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0509 英国:ブレア首相、任期途中の退陣を表明 [毎日]

 【ロンドン小松浩】ブレア英首相は8日、4日の地方議会選挙での与党・労働党大敗を受け、現在の3期目政権をまっとうするとのこれまでの方針を撤回し、任期途中で後継者であるブラウン財務相に首相の座を移譲する考えを表明した。同党下院議員団との会合で伝えたもので英各メディアは来年中にも退陣する見通しが強いとする観測を一斉に伝えた。

 昨年5月の総選挙で勝利し政権3期目に入ったブレア首相は、09年か10年に想定される次期総選挙直前まで首相の任務を果たしてから退陣する意向を示してきた。だが、地方選大敗や労働党支持率の大幅低下を受けて求心力を失い、ブラウン氏への移譲時期の前倒しを約束せざるを得ない立場に追い込まれた。

毎日新聞 2006年5月9日 23時38分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060510k0000m030145000c.html

0509 英国:労働党の地盤沈下招く恐れ ブレア首相退陣で [毎日]

 【ロンドン小松浩】ブレア英首相が8日、ブラウン財務相への早期禅譲を示唆したことで、噴出していた英労働党内の首相退陣圧力はいったん沈静化すると見込まれる。ただし具体的な退陣時期は明確ではなく、ブラウン政権でも労働党の人気が上向く保証はない。退陣時期をめぐるブレア派とブラウン派の確執は、政権党としての労働党の深刻な地盤沈下を招く恐れがある。

 首相の退陣時期は(1)就任10年の区切りとなる07年春(2)07年秋の労働党大会(3)サッチャー元首相の在任期間(11年半)に並ぶ08年秋--の3ケースが想定されている。

 英下院議員の任期は5年だが、英国では4年ごとに解散・総選挙となることが多く、慣例に従えば次の総選挙は09年春。後継者に「(選挙までに)十分に必要な時間を与える」と首相が表明した以上、(1)か(2)となる公算が大きい。9日付の英タイムズ紙の世論調査でも、国民の56%が来年までの首相退陣が望ましいと回答した。

 しかし、任期満了による10年春の総選挙となったり、ブレア首相が20世紀以降で最長となるサッチャー元首相の在任記録を破る意欲を見せれば退任時期はずれこみ、(3)となる可能性もある。

 首相が追い込まれたのはイラク戦争の後遺症が大きいが、長期政権(9年)への飽き、教育・医療への民間活力導入など、ブレア改革をめぐる党内の路線対立もある。

 だが党内亀裂が深まれば、保守党が長期政権から転落した97年総選挙の二の舞いになりかねない。タイムズ紙調査ではキャメロン保守党党首の人気がブレア、ブラウン両氏を上回っただけでなく、「キャメロン対ブレア」より「キャメロン対ブラウン」の方が保守党支持が高くなるなど、国民の「ブラウン待望論」はそれほど強くはない。

 このためブレア首相は8日夜の下院議員団との会合で「私の遺産は労働党に4期目の政権をもたらすことだ」と述べ、党の結束優先を訴えた。ブラウン財務相も「秩序だって、かつ安定した党首交代」を強調、混乱回避を呼びかけている。

毎日新聞 2006年5月9日 23時45分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060510k0000m030147000c.html

0507 極右政党が躍進、英統一地方選 [朝日]

2006年05月07日06時55分
 4日投開票された英国統一地方選で、移民排斥を訴える極右政党・英国国民党が改選前の20議席から45議席以上を確実にし、躍進した。白人労働者が多いロンドン東部のバーキング・ダゲナム区議会では、擁立した13人の大半が当選、全国で初めて第2党となった。主要3政党は、大都市圏での極右勢力の伸長に警戒を強めている。

 国民党のニック・グリフィン党首は5日、選挙結果について「英国を変質させる政治エリートへの反乱だ」と述べた。

 同党は今回の選挙で350人以上を擁立。最も力を入れたバーキング・ダゲナム選挙区では、労働党による移民を優遇する住宅政策に反発する同党の支持者が国民党に流れたとみられている。ロンドン郊外の選挙区では中道右派政党への脱皮を図る保守党のキャメロン新党首の路線への批判票を集めたとされる。

 国民党は国会と欧州議会では議席を持っていない。だが、地方議会での勢力拡大を警戒し、投票日の前日には、労働党のリビングストン・ロンドン市長が、04年市長選を争った保守党、自由民主党の元候補者とバーキング・ダゲナム選挙区に入り、国民党に投票しないよう訴えた。

 グリフィン党首らは現在、イングランド北部リーズの裁判所で人種差別を扇動した罪で公判中。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0507/004.html

0505 英国:ブレア首相、大規模な内閣改造実施 地方選敗退で [毎日]

 英南部イングランドで4日実施された地方選挙は5日までの開票の結果、与党労働党が大幅に議席を減らし大敗した。イラク戦争や不祥事で支持率が低迷するブレア首相は5日、求心力回復を狙い初の女性外相を起用するなど、1997年の政権発足以来、最大規模の内閣改造を実施した。BBCなどが報じた。

 3期目の長期政権となったブレア政権にとって、逆風下の選挙戦となった。任期を今期限りと明言する首相に対し、次期首相に有力視されるブラウン財務相派などから、退陣圧力が強まりそうだ。

 英メディアによるとブラウン財務相や秘書との不倫問題が発覚したプレスコット副首相らは留任。外相に女性のベケット環境・食糧・農村相を、国防相にはデズ・ブラウン財務担当閣内相を起用するなど閣僚の大半が交代した。

 国外追放に該当する外国人犯罪者を英国内で釈放し批判されたクラーク内相は更迭。プレスコット副首相は地方自治などの担当を外された。

 地方選はロンドン市の32区議会を含む176地方議会の約4300議席が改選対象。大半の議会で開票が終了、労働党は約320議席を減らし、「地方選で最悪の結果の1つ」(BBC)と指摘された。

 野党第一党の保守党は、ほぼ同数を増やし、就任後初の主要選挙となったキャメロン党首にとっては好調な滑り出し。野党第二党の自由民主党は微増で、極右の国民党(BNP)も約30議席を獲得した。(ロンドン共同)

毎日新聞 2006年5月5日 22時48分 (最終更新時間 5月6日 1時19分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060506k0000m030069000c.html

0503 セルビア首相、ムラジッチ被告に投降呼びかけ [朝日]

2006年05月03日22時11分
 セルビア・モンテネグロを構成するセルビア共和国のコシュトニツァ首相は3日、ボスニア紛争時のセルビア人勢力の軍司令官ムラジッチ被告に投降を呼びかける書簡を発表した。欧州連合(EU)加盟に向けた交渉中断を受けた措置。ただ、国際的な孤立からの脱出を目指していた同共和国政府やセルビア・モンテネグロ政府は苦しい立場に追いやられている。

 これまで同国政府は、ムラジッチ被告の協力者を逮捕するなど、同被告拘束への努力をアピールしてきた。しかし、その一方で、昨年11月まで同被告に年金が支給されていたことも発覚。EU側は「拘束作戦や旧ユーゴ国際犯罪法廷への協力が不十分だ」と批判していた。

 同共和国内ではムラジッチ被告を英雄視する意識が根強く、支持者も多い。同法廷の収容施設で元ユーゴ大統領のミロシェビッチ被告が急死したことから、法廷に対する反発が高まっており、ムラジッチ被告の拘束はさらに難しくなったとみられている。

 2月には一度、ムラジッチ被告拘束との報道が流れた。地元関係者の間では、コシュトニツァ政権が国民の反応を探るために情報を操作した、との見方が強い。しかし、元大統領の急死で情勢は急変。EU側は引き渡し期限を1カ月延長し、EU加盟や経済近代化を目指すコシュトニツァ首相も4月中の拘束を同法廷に約束したが、実現しなかった。AFP通信によると、交渉中断を受け、欧州統合担当のラブス副首相が辞任を表明した。

 コシュトニツァ政権は被告の身柄を確保してEU側に協力姿勢を示したいものの、引き渡しによる国内の反発も恐れており、板挟み状態。このことから、地元では「ムラジッチ被告は結局遺体で見つかるのでは」との観測も出ている。「政権が自殺を装って殺すのでは」とさえささやかれている。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0503/020.html

0502 独左翼党大会おわる WASGと組織合同へ [赤旗]

 【ベルリン=中村美弥子】独東部ザクセン・アンハルト州ハレで二日間の日程で開かれていた左翼党第十回大会第一回総会が三十日、閉幕しました。大会はビスキー議長を再選するとともに、新役員を選出しました。南部のルートウィヒスハーフェンで開かれていた「労働と社会的公正のための選挙代案」(WASG)の党大会も、左翼党との組織合同を正式に決定して閉幕しました。

 左翼党とWASGは来年六月の合同を目指しています。左翼党大会では、WASGと連携して強力な左翼を形成する重要性が強調されました。左翼党連邦議会(下院)会派のギジ共同議長は「対等平等の立場を貫いてWASGとの合同を進めたい」と表明しました。

 もう一人の共同議長であり、WASGを率いるラフォンテーヌ氏(元社会民主党党首、元蔵相)は左翼党大会に駆けつけ、「両党は資本主義に反対する明確な立場を取らなければならない。そうでなければ他党との違いがなくなる」と演説。また、年金支給年齢の六十七歳への引き上げや付加価値税率の引き上げはとても受け入れることはできない」と述べ、メルケル政権を批判しました。

 左翼党とWASGは統一選挙名簿をつくって昨年九月の連邦議会選挙をたたかい、五十三議席を獲得しました。しかし、WASG内の一部に左翼党との組織合同に反対する意見が根強くあります。

 ベルリン特別市と北東部メクレンブルク・フォアポルメルン州のWASGの支部は両党の選挙合意に背き、今年九月の議会選挙で独自の候補者を立てる方針を決めました。両地域で州政府に加わっている左翼党が中央政権与党の社民党の政策を支持しているから、というのが理由です。

 こうした動きに対し、ラフォンテーヌ氏は、左翼党との合同に向けWASG内の統一を呼びかけています。
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-05-02/2006050207_05_0.html

0422 伊・ベルルスコーニ首相が敗北宣言 議会は全面対決へ [朝日]

2006年04月22日12時07分
 イタリアの中道右派連合を率いるベルルスコーニ首相は21日、北部トリエステでの演説で、大接戦となった先の総選挙で勝利したプロディ元首相の中道左派連合について「短命政権に終わる」と政権交代を認め、事実上の敗北宣言をした。今後は野党として議会で全面的に対決していく意向を示した。

 一方、ベルルスコーニ首相と盟友関係だったブッシュ米大統領もこの日、プロディ元首相に祝福の電話をかけて元首相の勝利を認定した。

 ベルルスコーニ首相はこの日、党首をつとめる政党フォルツァ(がんばれ)・イタリアが来月行われる地方選挙向けに開いた集会で総選挙後、初めて演説。中道左派連合を「統治ができるとは思えない。ただの短命政権になる」と切り捨てながらも事実上、敗北を認めた。「祝福することになるからプロディには電話していないし、これからもしない」とも。

 19日の最高裁による中道左派連合の勝利確認後、通常は敗者が勝者を電話で祝福する形で行われる「敗北宣言」を首相がいつするかが注目されていた。

 また、首相は演説で「我々が成し遂げた改革を覆させないよう議会のあらゆる方法を使って彼らを妨げる」とも語り、野党連合の指導者として政権と全面対決すると宣言。「国内外の全投票を集計すれば上下両院とも22万票差で勝った。我々が倫理的、政治的な勝者だ」と言い切り、最高裁も認めた集計結果に改めて抗議した。

 プロディ元首相は21日、「彼が電話をかけてこなくても、民主主義は続く」と述べた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0422/005.html

0420 イタリア総選挙、中道左派の勝利確定 最高裁が最終発表 [朝日]

2006年04月20日10時46分
 イタリアの最高裁判所は19日夕(日本時間20日未明)、総選挙で全国集計された下院の最終的な結果票数を発表した。プロディ元首相率いる中道左派連合「ユニオン」は1900万2598票、ベルルスコーニ首相の中道右派連合「自由の家」は1897万7843票。わずか2万4755票差で中道左派連合への5年ぶりの政権交代が法的に確定した。

 左右の中道連合による大接戦となった9、10日の総選挙は、内務省が11日に発表した下院の集計が2万5224票差。首相が下院の疑問票の再点検などを要求していた。裁判所の確認作業で差はさらに縮まったが、結果は覆らなかった。

 上院の確定票数は数日中に最高裁が発表するが、内務省発表の議席数に変化はない見込み。

 今回の発表を受けてプロディ元首相は会見を開き「選挙がようやく終わった。我々の勝利にもはや疑問の余地はない。強い政権づくりの努力を進めなければならない」と改めて勝利を宣言。外国人記者から「ベルルスコーニ首相から(敗北を認める)電話はあったか」と聞かれ「まだかけてきていないが、私はせっかちではない」と英語で答えて笑わせた。

 「自由の家」に属する政党のひとつ「キリスト教民主・中道連合」幹部は19日、正式に敗北を認めて元首相を祝福した。

 ベルルスコーニ首相自身は20日未明(同午前)現在も沈黙を保っている。首相が党首の政党「フォルツァ・イタリア」所属のトレモンティ副首相は最高裁の発表後「疑問は完全には解決していない。さらなる点検が必要だ」とテレビで述べ、プロディ元首相の勝利を認めない意向を表明。首相は疑問票以外にも「不正行為があった」などと主張していた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0420/002.html

0414 フランス:上院、CPE新法を可決 大学封鎖は解除 [毎日]

 【パリ福井聡】フランス上院は13日、若者雇用促進策「初期雇用契約」(CPE)に代わる若者雇用促進法案を158対123の多数で可決した。国民議会(下院)は12日に可決しており、これでCPEは公式に撤回・廃棄された。労組・学生らは撤回まで圧力をかけるとしていたが、2カ月間に及んだ抗議行動はひとまず終結、パリのソルボンヌ大学も正門前のバリケードが排除された。

 新法は「郊外など750の特定地域で、無資格の16~25歳の若者を雇用した企業に補助金を与える」内容で、昨秋暴動を起こした郊外の移民系若者の雇用促進を狙う。政府は年額4億5000万ユーロ(約645億円)の原資はたばこなどの増税で賄うとしている。

毎日新聞 2006年4月14日 10時44分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060414k0000e030027000c.html

0414 イタリア野党の勝利確認 疑問票のチェック終了 [共同]

 【ローマ14日共同】イタリア総選挙における野党の小差の勝利に対し、ベルルスコーニ首相が票の再集計を求めている問題で、各地の高裁は13日、再集計の対象となる疑問票のチェックを終了、議席数は変わらず、プローディ元首相率いる野党、中道左派連合の勝利が確認された。
 ANSA通信は、下院4万3000票、上院3万9000票の疑問票を裁判所が調べた結果、特定の党の得票とみなせる票はそれぞれ数百票しかないと報道、野党が勝利した両院の選挙結果に影響を及ぼさないことが明らかになった。
 13日付イタリア各紙によると、再集計にあくまでこだわる首相は12日、チャンピ大統領と会談した際、疑問票だけでなく全投票用紙の点検を可能にする法改正を提案したが、大統領は拒否した。
URL:http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006041401000480

0412 イタリア総選挙・中道左派勝利、政権交代へ [朝日]

2006年04月12日01時55分
 イタリア議会(定数・上院315、下院630)の総選挙は11日夕(日本時間12日未明)、内務省による集計で上下院の議席が確定し、プロディ元首相(66)の中道左派連合が両院でベルルスコーニ首相(69)の中道右派連合を抑え、5年ぶりの政権交代を決めた。景気低迷への効果的な政策を打ち出せなかった現政権に対する不満が反映したとみられる。ただ、大接戦の末のきわどい勝利に、国民の分裂や政局の混乱を懸念する声が高まっている。

 内務省発表の確定議席によると、プロディ元首相の中道左派連合「ユニオン」は上院158、下院348。中道右派連合「自由の家」は上院156、下院281。その他が上下院で各1。投票率は83.6%だった。

 結果を受け、今月28日に上下両院の選出議員が初招集され、5年ぶりの中道左派政権となるプロディ内閣の組閣へ向けた話し合いに入る。イタリアでは首相は大統領が指名するが、チャンピ大統領は来月18日で7年の任期満了となる。議会の混乱を避けるため同大統領の再任を望む声が高いことから、プロディ新首相の指名と本格的な組閣作業は議会が大統領を再選した後になる見込みだ。

 一方で、結果を不満とするベルルスコーニ首相陣営は確定前の発言で「下院では左右とも(得票率で)50%が確保できず、差はわずか2万5000票にすぎない。約50万票にものぼる無効票の再集計をすべきだ」と求めており、政権移行までには曲折が予想される。

 与野党の勢力差がわずかな上院で安定した議会運営は困難になると予想され、政治色の薄いテクノクラート内閣を求める声、「はっきりと決着を付けるために再選挙を」との声もくすぶっている。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0412/002.html

0411 大接戦の伊総選挙 左派が「勝利宣言」、与党は異議 [朝日]

2006年04月11日17時03分
 イタリア議会(上院・定数315、下院・同630)の総選挙は10日夜から11日未明にかけて開票が進み、ベルルスコーニ首相の中道右派連合とプロディ元首相の中道左派連合による大接戦となった。集計作業が混乱し、最終結果が発表されないままの11日午前3時(日本時間同日午前10時)前、元首相は支持者らに対して勝利宣言。しかし、与党側が異議を唱えており、今後政局が混迷に陥ると予想される。
ローマの中道左派連合の本部で11日、総選挙での勝利宣言をした後にイタリア国旗を振るプロディ元首相=AP


 内務省の発表によると、下院選は11日午前3時15分(同午前10時15分)の国内選挙区分の確定集計結果で、中道左派連合「ユニオン」が約49.8%、中道右派連合「自由の家」が約49.7%。わずか2万5千票余の差で中道左派の勝利となった。1票でも多い連合側へ340議席が自動的に割り振られるため、中道左派は340議席、中道右派は277議席となる。

 上院選は同日午前2時半(同午前9時半)すぎの同確定集計結果で、中道右派が50.21%、中道左派が48.96%。内務省は中道右派155議席、中道左派154議席と発表したが、この中には海外議席の6議席が含まれていないとみられる。新内閣には上下院双方の信任が求められる。

 プロディ元首相は午前3時前、ローマのユニオン本部前で寝ずに開票を待った多数の支持者らに「我々は勝った」と述べ、上下両院での勝利宣言をした。上院選の勝利について、同陣営は「海外6議席のうち4議席を獲得したため」と説明している。

 これに対し、ベルルスコーニ首相のスポークスマンは「票の克明なチェックを求める」と述べ、野党側に異議を唱えた。与野党陣営が選挙結果で合意できない事態に陥った場合、政界が混乱する恐れもある。

 混乱は、集計する内務省にもみられた。上下院とも海外在住者選挙区分の開票作業が大幅に遅れ、議席配分を確定できない状況に陥った。国内の上院選挙区でも、一部の特別自治州で他選挙区と異なる選挙制度にしたことが影響、集計作業を複雑にした。

 上下院で多数派が異なる場合(1)再選挙(2)テクノクラート内閣の構成(3)左右中道両派による大連立政権の可能性、がある。首相を指名するチャンピ大統領は任期満了で来月退任する予定で、混乱に拍車がかかると予想される。

 同首相のもとで01年から続いた中道右派政権は、長引く景気の低迷とイラクへの部隊派遣などで徐々に支持率が下落。首相と元首相の一騎打ちとなった選挙戦では、5年ぶりに政権交代するかどうかが注目された。同首相は盛んなテレビ出演に加え、新たな減税政策を終盤になって追加するなどして、巻き返しをはかった。

 プロディ元首相は「経済立て直しには財源が必要だ」と、増税を含めた現実路線を提唱。与党のイラク派兵を含める外交政策を批判して「欧州共通の声は『平和』だ」と訴えた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0411/010.html

0411 仏の若者雇用策、一転「政府介入型」に 首相逆境 [朝日]

2006年04月11日16時03分
 フランス政府と与党は10日、若者向け雇用制度(CPE)に代わる失業対策として、16~25歳を雇った企業への補助金を拡充することを決めた。ドビルパン首相は同日夜のテレビでCPE撤回までの3カ月を「大変な逆境だった」と振り返った。しかし、「これまで通り団結して働き続けることが我々の義務だ」と、続投への意欲も示した。

 CPEに代わる若年雇用対策は近く国会で審議される。無資格などの理由で就職できない16~25歳と無期限雇用の契約を結んだ雇い主に対し、国が支給する補助金を増額する案が軸になる見通し。「解雇しやすくすることで企業の採用意欲を高める」というCPEのショック療法から一転し、慣れ親しんだ「政府介入型」の対策が拡充されることになる。

 一方、10日夕に会合した労働組合と学生の全国団体は「根気と団結がもたらした本物の成功だ。CPEが法的に撤回されるまで気を緩めない」とする声明を出した。一部学生団体は、CPEを含む機会平等法の廃止まで運動を続ける方針だ。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0411/013.html

0405 シン・フェイン元幹部:射殺体で発見 英警察のスパイ告白 [毎日]

 英領北アイルランドのカトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)の政治組織シン・フェイン党のデニス・ドナルドソン元幹部が4日、アイルランド北部で射殺体で発見された。

 ドナルドソン氏は昨年12月、長年にわたり英警察のスパイをしていたと告白して党を除名された。英PA通信によると、IRAは事件への関与を否定する声明を発表した。

 北アイルランド紛争をめぐっては和平を監視する独立委員会が3月、武装闘争終結を宣言しているIRAについて「テロの脅威はない」との見解を発表。英、アイルランド両政府が自治政府復活の意欲を見せていた矢先の今回の事件は、和平推進への大きな打撃となりそうだ。(ロンドン共同)

毎日新聞 2006年4月5日 8時35分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060405k0000e030006000c.html

0405 若者の雇用政策めぐり、仏全土で第2波の大規模スト [読売]

【パリ=島崎雅夫】フランス政府の若者雇用促進政策「初期雇用契約」(CPE)の全面撤回を要求して、主要労組や学生団体が4日、仏全土で、第2波の大規模なストとデモを行った。

 警察発表によると、デモには同日午後の段階で、前回3月28日とほぼ同じ約50万人が全国で参加、最終的には前回同様、約100万人程度に達する見通し。労組側は300万人を超えたとしている。

 4日未明から国鉄をはじめ、航空会社、郵便、教育、医療などの労組が相次いで最大限1日間のストに突入。AFP通信によると、公共輸送機関のストライキはパリのほか、南部のマルセイユや南西部のトゥールーズなど全国32市町で行われた。

 主要労組のうち、中学、高校で42%、国鉄で18%、郵便で8%の労組員がそれぞれストに参加。国鉄で在来線の2割、高速列車TGVの3割、国内航空便の3割が運休するなど市民生活に影響が出た。

(2006年4月5日1時32分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060404it11.htm

0404 「酔っぱらい」「まぬけ」伊総選挙テレビ討論で罵声 [読売]

 【ローマ=藤原善晴】総選挙を控えたイタリアで3日、中道右派勢力のベルルスコーニ首相(69)と政権奪回を狙う中道左派のプローディ元首相(66)両候補による最後のテレビ討論が行われたが、討論は白熱、低次元の罵声(ばせい)も飛び交った。

 ベルルスコーニ首相が実績を強調したのに対し、プローディ元首相は「街灯(政権)にしがみつく酔っぱらい」と攻撃。首相は、中道左派内に共産党系勢力が含まれ、プローディ元首相がそうした急進派意見を抑えられないとして、「人に利用されるまぬけ」と決めつけて反撃した。

 討論では、経済危機から脱却するための教育・研究投資や、南部の若者の間で深刻な失業問題もテーマに取り上げられたが、両氏ともに抜本的な解決策を示すことができなかった。

 前回の先月14日の討論会に続いて、ベルルスコーニ首相は制限時間オーバーを続け、ルールで禁じられているのにプローディ元首相の発言中に何度も大声を出し、司会者に制止された。

(2006年4月4日22時19分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060404i315.htm

0331 仏高校生ら線路を「占拠」 雇用紛争、交通寸断 [朝日]

2006年03月31日01時41分
 フランス各地で30日、若者向け雇用制度(CPE)に反対する高校生らが鉄道駅や高速道路に侵入する騒ぎが相次ぎ、交通網が大きく混乱した。

 30日午後4時前、パリの国鉄ターミナルの一つ、リヨン駅に1000人以上の若者が押しかけ、機動隊の警備線を突破して線路に侵入した。このため同駅発着の全列車が運行できなくなった。若者たちは線路上にバリケードを築いて気勢を上げた。

 同日午前には、南仏マルセイユの国鉄駅線路に大学生や高校生約200人が入り、TGV(新幹線)などが止まった。

 西部のレンヌやロアンヌ、南部モンペリエなどでも高校生が線路に座り込んだ。

 パリを取り巻く環状線(自動車専用道)の一部にも30日昼前から高校生の一団がゲリラ的に侵入し、大渋滞となった。

 一連のCPE反対運動では高校生による校舎封鎖が多発し、30日現在、全体の13%にあたる550校で封鎖や授業中止が続いている。ドロビアン国民教育相は、30日午前中に封鎖を解くよう学校管理者に指示、高校生との間で緊張が高まっていた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0331/001.html

0329 英国:年金特例廃止に抗議スト 混乱なく [毎日]

 【ロンドン小松浩】ブレア英政権の年金制度改革に反対する地方自治体・公共団体職員が28日に24時間ストを実施、多くの学校が休校に追い込まれたほか公共サービスに影響が出た。主催者によると参加者は100万人を超え、炭鉱労働者の賃金カットに端を発した1926年のゼネスト以来の規模となった。

 多くの参加者が抗議行動をしたが、平穏に終わり混乱はなかった。

 ストの原因は、英政府が地方職員の年金支給に関する特例を廃止することにしたため。英国では地方職員は65歳から年金が満額支給されるが、これまでは年齢と雇用期間を合計して85年に達すれば、65歳前でも満額支給される特例があった。ブレア政権は年金財政のひっ迫を理由に4月から特例の廃止を決め、労組が強く反発している。

毎日新聞 2006年3月29日 9時48分 (最終更新時間 3月29日 9時56分)
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