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小泉自民党は公明党の子分なのか

 前衆院議員の平野貞夫氏が「月刊現代」(7月号)でギョッとする発言を行っている。「評論家の大宅壮一さんが、(創価)学会が公明党を作って政界に進出したときに、『ファシズムの体質がある』と指摘しています。最近になって私は、まさにそれは慧眼だったと思うんです」
 学会の「天下取り」の野望については、これまでも何度か語られてきた。しかし、巧妙な学会は公明党という「隠れみの」を使って、その野心をごまかしてきた。
 それが最近は違う。ファッショ体質があからさまに見える。平野氏はそう言うのだ。「衆院補選のとき、山崎拓さんは公明党の責任者が集まる会合に出席して、創価学会批判を詫びたうえで『皆様とは一心同体ならぬ異体同心の思いです』と言っていた。権力が宗教を屈服させたのが踏み絵ですが、権力の方が宗教に屈してしまった。私は『逆踏み絵』と呼んでいる。創価学会はここまでやるのか。日本の政治の脳梗塞もいよいよ極まったという感じがします」「いまの自公政権の構造は、自民党内の柔軟な保守層を政権中枢から外したい小泉首相と、ともすれば一気にファシズムに傾きかねない公明党との結合体となっています。
 これが議会を機能させないような働きをしているんです。自民・公明が合意してしまえば、多数を握っているわけだから、もう民主党に議論させないでしょう。これでは国会議員が果たすべきチェック機能が働きませんよ」(いずれも「月刊現代」から)

 平野氏といえば、小沢一郎の懐刀。政界事情通として知られ、公明党とも太いパイプを持っていた。その発言だけに説得力がある。
 実際、山拓が土下座せんばかりにひざまずいたのは、学会・公明の“圧力”だろう。そんな学会・公明党がいまや、国会の廊下を「何サマ?」という顔で闊歩している。「国会運営を実質的に仕切っているのは公明党じゃないか、と思うくらいです。最近の乱暴な国会審議は小泉首相のせいばかりではありません。徹底した議論をすっ飛ばし、乱暴な答弁の末、自公の数でねじ伏せてしまうような政治は、解散を恐れる公明党がそうした手法を支持しているからこそできる。国会運営と選挙協力で恩を売っている公明党は、自民に脅しのような圧力もかける。平野氏の指摘は当たっていると思いますね」(政治評論家・山口朝雄氏)
 公明党のバックに控えているのは池田名誉会長だけに、ゾッとするような政治状況なのである。

日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2005年 6月15日
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