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*0303 さよならオレンジ電車 JR中央線の象徴に終止符 [朝日]
2009年3月3日16時45分
 東京を東西に走るJR中央快速線(東京―高尾)のオレンジ色電車が姿を消しつつある。首都圏の多くの路線で経済的な銀色のステンレス車両が投入されるなかで、ひときわ個性が際だった鋼鉄製の単色電車。沿線の象徴として親しまれたが、来年には半世紀余りの歴史に終止符を打つ。

 JR東日本によると、オレンジ電車は57年に中央快速線に登場。ほとんどの電車が茶色だった当時、路線を区別しやすくしようと色を変えた。

 60年代には中央・総武線に黄色、山手線に黄緑色、京浜東北線に水色、常磐快速線に緑色の単色電車が走り出した。しかし80年代後半から軽くてメンテナンスも楽なステンレス車両が登場すると、徐々に姿を消した。単色電車が残る首都圏のJR線は中央快速線と京葉線だけだ。

 その中央快速線でも06年12月から銀色の新型車両が投入され、交換が進む。残るオレンジ電車は2編成のみで、その車両も三鷹―国分寺間の高架工事が終わる来年3月までに引退する予定だ。

 「中央線なヒト」などの著書があるエッセイストの三善里沙子さんは「最近、沿線を歩くとフランチャイズのチェーン店などが増え、昔の『らしさ』が薄まっていると感じる。電車が引退すると、また中央線のコアな部分が無くなっていく」と残念がる。(峯俊一平)
URL:http://www.asahi.com/national/update/0303/TKY200903030161.html
 

「銀河線」20日廃止、首都圏なみラッシュを初体験

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廃線を前に鉄道ファンらでにぎわうふるさと銀河線

 20日の運行を最後に廃止される北海道の第3セクター鉄道「ふるさと銀河線」(北見―池田、140キロ)が連日、廃線を惜しむ家族連れや鉄道ファンでにぎわっている。

 赤字線は首都圏なみのラッシュを初めて経験して、運行最終日を迎える。

 「銀河線」の名称は、1989年の発足時に公募で選ばれ、「北海道ちほく高原鉄道」がJR池北線を継承して運行してきた。2年目には年間利用客が100万人を超えたが、人口減に伴う通勤・通学客の減少で、最近は40万人台に落ち込み、昨年3月に廃線が決まった。

 廃線決定後、一般利用客数は前年を大きく上回り、閑散期の2月も、今年は前年比4割増の1万6900人が利用。4月は週末を中心に、座れない乗客の方が多いほどの混雑ぶりだ。訓子府(くんねっぷ)町の訓子府駅では、「月30枚程度売れる入場券が、今月は300枚を超えた。切符やキーホルダーなどの関連グッズも月に1~2万円のところ、30~40万円近く売り上げた」(美馬栄一駅長)という。

 旧国鉄時代を含め95年の歴史を閉じる20日には、一般客対象の臨時列車が走り、各駅でお別れ式も開かれる。沿線の陸別町は、陸別―川上間(9・8キロ)を残し、漫画家・松本零士さんデザインの「銀河鉄道999」のラッピング列車など6両を走らせる構想を温めている。

(2006年4月19日14時42分 読売新聞)

TITLE:「銀河線」20日廃止、首都圏なみラッシュを初体験 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2006/04/20 10:29
URL:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060419i505.htm

 

世界初、架線なしの燃料電池列車開発へ JR東日本

2006年04月15日08時27分

 JR東日本は11日、水素と酸素を化合して動力にする「燃料電池車両」の開発計画を発表した。7月に試作車両を完成させ、来年4月から試験走行を始める。燃料電池で動く鉄道車両は世界で初めてといい、電力を供給する架線がなくても走行が可能という。

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JR東日本が開発する燃料電池車両のイメージ=同社提供

 燃料電池車両は、水素をタンクに積み、大気中の酸素と化合させて発電する。1両編成で、最高時速は100キロ。余った電力は車体の蓄電池に回収し、省エネに役立てる。

 JR東日本は、ディーゼル発電機と蓄電池を組み合わせた「ハイブリッド気動車」を03年に完成させ、来年7月に小海線の小諸(長野県)―小淵沢(山梨県)間で営業運転を始める予定。同社はこの気動車を改造して燃料電池車両を試作する。

 自力で発電するため架線がいらなくなるほか、気動車と違って排ガスも出ない。ただ、現在のタンク容量では連続で50~100キロ程度しか走れないという。

 JR東日本は燃料電池車両の製造費を明らかにしていないが、実用化するには1両数億円程度までコストダウンを図る必要がありそうだ。


TITLE:asahi.com:世界初、架線なしの燃料電池列車開発へ JR東日本-暮らし
DATE:2006/04/15 09:27
URL:http://www.asahi.com/life/update/0415/003.html

屋根から「猫耳」、ミニ新幹線の新型試験車両公開

2006年04月05日15時03分

 JR東日本は5日、ミニ新幹線の山形・秋田新幹線用の新型試験車両「FASTECH(ファステック)360Z」の運転室などを報道関係者に公開した。最高時速は360キロ。ミニ新幹線区間のカーブを安定的に通過できるよう台車構造を工夫したのが特徴だ。屋根から猫の耳のような鋼板を出して制動距離を短縮する空気抵抗増加装置もついている。6日から試験走行を始める。

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公開された新型新幹線ファステック360Z=5日午前10時7分、宮城県利府町で

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公開された新型新幹線ファステック360Zの運転室=5日午前10時36分、宮城県利府町で

 「360Z」は6両編成で製造費約30億円。最高速は東北新幹線用の「ファステック360S」とほぼ同じだが、1両の長さは約4メートル短い約21メートル。先頭車両の「鼻」の長さは16、13メートルの2種類あり、どちらが空気抵抗が小さくなるか比較する。

 JR東日本は2種類の「ファステック」を連結したり、すれ違いさせたりする試験走行を08年春まで続ける。東北新幹線が青森まで延伸する11年には、新しい営業用車両を開発する方針だ。


TITLE:asahi.com:屋根から「猫耳」、ミニ新幹線の新型試験車両公開-暮らし
DATE:2006/04/05 16:36
URL:http://www.asahi.com/life/update/0405/005.html

貴志川線 喜び乗せ 出発式

2006年04月03日

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高校生から花束を贈られ、笑顔を浮かべる運転士の玉置郁恵さん=紀の川市の貴志駅で

 和歌山市と紀の川市貴志川町を結ぶ貴志川線(14.3キロ)が新会社として再スタートした1日、紀の川市貴志川町の貴志駅で出発式があった。早朝から沿線住民や関係者約300人が集まり、廃線の危機を乗り越えて存続できたことを祝った。

 出発式では、南海電鉄から営業を引き継いだ和歌山電鐵の小嶋光信社長が「貴志川線は地域の発展あっての存続。地域づくりの縁の下の力持ちとしての役割を果たしていきたい」とあいさつ。その後、大橋建一和歌山市長や中村慎司紀の川市長らによるテープカットがあった。

 始発電車の出発前には、運転士の玉置郁恵さん(24)に、高校生から花束がプレゼントされた。

 2両編成始発電車は普段の始発と違ってほぼ満員。乗り込んだ住民らは、電車の窓から景色を眺めたり、サービスされたパンを味わったりしていた。「普段からこんなに乗客がいれば、存続も大丈夫なんだけど&&」との声も聞こえた。

 貴志駅近くに住む主婦上村京子さん(66)は「娘が高校に通うときにはずいぶんお世話になった。特に学生さんにはなくてはならないものですよね」と笑顔。沿線の祖母の家に遊びに来ていた大阪府池田市の小学3年生野々口宥花さん(8)は「もうおばあちゃんの家に行けなくなると思った。残ると聞いて本当にうれしい」と喜んでいた。

 同線の存続運動に取り組んだ「貴志川線の未来をつくる会」の浜口晃夫代表(64)は、「実際に走るまで、安心できなかったが、こうして電車に乗れてほっとした。今後も鉄道会社と住民、行政が三位一体となって盛り上げていきたい」と話していた。


TITLE:asahi.com:貴志川線 喜び乗せ 出発式-マイタウン和歌山
DATE:2006/04/15 10:02
URL:http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000604030005


高度成長期の足よ、さらば&

国電103系、17日ラストラン

 今月18日のJRのダイヤ改正に伴い、高度成長期のサラリーマン通勤を支えた「103系」の車両が首都圏から姿を消す。 オレンジと緑のツートンカラーが特徴の通称「湘南電車」も引退。惜しむファンに向け、JRでは「ありがとう」のヘッドマークを付けた電車を運転するなど、さよならイベントを企画している。


 
103系

 103系は、駅間が短い都市型の通勤用電車として開発され、国鉄時代の1963年から山手線を走り始めた。モーターの出力を高めて頻繁な加減速に対応できるようにしたのが特徴で、他の「国電」にも次々と導入された。生産数は、単一車両としては国内最多の約3500両に上る。電車はあずき色というそれまでの概念を変え、山手線はうぐいす色、京浜東北線は青、中央線快速はオレンジといった路線ごとの色分けを定着させたのも、この103系だった。

 しかし新型車両の登場で次々と引退し、現在は常磐線に1編成が走るだけ。その常磐線でも17日にラストランを迎える。JRでは引退後の4月、北千住―取手間での臨時列車の運転や、千葉県松戸市での車両展示会を予定している。

湘南電車113系も


 
「湘南電車」113系

 一方、オレンジと緑の「湘南カラー」を塗装した東海道線の車両は、「湘南電車」の愛称で50年以上も親しまれてきた。しかし、この配色も、1964年にデビューした113系が東海道線から引退することで姿を消し、今後の同線は、ステンレスの銀色の車両にオレンジと緑の帯が入った電車だけになる。

 JRでは、あす7日からラストランの17日まで、「ありがとう113系」と刻まれたヘッドマークを付けた車両を走らせる。

(2006年3月6日 読売新聞)


TITLE:高度成長期の足よ、さらば& :ニュース:ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
DATE:2006/03/22 17:27
URL:http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06030619.cfm

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