃で対立あおる

 米軍とイラク軍によるタルアファル攻撃は、多数の民間人死傷者を生むとともに、宗派、民族間の対立をさらにあおるものとなっており、今後のイラクの政治展開にも重大な影響を与えるものです。

 米軍は今回、内外の批判をかわすため、攻撃に米軍が訓練した多数のイラク軍部隊を動員しています。報道や現地住民の証言によると、その主体となっているのは、「ペシュメルガ」と呼ばれるクルド人の民兵組織と、イスラム教シーア派有力組織イラク・イスラム革命最高評議会の軍事部門である「バドル旅団」とされます。

 これらの部隊によるスンニ派住民を標的にした攻撃は、憲法起草作業で連邦制導入などをめぐり顕在化したシーア派、クルド人とスンニ派の対立を軍事面で助長するものにほかなりません。米軍とイラク軍は中西部に位置するラマディ、サマラ、ラワ、カイムなどのスンニ派地域にも攻撃を拡大しようとしています。

 米政権は表向き、政治的な対立を両者の歩み寄りで解決するよう言明していますが、十月の憲法国民投票を前に米軍が実際に行っているのは、対立を逆に深刻化させるものといわざるを得ません。このことは昨年十一月の中部ファルージャ攻撃がその後の政治展開の混迷を招いたことを見ても明らかです。

 イラクでは、米軍が長期駐留の正当化と理由づけのため、意図的に宗派、民族間の対立、さらには内戦状態をつくりだそうとしているとの見方も出ています。

 スンニ派有力組織、イスラム聖職者協会はタルアファル攻撃を「国家テロ」と厳しく非難。同派最大政党のイラク・イスラム党も「スンニ派地域に対する攻撃は、占領軍と宗派的性格をもつイラク軍との共通の利益を象徴するものとなっている」と述べ、「愚かで、イラク人の怒りを激化させる攻撃の即時停止」を要求しています。(カイロ=小泉大介)
TITLE:米・イラク軍攻撃/タルアファルのジャーナリスト語る/民間人標的に死者200人/5歳の子どもまで殺害
DATE:2005/09/15 09:30
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-14/2005091406_01_3.html


イラク軍と米軍、武装勢力に総攻撃開始 141人殺害 [朝日]

2005年09月10日20時23分

 イラク北部タルアルファで10日未明、イラク治安部隊と米軍が、スンニ派武装勢力に対する総攻撃を始めた。イラク国防相は武装勢力141人を殺害、97人を拘束し、イラク兵5人が死亡したと発表。今後、武装勢力の強い影響下にある他の地域にも攻撃を拡大するとしている。憲法草案をめぐる10月15日の国民投票を前に、ジャファリ政権が徹底攻撃に出たとみられる。

 タルアルファは北部最大の都市モスルの西約60キロにあり、スンニ派武装勢力の拠点で、シリアから流入する外国人戦士の拠点とされる。米軍は武装勢力の20%が外国人と推定。シーア派住民の追放や政府協力者の殺害を続けているという。

 移行政府のジャファリ首相は「現地の部族指導者の要請を受け、私の命令により、軍はタルアルファの全テロリスト排除を目指し作戦を始めた」と発表した。4月末の就任後、首相が攻撃命令を発表したのは初めて。国防相は同様に武装勢力の勢力が強いラマディ、カイム、サーマッラ、ラワの各都市をあげ、今後の総攻撃を警告した。

 国民投票をめぐってスンニ派は分裂。ラマディでは、国民投票への参加を目指す部族や宗教指導者を、「アルカイダ系」とされる勢力が銃撃する事件が発生している。
TITLE:asahi.com:イラク軍と米軍、武装勢力に総攻撃開始 141人殺害 - 国際
DATE:2005/09/11 09:33
URL:http://www.asahi.com/international/update/0910/010.html


イラク 人権侵害続く 国連報告 拘束・拷問 後絶たず 米軍事作戦やテロを非難 [赤旗]

 【ワシントン=浜谷浩司】国連イラク支援派遣団(UNAMI)は八日、八月末までの二カ月間のイラクの人権状況に関する報告を公表。反政府武装勢力によるテロを非難すると同時に、イラクの軍・警察と米軍を中心とした多国籍軍による人権侵害が引き続いていることに強い懸念を示しています。

 報告は、イラク治安部隊の活動に関連して「法によらない処刑」や「過度の武力行使」、虐待や拷問などの訴えが届いていることを、事例を挙げて指摘しています。

 八月二十五日にはバドラ近郊で三十六人の男性の遺体が発見されました。いずれも手錠や目隠しをされ、拷問のあとがありました。犠牲者の家族によると、前日にバグダッド市内で内務省関連の部隊によって拘束されたといいます。

 七月十日にはバグダッド市内で十一人の男性が同様に拘束され、三日後に遺体で発見されました。

 また、バグダッド、バスラ、モスル、キルクークなどでは、警察署や内務省施設での尋問に際して「拷問が組織的に行われている」ことを示す情報があるといいます。

 内務省は八月三日、家宅捜査などにあたって法を守るようにとの指示を出したものの、指示が守られていないとの訴えが続いています。

 アンバル州などイラクの中部や北部で米軍とイラク治安部隊が実施している武装勢力掃討作戦では、住民が強制退去させられるとともに「違法な非通常兵器」が使用され、「懸念を強めている」としています。

 警察や内務省治安部隊、多国籍軍による軍事作戦では、多数の人々を一括拘束する事例が後を絶ちません。拘束された人々の行方が分からない場合も多く、拘束中に死亡したり拷問を受けたケースも報告されています。

 一方で、七月十七日にはバグダッド南部で燃料トラックが爆発し、九十八人が死亡、百五十人余が負傷しました。七月十三日にはバグダッド市内でパトロール中の多国籍軍部隊が攻撃され、三十人の市民が巻き添えとなって死亡。その多くは子どもでした。

 報告は、テロを重大な人権侵害として非難し、武装勢力が国際法に定められた義務を果たすよう要求しています。
TITLE:イラク 人権侵害続く/国連報告 拘束・拷問 後絶たず/米軍事作戦やテロを非難
DATE:2005/09/11 09:52
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-10/2005091009_01_3.html


イラク北部タルアファル 米軍が総攻撃準備 「第2のファルージャ」懸念も [赤旗]

 【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍のリック・リンチ少将(広報担当)は八日、米軍が同国北部のシリア国境に近いタルアファルに対し総攻撃を実施する準備を整えていると言明しました。同地ではすでに米軍の空爆で多数の民間人死傷者が出ています。総攻撃が強行されれば、昨年十一月の中部ファルージャへの総攻撃と同様、甚大な人的犠牲とともに、イラクの政治プロセスに深刻な否定的影響を及ぼす可能性があります。

 同少将は、「連合軍とイラク治安部隊はタルアファルで、武装勢力を除去するための可能な軍事作戦を準備中である」「具体的時期は示さないが、数週間のうちに明確な軍事作戦を目にすることになるだろう」と述べました。

 タルアファルはイスラム教スンニ派アラブ人やトルクメン人が混在する都市で、人口は三十万―四十万人とされます。この数日間、米軍は同地の四つのモスク(イスラム教礼拝所)を爆撃。現地医師の証言などによると、数十人の住民が死亡、多数が負傷しました。医薬品や食料、水、電気も枯渇し、都市機能はすでにマヒ状態に陥っています。

 十月中旬の憲法草案の是非を問う国民投票を前にした攻撃表明は、今年一月末の暫定国民議会選挙前に強行されたファルージャへの総攻撃時と酷似しており、移行政府のヤワル副大統領からも「タルアファルは第二のファルージャになろうとしている」との深刻な懸念が出ています。

 米軍はタルアファル総攻撃の理由の一つに外国人武装勢力の存在をあげていますが、避難住民や政治組織からは「外国人の姿を街で見かけたことなどない」との声が次々と上がっています。
TITLE:イラク北部タルアファル/米軍が総攻撃準備/「第2のファルージャ」懸念も
DATE:2005/09/11 09:53
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-10/2005091009_02_3.html


米軍、イラク北部を猛爆 モスク破壊 武装勢力の攻撃も全土で激化 [赤旗]

【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍は五日、イラク北部モスル西方のタルアファルに猛爆を加え、住民八人を殺害するとともに、市内にある四つのモスク(イスラム教礼拝所)も爆撃しました。さらに住民七十人以上を拘束しました。カタールの衛星テレビ・アルジャジーラが現地ジャーナリストの話として伝えたもので犠牲者はさらに増える見込みです。

 イラクでは十月十五日までに憲法草案への賛否を問う国民投票が実施される予定ですが、米軍が西部に加え北部でも「武装勢力掃討」を口実とした空爆を強行する一方、武装勢力の攻撃も全土で激化しており、イラクの政治プロセスは重大な危機に直面しています。

 アルジャジーラによれば、米軍のタルアファル空爆はF16戦闘機や武装ヘリを動員した激しいもので、女性や子どもを含む多数の負傷者を病院に搬送することも困難な状況です。空爆は五日以前にも断続的に行われており、住民の九割がすでに同地から避難しているとされます。

 同地には主にイスラム教スンニ派とトルクメン人が居住していますが、米軍はスンニ派住民地域に爆撃を集中させ、憲法起草をめぐり顕在化した宗派、民族間対立をさらに深刻化させるものともなっています。

 一方、イラクでは五日、全土で多国籍軍やイラク治安部隊を標的にした武装勢力の攻撃が多発。南部バスラでは、道路脇爆弾攻撃により英兵二人が死亡しました。一昨年三月のイラク戦争開戦以降の同軍死者は九十四人に達しました。

 また西部ヒートでは同日、多国籍軍基地近くで自動車爆弾による攻撃が発生し、イラク人十一人が死亡、十六人が負傷しました。中部バラドではイラク軍車列にたいする自爆攻撃で、兵士二人が死亡しました。

 首都バグダッドでは五日、約三十人の武装勢力が内務省建物にたいしロケット弾や迫撃弾で攻撃し、イラク警官二人が死亡、五人が負傷しました。同地ではまた、米軍車両にたいする爆弾攻撃で米兵四人とイラク人三人が負傷しました。
TITLE:米軍、イラク北部を猛爆/モスク破壊 住民拘束/武装勢力の攻撃も全土で激化
DATE:2005/09/07 16:21
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-07/2005090707_01_0.html


巡礼パニック、川に転落して816人死亡…バグダッド [読売]

【カイロ=岡本道郎】イラクの首都バグダッドで31日午前(日本時間同日夕)、市北部のイスラム教シーア派聖地カジミヤ地区にあるモスクに向け数千人の信徒が移動中、自爆テロ犯が紛れ込んだとのうわさが流れたことからパニックが発生、信徒は押し合いとなって通りかかっていた橋から次々とチグリス川に転落した。

 イラク治安当局者がAFP通信に語ったところによると、少なくとも816人が死亡、323人が負傷した。死者は1000人に達する見通しとの情報もある。イラク移行政府のジャビル内相は同日、テロリストがうわさを流したとの見方を示した。

 信徒らはこの日、8世紀後半の同派第7代イマーム(指導者)ムーサ・カジムの殉教を悼み、イマームゆかりのモスクへと巡礼に向かっていた。モスクへと向かう道路は狭く、信徒らの一部はその場で押しつぶされたり、崩れ落ちた欄干から川に転落して水死したという。

 事件の数時間前には、同じ場所で、信徒らを狙ったと見られる数発の迫撃砲攻撃により、7人が死亡、35人が負傷するテロが発生。これがパニックにつながる要因になったと見られる。

 同通信によると、犠牲者の多くが女性と子供だったという。移行政府のジャアファリ首相は3日間の服喪を宣言した。

(2005年9月1日1時47分 読売新聞)
TITLE:巡礼パニック、川に転落して816人死亡…バグダッド : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2005/09/01 10:35
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050831it13.htm


米軍、イラク西部を空爆 45人以上が死亡 [朝日]

2005年08月30日22時12分

 イラク駐留米軍は30日、イラク西部のシリア国境に近いカイム周辺の3カ所を爆撃したと発表した。米軍は「アルカイダのアジトを爆撃し、幹部のアブ・イスラムとその仲間を殺害した」としている。ロイター通信などが伝えた。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは、カイム病院の院長の話として、攻撃で少なくとも45人が死亡したと伝えた。

 同院長は「病院は激しい攻撃で業務を続けることができず閉鎖した。負傷者は手当てを受けることができない状態だ」と同局の電話取材に答えた。

 イラク中西部はザルカウィ幹部が率いるとされる「イラク・アルカイダ機構」をはじめとするイスラム教スンニ派武装勢力が影響力を保っており、米軍が攻撃を続けている。
TITLE:asahi.com:米軍、イラク西部を空爆 45人以上が死亡 - 国際
DATE:2005/08/31 10:40
URL:http://www.asahi.com/international/update/0830/008.html
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