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●パレスチナ・イスラエル07

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1218 イスラエル軍がガザでミサイル攻撃、過激派13人殺害 [朝日]

2007年12月18日20時33分
 イスラエル軍は17日夜から18日にかけて、パレスチナ自治区ガザで過激派「イスラム聖戦」やハマスの活動家たちを標的に空からミサイル攻撃し、ロケット弾発射担当の司令官や爆弾製造の専門家など計13人を殺害した。イスラム聖戦は自爆テロなどの報復を宣言した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1218/TKY200712180326.html

1215 分裂パレスチナ サウジなど仲介の動き [朝日]

2007年12月15日21時46分
 ファタハとハマスに分裂したパレスチナの仲介にサウジアラビアなどが動き出している。シリア在住のハマス政治部門最高指導者ハレド・メシャール氏は9日、リヤドを訪問。エジプトも今月下旬以降カイロに代表を送るよう双方に要請したという。

 メシャール氏は、リヤドの次に訪れたカタールで朝日新聞に対し、ほかにイエメン、スーダン、シリアが仲介を試みていると明らかにし、「サウジを手始めにアラブ各国と接触する」と述べた。

 ハマスは昨年1月の自治評議会選挙でファタハに圧勝したが、治安権限をめぐり双方が対立。今年6月には戦闘が激化し、ハマスがガザを武力制圧した。国際社会はファタハのアッバス自治政府議長が発足させたハマス抜きの新内閣を支持。11月に米国がアナポリスで開いた国際会議で7年ぶりに再開した中東和平交渉も、ハマスを排除する形で進んでいる。

 メシャール氏は「ガザの議長府を直ちに返還する用意がある。パレスチナの統一を願っている」と述べ、ファタハとの和解に前向きな考えを示した。ただ、治安部隊が「パレスチナ全体に奉仕するよう再編されること」が条件だとした。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1215/TKY200712150210.html

1204 イスラエル、パレスチナ人429人を釈放 [朝日]

2007年12月04日09時54分
 イスラエルは3日、パレスチナ人429人を刑期途中で釈放した。ヨルダン川西岸自治区を統治するパレスチナ自治政府のアッバス議長が率いるファタハ系が中心で、ガザ自治区を支配するイスラム過激派ハマスに対抗して議長を支援する狙いがある。6月にハマスがガザを制圧して以来、3度目の大規模釈放となる。イスラエルはまだ1万人を超すパレスチナ人を収監している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1204/TKY200712040039.html

1128 イスラエルとパレスチナ、中東和平交渉開始で合意 [朝日]

2007年11月28日01時33分

 イスラエルのオルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長は27日、米メリーランド州アナポリスの米海軍士官学校で開かれた中東和平国際会議で、ブッシュ米大統領の仲介で、パレスチナ独立国家の樹立に向けて双方の本格的な和平交渉を開始し、08年末までの妥結達成を目指して努力することで合意した。

 ブッシュ大統領が発表した共同声明によると、本格交渉にむけた最初の委員会は12月12日に開かれる。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1128/TKY200711270411.html

1016 北朝鮮技術移転原子炉が標的か シリア空爆で米紙報道 [朝日]

2007年10月16日00時56分

 米ニューヨーク・タイムズ紙は14日、イスラエルによる先月6日のシリア空爆は、北朝鮮の黒鉛減速炉をモデルにした原子炉の建設現場が標的だったと報じた。機密報告を閲覧可能な米政府や外国の当局者の話で明らかになったとしている。

 北朝鮮の黒鉛減速炉は寧辺地区にあり、兵器級プルトニウムの生産に使われた。同紙によると、北朝鮮がシリアに原子炉建設技術を売却したのか、北朝鮮の技術者が空爆時に居合わせたのかなどははっきりしない。技術移転が数年前に行われた可能性もあるという。

 シリアの原子炉建設は今年に入ってから衛星写真で確認された。ただ、原子炉は完成にはほど遠く、シリアが発電用に建設している可能性もあり、米政府内では危機がどの程度差し迫っているのかについて議論が分かれていたという。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1016/TKY200710150342.html

1011 ハマスがファタハとの対話開始へ ガザの権力移譲示唆 [朝日]

2007年10月11日21時53分

 パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム過激派ハマスのハニヤ前自治政府首相は10日、ハマス系のウェブサイトで、対立する穏健派ファタハとの対話が「近く始まることで合意した」と表明した。また、「我々のガザ統治は暫定的だ」と権力を移譲する可能性を示唆した。

 米国主催の中東和平国際会議が来月にも開かれるのを前に、孤立を深めているハマスが状況の打開を狙った動きと見られる。ロイター通信によると、ファタハ側は対話開始を否定した。

 ハニヤ前首相は6月にハマスがガザを武力制圧した後、ファタハを率いるアッバス自治政府議長(大統領)に解任されたが、ハマス独自の「内閣」を指揮してガザの統治を続けている。

 アッバス議長はハマスがガザの統治権を放棄して制圧前の状態に戻さない限り、対話に応じない方針。だが、ファタハ内にはハマスとの協力を目指す動きがある。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1011/TKY200710110426.html

0928 ガザで11人死亡 イスラエル軍が攻撃 [朝日]

2007年09月28日00時07分

 イスラエル軍は26日、パレスチナ自治区ガザ北部で空爆や戦車などによる攻撃を行い、イスラエル国内の報道によるとイスラム過激派の戦闘員7人を殺害、市民4人が巻き添えで死亡した。この日、ガザからイスラエルに10発以上のロケット弾と20発以上の迫撃砲弾が撃ち込まれており、イスラエル軍はその阻止が狙いだとしている。

 バラク国防相は同日、ガザ攻撃の規模をさらに拡大する可能性を示して警告した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0927/TKY200709270544.html

0921 イスラエル「ガザは敵地」 中東和平会議に暗雲 [朝日]

2007年09月21日01時09分

 イスラエル政府は19日の治安閣議で、イスラム過激派ハマスが実効支配し、武装勢力がイスラエルへのロケット弾攻撃を続けるガザを「敵地」と宣言した。そのうえで電力や燃料の供給制限などの新たな制裁を科す方針を決めた。

 これに対してハマス側は「(ガザ住民に対する)集団懲罰は国際法に違反する。ガザへの宣戦布告だ」(報道官)と猛反発。ヨルダン川西岸自治区を支配する穏健派ファタハのアッバス自治政府議長もイスラエルの方針を批判した。

 双方の溝が深まるなか、ブッシュ米大統領が提唱した中東和平国際会議の準備のため現地入りしていたライス米国務長官は19日夜、イスラエルのオルメルト首相と、和平会議の対応などについて3時間にわたり会談した。内容は明らかにされていないが、イスラエル放送によると、米高官は11月に開催が予定される和平会議の見通しについて、「ゼロから完全な合意まで、あらゆる可能性がある」と語り、暗雲が垂れ込めていることを示唆した。

 ライス長官はさらに20日、ヨルダン川西岸ラマラでアッバス議長と会談。共同会見で「会議は中身のあるものになる。記念撮影だけのために招くつもりはない」と強調したのに対し、アッバス議長は、会議参加に難色を示しているサウジアラビアなどを念頭に「数多くのあいまいな事柄を明確にするのが主催者の義務だ。そうすればアラブ諸国も会議に参加するだろう」と米側に注文をつけた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0920/TKY200709200285.html

0903 パレスチナ難民キャンプ戦闘終結、シニオラ首相が勝利宣言 [読売]

 【カイロ=福島利之】レバノンのシニオラ首相は2日夜、テレビで演説し、イスラム武装勢力「ファタハ・イスラム」が立てこもった同国北部のナハル・バリド・パレスチナ難民キャンプをレバノン軍が完全制圧したことについて、「テロリストに対する勝利」と宣言した。

 5月20日に始まった戦闘は約3か月ぶりに終結した。

 治安当局者がロイター通信に語ったところによると、同武装勢力の指導者シャキル・アブシ容疑者は、レバノン軍との交戦で死亡したとみられるという。現在、当局がアブシ容疑者とみられる遺体のDNA鑑定を進めている。

 武装勢力は2日朝、キャンプからの逃走を図って、キャンプを取り囲むレバノン軍部隊と交戦となり、30人が死亡、数十人が拘束された。レバノン軍兵士5人も死亡した。

 これまでの戦闘で、レバノン軍兵士157人、武装勢力兵士131人、民間人42人が死亡し、犠牲者の数は、内戦(1975~90年)終結後、国内の衝突としては最悪となった。

(2007年9月3日13時24分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070903i301.htm

0807 イスラエル・パレスチナが首脳会談 新和平会議巡り協議 [朝日]

2007年08月07日00時41分

 イスラエルのオルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が6日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区エリコで会談した。オルメルト首相が自治区入りするのは初めて。AP通信によると、同首相は冒頭で「これが、パレスチナ国家設立のための交渉につながることを期待する」と述べた。

 パレスチナ側は「エルサレムの扱い、国境、難民の帰還といった『三つの核心問題』について協議をしたい」(アッバス議長側近)としていた。しかし、3時間の会談後、議長側近は「両首脳とも魔法のつえを持ってきたわけではなかった」と失望を表明。首相報道官も「両首脳は協議の議題を拡大することを決めた」と述べるにとどまり、大きな進展はなかった模様だ。

 ブッシュ米大統領は先月、中東和平をめぐる国際会議の年内開催を提唱。11月にも開催の方向で準備を進めているとされ、両首脳はその対応も協議したとみられる。

 ライス米国務長官は先週、中東を歴訪。親米アラブ諸国から国際会議開催への支持を取り付けた。特にイスラエルと国交のないサウジアラビアの参加を促し、ブッシュ政権の外交的成果にしたい意向とみられる。

 ただ、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスを孤立させたままでの和平の実現性には懐疑的な見方が強い。

 エジプトの研究機関アハラム戦略研究所のワヒド・アブドルメギド研究員は「ファタハとハマスの連立政権づくりに動いたサウジは、ハマス抜きでの和平はありえないと考えている。和平案の具体論に踏み込まぬままハマスを切り捨てる米国・イスラエルの政策は、受け入れられないだろう」と話す。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0806/TKY200708060357.html

0731 穏健派首相が政策綱領、「抵抗」表現なし パレスチナ [朝日]

2007年07月31日06時48分
 パレスチナ自治区のヨルダン川西岸を統治する穏健派のファイヤド首相は30日までに内閣の政策綱領を発表した。別の自治区ガザを支配するイスラム過激派ハマスが「イスラエルの占領に対する武力抵抗」を呼びかけるのとは対照的に、「抵抗」の表現をいっさい使わず、ハマスを挑発する内容になっている。

 ファイヤド氏は財政の実務家として欧米の評価が高い。自治政府の大統領にあたる穏健派のアッバス議長は、ハマスのガザ制圧に対抗して6月にファイヤド氏を新首相に指名、ハマス抜きの内閣を発足させた。

 政策綱領は内閣の目標を「エルサレムを首都にし、67年の第3次中東戦争でイスラエルに占領されたパレスチナの地(西岸とガザ)に独立国家を造る」と明言。だが、占領を終わらせる手段としてハマスが強調する「武力抵抗」だけでなく、占領に反対するパレスチナ人の合言葉「抵抗」そのものに触れていない。

 さらに、政策綱領は「男女平等」への取り組みと、「イスラム教を使った殺人の正当化の防止」を盛り込んだ。男性優位のイスラム国家を目指し、自爆テロを繰り返すハマスを念頭に置いている。

 ハマスは「ファイヤド内閣は米国とイスラエルのために働いている」と非難している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0731/TKY200707310006.html

0715 レバノン軍、キャンプに本格突入 [朝日]


2007年07月15日23時43分

 レバノン北部ナハル・アルバーリド難民キャンプに立てこもる武装組織ファタハ・イスラムとの戦闘で、レバノン軍は15日、5月20日の戦闘開始以来初めてキャンプ内に本格突入した。

 地元メディアによると、軍は銃撃戦の末、武装組織が拠点としていた複数の建物を確保し、レバノン国旗を掲げた。武装組織はキャンプ北部の2キロ四方に追い込まれた。

 69年の取り決めで、レバノン軍はパレスチナ難民キャンプ内に入れないため、これまでは周囲から砲撃を重ねてきた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0715/TKY200707150413.html

0714 パレスチナ、同じ首相で新内閣発足 自治評議会承認なし [朝日]

2007年07月14日10時11分

 パレスチナ自治政府の大統領にあたるアッバス議長は13日、ヨルダン川西岸を統治する非常事態内閣の任期満了に伴い、同内閣のファイヤド首相を再任、新内閣を発足させた。

 自治区の基本法(憲法)では、非常事態内閣の期限は1カ月とされ、この日のアッバス議長の対応が注目されていた。延長には国会にあたる自治評議会の3分の2による承認が必要。議長は自治評議会の招集を試みたが、議長と対立し、ガザ地区を実効支配するイスラム過激派ハマスの議員が応じず、承認を得る見通しは立っていない。

 ハマスが過半数を占める自治評議会の承認なしに大統領が発足を強行した新内閣の正統性に疑問の声が上がるのは必至で、分裂状態にある自治区の新たな火種となりそうだ。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0714/TKY200707140046.html

0619 米、パレスチナ自治政府への援助再開を表明 [朝日]

2007年06月19日10時08分

 ライス米国務長官は18日、イスラム過激派ハマスを排除して新内閣を発足させたアッバス議長のパレスチナ自治政府に対し、06年にハマスが内閣を握って以来続けてきた米政府の経済制裁を解き、直接援助を再開させると発表した。

 パレスチナは、ハマスが実効支配するガザと、議長が率いるファタハが本拠とするヨルダン川西岸の間で事実上の分裂状態となった。ライス長官は「パレスチナは単一のものだ」とする米政府の立場に変更はなく、ガザが孤立して人道危機に陥らないよう配慮していることを強調した。

 「150万人のパレスチナ住民をテロ組織の慈悲にすがらせるわけにはいかない」として、国連を通じガザに4000万ドルの人道支援を拠出する方針を表明した。

 だが、分裂を解消して「再統一」する道筋は見えていない。ライス長官は、自治政府側が再びガザで支配権を確立する行動を支持するのか、との質問には明確な形で答えることを避けた。

 一方、ブッシュ大統領はこの日、アッバス議長と電話で会談。19日にイスラエルのオルメルト首相とホワイトハウスで会談するのを前に、2国家共存による中東和平の実現に向け、交渉を再活性化させるべきだとの認識で一致した。

 しかしここでも、ガザ抜きの「西岸優先」のままでパレスチナ国家を樹立させるべきなのか、答えは見えていない。ライス長官は和平の具体像については言及せず、「我々が今集中しているのは、新内閣がパレスチナ住民の生活を改善できるよう支援することだ」と述べるにとどまった。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0619/TKY200706190041.html

0615 アッバス議長が非常事態を宣言 ハニヤ首相を解任 [朝日]

2007年06月15日08時18分

 パレスチナ自治区ガザで続くイスラム過激派ハマスと穏健派ファタハの戦闘は14日深夜、ハマスがファタハの治安部隊をほぼ制圧した。これに対し、パレスチナ自治政府の大統領にあたりファタハを率いるアッバス議長は同日夜(日本時間15日未明)、ハマスのハニヤ首相を解任するとともに、ガザと自身が滞在する別の自治区ヨルダン川西岸の両方に、非常事態を宣言した。

 これにより、3月に発足したハマスとファタハの連立政権は崩壊した。非常事態内閣がどのような顔ぶれになるかは不明だが、ハマスが治安権限を握っているガザで非常事態を実行するのは不可能だ。ハマスは受け入れを拒否したため、ファタハの影響力の強い西岸がガザと分離する可能性が出てきた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0615/TKY200706150010.html

0524 レバノン戦闘継続に「深刻な懸念」 安保理が声明 [朝日]

2007年05月24日09時53分

 国連安全保障理事会のカリルザード議長(米国連大使)は23日、レバノンでの武力衝突について「深刻な懸念」を表明する報道声明を発表した。声明は「ファタハ・イスラムによるレバノン治安部隊への攻撃を最も強い表現で非難する」とし、「安保理はレバノン政権支援のために行動し続ける用意がある」と強調した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0524/TKY200705240044.html

0518 イスラエル軍、ハマス施設を空爆 停戦は事実上崩壊 [朝日]

2007年05月18日00時32分

 イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザ中心部でイスラム過激派ハマスの治安部隊施設を空爆し、病院の情報によると約40人が負傷した。ハマスの部隊幹部が乗っていたと見られる車や内務省報道官宅の警備施設も空からミサイル攻撃し、2人以上が死亡。前日にはガザ南部のハマス施設を空爆、4人以上が死亡しており、昨年11月にイスラエル軍とガザの武装集団の間で成立した停戦は事実上崩壊した。

 ハマスの軍事部門は、04年以来停止しているイスラエル領内での自爆テロの再開を警告した。

 イスラエル政府は、ハマスなどが17日まで3日連続で多数のロケット弾をイスラエル領内に撃ち込み、負傷者が出たことへの報復だとしている。ただ、イスラエル軍の本格的な攻撃を誘ってガザ内部の結束を固める思惑がハマスにはあると見ており、同軍は地上侵攻を控えている。

 ガザでは16日夜、抗争を続けるハマスと穏健派ファタハがそれぞれ停戦を宣言した。13日に抗争が激化してから4度目の停戦で、守られるかどうかは不透明だ。16日は停戦宣言後に5人が死亡、同日の抗争による死者は20人を超え、過去最悪の規模となった。ロイター通信によると、17日には抗争が再発して3人が死亡した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY200705170301.html

0515 ハマスとファタハが激戦、11人死亡 ガザ [朝日]

2007年05月15日23時01分

 パレスチナ自治区ガザで15日、自治政府の連立内閣をつくるイスラム過激派ハマスと穏健派ファタハの抗争が再発し、ファタハ側の8人を含む計11人が死亡した。ロイター通信によると、ファタハはエジプトで訓練を受けていた数百人の部隊をハマスとの戦闘に投入するため急きょ呼び戻したという情報があり、事態がさらに悪化する可能性がある。

 ガザからの報道などによると、ガザ東部のイスラエルとの境界にあるカルニ検問所付近で15日、ハマスの武装集団がファタハのアッバス議長警護隊をロケット弾などで攻撃した。13日から14日にかけての戦闘では通りがかりの市民を含む計10人が死亡。エジプトの仲介で両派は停戦に合意したが、すぐ破られている。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY200705150368.html

●パレスチナ・イスラエル06Ⅳ より続く

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