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130219 「すぐキレる妻よ見習えLED」サラ川百選より [読売]

 第一生命保険は19日、恒例のサラリーマン川柳の入選作100作品を発表した。今年もサラリーマンの悲哀を詠んだ秀作が多くそろった。

 インターネットの人気交流サイト「フェイスブック」の機能に絡めた「辞めてやる! 会社にいいね!と 返される」のほか、「電話口 何様ですか?と 聞く新人」「気遣いは 昔上司に 今部下に」など、職場での嘆きの句が多く寄せられた。

 耐久性が高い発光ダイオード(LED)や人気のロボット型掃除機にひっかけた「すぐキレる 妻よ見習え LED」「妻の言う 『うちのルンバ』は 俺のこと」など、家庭での切ない立場を詠んだ句も目立った。

 人気を集めている格安航空会社(LCC)を題材にした「LCC 缶コーヒーかと 上司言い」「ワイルドな 妻を持つ俺 女々しくて」など新語や流行語を反映したものもあった。

 このほか、「党名を 覚える前に 投票日」など、政治を風刺した作品も寄せられた。

 今年の応募総数は3万490句。3月19日までホームページなどで投票を募り、5月下旬にベスト10が発表される。

121206 生鮮食品「高いから買わない」3割 厚労省が調査 [朝日]

 高いから食べません。生鮮食品を買わなかった理由に価格の高さを挙げる人が3割にのぼることが厚生労働省が6日公表した2011年国民健康・栄養調査で明らかになった。年収の低い人ほど食べる量が少ない傾向もみられ、経済的な理由で必要な栄養を取れていない可能性が浮かび上がった。災害に備え飲料や食料を備蓄している世帯は47.4%だった。
 昨年11月、全国3412世帯について食品の摂取量や健康状態を直接調べ、生活習慣を尋ねた。生鮮食品の入手状況や災害時の備蓄は初めて調べた。
 野菜、果物、魚、肉などの生鮮食品の入手を控えた理由は「価格が高い」が30.4%。店までの距離が遠い(6.7%)や交通の便が悪い(2.7%)などを引き離し、特に20~40代では4割を超えた。
 年収別でみると、600万円以上の世帯に比べ、200万円未満の世帯は果物と肉は男女とも、野菜は男性で摂取量が少なかった。
 野菜の1日の摂取量は10年前より20グラム近く減り277.4グラム。厚労省の目標値350グラムに達しない状況が続いている。厚労省は「日常の買い物が困難な買い物弱者が課題になっているが、世代により別の要因もあることが明らかになった」としている。
 食料の備蓄率は巨大地震の可能性が指摘されてきた東海地方(岐阜、愛知、三重、静岡)が65.9%と高く、次いで埼玉、千葉、東京、神奈川のブロックが60.8%、茨城、栃木、群馬、山梨、長野のブロックが53.9%。ほかは四国42.3%、近畿41.1%、北海道36.5%、中国26.2%で、最低は九州の24.6%だった。調査から外れた被災3県を除く東北地方(青森、秋田、山形)は52.3%。
 喫煙率は20.1%(男性32.4%、女性9.7%)で、前年(19.5%)からほぼ横ばいだった。

101008 800人が話す未知の言語 コロ語、インド北東部で発見 [朝日]

 【ワシントン=勝田敏彦】チベットに近いインド北東部で、これまで知られていなかった新しい言語が見つかった。コロ語と呼ばれる言語で話者は約800人。世界各地で言語が失われつつあるなか、「新発見」は珍しい。米ナショナルジオグラフィック協会が発表した。

 協会のチームがインドのアルナチャルプラデシュ州の農村地帯で、研究が進んでいないアカ語とミジ語と呼ばれる現地の言葉を聴き、録音したところ、異なる特徴を持つ言語の存在に気づいた。

 この言語は「コロ」という小村で話されている。現地でアカ語を話す人は、この言語をアカ語の方言と考えているが、チームが音や語彙(ごい)の特徴を調べたところ、「山」をアカ語で「ピュ」というのに対し、この言葉は「ンゴ」というなど語彙が異なるほか、音も「英語と日本語ほど違う」(チームのデビッド・ハリソンさん)ことがわかった。

 コロの言葉は「チベット・ビルマ語族」に属するが、この語族の約400の言語のいずれにも近いものがなく、チームは別の言語とした。

 協会によると、世界で約7千の言語が話されているが、半分が絶滅の危機にある。コロ語の場合も、話す人も20歳未満の青少年が少なく、書き残されたものがないため、絶滅する可能性があるという。

 同州は中国とインドが国境を巡り争っている地域。立ち入りが難しく、言語学的な研究はあまりしていなかった。

0809 酒井法子容疑者を警視庁逮捕 覚せい剤所持の疑い [朝日]

2009年8月8日21時14分
 警視庁は8日夜、タレントの酒井法子容疑者(38)が覚せい剤を所持したとして、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕した。東京都港区の自宅で微量の覚せい剤を所持していた疑いがある。

 酒井容疑者は、夫の自称プロサーファー高相祐一容疑者(41)が3日未明に同法違反(所持)容疑で逮捕された後、行方が分からなくなっていた。

 同庁は東京都港区の酒井容疑者の自宅を家宅捜索。捜査関係者によると、微量の覚せい剤を押収したという。また、自宅からは、覚せい剤の吸引用のストローも押収されており、このストローの付着物が酒井容疑者のDNA型と一致していたことも明らかになっている。

0709 元配下に脅され…暴力団組長、警察駆け込む [読売]

 所属する暴力団の組長(56)を刃物で脅したとして、岡山県警組織犯罪対策2課と玉野署は9日、同県玉野市山田、指定暴力団山口組系組幹部の八藤(はっとう)克二容疑者(51)を暴力行為と銃刀法違反の疑いで逮捕した。同署は、組長から被害届を受けて捜査をしていた。

 発表によると、八藤容疑者は8日午後1時45分頃、自宅近くの路上で、組長に対し、持っていた文化包丁(刃渡り約16センチ)を突きつけ「おめえを殺したる」などと脅した疑い。八藤容疑者は刃物を突きつけたことは認めているという。

 県警によると、組長は事件直後に玉野署に通報し、駆け付けた署員に被害を訴えたが、説得を受け、いったん帰宅。しかし、同日夕に玉野署を訪ね、改めて「捕まえて下さい」と言い、被害届を出したという。

 組は約10人が所属し、八藤容疑者はナンバー2のポストにいたが、組長は「今月1日に破門した」と話しているという。県警は破門を巡るトラブルとみて動機などを調べている。

 捜査幹部は「組員をコントロールできないとはいえ、組長が警察に被害を訴えるのは、聞いたことがない」と話している。

(2009年7月9日20時13分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090709-OYT1T00904.htm?from=top

0528 「感染したら、行動バレちゃう」 夜の外出控える動き [朝日]

2009年5月28日9時20分
 新型の豚インフルエンザの感染者が国内でじわじわと見つかっていることを受け、就職活動や、夜の外出、そしてスポーツなどに影響が各地で出始めている。感染予防とはいえ、なかには過剰ともとれる動きもある。

 平日の夜10時すぎ。高級クラブなどが集まる東京・銀座は人通りが少なく、客引きの男性ばかりが目立った。「不況に、インフルエンザで追い打ちをかけられた感じ」。客のいないスナックで、50代のママがため息をついた。

 「夜遊び禁止」の通達を出した会社もある。都内の外資系IT企業は「感染のリスクを防ぐため」との理由で、社内外の宴会や食事会の禁止を社員に通告。20代の女性社員は「飲み会を2件キャンセルしました」と不満顔だ。

 感染者や周辺への行動調査を心配する向きもある。

 新型インフルエンザへの感染が確認されると、自治体は感染症法に基づき、感染者に発症前の行動や「濃厚接触者」のことを調査する。さらに周囲の人たちにも「接触者調査」を始める。そのうえで、感染者の行動を記者会見などで公表している。これまでのケースでは、野球観戦やユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ったことなどが公表されてきた。さらに、接触者に対しては、保健所から外出自粛も要請される。

 法律事務所に勤める都内の男性(52)は「感染したときに行動のすべてを明らかにするのは勘弁してほしい」と話す。最近はまっすぐ帰宅しているという。(三橋麻子、石田博士)
URL:http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY200905280045.html

0131 正月に孤独死した男性、11年前に一度「死亡」!?[読売]

 年明けまもない1月3日、東京・蒲田の古びたアパートの一室で、1人の男性の遺体が見つかった。

 ところがこの男性、11年前に愛知県内で起きた火災ですでに死亡したことになっていた。先に亡くなった「愛知の男」は誰だったのか、2人に接点はあったのか。男性は生前、自分が「死んでいた」ことを知っていたのだが……。(高沢剛史)

 ◆東京

 居酒屋や焼き鳥店が並ぶ大通りから入った路地裏に立つ、木造2階建てアパート2階の家賃月4万円の部屋で、63歳の山内努さん(仮名)は生活していた。

 「どこで何をしていたのかはわからない。ただ、雨の日も、休みの日も、午前9時過ぎに自転車で出かけ、午後5時には帰宅する毎日だった」。隣室の住民(65)が山内さんの暮らしぶりをそう振り返る。

 アパートの大家の男性(66)によると、山内さんは2005年春に入居。トイレの周辺設備の職人をしていたこともあったが、ここ数年は職がなかったという。「物静かな人で、時々、近所の100円ショップの小さな袋に食材を入れて帰ってくる姿を見かけた」

 1月3日、姿を見かけないことが気になった大家が部屋を訪ね、下着姿であおむけに倒れた山内さんを見つけた。死亡したのは数日前。死因は肝硬変だった。

 警視庁蒲田署で身元を確かめたが、遺体は山内さんに間違いなかった。ただ、その山内さんは、11年前に火災で死亡したことになっていた。連絡を受けた愛知県警の捜査員が驚いた。「どうしてこんなことが起きたんだ!」

 ◆愛知

 1998年4月、愛知県小牧市で建設会社の独身寮が焼ける火事が起きた。1人の男が焼け出され、病院に運ばれた。男が会社に提出していた履歴書の氏名は「山内努」。呼び出された親族が病院で「山内」さんを見舞ったが、そのかいもなく約2週間後に死亡した。

 「山内」さんは入院中、ずっと顔を包帯で覆われていた。本人も「山内」だと名乗り続けていたといい、親族も他人だとはわからなかったようだ。同県警は山内さんが死亡したと認定。遺骨は、山内さんの実家がある青森県内の墓地に埋葬された。

 「10年以上前の話なので、記録も記憶もない」。「山内」さんが勤めていた建設会社の幹部は「わからない」を繰り返すばかりだった。

 ◆青森

 山内さんは陸奥湾に面した20軒ほどの集落の中で生まれ育った。近所の人によると、山内さんの実家はジャガイモを作りながら漁に出る半農半漁の生活。中学卒業後、出稼ぎで家を出たが、その後、地元で姿を見かけることはほとんどなかったという。

 実家は何年も前から人が住んでいない。近くに住む幼なじみの男性(66)も、「20年ほど前、風の便りに『山内さんは仕事を探すのに苦労しているようだ』と聞いたのが最後」といい、郷里との音信はなかったようだ。

 ◆東京

 実は、山内さんは生前、自分が一度「死亡」していたことを知っていた。

 04年5月、東京・大田区に生活保護を申請した際、担当者から「死亡したことになっています」と聞かされた。山内さんは、「本当ですか!」とひどく驚いていたという。同年11月、青森家裁が戸籍を復活させる決定を出した。それまでの約6年間を「死者」として生きていたことを、山内さんがどう思っていたか、今となっては知るよしもない。

 山内さんのアパートには、布団と小さなテレビ、一組の茶わんなどしか残っておらず、警視庁も愛知県警も、小牧市で死亡した男との接点は解明できていない。寂しくこの世を去った山内さんの遺体は、今月18日、多くの謎とともに荼毘(だび)に付された。

(2009年1月31日14時53分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090131-OYT1T00471.htm
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