dunpoo @Wiki ●アメリカの政治08Ⅱ

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1227 ブッシュ氏散々…大統領退任、米国民の75%が歓迎 [朝日]

2008年12月27日11時17分
【ワシントン=小村田義之】米CNNが26日に公表した世論調査で、ブッシュ米大統領の退任を米国民の4分の3が「うれしい」と歓迎していることが明らかになった。歴代大統領と比べて「史上最悪」と位置づけた人も目立ち、ブッシュ氏にとっては散々な結果となっている。

 調査は19~21日、全米の1013人に電話で実施。来年1月20日で2期8年の任期を終えるブッシュ氏について「退任してうれしい」と答えた人が75%にのぼり、「寂しい」の23%を上回った。

 ブッシュ氏への評価は、「良い大統領だった」と答えた人が31%だったのに対し、「お粗末な大統領だった」は40%。歴代大統領と比べて「史上最悪の大統領だった」との回答も28%にのぼった。

 現時点のブッシュ氏の支持率は27%、不支持率は72%。ブッシュ氏の退任後の身の振り方についても、3人に2人は「公的な活動を続けてほしくない」と答えた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1227/TKY200812270071.html

1225 オバマ氏支持82% 米CNN調査 過去30年で最高 [朝日]

2008年12月25日19時18分
 【ワシントン=小村田義之】オバマ米次期大統領の就任前の支持率が82%に達したことが24日、米CNNの世論調査の結果で明らかになった。過去30年間で最高としている。オバマ氏はハワイで休暇中だが、米国民との間で近年に例を見ない「蜜月」関係を築いているようだ。

 この調査は19~21日、全米の1013人に電話で実施。来年1月20日の就任までの政権移行期におけるオバマ氏の対応について、評価を聞いた。その結果、今月初めの調査より支持が3ポイント上昇し、8割を超えて82%に。不支持は3ポイント減って15%だった。

 CNNによると、ブッシュ現大統領の1期目の就任前の支持は65%。クリントン前大統領の1期目の就任前も67%で、オバマ氏の「8割超」は飛び抜けている。

 ヒラリー・クリントン氏の次期国務長官への起用など一連の閣僚指名も、56%が「傑出している」「平均以上だ」と評価。ブッシュ氏の同じ時期の38%や、クリントン氏の30%を上回った。「平均的だ」と答えた32%を合わせると計88%が一定の評価をしており、「平均以下」「ひどい」などの否定的な回答は11%にとどまった。

 また、調査対象者の約3分の1は、当選後にオバマ氏の印象が「良くなった」と回答。「悪くなった」は、わずか8%だった。また、オバマ氏の経済政策は、就任前のクリントン氏(93年1月時点)の2倍近い支持を得ている。CNNの調査責任者は「オバマ氏は米国民との間で、過去30年で最高のハネムーン(蜜月)を過ごしている」と話している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1225/TKY200812250244.html

1206 オバマ氏が経済再生計画、250万人雇用創出…ラジオ演説 [読売]

 【ワシントン=矢田俊彦】オバマ次期米大統領は6日のラジオ演説で、道路網などの大規模インフラ(社会基盤)整備や、省エネを進める公共事業を柱とした経済再生計画を明らかにした。

 大恐慌の際にルーズベルト大統領が実施したニューディール政策の「オバマ版」を断行し、景気浮揚と250万人の雇用創出を目指す。

 1950年代にアイゼンハワー大統領が高速道路網を整備して以来の、大がかりなインフラ整備事業を全米で実施する。さらに、オバマ氏は「米政府は世界で最も高いエネルギー代を支払っている」と述べ、政府施設の古い暖房設備や照明をエネルギー効率の高いものに取り換えていく方針を示した。

 また、「米国のブロードバンド(高速大容量通信)普及が世界15位に甘んじているのは受けいれがたい」として、「情報スーパーハイウエー構想」をさらに充実させていく考えを表明した。病院間の情報網を築くことで高度な医療制度の確立を目指すほか、学校校舎を近代化し、教室に新しいコンピューターを配備する。

 オバマ氏は「米議会が来年1月の招集後、すぐに法案を可決するのを楽しみにしている」と述べ、来年1月の大統領就任後、速やかに関連法案を可決するよう議会に求めた。

 ◆オバマ氏の経済再生計画の骨子

 ▽250万人の雇用創出

 ▽政府施設の暖房や照明をエネルギー効率の高いものに交換

 ▽アイゼンハワー大統領以来の道路網など大規模インフラ整備

 ▽校舎の近代化と最新コンピューターの配備

 ▽医療分野などで「情報スーパーハイウエー構想」を充実

(2008年12月6日21時53分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081206-OYT1T00575.htm

1202 クリントン氏を国務長官に指名 オバマ次期米大統領 [朝日]

2008年12月2日0時46分
 【シカゴ=梅原季哉】オバマ次期米大統領は1日午前(日本時間2日未明)、シカゴで次期政権の外交安保チームの主な顔ぶれを正式発表し、国務長官にヒラリー・クリントン上院議員(61)を指名するとともに、国防長官にブッシュ政権下で06年末から現職に就いているロバート・ゲーツ氏(65)を留任させた。

 米国がイラクとアフガニスタンという二つの戦場を抱える状況下で、次期政権の外交安保政策は、大統領選で党内指名を激しく争ったクリントン氏と、ブッシュ政権で実務能力が評価されたゲーツ氏に委ねられる。

 オバマ氏は記者会見で、軍事、外交、情報、経済といった米国の国力を結集した「新しい戦略」の必要性を訴え、「このチームはそのために特に適している」と説明した。クリントン氏は「私のすべてをこの職務と政権にささげます」と誓い、ゲーツ氏も「私も自分の責務を果たさなければならない」と述べた。

 「チェンジ(変革)」をうたい文句に当選したオバマ氏だが、9月以来の金融危機もあり、「国難」の中で円滑な政権交代を実現するため、閣僚人事では継続性を重視。自らへの忠誠ぶりなどは度外視しても個人の能力優先で選ぶ姿勢を強調しており、両長官ポストはその象徴といえる。ゲーツ氏はいずれの党籍もない無党派とみられているが、民主・共和両党の間での政権交代時に国防長官が留任するのは極めて異例のことで、超党派の外交安保政策を鮮明にする狙いがある。

 一方、ホワイトハウスで国家安全保障会議(NSC)を仕切る国家安全保障担当大統領補佐官には、ジェームズ・ジョーンズ元海兵隊大将(64)が指名された。アフガン重視を訴えてきた人物で、海兵隊総司令官などを歴任した職業軍人出身の「安全保障のプロ」として民主・共和両党から評価が高い。

 また、オバマ氏は1日、3氏に加え、司法長官に初めてのアフリカ系(黒人)となるエリック・ホルダー元司法副長官、国土安全保障長官にアリゾナ州のジャネット・ナポリターノ知事、閣僚級の国連大使にスーザン・ライス元国務次官補を起用した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1201/TKY200812010303.html

1106 オバマ氏勝利、「アフリカ系米国人として誇り」ライス国務長官 [読売]

 【ワシントン=黒瀬悦成】ライス米国務長官は5日、国務省報道官の定例記者会見に急きょ参加し、オバマ上院議員の大統領選勝利に関し、「アフリカ系米国人として特に誇りに感じる」と感動の面持ちで語った。

 ライス長官はこの日から中東歴訪を開始する予定だったが、「前夜の驚くべき選挙について一言述べずにはいられなかった」として、出発前に会見に姿を見せた。

 ライス長官は、「この国は、人種問題を日常に定着させぬよう、取り組みを続けてきた」と述べた上で、「昨夜、目覚ましい前進を遂げたのは明らかだ」と強調した。

(2008年11月6日13時22分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081106-OYT1T00351.htm

1106 米議会選、民主が上下院で過半数…議席大幅積み増し [読売]

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選と合わせて4日行われた連邦議会の上下両院選は、民主党が両院の過半数を維持した上で、議席を大幅に積み増した。民主党が大統領選と上下両院選で同時に勝利するのは、1992年以来16年ぶり。

 今回改選されるのは、上院(定数100)の35議席と、下院(定数435)の全議席。米CNNテレビによると5日午前(日本時間6日未明)現在、上院選で民主党は17議席を獲得、現有39議席と合わせ56議席を確保した。

 4議席は未確定。民主党は、上院で法案審議などに際し、共和党の議事妨害を封じ込めて採決に持ち込むのに必要な60議席を獲得できるかどうか微妙。

 下院では民主党が252議席を獲得し、共和党の172議席を大きく引き離している。知事選は改選11州のうち7州で民主党が勝利。ミズーリ州が共和党から民主党に覆り、全米の民主党知事の数は改選前より1人多い29人となった。

(2008年11月6日01時41分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081105-OYT1T00455.htm

1106 20万人超す聴衆に「皆さんの勝利」とオバマ氏

【シカゴ(米イリノイ州)=白川義和】米国の次期大統領に決まった民主党のバラク・オバマ上院議員(47)は4日深夜(日本時間5日午後)、地元シカゴ市中心部の公園「グラント・パーク」で勝利演説を行った。

 オバマ氏は20万人を超える聴衆を前に「米国に変革が訪れた」と宣言。イラク、アフガニスタンでの戦争や金融危機、環境問題を次期政権の最優先課題に挙げ、国民の結束と協力を求めた。

 米CNNテレビによると、オバマ氏は5日午前(日本時間6日未明)までに、当選に必要な選挙人270人を大きく上回る338人を獲得した。

 オバマ氏は勝利演説で、大勝の喜びと重みをかみしめるような落ち着いた口調で、「米国の民主主義の力を疑う者がいるとするなら、今晩(の勝利)こそが、その答えとなった」と強調。人種や年齢、貧富、党派の違いを超えた支持を得たことに「皆さんの勝利だ」とたたえ、謝意を示した。

 一方で、「今夜はお祝いでも明日には最も重い課題が待っている」と表情を険しくし、アフガンやイラクでの戦争や金融危機などを列挙。住宅費や教育費、医療費の支払い、新エネルギーや雇用の確保、同盟関係の修復も例に挙げ、山積する課題をブッシュ政権から引き継がねばならない厳しい現実を明示した。

 オバマ氏はこうした課題の克服について、「我々は一丸となって必ず成し遂げる」と国民を鼓舞。公園を埋め尽くした聴衆が大歓声を上げ、「イエス・ウィ・キャン(そうだ、我々にはできる)」と唱和すると、ようやく笑顔がこぼれた。

 諸外国に対しては「米国のリーダーシップの新たな夜明けは目前だ」と述べ、一国主義的な姿勢で批判を受けることの多かったブッシュ政権からの変化を強調。「我が国の本当の強さが武力や経済力ではなく、民主主義と自由、機会、決して朽ちることのない希望にあることが今夜改めて示された」と胸を張った。

 最後に、米国が人種や性別による差別に取り組んできた歴史に触れながら、次世代に向けて「まだやるべきことがたくさんある」と呼びかけ、「イエス・ウィ・キャン」の精神で挑戦し続ける重要性を訴えた。

           ◇

  バラク・オバマ氏が4日深夜、行った米大統領選勝利演説の要旨は以下の通り。

 米国にあらゆる可能性があることを疑い、建国の父の夢が生き続けていることを信じず、民主主義の力を疑う者がいるとすれば、今晩(の勝利)こそが、その答えとなった。今回こそ違いを実現できると信じ、(投票するために)並んだ人たちの、この国が目にしたことがない規模の列が、その答えを示したのだ。

 答えとは、我々は民主党や共和党、黒人や白人、そしてラテン系、アジア系といった州や個人の寄せ集めではなく、アメリカ合衆国であり、これからもそうだということだ。今、米国に変革の時が訪れたのだ。

 だが何よりも、この勝利はあなた方の物だ。私は決して最有力の候補ではなかった。何百万人ものボランティアのお陰で勢いを得た。人民の人民による人民のための政治が、滅びていないことを証明したのだ。

 我々の前に立ちはだかる試練は極めて大きい。(イラクとアフガニスタンの)二つの戦争、気候変動、そして経済危機。道のりは長く、上るべき坂は厳しい。1年や1期(4年)では、成し遂げられないかもしれない。だが米国が今夜ほど希望に満ちたことはない。約束しよう。我々は、必ずそこにたどり着くと。

 今夜、偉大な勝利を果たしたのは民主党で、私を支持しなかったあなた方の票は得られなかったかもしれない。しかし、私はあなた方の声に耳を傾けていく。私はあなた方の大統領にもなる。

 世界を破壊しようとする者は打ち倒し、平和と安全を求める者は支えよう。米国の真の強さは武力や経済力ではなく、理想を実現する力――民主主義と自由、機会、決して朽ちることのない希望にある。

 今夜、私の胸に去来したのは、アトランタで投票をした106歳の女性のことだ。彼女は、女性であることと(黒い)肌の色を理由に、投票することはできないと言われた。

 私は彼女が1世紀にわたり目にして来たことに思いをはせる。全米が大恐慌の絶望に包まれた時、彼女は国家がニューディール政策により、恐怖を克服するのを目にした。独裁国家が世界を脅かした時、人々が立ち上がり民主主義が守られるのを目にした。

 アトランタ出身の(キング)牧師が「我々は乗り越えねばならない」と人々に訴えた時も、そこにいた。

 そして今年、この選挙で、彼女は1票を投じた。106年を米国で過ごし、彼女は米国がどのように変われるのか知っている。「イエス・ウィ・キャン(そうだ、我々にはできる)」

(2008年11月6日01時34分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081106-OYT1T00084.htm

1106 投票者数1億3千万人超 米大統領選、過去40年で最高 [朝日]

2008年11月6日11時32分
 【ワシントン=小村田義之】AP通信によると、今回の米大統領選の投票者数は、5日時点の推計で約1億3330万人にのぼり、過去40年で最高になることが明らかになった。全米の投票データを独自に集計するジョージ・メイソン大学のマクドナルド准教授が推計した。記録的な多さだった前回04年の1億2230万人を超え、投票率の推計も前回の60.7%を上回る62.5%に達している。

 別の調査によると、00年の大統領選は有権者の81%が白人だったが、今回は74%に下がっており、アフリカ系(黒人)やヒスパニックの有権者の増加を示している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1106/TKY200811060054.html

1105 米大統領にオバマ氏、黒人で初…民主8年ぶりに政権奪回 [読売]

【ワシントン=五十嵐文】米大統領選は4日夜(日本時間5日朝)、全米各地で順次、開票が行われ、民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が共和党のジョン・マケイン上院議員(72)を破り大勝した。

 オバマ氏は来年1月20日、第44代大統領に就任、米史上初の黒人大統領が誕生する。大統領就任時43歳だったジョン・F・ケネディ、46歳だったビル・クリントン両氏に続き、戦後では3番目に若い大統領となる。副大統領にはジョゼフ・バイデン上院議員(65)が就任する。

 6年目に突入したイラク戦争や金融危機で米社会に閉塞(へいそく)感が充満する中、「変革」を訴えたオバマ氏に期待が集中し、人種の壁を打ち破った。民主党の政権奪回は、クリントン政権(1993~2001年)以来、8年ぶりとなる。民主党は、大統領選と同時に行われた上下両院選のうち上院でも過半数を維持した。

 オバマ氏は、04年の前回選挙で共和党が勝利したフロリダ、オハイオ、ニューメキシコなどの各州を制したほか、44年ぶりにバージニア州も奪還。NBCテレビによると4日午後11時(日本時間5日午後1時)過ぎの時点で、選挙人数は当選に必要な270人を大きく上回る333人に達した。

 オバマ氏は選挙戦で、米史上最低レベルの支持率にあえぐブッシュ政権との違いを強調した。外交ではイラク駐留米軍の早期撤退を公約。9月に金融危機が深刻化し、経済の立て直しが最大の争点となると、金融市場に対する規制強化など暮らしに配慮した政策を打ち出し、支持を拡大した。

 ケニア出身の黒人の父、米国人の白人の母の間に生まれたオバマ氏は、人種や党派の違いを超えた「統合」を訴え、若者を中心に「オバマブーム」を巻き起こした。

(2008年11月5日14時03分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081105-OYT1T00380.htm

1023 マケイン候補、ペイリン氏が足かせに 投開票まで2週間 [朝日]

2008年10月23日1時5分
 【ワシントン=小村田義之】米大統領選は11月4日の投開票に向けて、最後の2週間の選挙戦に突入した。勢いに乗る民主党候補オバマ上院議員(47)が全米で支持を着実に広げており、共和党候補マケイン上院議員(72)は逆転の道筋を探るが、期待を集めた副大統領候補のペイリン・アラスカ州知事がここに来て、マケイン氏の足を引っ張りつつある。

 CNNの最新の州別情勢によると、オバマ氏は「優勢」「やや優勢」の州の選挙人の合計数が計277人に達し、当選に必要な過半数(270)を上回った。マケイン氏は計174人にとどまっており、激戦6州でマケイン氏が全勝して選挙人計87人を獲得しても、261人で過半数には届かない。

 マケイン氏が逆転勝利を収めるには、オバマ氏が「やや優勢」とされる州で逆転する必要がある。そこでマケイン陣営が白羽の矢を立てたのが、21人の選挙人を持つ東部ペンシルベニア州だ。

 オバマ氏は、ヒラリー・クリントン上院議員と争った4月のペンシルベニア州の民主党予備選で敗北。同州に多い白人労働者層の支持が伸びない弱点を示した。現在、マケイン氏は同州でオバマ氏に約10ポイントのリードを許しているが、中傷攻撃などでオバマ氏への拒否反応をあおれば接戦に持ち込める可能性もある。

 世論調査では黒人候補の支持が実際より高めに出るという「ブラッドリー効果」を指摘する見方もあり、逆転の芽はあると踏んでいるようだ。同様にオバマ氏が「やや優勢」とされる東部バージニア州(選挙人数13)でも逆転を目指す。

 一方の激戦州。CNNによると、マケイン陣営の関係者は20日、西部コロラド州(同9)が「我々の手を離れた」と漏らした。オバマ陣営の活動が活発で、勝利をあてに出来る状況ではないといい、残りの激戦州での全勝に全力を傾けるという。

 こうした戦略を裏打ちするように、マケイン氏は21日に焦点のペンシルベニア州内をまわり支持を訴えた。一方のオバマ氏は同日、激戦州のフロリダ州(同27)で遊説。激戦6州はいずれも04年大統領選でブッシュ大統領が制したが、今回は政権与党には逆風となる経済危機を背景にオバマ氏が勢いを増している。

 副大統領候補のペイリン氏も、風変わりな言動や「公私混同疑惑」などでマケイン氏の足を引っ張っている。パウエル前国務長官は「彼女は万一の際に大統領になる用意はない」と起用を批判し、NBCニュースが21日発表した世論調査でも55%が同様の見方を示した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1022/TKY200810220267_01.html

0925 米大統領がSOS演説「経済は異常」 超党派の協力訴え [朝日]

2008年9月25日12時24分
 【ワシントン=西崎香、ニューヨーク=小村田義之】ブッシュ米大統領は24日夜(日本時間25日午前)、金融危機対策で米政府が打ち出した最大7千億ドル(約75兆円)の不良資産買い取り制度創設へ向け、全米向けテレビ演説で国民の理解を求めた。「(米国は)深刻な金融危機のさなかにある」と強調。25日に大統領選挙戦中のマケイン候補(共和党)とオバマ候補(民主党)や両党の議会指導部をホワイトハウスに招き、超党派での協力を要請することも表明した。オバマ氏も出席に応じる見通し。

 ブッシュ氏は、証券大手リーマン・ブラザーズの実質破綻(はたん)など金融危機の深刻化について「米経済は異常な時期を迎えている」と非常事態にあることを指摘。買い取り制度などの対策を早急に実施しなければ「金融パニックがおき、さらに多くの銀行が破綻する可能性もある」とも語り、「長く、苦痛を伴う景気後退を迎えることになるかもしれない」と警告した。

 米政府は、住宅ローン関連の価値が下がった金融資産を最大7千億ドルまで買い取り、不良債権を抱えて経営難に直面している銀行などを救済する計画だ。先週末に発表したが、創設に必要な法案作りで議会との調整が難航しており、大統領は「いま法案を通さないと、将来の負担はさらに大きくなる」と早急な決着を促した。

 買い取り制度は、金融機関の不良資産を政府が実質的に肩代わりする。巨額の損失を抱え、国民負担が急増する危険性が指摘されているが、大統領は「住宅ローンのほとんどはきちんと返済される。(買い取った資産は)市場が回復するまで保有できるので、すべてか大半の公的資金を回収できる」と述べ、税金負担は最小限にとどめられると強調した。

 大統領演説に先だって、オバマ、マケイン両氏は24日夜、米国の金融危機への対処について共同声明を発表した。「今こそ民主、共和両党が協力する時だ」と超党派の協力をうたっている。マケイン氏は自らの選挙活動の一時停止を表明。26日の第1回大統領候補討論会の延期も呼びかけた。

 声明では「米国民は経済危機に直面している。この危機がどう始まったかはともかく、我々はみな、経済への信頼を取り戻す責任がある」と訴えた。米国民のため両党が協力する必要性を指摘。米政府の不良資産買い取り制度について「ブッシュ政権が議会に出した案には不備があるが、米経済を守るための努力は失敗してはならない」と、合意に向けた決意を示した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0925/TKY200809250142.html

0910 党大会後、マケイン氏が支持伸ばす 米世論調査 [朝日]

2008年9月10日0時50分
 【ワシントン=小村田義之】米民主、共和の党全国大会後、共和党の大統領候補のマケイン上院議員が支持を伸ばし、民主党の大統領候補オバマ上院議員とほぼ並ぶか逆転して、本選挙に弾みをつけたことが8日、各社の世論調査結果で明らかになった。

 党大会後の5~7日に実施され、8日発表された米紙ニューヨーク・タイムズとCBSニュースの調査結果によると、マケイン氏の支持率が46%で、オバマ氏の44%を同調査では初めて上回った。

 一方、同時期の米紙ワシントン・ポストとABCニュースの調査結果によると、支持率はオバマ氏が47%、マケイン氏が46%。ただ、「投票に行く」と答えた人ではマケイン氏が49%と逆転し、オバマ氏の47%を上回った。

 8日付のUSAトゥデー紙とギャラップ社の調査も、マケイン氏が50%、オバマ氏が46%。「投票に行く」人ではマケイン氏が54%、オバマ氏が44%と差が開いている。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0910/TKY200809090349.html

0904 米共和党大会 マケイン氏を大統領候補に指名 [朝日]

2008年9月4日13時12分
 【セントポール(米ミネソタ州)=小村田義之】米共和党全国大会は3日目の3日、代議員による投票を行い、マケイン上院議員(72)を大統領候補に正式に指名した。これに先だって同党の副大統領候補の女性アラスカ州知事、サラ・ペイリン氏(44)が演説し、候補指名を受諾した。

 演説の中でペイリン氏はまず、長女(17)の子どもではないかと疑いをかけられ、長女の妊娠を公表するきっかけとなった次男について「4月には最も小さな子どもに恵まれた」と説明した。保守派を自認しながら、自分の子どもが未婚のまま妊娠したことが明るみに出て苦しい立場に立たされたとあって、演説でどう触れるかに注目が集まっていた。

 ペイリン氏は演説の多くを民主党の大統領候補、オバマ上院議員(47)の批判に費やし、反撃に重点を置いた。ペイリン氏は保守派から強い支持を受ける一方、国政や外交・安全保障の経験が皆無に近いため、副大統領の資質に欠けるのではないかとの指摘を受けている。人選を行ったマケイン氏にも批判が集まっている。

 演説では、自らの市議や市長の行政経験を強調し「対立陣営はこの経験を見下している」と反論を展開。オバマ氏が20代の当時、地元シカゴ南部の貧民街で地域活動家として働いた経験を念頭に、「小さな市の市長は地域活動家と似ているようだが、市長の場合は実際の責任がある」と述べ、逆に同氏を批判した。「メディアの中には、ワシントンのエリートではないというだけで(副大統領候補になる)資格がないとみなす向きのあることも学んだ」とも語り、経験不足を追及する最近の米メディアの報道ぶりにも真っ向から挑戦する姿勢を示した。

 ペイリン氏はオバマ氏の決まり文句である「チェンジ(変革)」も取り上げ、「なかには変革を自分の出世のために使う候補もいる。一方でマケイン氏のように、自らのキャリアを変革のために使う候補もいる」と指摘し、オバマ氏を批判した。

 演説終了後、マケイン氏も登壇し、ペイリン氏一家と並んで「私は副大統領候補選びで正しい選択をした」と語り、聴衆の歓声を浴びた。

     ◇

 〈ジョン・マケイン氏〉 36年、パナマ生まれ。58年、海軍士官学校卒業。ベトナム戦争にパイロットとして従軍。67年、捕虜になる。73年に釈放され、帰国。82年、アリゾナ州から下院議員に初当選。86年、上院選挙で初当選。現在4期目。00年の共和党大統領候補者指名争いでブッシュ現大統領に敗れた。72歳。

     ◇

〈サラ・ペイリン氏〉 64年、アイダホ州生まれ、アラスカ州育ち。84年、ミス・アラスカの準ミスに。87年にアイダホ大卒業後、スポーツキャスター。92年からワシラ市議、96~02年に同市長。06年にアラスカ州知事選で当選し、現在1期目。2男3女の母。44歳。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0904/TKY200809040132.html

0830 共和党副大統領候補は44歳女性知事ペイリン氏 [朝日]

2008年8月30日1時32分
 【デンバー(米コロラド州)=小村田義之】米共和党の大統領候補となるマケイン上院議員(72)は29日、オハイオ州デイトンでの集会で、副大統領候補に保守派でアラスカ州の女性知事、サラ・ペイリン氏(44)を選んだことを明らかにした。

 マケイン氏は「適切なパートナーを見つけた」と語った。陣営の発表文は「ペイリン知事はアラスカ州兵の司令官、一兵士の母親として、国を率いるのに必要なことを理解している」としている。

 ペイリン知事は64年2月生まれ。84年にアラスカ州ワシラ市の「ミス・ワシラ」に。87年にアイダホ大を卒業後、89年までアラスカ州の地元テレビのスポーツキャスター。92年からワシラ市議。96年から02年まで同市長を務めた。06年に知事選で当選し、現在1期目。マケイン氏は若手女性知事の起用で選挙戦の活性化を図る。

 9月1日からの共和党全国大会で正式に指名される。民主党はオバマ上院議員(47)、バイデン上院議員(65)を指名しており、共和、民主両党の顔ぶれが出そろった。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0829/TKY200808290298.html

0829 米大統領選、オバマ氏指名受諾演説 結束、変革を訴える [朝日]

2008年8月29日11時39分
 【デンバー(米コロラド州)=小村田義之】米民主党の大統領候補に指名されたバラク・オバマ上院議員(47)は同党全国大会最終日の28日夜(日本時間29日午前)、当地のフットボール競技場で指名受諾演説を行った。米史上初のアフリカ系(黒人)大統領をめざすオバマ氏は、政策目標を「アメリカの約束(promise)」として説明し、「米国をチェンジ(変革)する時だ」と訴えた。

 オバマ氏は約45分の演説で「約束」という言葉を30回余り口にし、ブッシュ政権の8年間との決別を呼びかけた。

 AP通信によると観衆は約8万4千人。オバマ氏は「個人が自分の夢を追求しつつ、『ひとつの米国』という家族として結束できる」ことが「米国の約束」だと指摘、その重要性を強調した。そのうえで「我が国は戦時で、経済は混乱し、米国の約束は再び脅かされている」「米国よ、今は小さなプランを議論している時ではない」と危機感を表明した。

 オバマ氏は、大統領選の投票日となる11月4日には「私たちは立ち上がり、『8年間でもうたくさんだ』と言わなければならない」と訴えた。共和党のライバル、ジョン・マケイン上院議員(71)に対しては、ブッシュ大統領と同列視して批判した。さらに、第2次世界大戦に参戦したフランクリン・ルーズベルト大統領や、62年のキューバ危機を乗り切ったケネディ大統領が「民主党だった」と指摘。「民主党では国が守れないなどと言わないでほしい」と、安全保障に強いイメージを打ち出した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0829/TKY200808290129.html

0823 外交通、オバマ氏補完 民主・副大統領候補のバイデン氏 [朝日]

2008年8月23日20時12分
 【スプリングフィールド(米イリノイ州)=小村田義之】米大統領選で民主党の候補者指名が確定しているバラク・オバマ上院議員(47)は米中部時間23日未明(日本時間同日午後)、副大統領候補にジョセフ(ジョー)・バイデン上院議員(65)を選んだと発表した。上院外交委員長を務める民主党の重鎮で、外交・安全保障の経験不足を指摘されてきたオバマ氏の「弱点」を補完する狙いとみられる。

 同党の候補指名レースで最後まで指名を争ったヒラリー・クリントン上院議員(60)を副大統領候補に起用する「ドリームチケット(夢の顔ぶれ)」への期待も一部の有権者にあったが、オバマ陣営は選択しなかった。オバマ氏にとってクリントン氏支持者をどう取り込むかが今後の課題として残る。

 オバマ陣営は23日未明、事前登録していた全米の支持者らに携帯メールを送り、決定を伝えた。同日午後、オバマ氏が07年2月に大統領選への出馬を表明した地元イリノイ州の州都スプリングフィールドで2人そろって演説する予定。コロラド州デンバーで開かれる同党全国大会で27日、正式に正副大統領候補に指名される運びだ。

 共和党のライバルであるマケイン上院議員(71)はまだ副大統領候補を明らかにしていない。9月初旬、ミネソタ州セントポールで開かれる同党全国大会までに発表される見通しだ。

 バイデン氏は米東部デラウェア州選出。上院歴35年のベテランで、外交通として知られる。02年10月、上院でのイラク攻撃容認決議には賛成したが、その後、「間違いだった」と認めた。上院外交委員長としてイラクやアフガニスタンに足を運び、現地情勢を把握。最近はロシアとの軍事衝突が起きたグルジアも訪問した。今回の大統領選に出馬表明したが、1月3日のアイオワ州党員集会での結果が振るわず撤退した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0823/TKY200808230214.html

0802 景気悪化「減税」で火花 ワシントン [朝日]

 ルービン元財務長官、ボルカー元連邦準備制度理事会議長――。7月下旬のワシントンで経済政策の大物約20人が民主党のオバマ氏を囲んだ。中東・欧州歴訪から戻ったオバマ氏がまず臨んだのは、経済顧問との会議だった。「経済の緊急事態は深刻だ」。オバマ氏は真顔で警告した。

 米景気は昨年秋から急速に冷え込んでいる。4~6月期の実質国内総生産(GDP)成長率は1.9%(昨年同期は4.8%)と大きく減速。1日発表された失業率は約4年ぶりに高い5.7%に。外遊で高らかに外交を語ったオバマ氏が、国内で経済問題に取り組む姿勢に転じたのは、景気の先行きが米国民の最大関心事になったからだ。

 不動産バブルがはじけ、低所得者向け(サブプライム)の住宅ローンを払えない人が急増、株価が落ちる今の金融危機がその根っこにある。ローンが焦げ付き、家が差し押さえ手続き中の世帯数は6月だけで25万を超えた。自動車業界の不振にあえぐミシガン州デトロイトのホームレス施設の担当者は「家を追い出され、駆け込む勤労家庭が増えている。貧しい人の不満は膨らむ一方だ」と懸念する。

■財源でも違い

 固くなるばかりの財布のひもをいかに緩め、景気を回復させるか。オバマ、マケイン両陣営がそろって中心に据えるのが「減税」。だが、その主な恩恵が期待される対象は大きく異なる。オバマ氏が低額所得者層、マケイン氏は高額所得者層といわれる。

 オバマ氏は、1家族あたりの所得税を年間で最大1千ドル(約11万円)減らし、子供の扶養控除などを拡充。年収5万ドル(約600万円)未満の高齢者の所得税も廃止する。エコノミストのクリスチャン・ウェラー氏は「低所得層を支える減税を早くしないと、景気の失速だけでなく、社会不安も招きかねない」。その財源に金融資産などの譲渡益・配当課税の強化や、高額収入者を対象にした賃金・所得の増税などをあてこむ。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0801/TKY200808010349.html