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■政局06Ⅶ

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0415 小泉改革路線の修正示唆 谷垣財務相 [朝日]

2006年04月15日22時52分
 谷垣財務相は15日、地元選挙区の京都府舞鶴市で講演し、小泉政権が発足5周年を迎えることを踏まえ「今まで何のために改革をやってきて、これからどちらに向かうか、きちんと検証する必要がある。そろそろそういう時期に来ている」と述べた。9月の自民党総裁選への立候補をにらみ、小泉構造改革路線の修正を打ち出す考えを示唆したものだ。

 谷垣氏はまた、「この5年で政治の仕組み、ものの考え方はかなり変わってきた」とし、「毎日毎日、改革だ改革だということで、ちょっと改革に疲れている向きもある」と述べた。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0415/012.html

0415 政党政治の現状憂慮、21世紀臨調が説明責任求める [読売]

 民間有識者らによる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は14日、民主党の「偽メール」問題などを受け、「政党は政治をどう守るのか~マニフェスト(政権公約)『以前』問題を問う~」と題した声明を発表した。

 日本の政党政治の現状について、「人気の高い党首がすべてといった『出たとこ勝負』的な、粗雑な政党政治の発想がまかり通るのでは、前途は極めて多難だ」などと分析。「様々な難題に真摯(しんし)にかつ着実に、可能な限り合理的な政策で取り組むのが政治本来の姿だ。政党に求められるべきは、懐の深い政治的英知の蓄積だ」と提起した。その上で、政党や政治家に対し、〈1〉政党の構成員の教育はどう行われているのか〈2〉説明責任をどう果たすのか〈3〉政治を「面白いもの」と印象づける動きに対し、どう対処するのか〈4〉野党は与党以上の創意工夫なしに政権交代は望めない。態勢をどう整備するのか――を問いかけた。

(2006年4月15日0時18分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060414i216.htm

0413 アジア外交、経済成長が目玉 高村派が政策提言 [朝日]

2006年04月13日22時31分
 自民党高村派の高村正彦会長は13日、東京都内のホテルで記者会見し、9月の総裁選に向けた同派の政策提言「安心と夢のある日本」を発表した。「アジア各国との良好な関係の維持・発展」「名目4~5%、実質2~3%の成長率の達成」「子供を産み育てやすい社会の実現」を目玉にしている。高村氏が総裁選に立候補する場合には基本政策とし、立候補しない場合はどの候補を推すかの基準とする考えだ。

 高村氏は小泉改革について会見で「中央から地方へ、官から民へ、という改革の基本的な方向はいい」と一定の評価をしつつ、「効率一辺倒ではなく安心・安全に配慮した倫理ある改革を進めていかなければならない」と独自色をアピールした。

 一方、小泉首相のアジア外交に関しては「必ずしもうまくいっていない」と批判。「最も発展する可能性のある中国・インドに一番近い先進工業国である有利さを生かせる外交をしなければならない」と主張した。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0413/006.html

0411 小泉首相:小沢氏の大連立工作に警戒感 [毎日]

 小泉純一郎首相は11日夜、都内のホテルで与党の参院議運委理事らと会食した。出席議員によると、この中で首相は民主党の小沢一郎代表について「9月に再選されたら、首相になれない民主党代表でいるわけがない。自民党に擦り寄って旧社会党を切り、自民党の非主流派と連立を仕掛けてくるだろう」と語り、小沢氏による大連立工作の可能性に強い警戒感を示した。会合には安倍晋三官房長官も同席した。【西田進一郎】


0410 小沢代表に「期待」56%、民主支持層では9割 [読売]

 読売新聞社が8、9の両日に実施した全国世論調査(面接方式)で、民主党の代表に選ばれた小沢一郎氏に「期待している」人が「どちらかといえば」を含めて計56%に上り、「期待していない」計40%を上回った。

 民主支持層では90%の人が期待感を寄せていた。民主党の支持率は、14・0%で、3月の前回調査(11・1%)よりも2・9ポイント上昇した。

 小沢代表に期待する人に、その理由を挙げてもらったところ、「政治経験が豊富」58%がトップ。次いで、「小泉首相に対抗できる」32%、「実行力がある」「指導力がある」各28%――などの順だった。偽メール問題への対応で、前原前代表が未熟さを露呈したことから、豊かな政治経験とリーダーシップで「小泉自民党」に対抗してほしいとの期待感がうかがえた。

 小沢代表が自民党にとって「脅威になる」と回答した人は、「どちらかといえば」を含め計52%。民主支持層では、計85%に達した。自民支持層でも半数近くが脅威を感じていた。

 また、小沢代表が民主党を立て直すことができると思う人は計50%で、「そうは思わない」計43%を上回った。民主支持層では、76%が再生させることができると見ていた。

 民主党の政権担当能力については「ない」が61%で、「ある」は30%だった。調査方法が違うため単純に比較はできないが、前原氏が代表の引責辞任を表明した直後の4月初めの電話による緊急調査(「ない」67%「ある」22%)より改善した。民主党が野党第1党として、今後の国会にどのような姿勢で臨むべきかでは、「対案路線」が計77%で、「対決路線」計16%を大幅に上回った。

 ■内閣支持率56%に■

 一方、小泉内閣の支持率は56・0%で、前回調査に比べ、1・1ポイント増えた。自民党の支持率は42・8%で、前回比0・5ポイントの微増だった。

(2006年4月10日23時16分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060410it14.htm

0403 毎日世論調査:小泉内閣支持は横ばい 民主は合併以来最低 [毎日]

 毎日新聞が1、2の両日実施した全国世論調査によると、小泉内閣を「支持する」と答えた人は48%で、2月の前回調査と比べ横ばいとなり「支持しない」は4ポイント減の36%だった。政党別支持率では、自民党は33%と前回より2ポイント上がったが、民主党は12%と8ポイントも下落。03年9月の自由党との合併以来最低の支持率となり、偽メール問題の影響の深刻さを浮き彫りにした。

 小泉内閣を支持する理由では「政治のあり方が変わりそうだから」が41%と前回より5ポイント低下したが「自民党の首相だから」は前回より6ポイント上昇した。不支持理由では、「景気回復が遅れているから」が46%と前回から17ポイント増加した。

 民主党の支持率は、自由党との合併直後に16%からスタートし、03年11月の衆院選直後の27%が最高。04年7月の参院選直後の24%が2番目に高く、それ以降は15~22%とおおむね20%近くを推移していた。民主党支持率の低下に伴い、無党派が43%と前回より7ポイント増加した。【犬飼直幸】


0402 中韓両国との関係改善を きずな重視、谷垣派提言 [共同]

 自民党谷垣派(会長・谷垣禎一財務相)が9月の総裁選に向け作成した「政策提言」案の概要が1日、判明した。家族や地域の「きずな」の強化や中国、韓国との関係改善、財政再建の推進などを盛り込み、14分野で約60項目の具体的政策を掲げた。「谷垣政権構想」と位置付け、5月の派閥パーティーで発表する予定だ。
 小泉純一郎首相の5年間の構造改革路線を評価する一方、行き過ぎた部分があるとして、修正も提起しているのが特徴で、小泉改革との相違をアピールした形だ。
 提言は、小泉改革を「不寛容」「優勝劣敗」に走りがちと総括した上で、歴史や伝統の尊重、日本文化を守り続ける考えを強調。家族や地域のきずなを社会の基盤と位置付け、その強化に向け育児支援やボランティア活動の積極的な展開を訴えている。
URL:http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006040101003829

0329 内閣情報官:三谷氏抜擢 官邸は人事でも「安倍色」 [毎日]

 政府は28日、内閣情報官に三谷秀史・警察庁外事情報部長を充てる人事(4月1日付)を決定し、1月の2人の官房副長官補の交代と合わせ、首相官邸の内政・外政・情報部門トップが新体制に変わる。内閣情報官は、国内外の機密情報を収集、分析する官邸内の元締め。三谷氏の起用には、「ポスト小泉」の本命とされる安倍晋三官房長官の後押しもあった模様で、官邸は小泉純一郎首相の退任後もにらんだ体制へシフトしつつある。

 「安全保障、有効な外交の展開のためにも、情報官は極めて重要だ。短期間でなく、ある程度の期間務めていただく。海外の情報コミュニティー(関係部局)と付き合う役割も果たしていただけると期待している」

 安倍氏は記者会見で、慣例より年次の若い三谷氏抜てきの理由を、こう説明した。安倍氏は以前から、政府の対外インテリジェンス(情報収集・分析)力に不満だった。自ら関心の高い外交・安保への貢献に言及しただけでなく、就任前に在任の長期化を明言したのは異例だ。三谷氏は国際情報畑のエキスパート。拉致事件などで対北朝鮮への「圧力」を強める安倍氏の期待の程をうかがわせる。

 内閣情報官は警察庁出身者の「指定ポスト」。官邸内には昨年末、経済産業省など他省庁からの起用を探る動きもあったが、「国際的な情報コミュニティーで活躍するには、警察庁出身者でないと無理」(政府筋)との判断で結局見送られた。

 警察庁OBでは、1月に勇退した奥村萬寿雄・前警視総監や金重凱之元警備局長らが候補に挙がったが、3月半ばに「官邸の意向」(同)として三谷氏の名前が急浮上。テロ対策や対北朝鮮などの情報収集の実績から、起用が決まった。

 一連の調整は、小泉首相や首相周辺の意向も取り付けた安倍氏の判断で進められたとされ、人事でも影響力を増しているようだ。【犬飼直幸】


0328 予算成立:「ポスト小泉」本番 森派、候補一本化が焦点 [毎日]

 小泉政権最後の予算となる06年度予算(一般会計総額79兆6860億円)が27日、参院本会議で可決、成立した。これを受け自民党内では、小泉純一郎首相の後継を決める9月総裁選に向けた動きが本格化する。安倍晋三官房長官、福田康夫元官房長官の有力2氏を擁する森派が候補を一本化できるかが、最大の焦点となる。一方、麻生太郎外相や谷垣禎一財務相も政権構想の取りまとめを急ぐなど、出馬を念頭に準備を進める。

●揺れる最大派閥

 「政治家としてたいへん光栄だ」

 安倍氏は27日の記者会見で「ポスト小泉」を問う各種世論調査で安倍氏の支持が突出している点を聞かれ、後継総裁への意欲をにじませた。しかし、森派幹部は最近、安倍氏に「ゴルフで言うとパー狙いでいい。無理に自分の色を出そうとすれば空回りする」とアドバイスをした。若手・中堅議員に派閥を超え待望論が強い安倍氏だけに、出過ぎれば世代交代を嫌うベテランの反発を招き、足をすくわれかねない、との忠告だった。

 ◇「安倍・福田」分裂恐れ

 若手主導で安倍氏が出馬し、ベテラン勢が対抗し福田氏を担ぐ動きが強まり、派閥分裂と世代間対立に波及することを同派会長の森喜朗前首相は強く警戒している。「仮に安倍氏で一本化すれば森派を福田派に衣替えし、派閥分裂と世代間対立を封じ込める」(同派幹部)ことも検討、候補一本化を視野に置く。

 事実、安倍氏の出馬をにらみ「包囲網」を敷こうとする動きはある。山崎拓前副総裁、加藤紘一元幹事長らは福田氏への共感を口にし、森派幹部の一人は「古賀(誠元幹事長)さんも伊吹(文明元労相)さんも福田さんだ」と語るなど、有力2氏を取り巻く状況は複雑化している。

●「格差」「アジア」

 安倍、福田両氏で違いが際立つのはアジア外交だ。首相の靖国神社参拝を支持し、対中強硬論で足並みをそろえる安倍氏。これに対し福田氏は「戦争加害者の視点」も踏まえ、小泉外交の修正を説く。

 ◇麻生・谷垣両氏は独自色を強調

 一方、麻生、谷垣両氏も6月と5月にそれぞれ政権構想を発表する予定で、出馬準備を本格化する。各種世論調査で安倍、福田氏に人気では水をあけられているだけに、政策面で独自色を打ち出すことを迫られている。麻生、谷垣両氏とも社会格差の拡大を重視し「小泉改革」路線から一線を引こうとしている。

 麻生氏は外交、谷垣氏は財政再建でも独自色を出そうとしている。ただ、格差問題で谷垣氏が積極的に語り始めると安倍氏が関係省庁による対策会議の設置を打ち上げるなど、現時点で存在感発揮はもうひとつだ。【三岡昭博】

毎日新聞 2006年3月28日 3時00分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060328k0000m010168000c.html

0327 小泉首相:在任期間中に靖国参拝示唆 首相官邸で記者会見 [毎日]

小泉純一郎首相は27日夜、06年度予算成立を受け、首相官邸で記者会見した。首相は、9月の自民党総裁選の争点に浮上しているアジア外交と自らの靖国神社参拝について「私の靖国参拝を批判する中国、韓国の政府がいまだに理解できない。中国の言うとおりすればアジア外交が展開されるものではない」と強調。両国の対応を改めて批判、今年も「年1回」参拝の前例に沿い、首相在任期間中に参拝を行うことを示唆した。

 首相は靖国参拝について「適切に判断する」としながら「これは心の問題だ。靖国参拝をやめれば中国、韓国との関係がうまくいくというのは、突き詰めれば中国や韓国の言うとおりしなさいということにつながる」と強調した。

 また、ポスト小泉の条件を記者団から問われ、首相は「小泉内閣が進めた改革路線をしっかり進めてほしい」と注文、「指導者の3条件と言われている使命感、洞察力、情熱を十分胸に秘めた方を期待している」と語った。イラク自衛隊の撤退時期に関しては「今の時点で申し上げる段階にはない」と述べるにとどめた。【宮下正己】

毎日新聞 2006年3月27日 20時42分 (最終更新時間 3月27日 21時46分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060328k0000m010087000c.html

0327 06年度予算、参院本会議で可決・成立 [朝日]

2006年03月27日17時27分
 政府の06年度予算が27日夕、参院本会議で与党の自民、公明両党の賛成多数で可決・成立した。当初予算の年度内成立は8年連続。予算成立を受け、後半国会の焦点は、政府・与党が「小泉構造改革の集大成」と位置づける行政改革推進法案をはじめとする重要法案に移る。会期は6月18日までで、教育基本法改正案など、国会提出・成立に至るかどうか、まだわからない法案も少なくない。

 参院予算委員会は27日午前、小泉首相が出席して「安全」に関する集中審議を行い、耐震強度偽装問題や米国産牛肉の輸入問題などについて質疑を行った。

 予算は午後の締めくくり質疑を経て委員会で採決された後、夕方の参院本会議に緊急上程され、与党などの賛成多数で可決・成立した。

 06年度政府予算の一般会計総額は79兆6860億円で、前年度当初予算比3.0%減。新規国債発行額は5年ぶりに30兆円未満となっている。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0327/004.html

0321 ポスト小泉は? 安倍氏47%、福田氏20% 本社調査 [朝日]

2006年03月21日00時43分
 「ポスト小泉」の人気トップは安倍晋三官房長官の47%で、次いで福田康夫元官房長官が20%で続いていることが、朝日新聞社が18、19の両日に実施した全国世論調査で明らかになった。

 次の首相にだれがふさわしいかを、有力とされる自民党の4人と「そのほかの人」の五つの選択肢から選んでもらった。安倍、福田両氏には大きく水をあけられて、麻生太郎外相5%、谷垣禎一財務相4%という結果だった。

 昨年10月の内閣改造直後の調査では、候補を絞らずに小泉首相以外の国会議員の中から自由回答で選んでもらったところ、安倍氏33%、麻生氏5%、民主党の前原誠司代表が3%で、福田氏と谷垣氏は2%だった。同様の聞き方をした今年1月は、安倍氏28%、福田氏5%、麻生氏2%、前原氏1%、谷垣氏1%で、福田氏が2位に上がっていた。

 今回は、候補者を絞って選択肢の中から選んでもらったところ、トップは安倍氏で変わらないものの全体の半数には届かず、伸び率では福田氏が最も大きかった。国民的な人気では安倍氏が圧倒的との見方も強い中で、福田氏の存在感が浮かび上がってきた形だ。

 ただ、自民党の総裁選との関連が深い自民支持層だけでみると、安倍氏への支持は61%と高く、福田氏は15%にとどまっている
DATE:2006/03/21 14:07
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0321/002.html

0314 小泉首相:6月下旬に公式訪米へ ブッシュ大統領と会談 [毎日]

 小泉純一郎首相が、今国会閉幕後の6月下旬にワシントンを公式訪問し、ブッシュ大統領と会談することが、13日までの日米両政府の調整で固まった。複数の政府筋が明らかにした。

 首相は9月退陣を表明していることから、任期中、最後の訪米になる見通し。中国、北朝鮮など東アジア、中東情勢、在日米軍再編、米国産牛肉の輸入再開問題、国連改革について協議するほか、7月15~17日のサンクトペテルブルク・サミットに向けた意見交換が行われるとみられる。

毎日新聞 2006年3月14日 3時00分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060314k0000m010149000c.html

1313 内閣支持54・9%、民主は前原体制で最低11・1% [読売]

 読売新聞社が11、12の両日に実施した全国世論調査(面接方式)によると、小泉内閣の支持率は54・9%で、2月の前回調査に比べ、1・4ポイント増えた。

 内閣支持率は昨年12月から微減傾向が続いてきたが、4か月ぶりの増加となった。不支持率は、前回比0・3ポイント減の35・9%だった。

 政党支持率は、自民党が42・3%で前回(39・3%)に比べて3・0ポイント増えた。

 民主党は11・1%で前回(13・3%)より2・2ポイント低下。前原代表が就任した昨年9月以降最低で、同党が国会で取り上げた「偽メール問題」により、大きな打撃を受けたためと見られる。

(2006年3月13日23時50分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060313it14.htm

0313 猪口大臣、予算委に遅刻…「気抜けている」身内も批判 [読売]

 猪口少子化相が13日の参院予算委員会に遅刻し、到着を待つ間、審議が約5分間中断した。“身内”の自民党からも「気が抜けている」と批判が出ている。

 猪口氏は、民主党の小林正夫氏に答弁する予定だったが、小林氏の質問になっても姿を見せなかった。

 内閣府で待機していたが、質疑が約10分早く進んでいることに、猪口氏周辺が気づかなかったのが原因だという。猪口氏はその後、小林氏や小野清子委員長らに謝罪。

 自民党内では、「昔なら国会が空転しかねない失態だ」との声も出た。

 猪口氏の秘書官が2月15日に交代していたことも13日、明らかになった。

 内閣府は「猪口氏の就任以前から秘書官を務めており、それ自体が異例だった」と理由を説明しているが、国会開会中の交代は珍しく、「猪口氏とそりが合わなかったのではないか」などと憶測を呼んでいる。

(2006年3月13日21時50分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060313i314.htm
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