dunpoo @Wiki 自己啓発反省日記08年9月上

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  • はじめまして。
    那知のカミーノへ行きたいんですけど那知のどの辺になるんでしょうか? -- わたる (2009-05-25 15:42:21)
  • 勝浦から新宮方面へ国道42号を行き、途中浜の宮王子を過ぎてすぐ左折、坂道をどんどん上がっていきます。カミーノへの道標がところどころにあります。
    -- 談風子 (2009-05-25 19:05:31)
  • ありがとうございます。

    かっちゃんに会いに行ってきます? -- わたる (2009-05-27 09:16:49)
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●9月1日(月)
今日の

大事な会議

のことが気になって、覚めているような夢を見ているような状態で、会議のイメージを追って朝になる。
0時就寝630起床。

遙は今日から学校だ。

宿題なんかは全部すましてるという。えらいもんだ。小学生の僕は、始業式の日の夜から宿題を始めたもんだ。

アマゾンの本の注文は、旅行しいた間に全部で7冊あった。倉庫からそれらを探して封入するまでだいたい40分かかる。

1時間早く会社に出て、今日の会議の準備をする。準備は昼までかかった。1300和歌山県民文化会館で会議始まる。恐れていたような紛糾はなく、和やかに、決めるべき事は決まって終わった。いい会議だった。

夕方、

TOTOの人が3人、家に謝りに来る。

昨日僕がショールームで、システムキッチンの水栓をひねったら熱湯が出てきて危うくやけどしそうになったというアクシデントがあったから。気にしてないからもういいって、昨日も今日も言ったのに、いやいやそれでは済まないから直接ご主人に会って謝罪したい、と、「関西支社長」って人までわざわざ和歌山に来た。営業マンはたいへんだなあ。

夜、NPOの事務局会議。こちらは気楽に楽しく。冗談ばっかり。

●9月2日(火)
ゆうべはこの日記を書くために夜なべ。100就寝600起床。

朝刊見てびっくり。最初、

見出しの「辞任」の文字

だけ見えたので、太田農相のことかなと思ったら、福田首相、ってんだから。まあ、それほど興味はないんだけど。

「情報は1冊のノートにまとめなさい」(奥野宣之)の教えの通り、

A6版の100円ノート

に手帖を乗り換えて、2冊目の手帖を使い終わる。3冊目に、必要ページを貼り替えたり、書き写したりする作業が楽しい。しかも、その作業のおかげで、ダブルブッキングを発見し、重大事故を未然に防ぐことができた。
それに、気持ちを新たに仕事や家事に取り組むことができる。

カミさんは、昨日も今日も捜し物。

ほーら、自分だって年取れば、そうなるんやん。いままで僕ばっかり笑われたり責められたりしてたけど。

仕事で、「参加者公募中」の事業がいっぱい。反応はどれもよくない。会員などのメーリングリストで、協力の要請をする。「泣き入ってますね」とN女史に言われる。

夕食後、久しぶりに

宮脇書店

へ。
「別冊太陽 宮本常一」、「歴史読本 天皇家と日本の名家・名門」、野村進「調べる技術・書く技術」、松藤民輔「世界バブル経済の終わりの始まり」の4冊を購入。5753円。


●9月3日(水)
昨夜は、買った本を片端から読みまくろう、と思っていたのだが、遙が、「ねえ、お話」、って寝床に誘う。「えー、何のお話?」って聞くと、

「修善寺で殺された人のお話やん」

「えー、まだ憶えてたん?」「あたりまえやん」
ということで、源氏三代将軍のお話をすることになったのだが、さて、どこから話そう・・・。
やっぱり、北条政子がお話の中心になるだろうから、頼朝が伊豆に流されるところからにする。ついでに、義経と弁慶も登場させると、舞台は、京、伊豆、鞍馬、田辺と、この夏遙が行ったところがたくさん登場しおもしろいだろう、とお話を展開させる。
富士川の合戦まで話して「今夜はこれにておしまい。続きはまたあした」というと、「無理。もうちょっと話して」という。木曾義仲については省略して、一気に義経による平氏追撃に飛んで、ひよどり越えの話までして、昨夜はお開き、二人で寐てしまう。

早く起きて本読もうと思ってたのに、700にしか起きられなかった。

3時頃目覚める直前に見ていた夢は、東京での学生時代の話だが、よく憶えていない。
明け方に見た夢は、アメリカの学生時代。僕は、

アリ・マックグローに似た黒人の女子学生

とつきあっている。帰国のときがせまっていて、僕は彼女と別れるか結婚するかの決断をしなければならない。今日は放課後彼女の両親と食事しようということになり、地下鉄に乗るのだが、彼女の話から、初めて彼女の父親がこのまちの市長だと知る。あとは忘れた。英語をしゃべっていたのか日本語をしゃべっていたのかも憶えていない。

午前中、仕事で海南市にある環境団体のフィールドへ出向く。すこし緊張したが、先方が僕らの要請を受け入れてくれ、12月にその現場で共同でワークショップをやることになる。
お昼のお弁当、そこの、小池とお花畑があって、

何種類ものトンボ

が飛び回っている野外で食べて楽しかった。

事務所にもどり、11月のイベントの案内文書く。10月、11月は殺人的な忙しさになるだろう。恐いなあ。

夜、遙といっしょに母の家に行く。一緒にご飯を食べて、遙の大好きなテレビ番組「クイズ・ヘキサゴン」を見る。これかあ、おバカブームに火をつけたのは。たしかに、

あっぱれなおバカぶりだ。


久しぶりに

ブックオフ国体道路店

で105円本19冊購入。
文庫・・・講談社学術・今西「進化とはなにか」、中公・丸元「いま、家庭料理をとりもどすためには」、新潮・稲垣「一千一秒物語」、角川・「宗教を現代に問う」上中下
中公新書・・・髙橋「百人一句」、小此木「対象喪失」、宮村「水害」、中村「風景学入門」、中沢「オッペンハイマー」
単行本・・・岡田「脳内汚染」、西野「身体知の誕生」、加藤「加藤シヅエ 104歳の人生」、阿部「シンセミア」下、吉田「経済大国に明日はないか」、保坂「カンバセイション・ピース」、姜「在日」、ウッドワード「権力の失墜」上
たぶん、半分くらいの本はすでに持っている本だが、売れるとまた欲しくなりそうなので買っておいた。

●9月4日(木)
ゆうべも遙にせがまれ、「源氏三代将軍物語」の続き。平氏の滅亡から義経流浪まで。義経が頼朝に釈明の手紙を書き拒絶される

「腰越状」

のところでは僕も思わず興奮、話に力が入りまくった。「いったいいつになったら修善寺殺人事件でてくんの?」と遙に聞かれ、「うーん、次かこの次かな。」
1130就寝。今晩も本が読めなかった。

400に一度目覚めて、それで起きちゃえばよかったのに、なかなか寝付かれず、結局夜明け前に寝入って700起床。

起きる前に見た夢。放送局のディレクター(でも顔は旧知の県庁職員Mさんだった)から

和歌山市の観光振興のプラン

を聞かされ、「そんなんじゃダメだ。和歌山市は、新しい施設をつくるんじゃなくて和歌山城と和歌浦を整備して、徹底してまじめで本物の歴史・文化ゾーンにするべきだ」と力説する。
目覚めてからしばし寝床で考える。そうだ、そのとおりだ。まず、あのみすぼらしい、和歌山城天守閣内の展示を一新しなければいけない。城と城下町の特徴・歴史を学べる場所にしなければ。いまの市政は、お城中心のまちなか活性化などといいながら、くだらないイベントばっかりやって、本来の城の整備をおざなりにしているのは、けしからん。イベント一回よるよりも、本物の展示資料一つ買う方がよほど観光振興に結びつくと僕は思う。
和歌浦では、文学・歴史関係の記念スポットを結ぶ遊歩道を確立し、解説する掲示板を建てる必要がある。漱石がこの地で「現代日本の開化」の講演を行い、小説「行人」の舞台にしたという事実を活用し、日本の伝統と近代化という問題を考えるきっかけにも提供したいと思う。和歌祭の資料館はぜひ必要だ。小さくてもいい、本物がほしい。

会社では、のんびりした一日。来週僕が行くはずだった東京出張をSさんに押しつける。Sさん、うれしいんだかつらいんだかよくわからない。僕は、東京へ行くのはいいんだけど、用務がどうもつまらなそうで・・・。

松藤民輔『世界バブル経済の終わりの始まり』

読了。サブプライムローン問題の深化によって米国で近いうちに必ず株価大暴落が起こり、世界に波及する。このとき日本の株価も暴落するが、そこがねらい目で、底値の優良株を買ってしばらく待てば、日本の場合は金利上昇とともに株価も上がる。もっといいのは、現物、なかんずく金だ、という。2007年6月の発行。本屋にはこの人の本が何種類も積み上げられている。
株価大暴落はまだ来ていないが、乱高下は始まっている。スパイラル的に落ちていくのだろうか?著者は、そのときに大きく投資できるように、株をやったことのないひとは修練に小商いを始めておけという。やってみようかな。

ネットで、

太陽光発電、太陽熱温水器、ガス

のことなどを調べる。温水器は取り付けることに決めている。発電をどうするかだ。設置には2百数十万いって、電気代節約と買電によるメリットとの損益の分岐点は20年後くらいという。オール電化にすれば電気代はもっと浮くらしいが、僕はオール電化にするつもりはないからもっともとをとるのに時間がかかりそう。うーん、無理かなあ。

●9月5日
100就寝700起床。

昨日は自転車のカギが見つからなくて、久々にマウンテンバイクで会社まで行ったのだが、着く直前にパンク。今朝もカギを方々探してたが、自宅の駐車場に落ちてるのを見つけた。

日米欧株軒並み下落。

サブプライム問題とは関わりがないと見られ堅調だったハイテク株も売られ、いよいよ世界同時株暴落か。

会社では、講習のテキストの改訂作業を始める。楽しい。

給料日。盆休みが有給扱いになったので、ちょっぴり予想よりも給料多くてうれし。
「給料日や、盛り上がろ!」ということになり、夕食は、寛屋へ。僕は「ステーキとオマールエビのセット食うぞ!」と勇んで行ったのだが、値段を見て考え直し、いつもよりすこし高いハンバーグ定食に。遙は、3500円のステーキセットを注文し、完食。

●9月6日(土)
1200就寝630起床。
730N女史をピックアップしてから、

那智勝へ

向かう。海南ICから高速で田辺まで、311号を経由して、本宮、新宮、そして新しくできた新宮勝浦自動車道を通って、那智勝の体育文化会館に1100着。

N女史と出張するときは、必ず雨なのに、今日は晴天。「おかしいねえ」と言い合う。

東京からの講師のOさんは昨日来て泊まっていた。田辺からのスタッフと、すでに会場の設営をすませてくれていた。みんなで昼食は例によって「ヤマキ」のマグロ丼。

1300から1700まで講習。僕は写真とるだけ。こ自分のパソコンで内職してた。受講生はなかなか楽しいそうにワークショップに参加してた。

今日の会場は、窓からの見晴らしは最高。

スタッフと講師の宿泊は、例によって勝浦シティ・プラザ・リゾート・ホテル。
夕食は全員で勝浦駅から徒歩5分の「縁」(ゆかり)という居酒屋へ。O講師は、去年1度講師にお招きしていてみんな旧知なので、話は盛り上がる。

●9月7日(日)
ゆうべは、例によって僕の部屋で二次会をして、寐たのは2時。700に起きて風呂に入る。酔いがすこし残っていて睡眠不足だし、今日の研修中居眠りするかも。

午前中は、スタッフの一人が、新しく那智勝浦町内にできた

ニューエイジ系のゲストハウス「カミーノ」

に行きたいというので、みんなで押しかける。想像以上にすてきなところで、那智湾を一望できる木陰のテラスでチャイをいただき、オーナー夫妻の破天荒な話に聞き入ってしまって、ホテル浦島の温泉に入ろうという予定を忘れてしまう。結局東京から来た、昨日でお役ご免の講師を温泉へ渡る渡船の船着き場に送っただけで、僕らは入れなかった。

1135着の電車で神戸からきた今日の講師を出迎え、まず昼食。漁港近くの

「十割そばの森本」

という店、噂に聞いたメンバーがいて入ったのだが、大正解!マグロ丼とざるそばのセットが1300円で、味もボリュームも満点でした。

講座は今日は最終回。ワークショップで皆さん積極的に参加していたので、よかった。僕は眠さをこらえてたけど。僕の出番は最後の閉講の挨拶だけ。

終了後、

中華料理店「摩天楼」

で反省会。ここもうまかった。勝浦って、案外すてきなまちだなあ(って、僕、町の長期計画書いたのに、分かってなかった?)

700に那智勝を出て、一路和歌山へ。往路と同じルート。N女史を自宅に送り届けて、帰宅は1030。ドアを開けるなり、遙が奥の寝室から「お父ちゃん!」と声をかけてくれる。出てきてくれるともっとうれしいが、「来て」という。寝室に入ると、「楽しかった?」「那智勝のお話して」。
「風呂入ってからな」と行って、風呂に入って、出てくるともう眠ってた。

●9月8日(月)
1200就寝700起床。酒飲んですぐ寐たためか、うつらうつらしていた時間が長かったような気がする。

会社は午前中だけ行って、代休をとる。
でも午前中はバリバリ仕事を片づけたぞ。

家でビール付き昼食とって、散髪行って(散髪してもらっている間ずーっと眠ってた)、

宮井平安堂書店

に行って、会社用に「環境白書平成20年版」と自分用に「週刊東洋経済」買って、帰宅して、ガソリン安い店へ給油に行くぞ、っていうと家族みんなついてきて、彼らをメッサでおろして、僕は給油のあとブックオフへ。一時間後家族を迎えに行って、王将で夕食して帰宅。長い給油時間やったなあ。

今日のブックオフ次郎丸店。

「岩波版ほるぷ図書館文庫」

というのが大量に105円棚に出ていて、僕は持ってない本を片っ端からカゴに入れた。これらは、岩波文庫が図書館用にハードカバー装丁されたもの。美本ばかりで、図書館に陳列されていたとは思えない。どういう人が持ち込んだのだろうか。

以下、その岩波版ホルプ----水と原生林のはざまで、日本の昔ばなし〈第1~第3)月曜物語(ドーデ)、母 上・下(ゴーリキー)若山牧水歌集、わらべうた、日本童謡集、日本唱歌集、紅い花 他四篇(ガルシン)、検察官 (ゴーゴリ)、愛の妖精(ジ ョルジュ サンド)、ヘンリ・ライクロフトの私記、ベートーヴェンの生涯、近代医学の建設者王子と乞食、萩原朔太郎詩集、藤村詩抄、白秋詩抄、三好達治詩集、兵士シュヴェイクの冒険 (1)~(4)、知られざる傑作―他五篇 (バルザック)、ロビンソン・クルーソー〈上・下)渦巻ける烏の群―他3篇
そのほかの文庫----神々と天皇の間 (朝日文庫)、重臣たちの昭和史上下 (文春文庫)
日露戦争史(中公新書)、自然保護のガーデニング (中公新書ラクレ) 、性と暴力のアメリカ(中公新書)、ニューヨーカーの英会話クラシックCDの名盤 (文春新書)
単行本----西野流呼吸法“気”の奥義、 社会学(ギデンズ)、新・環境科学への扉 (有斐閣コンパクト)、ネクスト・ソサエティ ―.(ドラッガー)、「同和利権の真相」の深層、自家製 文章読本(井上ひさし)、月の魔力―バイオタイドと人間の感情、終局への旅 (クラーク)、からだを自分で変える「気」の医学、ヒューマニズムとしての狂気 (NHKブックス)、シネマと書店とスタジアム(沢木耕太郎)、
51冊で、Tポイント使ったら、5000円以内で以上が買えた。

●9月9日(火)
昨夜遙に「源氏三代物語」の続きを迫られたのだが、「お父ちゃんな、実朝暗殺の事情忘れてしもたんや。勉強せな続き話されへんね」と言うと、「ほんなら勝浦の話してよ」。勝浦道中のおもしろい話をして寐る。
600起床。

朝の風はひんやりする。

家の中の気温と相当違う。久しぶりに今、扇風機に当たらずにこれを書いている。

会社では、一日中手紙を書いている。某事業への参加の

お願いをピンポイントで

出すのだ。9月末締め切りだから少々焦ってきた。今日、やっと1件、知らない方から「参加します」の電話。

いろいろ発泡酒と第三のビールを試したが、

「CLEAR ASAHI」

が、今の僕の口には一番合う。苦くてスッキリしている。最近は迷わずこれだ。シール集めて、今日プレゼント応募のはがきを出す。

焼酎は、芋しか買わない。今飲んでるのは、雲海酒造(鹿児島県出水市)の

「さつま木挽」

というやつ。最初の一口はうまいと感じるが、甘ったるくて飲み飽きしてくる。

工業用にしか使っちゃいけない事故米を食品加工用にだまして売っていた

三笠フーズ。

そこから米を買っていた焼酎メーカーがいくつか実名公表されてしまった。飲み屋でよく見かける「さつま宝山」は何10万本も回収しなければいけないという。ブランドだいなしだな。
それにしても、「日本の農産物の安全管理はしっかりしているが、消費者がうるさいので」とか言ってた太田農相は、このニュースをどう聞いたんだろう。

●9月10日(水)
昨夜、

「源氏三代将軍物語」は完結。

実朝暗殺の事情を詳しく知らなかったので、事前にこっそり勉強してから話す。実朝を殺した頼家の子・公暁の墓は、どこにもないという。流れからいったら第三代将軍になっていた人なのに。
修善寺や鶴岡八幡宮には最近遙といっしょに行ったことがあるだけに、この「源氏三代将軍物語」、話す方もイメージが浮かびやすかった。遙は、義経と弁慶の話にとりわけ心奪われたらしく、自分でインターネットで調べている。「ほんまや、義経ジンギスカンになった、って出てるわ」

300に起きて500まで勉強してまた700まで寐る。起きるん辛かったわ。やはり二度寝はしたらあかんで。

今朝から、

花粉が飛んでるみたいで、くしゃみと涙がやたら出る。

ネットで調べると、ブタクサとかヨモギの花粉が出てるんだって。ブタクサは、スギ・ヒノキに次ぐ、花粉症第3の原因植物らしい。

河出世界の大思想の「カール・バルト」が売れた。未読。手放すのが惜しい。また巡り会えるかな。

昨日書いた某事業、今日、期待していなかったところから参加の申込書届く。とってもうれしい。今日も勧誘の手紙を2通出す。

別の事業で、県某部局の人と電話でやりとりしていて、声を荒げてしまう。同僚のSさんにあとで注意され、反省。子どもの頃からだ、

気短かは。なおらない。


野村進『調べる技術・書く技術』

(講談社現代新書)読了。
たいへんためになった。特にインタビュー取材の仕方。でも後半は、自分の発表した文章を長々と引用して、取材の仕方とルポルタージュの書き方を体験で示そうとするのだが、引用された文章に共感しないから、あまりおもしろくなかった。
著者が見本としてあげたノンフィクション作品では、「大森実 直撃インタビュー」、竹中労「聞き書きアラカン一代」、辺見庸「もの食う人々」、溝口敦「食肉の帝王」、吉田司「下下戦記」、「ローリング・ストーン インタヴューズ80s」を読まねばならないと感じた。

野村は、

あらゆることに広い関心を

持つことが大切だという。それが観察者・表現者としての深みを持たせるし、インタビューのときなど雑学的な知識が役に立つのだという。
僕は最近、急激にいろんなことに関心を失っていく、好奇心が萎えていっていることを自分でも意識する。
スポーツを全く見なくなった。映画を見なくなった。テレビを見なくなった。新しい音楽を聞かなくなった。友達と飲みに行かなくなった。市民活動の集会に出るのも億劫になってきている。かつては職業にしようとまで思っていた地方行政やまちづくりの情報もうっとうしい感じがして遠ざかっている。第一、他人に関する好奇心が薄い(それは昔からか)。
これではやはり、あかんやろうな。物書きとしては致命的だし、人間としても老けていくよなあ。
選挙に負けて政治家になるのを断念した後遺症かな、という気もする。自分を励まして、いろいろなものに積極的に接していく日々を取り戻さないかんな。

●9月11日(木)
「今日はお話なし。お父ちゃんは本読むんやから」と遙に宣言して、株の本を読み始めたが数ページで眠くなり、結局遙と同時に寐る。1100就寝。

NYの株

が、先日急落して、その後連邦政府による政府系住宅金融2社の救済策が発表されると急激に戻して、2日後にまた急落。大手証券会社リーマン・ブラザーズの経営危機が伝えられるとさらに落としたが、リーマンが決算を前倒しで発表すると、今日はまた戻している。日本株も完全にNYにつられて乱高下している。
松藤の本に書いてあったように、乱高下しながら、結局株価はズンズンと底を割って落ちていくのだろう。

昨日仕事で興奮したこと、今日になっても気持ちにカゲを落としてる。あかんな、切れたら。こっちの損や。仕事はあくまで、クールに、冷静に行かねば。
今日は、昨日話した相手とまた電話で話。向こうも折れてくる。

今日は県内全市町村に手紙を出す。ちょっと遅すぎたかなあ・・・。

カミさんは実家泊まり。久々に遙と二人の夜。
お風呂に入ったと、宮脇書店へ二人で行く。
遙は、歴史マンガの「源平争乱」の巻を熟読。
子ども向けの歴史の本はいまやマンガばっかりだ。何種類もあるのに驚く。パラパラとめくってみたが、絵の質は低い。ぼくが小学生のころ、大型の絵入り本(絵も文章の質も高かったように思う)で学んだんものだが、そういう本は一冊もない。マンガより、1枚の大きなしっかりした絵の方が想像力が広がっていいと思うけどなあ。僕も遙も1冊も買わずに帰る。

僕は株の本で欲しいと思う本が1冊あったが、2400円と高いので思いとどまり、家でアマゾンで見ると700円で出ていたので、注文。
遙が、「源義経」で検索すると、なんと大昔のNHK大河ドラマ、尾上菊之助と藤純子の演じたやつのVHSビデオが上下各1円で出ているのを見つける。「お父ちゃんこれ子どものとき夢中で見てたんよ。このドラマの弁慶のまねして家族を笑わしたんやで」と僕が懐かしがり、迷わず購入のクリック。

遙の歴史研究はどんどん進んでいく。

「江戸時代はねえ、芦ノ湖を船で渡るんは禁止されてたんやで」「へえ、知らんかった。何で知ったん?」「旅行のときもうてきた箱根関所のパンフレット。」

「お玉が池の『お玉が』って男の人?」「『お玉が』じゃなくて、『お玉』っていうのが名前やで。女の人や」「なんで『が』ってつくん?」「むかしの言葉でねえ、『が』っていうのは『の』っていう意味やねん」
「ほんじゃあ昔の人の名前はなんで『源の義経』とか『平の清盛』とか、『の』がつくん?」「うーん、なんでやろう。わからんあ、お父ちゃんも」
      • 以上が宮脇書店からの帰りの会話。

家に帰ると遙、父の本棚を見て、「ねえ、『ふるごじてん』ってなんやの?」「ああ、『古語辞典』っていうねん。日本の古い言葉が載ってんねん。開いてみたら?」「うん。『なになにでござりまする』って載ってる?」「うーん、『ござる』で載ってるんとちがう?」「ふーん」と言って、あっちへ行ってしまった。

●9月12日
株の本すこし読んで1100就寝。すこし早く寝た遙が530に起きだしたので僕も起きる。遙は「朝ズバ」見ながら通信添削の問題をやっている。僕は日経新聞の株価欄の解説を熟読。

テレビで昨日のアメリカの

グラウンド・ゼロ

での追悼式の様子をやっていた。
「グラウンド・ゼロってなんやの?」と遙。遙が9.11のテロのことを知らないのは驚きだった。そうかあ、遙がまだ2歳のときのことなんだ。遙は僕たちといっしょに、飛行機がビルにつっこむ映像を何度もテレビで見ていただろうが、記憶にはないんだなあ。遙にとっては、9・11も源平合戦と同じレベルの「歴史」なんだろう。

会社では、会計のことをやる。その後、パソコンのメインテナンス。ワードとエクセルを、97から2003に替える。

橘玲『臆病者のための株入門』

(文春新書)読了。
まず、最初に株式投資はギャンブルである、と言い切っている。ただし、胴元にふんだくられる率の高い競馬や宝くじよりは儲けるチャンスのあるギャンブルだそうだが(ついでに言うと、パチンコは、ギャンブルの中ではわりがいいほうだそうだ)。世界のやり手のファンド・マネージャーの平均成績は、素人のものとまったく変わりないという。ただし、株式市場には若干ゆがみがあるからそのゆがみを利用して一時的に人より儲けることはできる。また、資本主義は基本的に自己増殖のシステムだから、最終的に世界市場は拡大し株価は上昇する。
なので、ギャンブル運というか、ギャンブル度胸のあるやつでないとデイ・トレードで儲けるのは無理。一番確実なポートフォリオは世界市場のミニチュア版であり、世界市場をインデックス化した金融商品に投資することによって儲ける確率はかなり高くなる、という。
それから、若い人は、自分という人的資本が最も確実でリターンが大きい投資対象なのだから、給料やボーナスの少々のあまりを投資に回すために時間をとられて自分を磨くのを忘れていたら本末転倒、という。
よく勉強して、自分でも経験をして書いている。人生観もまともである。ひじょうにすぐれた投資入門書だ。読んでよかった。これを読むと無謀なデイトレードに進む方向への抑止力になる。
後書きによると、著者は90年代に「ゴミ投資家」シリーズを書いた人だそうだ。僕はこのシリーズの愛読者だった。引き合いものは、年月を経ても引き合うのだなあ。

●9月13日(土)
1100就寝530起床。
昼食を探しに市場をうろうろしている。おっちゃんが座り込んで機内食のあまりを並べて売っている。サンドイッチがおいしそうだったので買おうと賞味期限を見ようとすると、ドン、と隣で寐ている遙がぶつかってきて、夢から覚めた。

830用意ができて、キャンプに出発。目的地は川湯温泉。
天気予報は今日も明日も曇りだが、大気が不安定なため雷雨の予想も。ま、雨が降ったら車中泊、って気持ち。
田辺まで高速で行って、311号線に入り、先頃頭部を何者かにはねられた

牛馬童子

を見てみよう、と、牛馬童子前の道の駅に車を停めて、山道に入る。牛馬童子は、復元のために切断面を保護する必要から、シートにくるまれていて見ることができなかった。遙に、熊野詣での説明をしてやる。後白河法皇は熊野詣でが大好きで、生涯何十回もここへやってきたんやで、とか、平治の乱のときに平清盛が切目王子まで来てたんやけど、乱の知らせを受けてすぐに京都に引き返して源義朝を討ったんやで、とか。
「王子ってなんなん?」「うーん、熊野古道の途中に神社がいくつもあってな、そこが休憩所にもなってるんや。まあいまの道の駅みたいなもんやな。」「そこは泊まれんの?」「王子にも大きいのと小さいのがあって、大きい王子には宿泊施設もあったらしい」「ふーん、高速道路のSAとPAみたいなもん?」

引き返す道すがら、牛馬童子の首が落ちてないか、きょろきょろしながら歩く。「ハルちゃん運がええから、見つけられるかもしれんで。牛馬童子の首見つけたら、お父ちゃんすぐ田辺市役所に電話したるわ。新聞にでっかく出るでえ」。どの石も牛馬童子の首に見えたが、結局見つからず30分余りのハイクは終わり。

近露を過ぎたあたりから雨が降り出し、だんだん強くなる。川湯に直行してもこれじゃ遊ばれへんなあ、ということで、

湯の峰温泉

の公衆浴場に入ることに。着いたとたん、バケツをひっくり返したような土砂降りに。風情のある木の浴槽の、硫黄臭のする透明な温泉にゆっくりつかり、隣の食堂でうどんを食べてると、雨がやんだ。遙とカミさんは卵を買って温泉でゆでる。

川湯に着いて、水着に着替えて、川の中の温泉につかる。遙はここは初めてで、温泉掘りを始める。日が暮れるからおしまい、と言ってもなかなか言うことを聞かない。「置いてくで!」と無理やり引っ張って、下流の

木魂の里野営場

へ。たいへんなテントの数だが、広い野営場だからまだ余裕があった。

タープを張って、テントも建てようとしたら、ありゃテントのポールを忘れてきた。しゃあない、今日は車中泊だ。炭を起こそうとするが、なかなかいこらない。諦めて、ガスコンロで調理。今日はエビのニンニク・ワイン炒めという僕らの得意のキャンプ料理と焼き肉。その後カレー。うまかったあ。遙がどうしても炭火でほっこりしたいというので、近所で豪勢に薪を焚いてるパーティの所にもらい火に行く。炭をいこしてもらって持って帰るがまたすぐ消える。遙がその後2度火をもらいに行って、すっかりそのパーティのおっちゃんらとうち解けてしまっている。

車で3人横になり、僕が、熊野古道にまつわるお話

「小栗判官・照手姫物語」と「安珍・清姫物語」

を口演。遙に、「女っていうんはな、実は、みんなヘビやねんで」と教える。するとカミさんも、「そうやで、夜中に、ちょろちょろ、って遙の顔長い舌で舐めてんの知らん?」と遙に言う。もう1,2歳下だったら、遙信じてたかも。

●9月14日(日)
ときどきぱらぱらと雨が落ちるが、本降りにはならず、夜が明ける。このキャンプ場の宿営客は結構正しいキャンパーたちが多く、夜はあまり騒がず早く寝て、朝は早い。ぼくらが730に目覚めたときにはもうほとんどが朝ご飯の支度を始めてる。僕らは、昨日のカレーの残りにうどんを入れて食い、早々に出発。

川湯温泉

でまた遊び始める。朝早くだからほかの客は少なくて、いい場所をとって、のんびり温泉掘り。湯にのぼせたら川で泳ぐ、というのを繰り返す。遙は、とっても高温のお湯が出るところを探りあてて、お湯の川をつくるのに熱狂。お天気は高曇りで、遊んでいて暑くも寒くもなく、最高だった。

僕が突然、「勝浦に行こか」と言いだし、遙が一も二もなく賛成。1100に河原を引き上げ、勝浦に向かって車を走らせると、遙が「那智の滝も見たいなあ」と言うから、よっしゃ、と、方向転換。車で上っていくと、

大門坂

を歩いて上るコースが見え、カミさんが「わー、ええ感じ。歩いてみたーい」と言うので、道路脇に車を停めて、そこから歩くことに。僕も歩いて上るのは初めて。杉木立の石段の道はたしかに歴史を感じさせ、すずしくて、気持ちがよい。30分くらいで那智大社に。ここから滝はまだ遠くに見える。バテたカミさんを残して、僕と遙だけで滝を見に降りていく。結構時間がかかったが、遙は杖をつきながらけなげにがんばる。滝を見てそれなりに感動していた様子で、いつもは記念写真なんかいやがるのに、ここでは滝をバックに素直に写真に収まる。
車に戻って、勝浦漁港に着いたのは130。十割そばの森本に連れて行くが、客が並んで待っている。僕らも待ってると、「マグロ丼終わりました」と店の人が言う。遙はマグロ丼がどうしても食べたいというので、そこを出て、「いこら亭」へ。だがそこも混んでて、えらく待たされそうなので、先に温泉入ろう、とホテル浦島行きの船に乗る。僕はビール、遙はジュースで空腹を紛らして。有名な

忘帰洞温泉、

僕も初めてなのである。島をくり抜いた洞窟のなかの温泉で、海に突き出して波がドッパーンと足下まで押し寄せてくる。こんなえらいもん、よう掘ったな、と感心する。遙はほかの温泉も入りたいと言ったが、時間ないからと諦めさせる。ほんまに温泉好きなやっちゃな。
勝浦港に戻ってさっきの

「いこら亭」

に入り、空いたお店でマグロ丼を賞味。ここのは、真っ赤な厚いマグロの切り身がたっぷり入ってて、ご飯が熱々で、実にうまい。先日来勝浦で食べたマグロ丼の中では一番だ。遙もご満悦。

ようやく帰路につく。空が晴れて、夕焼けが美しそうだから、海まわりで帰ることに。運転し始めたとたんに眠くなって、カミさんと交代。きっかり1時間眠らせてもらってからまたハンドルを握る。高速は川辺から渋滞。広川インターで高速を降りて国道走る。途中湯浅のマックに寄って渋滞をやり過ごして、そこから一路和歌山へ。早いだろうと思ってマリーナシティに入ったらここでかえって大渋滞に巻き込まれ、家に着いたのは1030。
お疲れ!明日が休みで良かった。

●9月15日(日)祝日
730起床。新聞では連日、三笠フーズの汚染米の話。
キャンプ用品の後かたづけをする。

遙とお使い。ドンキホーテで米などの食料品の買い物。ジョーシンで修理を頼んだ掃除機を受け取る。ブックオフ経由で母の家へ。母から用事をいくつか授かる。

夕方、またまたゲリラ豪雨。カサを持たずに外に出た人たちが決死の覚悟で走っている。

ブックオフ国体道路店。

休みの日はめちゃくちゃ混んでる。
105円本15冊購入。
「カーマ・スートラ」(角川文庫)、「フランケンシュタイン」(同)、「森林がサルを生んだ」(朝日文庫)、「投資をするならこれを読め」(日経文庫)、「茶道入門」(保育社カラーブックス)、「文楽鑑賞のために」(同)、エンデ「遺産相続ゲーム」(岩波同時代ライブラリー)、「イスラム過激原理主義」(中公新書)、「ごはんに還る」(詳伝社新書)、「できる人の書斎術」(新潮新書)
「死ぬ瞬間」(読売)、「見えざる異性」(創元社)、「真説聖書・イエスの正体」(日本文芸社)、「アメリカの心」(学生社)、「カルトの構図」(青土社)。
遙が欲しいというので、ちょっと高いなと思ったが、「世界伝記全集12 平清盛・源義経」(講談社)500円も購入。

夕食後、しばらく中断していた過去10年の新聞整理やる。
物事は、基本的には

一気にやってしまうことが大事だ。

中断するとその間に、やり方を忘れてしまう、周囲が乱雑になる、大事なものをなくす。

夜、ネットのニュースで、

レーマン・ブラザーズが破綻

したこと知る。経営危機が公にされてからわずか1週間のことだ。連邦政府は公的支援を拒否、そのため受け入れ会社が現れなかったという。メリル・リンチはバンカメに吸収合併が決まる。週明けにはAIGの命運が決まるという。
なんか、山一証券破綻のときのリプレイを見ているような気持ちのなる.