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自己啓発反省日記08年3月下

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匿名ユーザー

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08年3月の日記下

3月16日(日)

8時過ぎに店へ行く。好天。墓参りの客が続き、昼まで大忙し。

午後は母とアルバイトのおばさんに店をまかせ、確定申告の書類つくり。
はじめて国税庁のホームページからプログラム入りの様式をダウンロードして作ったが、とても楽にできた。説明書を読む必要もない。
母が店主の花の店は、昨年は、売上が落ちて仕入れと経費は以前のままで、ほとんど利益がでず、申告納税額はゼロ。
僕個人は、給料(前後2つの会社からの)と本のネット販売の利益を申告したが、様々な控除のおかげで、15万円ほど税金が還ってくる計算となった。

それが終わって、今度は本の整理をする。
すでにアマゾンマーケットプレースへの出品登録は5100冊にのぼり、まだまだ未出品の本があるから、7,8千冊くらいの蔵書となる。それを1ヵ月以内に、自宅とカミさんの実家に分けて引っ越さねばならない。
今日は文庫本を出版社別にミカン箱に収める作業。一番多いのが岩波文庫で、5箱。ついで新潮文庫4箱、文春文庫3箱。角川文庫、朝日文庫、中公文庫が2箱ずつ。講談社文庫と講談社学術文庫と講談社アルファが各1箱。河出と現代教養と福武、光文社と徳間、ハヤカワとPHP、などで合わせてそれぞれ1箱、という具合。

カミさんと遙は、先週末に続いて住宅展示場見学。今日はヘーベルハウスと一条工務店に行ってきたという。

夕食はシチューと、遙が作った卵焼き。遙は、最近卵焼きに凝っていて、毎日上手に焼いてくれる。

3月17日(月)

夢を見る。
登山から下りてきて僕は初めての土地を駅を目指して歩く。古い街道筋のような通りに入る。幅4間ほどの舗装されていない道をはさんで伝統的な造りの商家が並んでいる。昔行った奈良井の宿場のような感じだ。朝の早い時間だ。住民が通りに水を打っている。床屋がある。酒屋がある。宿屋がある。それぞれに活気がある。宿では結婚式が終わったところで、大勢の若者が洋装の新郎新婦を囲んで記念撮影をして盛り上がっている。「へー、こんな早い時間にもう式が終わってるってことは、きょうはこの後にもたくさん式が控えてるんだ」と思って、目を転じると、空き地では子どもたちが草野球に興じている。「こんな田舎なのにこどももたくさんいるんだ。近頃は街でもめったに子どもたちが歓声を上げて遊んでいる姿を見ることはなくなったのになあ」と感心。陽が上って暖かくなり気持ちのいい日だ。僕は背筋を伸ばしてぐんぐん歩いていく。どこまでも歩いていけるって感じがしたところで、目が覚めた。

朝夕の自転車通勤がまったく苦にならないくらい暖かくなった。
事務所でも家でも暖房は不要になった。
暑さ寒さも彼岸までとは本当によく言ったものだ。

期限に間に合うかどうか気になって夜も眠れないくらい心配していた印刷物の一校目が上がってきて、案外完成度が高いのでひとまず安心した。

職場の人全員から社民党の「国民生活の改善を求める緊急署名」を集める。
後期高齢者医療制度の廃止、5千万件の年金記録の解決、労働者派遣法の抜本的改正、定率減税と各種控除の復活、不公平税制の是正、の各項目に僕も異議はない。もう一つ、パート・非正規雇用への差別的賃金禁止を盛り込めればいいのになと思う。

カミさんは実家泊まり。夕食は僕が作って、母と遙と3人で食べ、自転車で帰宅。
遙、自転車こぐのがすごく速くなり、僕はついて行くのにふうふういう。ほんの2,3ヶ月前までは、信号ごとに停まって遙が追いついてくるのを待ったものだが。ほんとうにこどもの成長の早さには圧倒される。

円が95円台に、そして東京市場では日経平均が1万2000円を割る。
米が公定歩合を緊急に引き下げたが効果なし。
えらいこっちゃ。いよいよ景気が冷え込みそう。

3月18日(火)

ゆうべの夢は、昨日とはうってかわった悪夢だった。
僕は若い男性で、恋人を事故で喪ったが、その死因に不審を抱いて葬式の場で暴れる。だが真相は明らかにならず、その後人格は次々にいろんな人に乗り移って、それがみんな不幸で、口や暴力で争い、最後に、テレビゲームのような格闘(宙を飛んでケリを入れたり)で頭を割られて死んでしまうところで、目が覚める。トイレに立ったが、しばらく不安な気持ちだった。

むかしベストセラーになった多湖明の『まず動く』をパラパラとめくる。
最近の自己啓発本は、「のんびり行こう」「ゆるゆるでいいじゃない」という癒し系か、精神論は全く論じない技術系が主流と思うが、この本は、とにかくがんばれ、気を抜くな、動けば変わる、というスポ根系で、時代の流れを感じさせる。
僕にとって参考になることはなかった。

遙は新聞の株価欄を時々見る。何を見ているかというと、電鉄会社の株価だ。「お、阪急が下がった。近鉄は上がってる」なんて言いながら。僕が、「そういえば、南海も東証一部に上場したらしいよ」というと、「へー、大証一部ばっかり見てたわ」。カミさんが口をはさんで、「同じ会社が大証にも東証にも出せんの?」と聞くと、遙が、「そらそうや」。

遙に僕が毎夜語っている「父が子に語る世界史」、どうもナポレオン時代以降、しゃべっているうちに記憶があいまいになり、自信がなくなってきた(ウィーン会議でドイツはどうなったんだっけ?)。ちょっとおさらいをしておこうと、「チャート式世界史」「詳解世界史」などの受験参考書(いずれもブックオフで100円で買っておいた)を読む。僕は大学受験では世界史をとって、得意科目のひとつだったし、その後は政治思想や社会科学を勉強してきたから、ヨーロッパ近代史の教科書程度のことは完璧に知っていると思ってた。だが、受験参考書の中に結構初めて知るようなこともあって(あるいは忘れているだけか)、自分の勉強になる。
ウィーン会議で、ドイツは、オーストリア・プロイセンなど35君主国と4自由市が集まって「ドイツ連邦」に組織されることになったらしい。
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