dunpoo @Wiki 自己啓発反省日記07年8月上

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8月15日(水) 終戦記念日・パル判事と安倍首相


僕たちは平和運動の市民団体で、朝から恒例の終戦記念日記念イベント。今年で4回目。
まず和歌山大空襲の犠牲者の慰霊のモニュメント「啓天の宙」前で献花と黙祷を捧げる。
和歌山駅前に舞台を移し、憲法9条を守るための署名活動と、「憲法を守るべきか、変えるべきか」のシールアンケート。続いて、駅前地下広場で、映画「戦争しない国 日本」の上映と市民集会。
市民集会の参加者は50人くらいか。昨年よりすこし増えたかな。戦争体験あり、中国海南島の日本軍による侵略の歴史を研究している人のビデオ上映と発言があり、他の平和団体からの連帯のアピールがあり、いい集会だった。
官製の慰霊の集会はあっても、和歌山のような地方都市では、終戦記念日のイベントも少なくなってきたように思う。細々とだけど、はっきりと、過去とそして現在の戦争反対をいいつづける活動を続けていかなければと思う。

和歌山県みなべ町に住む戦争出前噺の本多立太郎さんのことが今朝の朝日新聞和歌山版に大きく取り上げられている。僕たちの団体の呼びかけ人の一人でもあり、昨年は市民集会でお話をしてもらった。「戦争の過ちを繰り返させないため」93歳で全国を駆け回っている。依頼はひきもきらず、今月、出前噺は通算1190回を超えるという。本多さんこそ、反戦平和のために不惜身命の奮闘をされている方だと思う。「引き継いでくれる若い人たちが十分に育っていない」と思われての闘い継続なのか。本多さんの熱い思いをなんとか受け継ぎたいと思う。

安倍首相が東京裁判のパル判事の遺族と面会するというのがニュースになっている。その同じ紙面に、中島岳志著『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』の書籍広告が出ている。期せずして、安倍のかってな思いこみ、無恥無学があきらかになる格好だ。
「東京裁判で被告人全員を無罪としたインド人判事パール。『勝者による一方的な裁判は報復に過ぎない』という彼の主張は、『日本無罪論』ではなく戦前の軍国主義を強く批判するものであり、裁判の後も平和憲法の死守を訴え続けた」と、広告は書く。
僕も、パル判決書の全文は読んだことはないが、そのくらいは知っている。安倍はどういうつもりでパルの遺族に会うのか。日本無罪論を喧伝して、また恥をかきたいのか。

今日の朝日の書籍広告は、「戦争と平和を考える」特集。このほかに興味深い書目が並んでいる。
『ラスト・ミッション 日米決戦終結のシナリオ』『総点検 日本の戦争はなんだったか』『日本にも戦争があった 七三一部隊元少年隊員の告白』『日本の一番醜い日 8・15宮城事件は偽装クーデターだった』など。

家の机回り、本が山積みになっていたのを整理し、久々に民法の勉強をする。身の回りを整理すると頭も整理できていくような気がする。

8月14日(火) もう一度英語に挑戦


今日は花の客はさっぱりだ。

店は母に任せて、僕は昔からの蔵書を引っ張り出してきて、アマゾンマーケットプレースに出品した。
大学に入って初めて買った本が出てきた。『革命か改革か 現代フランス政治史』というやつだ。「比較政治論」という講義のレポート用に買ったが、結局読まなかった。
僕は昔からフランス政治に関心があり(たぶん大革命、五月革命、ミッテランに興味があったのだ)、いまでもその関心は持続しているのだが、そのうちやろうやろうと思いながらしっかりと勉強したことは一度もない。その理由は、フランス語を勉強して原語でやろう、という大それたことを考えていたからだ。フランス語は大学教養の時の単位をとるために最低限の勉強をしたきりでやめてしまったから、結局フランス政治もフランス文学も勉強せずじまいだ。

カミさんの実家の方の一族が加太の温泉旅館に泊まりに来ていて、カミさんとムスコも泊まることに。僕は夕食だけ一緒する。タイ、伊勢エビ、アワビなど地元でとれる海の幸がわんさかでて、食べきれない。

おなかパンパンで一人の家に帰ってきて、英古典文学のアンソロジーを紐解く。
この年になってもう新しい原語の習得はあきらめた。フランス人の本、ドイツ人の本は和訳で読むことにしよう。でも、せめて、長い長い間苦労して身につけた英語だけは、なんとかいろんな原書を楽しめる域にまで力を伸ばしたいとこのごろ思う。
第一ページ、ワーズワースの詩から読み始めたが、わからないところが半分以上。次はミルトン、まったく歯がたたない。
先日買った『リーダーズ英和』は店に置いてあるので、今夜は英語をあきらめた。それなら国文学と、カミさんの書棚にある『小倉百人一首評釈』を一ページ目から読み始め、これは心にも頭にもしみ通って、とても楽しかった。

8月4日(土) 川村記念美術館展・神戸の古本屋


カミさんと二人で、兵庫県立美術館の「川村記念美術館展」を観る。
冒頭のレンブラント「広つば帽を被った男」が素晴らしい。この絵や、ルノワールの「水浴する女」など有名な絵が日本にあったなんて知らなかった。
モダンアートの方が、展示の数としては多い。カンディンスキーは、よりモダンなアートと比べるといまや古典的なたたずまいをみせている。ポロックですらステラに比べるとおとなしい。
期待したより小振りな展覧会だったが、内容は充実していた。暑い中を来たせいか、久しぶりの美術鑑賞で目を酷使したのか、見終わったあとはドッと疲れが来た。地ビールでのどを潤す。

カミさんに15分だけって約束で、三宮の古本屋をのぞく。これから英文学を原語でがんがん読みたいと思っていたところ、新聞で柴田元幸の熱烈な推薦文を読んで「これだ!」って買う気になっていた「リーダーズ英和辞典」の第二版革装の美本が定価の半額の5千円で出ていた。
即カウンターに持って行く。あまりに素早い購入行動だったので、店の人「辞書がお好きですか?」、僕「あ?ええ・・まあ・・」、店の人「うれしいです、ほんとに」って感謝されちゃった。初めて入った店だが、新しめの人文書のいいのが並んでた。これから神戸に来たときは要チェックだ。

もっとたくさん古本屋をはしごするつもりだったが、暑さに参って、カミさんの実家のある十三に帰った。カミさんをなじみの喫茶店に待たせて、近所の小さな古本屋を全く期待せずにのぞくと、店頭のマンガ本の下に古い岩波文庫の山を発見。聞くと、1冊50円という。左翼文献とロシア文学が中心。同じ人の蔵書だったみたいだな。山のほぼ半分、27冊買う(買わなかったのはすでに持っている本)。僕が中学生のとき、生まれて初めて買った岩波文庫「ツルゲーネフ散文詩」も、今はどこにいったかわからないので買った。喫茶店に入り、カミさんと店主と客らに「治らん道楽ちゅうもんがあるわな」などと冷やかされながら、冷コー飲み飲み一冊一冊ページをめくっていると、じわーっと幸福感がこみ上げてくる。「ミル経済試論集」とか「リカアド農業保護政策批判」とか、いままで目にしたことのない本もあり、めっちゃ得した気分。

夜は、カミさんとムスコは淀川花火大会を見に行き、僕はビールをなめながら、買ったばかりを本を眺めたり民法の勉強をしたり。

8月1日(水) NPOは「生かさぬように殺さぬように」


午前中、NPOのオフィスで仕事。新たな県の委託事業の企画書を仕上げる。環境団体の仕事としてはたいへんやりたい事業。すでに決まっている仕事で事務局の手は一杯一杯だが、会員の助けを借り、既存事業と組み合わせることでできる形を考えた。3つの団体によるコンペ形式で委託先を選ぶという。
それにしても必要経費を積算して思った。県の委託料の予算は、委託先を「生かさぬように、殺さぬように」だな、と。ぜんぜんできない、という額ではない。だが、ぜんぜん利益の出ない額だ。
県の担当者の持ってる書類をちらりと盗み見すると、担当課の要求した金額を、財政課が査定で1割切っているみたいだ。その切られた1割が、わずかに受託先の利益になるべきはずのものなのだ。1割機械的に切るということは、仕事がほしくてたまらない企業やNPOがぎりぎりで受ける金額だと、財政課が経験的にわかっているということだ。

午後は海南保健所に出張。今日は自家用車で行く。
行く前にホームページで場所を調べたが、駅からは遠そうだ。公共交通での行き方の説明が全くない。保健所のくせに不親切である。公共施設のホームページには必ず、公共交通機関での行き方を掲載するよう義務づけすべきだ。

帰り道にある古本屋に寄り、20冊ほど購入。滝沢克巳の「聖書を読む マタイ福音書講解」というシリーズの6~8巻があって、掘り出し物だと思って買った。

夜、平和運動の会議。8月15日終戦記念日のイベントの打ち合わせ。今頃チラシのことについての打ち合わせをしている。遅すぎるよ。


自己啓発反省日記07年7月 より続く


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